「ただいま、こなた」
いつものように私は言う。
こなたは何も云わないけど、その目はじっと私の方を見てる。
どこまでも澄んだ瞳で、無言の眼差しを私に向けている。
「はいはい、わかってるわよ」
独り言のように呟いて、私は優しくこなたを抱き上げる。
こなたの身体はとても小さい。
その頭を慈しむように撫でてやると、心なしかこなたが嬉しがっているような気がした。
そうよこなた。
あなたはそれでいいの。
ただ私の傍に居てくれたらいいのよ。
私はこなたをベッドに寝かせると、その頬に軽く口づけをした。
こなたは少し照れているようだ。
ああ、こなた。
あなたは永遠にそのままでいてね。
狂おしいほどに愛しい、その姿のままで。
「こなた」
私は再び、こなたを抱きしめる。
こなたの身体は柔らかく、でもそれゆえに儚げで。
私が少し力を込めたら、そのままに壊れてしまいそうで。
こなたは何も云わない。
ただただじっと、私を見つめているだけ。
そうよこなた。
あなたはそれでいいの。
ずっとずっと、そのままでいてくれたらいいのよ。
永遠に姿を変えることなく、ただ私だけのこなたのままで。
こなた……。
いつものように私は言う。
こなたは何も云わないけど、その目はじっと私の方を見てる。
どこまでも澄んだ瞳で、無言の眼差しを私に向けている。
「はいはい、わかってるわよ」
独り言のように呟いて、私は優しくこなたを抱き上げる。
こなたの身体はとても小さい。
その頭を慈しむように撫でてやると、心なしかこなたが嬉しがっているような気がした。
そうよこなた。
あなたはそれでいいの。
ただ私の傍に居てくれたらいいのよ。
私はこなたをベッドに寝かせると、その頬に軽く口づけをした。
こなたは少し照れているようだ。
ああ、こなた。
あなたは永遠にそのままでいてね。
狂おしいほどに愛しい、その姿のままで。
「こなた」
私は再び、こなたを抱きしめる。
こなたの身体は柔らかく、でもそれゆえに儚げで。
私が少し力を込めたら、そのままに壊れてしまいそうで。
こなたは何も云わない。
ただただじっと、私を見つめているだけ。
そうよこなた。
あなたはそれでいいの。
ずっとずっと、そのままでいてくれたらいいのよ。
永遠に姿を変えることなく、ただ私だけのこなたのままで。
こなた……。
「……かがみん、何やってんの?」
「ひゃおう!?」
驚いて振り返ると、奇異な眼差しを私に向けているこなたがいた。
「あああんた、何勝手に入って来てんのよ!」
「いや、結構な回数ノックしたんだけど……」
「え? マジで」
「うん」
やっべ、全然気付かなかった。
かがみ超恥ずかしい。
「てゆーか、そのぬいぐるみ……」
「あ!? ち、ちが」
とっさに私は『それ』を背中に隠した。
が、時既に遅し。
「……なんか、私に似てない?」
「あ、う。えー……」
さあ、くまったくまった。
じゃなくて困った。
どこから説明しましょうか?
時に閉鎖空間での私は過激でしょうか?
どうみても過激です、本当にありがとうございました。
……なんてやってる場合か。
「かがみってさ、今までぬいぐるみなんて持ってなかったよね。ってことはそれ……」
「…………」
あー、そうよ。
そうですよ。
あんたにどことなく似てたから、つい買っちゃったんだ☆
らんらんるー。
「……なんか、くやしい」
「へ?」
こなたは私の方へ近付くと、『それ』を私から取り上げ、ベッドの上に置いた。
「…………」
そして、ぎゅっと、私の腰に手を回す。
「こ、こな」
「…………」
動揺する私を、こなたは上目遣いで見上げてくる。
揺れる大きな瞳。
「…………」
気付くと私は、こなたを自分の胸に抱き寄せていた。
「かがみ……」
「こなた……」
こなたの温もりを感じる。
ほんの少し前の、自己欺瞞的な行動がちょっぴり恥ずかしくなった。
こなたはここにいたんだ。
ずっと前から、私の傍に。
「ひゃおう!?」
驚いて振り返ると、奇異な眼差しを私に向けているこなたがいた。
「あああんた、何勝手に入って来てんのよ!」
「いや、結構な回数ノックしたんだけど……」
「え? マジで」
「うん」
やっべ、全然気付かなかった。
かがみ超恥ずかしい。
「てゆーか、そのぬいぐるみ……」
「あ!? ち、ちが」
とっさに私は『それ』を背中に隠した。
が、時既に遅し。
「……なんか、私に似てない?」
「あ、う。えー……」
さあ、くまったくまった。
じゃなくて困った。
どこから説明しましょうか?
時に閉鎖空間での私は過激でしょうか?
どうみても過激です、本当にありがとうございました。
……なんてやってる場合か。
「かがみってさ、今までぬいぐるみなんて持ってなかったよね。ってことはそれ……」
「…………」
あー、そうよ。
そうですよ。
あんたにどことなく似てたから、つい買っちゃったんだ☆
らんらんるー。
「……なんか、くやしい」
「へ?」
こなたは私の方へ近付くと、『それ』を私から取り上げ、ベッドの上に置いた。
「…………」
そして、ぎゅっと、私の腰に手を回す。
「こ、こな」
「…………」
動揺する私を、こなたは上目遣いで見上げてくる。
揺れる大きな瞳。
「…………」
気付くと私は、こなたを自分の胸に抱き寄せていた。
「かがみ……」
「こなた……」
こなたの温もりを感じる。
ほんの少し前の、自己欺瞞的な行動がちょっぴり恥ずかしくなった。
こなたはここにいたんだ。
ずっと前から、私の傍に。
ねえこなた、たとえあんたが変わっても、私は変わらずここにいるわ。
だからあんたも、変わらず私の傍にいてね。
だからあんたも、変わらず私の傍にいてね。
私の可愛いこなた。
終
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- GJ!!(^_-)b -- 名無しさん (2023-05-12 10:49:29)
- これは初見ならビビるよなぁ… -- 名無しさん (2013-02-25 23:23:00)
- エロパロ板でこんな感じのSSあったなぁ
人形になったこなたに絶望して自殺する歌を得意げに
カラオケで歌ってみんなからドン引きされるかがみの話だけど -- 名無しさん (2008-09-18 14:30:03) - かがみカワエエ
こなたカワエエ
-- ハルヒ@ (2008-09-16 23:15:07) - 後半かがみがいい感じに壊れてるなw
あと、少し嫉妬してるこなたっていいよね -- 名無しさん (2008-08-15 16:01:09) - ↓まじでwww どっかのサイトでなんか死んだ(人形になった?
こなたをそのまま家においているという設定のやつがあったから‥www
一瞬びびった まあハッピーエンドでよかった -- 名無しさん (2008-08-15 13:28:12) - 前半読み始めて「これってヤンデレの鬱ものか(汗)」と焦ってしまった…
こういうお話好きです -- 名無しさん (2008-08-15 04:13:09)