Skip to: Site menu | Main content

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

「んー…何度見ても…不死原(しなずはら)、不死川(しなずかわ)…うー、呼びにくい…呼びにくいよ」
 「何をいきなり…」
 「フシバン、フシカンの方が呼びやすい。 決めたよ、カゴ、僕は彼らをフシバン、フシカンで認識する事にする」
 「宿彌は…どうして何時も適当にあだ名をつけるかな? どうせ長続きしないでしょ」
 「気分だよ、気分」
 「この前もドナルドのこと赤アフさんって呼ぶって言い出して…今結局ドナーじゃない」
 「更に今はドナチーだよ」

 宿彌はぐっとサムズアップを決めた。
 篭森は頭を抱える。
 この上司でもあり、友人でもある男はOOPARTSで感情が希薄になっている癖に、こういうところやけに子供っぽい。普段は有能と言えば有能なのだが、子供スイッチとでも言えば良いだろうか、一旦そのスイッチが入ると急に幼くなる。過酷な幼少時代を送った反動かとも思うが…感情が希薄になったとしても、男はいつまでも子供だと言うことなのかもしれない。

 「もう好きにしなよ。 私は今日はもうあがるよ、約束があるんだ」
 「お茶会かい? わかった、仕事はとりあえず終わってるみたいだしね。 お疲れ様、カゴモン」

 私の呼び名まで変わっている…これで何個目だろうか。 軽くため息をつき、篭森は宿彌に問いかける。

 「宿彌ももし暇ならきなよ。 ただし、お茶菓子は忘れないこと」
 「ごめん、紅茶は苦手なんだ」
 「抹茶もコーヒーもあるよ」
 「じゃあいくよ、和菓子を持って」
 「桜夜楽と緋葬架もいるからね」
 「サヤヤとヒソヒソか、どんなのが良いかな」
 「…前からそんな呼び方してたっけ」
 「今決めた」
 「…緋葬架に撃たれるよ」
 「んー…我慢する」


 ダメだろそれは


おわり