『答え』~こなた~

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『答え』~こなた~

あの日の夜、
かがみに告白しようと決心した。

そして迎えた月曜日。
「・・・いつ告白しようかな。」
やはり放課後に体育館裏とか屋上?
ベタだが今の私にはこれくらいしか思いつかない。

ふっと時計を見る。
そろそろ家を出なければ電車に遅れてしまう。

私は急いで準備をし、家を出る。

いつものように駅前ではかがみとつかさがいた。

「こなた!遅いじゃないの!もうすぐ電車出ちゃうわよ!」
「ごめん・・・」
「なんだか元気が無いけど・・・どうかしたの?」
「ん?なんでもないよ?」
「そう?ならいいんだけど・・・」
一応感付かれないように振舞った。
関係ないけど今日も空気だね・・・つかさ

そしていつも通り学校まで向かう。
私は隣にいるかがみばかり見ていた。

(どうやって告白しよう・・・?)
かがみの見つめながら考えていた。
(やはり普通に『好き』というのが一番かな・・・)
少なくても何かネタに走るのだけはいけない。
またなんか変な子といってると思われても困るし・・・

・・・断れたらどうしよう

というか普通に考えたら断られるよね・・・
真面目なかがみだもん。
同性に恋愛感情を持つなんて考えにくい。

・・・でも
それでも自分の気持ちを伝えるんだ・・・
昨日、そう決心したから・・・

そうして私たちは学校に到着した。
いつも通りの、それでいて私にとっては、
覚悟を決めた一日が始まる・・・

私は授業中どうやってかがみを体育館裏に呼び出そうか・・・
そればかり考えていた。

少しぼーっとしていたのかもしれない。

「それじゃあここを・・・泉!」
「・・・」
「泉!」
「・・・ぁ」
「どないしたん?」
「ぁ・・・なんでもないです。すいません。」
「そうか。ならいいわ。教科書の243ページの13行目から呼んでくれや。」
「はい。」

授業の後・・・

「おい。泉。」
「なんですか?黒井先生?」
「お前なんか悩み事でもあるのか?」
「いや・・・特に無いです・・・」
「そうか。」
「はい」
「まぁ何か悩みがあったら遠慮なくいいな。」
「分かりました。ありがとうございます。」

そんなやり取りもあったが結局ずっと悩んでいた。

結局昼休みの間にかがみに直接「放課後に体育館裏に来てほしい」
そう伝えることにした。

そして4時限目
授業は終わりに差し掛かった。
一応考えはまとまったので、
これといってぼーっとすることも無かった。

そして授業は終わった。
お昼休みである。
一応つかさやみゆきさんに聞かれないように、
かがみを呼びに行くことにした。

「かがみん~」
「おぉこなた~」
「お昼ごはん一緒に食べよ~」
「おー分かった。ちょっと待ってて。」
「分かった。」
そしてかがみと一緒にクラスに向かう。
チャンスは今しかない。
(あぁ・・・なんかすごくドキドキする・・・)
別に告白するわけじゃないのにすごくドキドキする。
今こんなんだったら告白する時どうするの私!

と・・・とにかく言わなきゃ・・・

「「あ・・・あのさ」」

同時に両者から言葉が出た。

「あぁ・・・かがみからどうぞ」
「いや・・・こなたからどうぞ」
よく分からない会話が成り立った。
このままではgdgdになってしまって、
かがみに言うことができない!
少し沈黙ができる。
「んで?なに?こなた。」
会話を切り出したのは、かがみだった。
言ってしまおう。
「あのさ・・・かがみん。」
「ん?」
「今日の放課後さ、体育館裏に来てほしいんだけど・・・」
言った。
かがみはどんな反応するんだろう。
「分かったわ。」
うん。その反応じゃないと困ってしまいます。
「かがみは何?」
「いや、私はやっぱいいや。」
「そうかぁ~」
「じゃあ皆でお弁当食べようかぁ~」
「あんたはどうせチョココロネでしょ?」
そしていつも通りのお昼休みを過ごす。

