愛のしくみ

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こなたとかがみが、高校を卒業して二十年ほど後のこと。
(『自立した意思』の数年前)

二人は、お互いの子供たちを、結婚させることを、約束しました。
結婚はあくまで本人たちの意思。とはいえ、周囲の協力は不可欠です。

「かのとくん」
「・・・・・・・・・・」
「あのゲームの、ことなんだけどさ」
「こなたさんが見せてくれたヤツだろ」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「なんか・・・・」
「スゴかったな」
「うん」

二人は初めてそれを目にしたのです。太古の昔より、人類の未来をつないだ、命のリレーを担う、その営みを。

「こなみとオレも、いつかあんな風に?」
「ん゛~、もう何年か先じゃない?R18とか書いてあったし」
「オレたちも、ああいうことがあって、生まれてきたんだよな」
「想像すると・・・・・・・・・なんか複雑」
「オレも・・・・・・」

「かのとくん、いきなりあそこまでは無理だけどサ」
「ん?」
「キス、してみる?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「???」


「案外普通だネ」
「そだな」
「いつもと変わんない感じ」
「こんなんで、こなみはあんなふうに、その・・・・・・・」
「ならないわ」
「オレたち、少し変なのかな?ゲームの中では、好き同士なら、キスするだけで、・・・・・・・・・にはならないにしても、ドキドキしたりするはずだろ?」
「まさか私たち、ホントはお互い、好きでも何でも無いんじゃ、 ないよ、ね?」
「こなみ」

(ギュッ)

「かのとくん!?」
「ゲームはゲーム、オレたちはオレたち、大丈夫、選択肢は間違ってな・・・・・・ え・・・・・ クシュンッ!!」
「わ、大変、湯冷めした?」
「う゛~寒ッ! もう出る」
「ダ~メ! まだ背中しか洗ってないでしょ!ちゃんと前も洗わないと」
「わー待て!待て! ソコは自分で洗う・・・・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「こーなーたーーーーーッ!(怒)」
「おっかしいんだよネ~。いいトコまで行くんだけど、次のフラグがぜんっぜん、立たないんだよね。やっぱリアルはゲームより奇なり・・・・・・」
「アンタうちの息子になんてモノ見せるのよ!!」


(おしまい)


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