BIBLIOMANIAX内検索 / 「赤頭巾」で検索した結果

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  • 赤頭巾/3
    赤頭巾ちゃんとオオカミさん】 どんどん歩いていくと赤頭巾ちゃんは綺麗なお花の咲くお花畑につきました。 「わぁ、綺麗!でも、おじいちゃんに持っていくのが先だから、また後でこよーっと!」 赤ずきんちゃんはそういって通り過ぎようとしました。そうしたらひょっこりとオオカミさんが出てきて、赤ずきんちゃんを呼び止めました。 赤ずきんちゃんは、おおかみがどんなに怖い動物かわからなかったので、べつだん、怖いともおもいませんでした。 「赤ずきんちゃん、こんにちは。」 オオカミさんは言いました。 「これからどこへ行くのか聞いても良いかな?」 赤ずきんちゃんは答えました。 「勿論!これからね、おばあちゃんの家に行くの」 オオカミさんは聞きました。 「その手に提げているものはなんだい?」 赤ずきんちゃんは答えます。 「これは手提げ籠って云うの。」 「中に入っているものは?」 「お菓子とぶどう酒だよ、おばあちゃ...
  • 赤頭巾/1
    赤頭巾ちゃんとお母さんとの約束】 あるところに誕生日のプレゼントにもらった赤い頭巾を好んで被る女の子がいました。 その女の子は朝霧 沙鳥といいましたが、いつも赤い頭巾を被っているので赤ずきんちゃんと呼ばれていました。 そんな赤ずきんちゃんはお母さんと二人で暮らしていました。 ある日、政宗おかあさんが赤ずきんちゃんにおつかいを頼みました。 《森の奥に住んでいるおばあちゃんが病気でねているから、お菓子とぶどう酒をもっていってお見舞いにいってくれる?》という内容でした。 政宗お母さんは赤ずきんちゃんを心配して、赤ずきんちゃんと約束をしました。 「いい?沙鳥。絶対に寄り道なんかしちゃ駄目よ。」 「うん、わかったー」 赤ずきんちゃんはお母さんと指切りをして出かける用意をし始めました。 用意の済んだ赤ずきんちゃんは、お母さんに見送られながら元気に家を出ました。 「いってらっしゃい、約束破...
  • 赤頭巾/4
    赤頭巾ちゃんとおばあさんに化けたオオカミさん】 『若いやわらかそうな小娘だ。この子は油がのっていてさぞや美味しいことだろう。おばあさんと一緒にぺろりと食べたら腹も膨れていいだろう。』 そこでオオカミさんは赤ずきんちゃんにこういいました。 「赤ずきんちゃん、そこに咲いている綺麗なお花を見てごらん。あの中から一番元気の良いお花を探してそれを花束にしておばあさんに持っていってあげたら、きっと喜ぶだろ う。」 「それは良い考えねおおかみさん!じゃあ私頑張って探すね! まだ時間もあるし間に合うかな。」 「きっと間に合うよ。さあ、探しておいで。」 赤ずきんちゃんは、夢中でお花探しを始めました。 ところが、この間に隙を狙って、オオカミさんはすたこらすたこら、おばあさんのお家へ 駆けていきました。 そして、トントントンと扉を叩きました。 「おや、どなたです?」 おばあさんは聞きました。 「あー…赤...
  • 赤頭巾/5
    赤頭巾ちゃんとおばあさん化けたオオカミさん そのに】 オオカミさんは、おばあさんの着物を着て、おばあさんの頭巾をかぶって、おばあさんのお床にごろりと寝て、ばれてしまわないようにカーテンを引いておきました。 **** 赤ずきんちゃんはお花を探すのに夢中になって手提げ籠から遠くに遠ざかっていました。 そうして、集めるだけ集めて、もう持ちきれないくらいに花束を作っていたところで赤ずきんちゃんはおばあちゃんのことを思い出しました。そして、急いで手提げ籠のところに戻ってくるとオオカミさんがいませんでした。 「あれ?おおかみさん、何処に行っちゃったのかな…?」 赤ずきんちゃんは少し考えていましたが、すぐに考えるのをやめにしておばあさんの待つお家へと向かいました。 「まあいっか!早くおばあちゃんのとこに行かないと!」 おばあさんの家へ来てみると、扉が開いたままになっていました。 「どうしたの...
  • 赤頭巾/6
    【赤ずきんちゃんとたのしい一日】 赤ずきんちゃんはちょっと唸ってから続けました。 「ん~…でもなんでおばあちゃんそんなに口が大きくなったの?それもきぐるみ?」 「お前を食べやすいようにさ!」 オオカミさんはそれだけ言うと赤ずきんちゃんを食べようとしました。 でも、赤ずきんちゃんが不思議そうに見つめるので、オオカミさんはどうしたものかと困ってしまいました。 赤ずきんちゃんはニッコリ笑って聞きました。 「おばあちゃんは、きぐるみを着てももこもこにならないのね!いいな~」 オオカミさんはそんな赤ずきんちゃんを見ていたら、なんだか食べてしまうのがかわいそうだと思えてきました。そこで… 「赤ずきんちゃん赤ずきんちゃん、ぼくは森であった狼だよ。きぐるみのおばあさんじゃないんだ」 と正体をばらすことにしました。 正体を知った赤ずきんちゃんは、目をまんまるにしてオオカミさんを見つめていましたが、 またい...
  • 赤頭巾/2
    【赤ずきんちゃんと森の動物たち】 森の道を歩いていると、お腹を抱えたウサギさんに出会いました。 赤ずきんちゃんは訪ねました。 「うさぎさん、うさぎさん。どうしたの?」 ウサギさんは答えました。 「お腹が減って動けなくなっているのです。」 そのウサギさんは、何故かとても無表情でした。 「まあかわいそうなうさぎさん!うーん、でもどうしよう。このお菓子とぶどう酒は森の奥のおばあちゃんのものなの…。」 少しの間悩んでいた赤ずきんちゃんは結局すこしウサギさんにあげることにしました。 「うさぎさん、うさぎさん。これあげるよ。少しだけだったらおばあちゃんも解らないと思うから!」 「ありがとう」 ウサギさんはお菓子とぶどう酒を貰うと動けないはずなのに舞台裏へと去っていきました。 ちょっとだけ不思議に思った赤ずきんちゃんでしたが、考えないことにしてまた歩き出しました。 しばらく歩くと今度は真っ白いねこ...
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