5,6時限目はどんな言葉で告白しようかと考えていた。
素直に好きということにしたが、
どうやってその展開に持っていくか・・・

悩んでも思いつかない・・・
その場の雰囲気に任せるか・・・

一応決まった。

とりあえず授業に集中しないと・・・

そしてHRが終わった。
私は速攻で体育館裏に行った。

かがみが来るまでに心を落ち着けておかないと・・・

「・・・遅いなぁ。」

私が着てから30分。
なんだか長く感じる・・・

「こなた。」
「・・・あ。」
「『・・・あ』じゃないわよ。あんたが呼んだんでしょ。」
どっかで聞いた台詞だがそんなことはどうでもいい。

「あ・・・あのさ・・・」

「かがみんってさ・・・」
「ん?」
「同性愛とかってどう思う?」
「え?なんで?」
「いいから答えて。」
「わ、私は別に愛があれば性別は関係ないと思う。」
「そうか・・・」
思っていた反応と違う・・・
でも一番気になっていた、
かがみが同性愛についてどう思っているかが分かった。

よし。
覚悟を決めて・・・

「かがみ。」
「ん?」

ドキドキする・・・
自分でもどんどん心拍数が上がっていくのが分かる・・・
ドクドクと音が聞こえる。

「あ・・・あのさ・・・」

「私・・・かがみのこと好き!」

言ってしまった・・・
恥ずかしい・・・
恥ずかしすぎてかがみのこと見ていられない。
必然的に頭が下に向く。
目線がかがみの足にいく。

「こなた」

かがみの声が聞こえる・・・

「あのね・・・」

「私もこなたのこと好きだよ。」

「え・・・?」

「私も今日こなたに告白しようと思ったの。」

「・・・」

何故か涙が出る。
嬉しくて涙が出る。
嬉しすぎてその後の会話は忘れてしまった。



「かがみ・・・」
「こなた・・・」

私はかがみを見つめる。

かがみも私と同じように真っ赤だった。

そして抱きしめあう

どれくらいの間抱き合っていたか分からない。

でも覚えていることは、、

かがみは暖かかった。

かがみはいい匂いだった。

そしてお互いに見つめあい、

そして・・・

キスをする。

かがみの唇は柔らかく、

キスの味は何物にも例えられないほど甘かった。

唇と唇が離れる。

そしてもう一度抱き合った。

そして・・・

「そろそろ帰ろうか?」
「そうだね。少し暗くなったし。」

私たちは校舎内に戻った。
しかしそこには人影がない。

「おかしいわね。」
確かにおかしい。
かがみと私がいないなら探していると思ったが・・・

そう思っていると、後ろから、
「わっ!」
「うわぁ!」
「なんだぁつかさかぁ~」
つかさだった。


「どうしたの?つかさ。」
「つかさ先輩だけじゃないッスよ。」
つかさの後ろからひよりんとパティが出てきた。

「どうしたの?三人とも。」

なんだか変な空気が漂う。

ま・・・まさか?

その静寂の時を待っていたかのように、金髪の欧米人が攻撃を繰り出す。
「Oh!コナタ!見させていただきましたよ!」

やっぱり・・・

「「・・・見てたの?」」

「もちろんだよお姉ちゃん。」
「いやぁつかさ先輩になんだか先輩たちの様子が変だと聞いたので・・・」
「こっそりついていったらコナタたちが・・・ねぇ。」

まさかあんな恥ずかしいシーンを見られていたとは・・・
顔が真っ赤になる。
おそらくかがみもだろう。
というかつかさめぇ~空気の癖にぃ~

「頼むからみゆきさんには内緒に・・・」
「でもそんなの関係ねぇ♪もうメールしちゃったよ。」

orz

つかさめぇ~空気のk(ry

まぁそんなこんなありながらも、
私とかがみは互いに思い続けていて、
今日めでたく結ばれましたとさ。

その次の日から周りの人からの質問の嵐だったのは
いうまでもない・・・というか半分生き地獄でした。
なぜか黒井先生泣いてたし。

とにかく私は今、幸せです。

終わり


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  • 面白かったです~。結末が何ともいえないww(いい意味で) -- 柊ただお (2008-10-19 01:55:49)
  • よかったッス(^^) -- 名無しさん (2008-06-24 23:48:32)
  • つかさ空気嫁w -- ハルヒ@ (2008-06-17 23:24:42)
  • その人が幸せなら性別なんか
    関係ないってことが伝わってきます -- 葵 (2008-06-16 15:43:20)
  • つかさめ調子に乗りやがって・・・・ -- 名無しさん (2008-06-16 01:29:55)
  • いい話でした。GJ!! -- 名無しさん (2008-06-16 00:51:27)

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