婦警こなた・スピード違反の出会い編
『そこの車、止まりなさーい』
ミニパトがスピード違反をした車をとめる。婦警はこなた、まだまだ新米だ。
シルバーのセダンであったその車を歩道側に誘導。
シルバーのセダンであったその車を歩道側に誘導。
「はい、免許証だして…はっ!」
窓が開いたそこにはべっぴんさんがいた。
(ななな…なにこの美人さん…!やばいやばいよ、惚れちゃった)
惚れるのに早すぎるこなただった。
免許証から名前と住所を一瞬でメモ、もう押し掛け可能である。婦警あるまじきだが、まあ、いいか。
免許証から名前と住所を一瞬でメモ、もう押し掛け可能である。婦警あるまじきだが、まあ、いいか。
「駄目ですよ~違反しちゃ。事故にあってからじゃ遅いんだからね~」
とか言いつつ、頭ではもう仲良くなる手段を考えまくりであった。
一方…
(ちょっとちょっと何この可愛い婦警さん…やだ、どうしよ)
何がどうしようだ、とまあ仕方ないか。
「ごめんなさい、仕事で急いでて…」
「何してるんですか?」
「弁護士を少々…」
「すごー!なになに、その若さでもう?」
「ふ、婦警さんこそー!その若さで…」
「こなたってよんで☆」
いくら何でも強引な手段である。が、まあ仕方ない。
こんなんじゃかがみだっていくら何でもどん引きだろう。
こんなんじゃかがみだっていくら何でもどん引きだろう。
「じゃ、私もかがみって読んでください!」
どん引きじゃなかった。むしろノリノリだった。
「じゃ、かがみ…このあとお茶しない?」
職務怠慢である。が、まあ仕方ない。
「行きたいところなんですけど…私これから仕事が…」
「何時に終わる!?」
言っておくが婦警である。念のため。
「じゃあ、終わったら電話しますよ。番号教えてくれますか?」
かがみもかがみでまんまと番号交換。いやはや。
「じゃ、今日の夜には…」
「あ、待って。免許証返さなきゃ」
「住所メモっちゃっていいですよ」
なんて弁護士。個人情報丸出しである。
「もうメモっちゃいました☆」
「も~。仕事がは・や・い♪」
ウザい。これでも、やはり弁護士であった。
「じゃ、今度こそさよなら…」
「あー、待って待って」
「…?」
「…乗ってく?」
と言いながらミニパトを指差す。何度でも言うが婦警である、念のため。
「じゃ、お願いします!」
こいつらは一応、国家権力に関わる人間である。が、まあ仕方ない。
「じゃあ仕事場まで送っちゃうよ~!サイレンならす?ならしとく?」
ノリノリこなたであった。
「あ、私の車どうしよう…まあ事務所の車だしいっか」
ノリノリかがみであった。
こうしてまんまと仲良しこよしになったとさ。
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- 笑(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-07-28 10:01:32)
- もうやだこの国www
-- 名無しさん (2012-11-21 21:22:18) - 二人ともスピード違反ですなwww -- 名無しさん (2009-05-12 12:59:52)
- ノリ軽いですね!?
しかしそれが仕様。
続き期待してます -- 無垢無垢 (2009-05-12 00:10:28) - 柊かがみさん、貴女を逮捕いたします!
容疑は私泉こなたを魅了しその心を奪った窃盗罪です!
ちなみ刑期は2人を死が別かつまでです! -- こなかがは正義ッ! (2009-05-11 20:45:42) - こういうの好き!!!
-- 名無しさん (2009-05-11 01:54:13) - イイ!
続編うpお願いします! -- 名無しさん (2009-05-10 23:09:16)