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「バトンタッチ」 1話」(2023/01/08 (日) 14:15:23) の最新版変更点

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かがみ「ちょっとこなた!?あんたずぶ濡れじゃない!」 つかさ「こ、こなちゃん大丈夫!?」 真冬の冷え込みが激しいある日曜日、私は玄関先に立ってるこなたを見て唖然とした。 私達の家に遊びに来る途中に予報になかった大雨にやられたみたいで上着の中まで全身グッショリになって震えてたからだ。 こなた「うー・・天気予報じゃ雨が降るなんて言ってなかったのに・・」 つかさ「わ、私お風呂沸かしてくるね」 そう言って浴室へトテトテ走っていくつかさ。 かがみ「こなたも早くあがって服全部脱いで!そんなの着てたら風邪ひくから!」 こなた「ぜ、全部脱ぐの!?かがみ・・私が可愛いからって変な気を・・」 かがみ「ふざけてる場合か!・・私はこなたが心配なだけで・・」 こなた「へぇ~かがみ優しいんだぁ~」 かがみ「う・・」 思わずいつもみたいに言い返しそうになったけど よく見るとこなたは口ではいつも通りに軽口を言ってるけど寒さでガチガチ震えてる。 さすがにこんな時までこれ以上意地張って言い合う気にはなれなかった。 かがみ「そ、そうよ心配だもん!!悪い!?」 こなたの事だからまたからかって来るだろうと覚悟した上でそう言ってやったんだけど 意外にも何も言わないでキョトンとした顔で私を見つめていた。 かがみ「ほ、ほら、早くしなさい!」 こなた「はぅ!」 これ以上こなたを寒い玄関先にずぶ濡れで立たせてたくなかった私は こなたの腕を引っ張って暖房の効いた居間に連れてくと、下着以外の服を一気に剥ぎ取ってやった。 こなた「ひゃっ・・ううう・・(ガクガク)」 濡れた体が空気に触れて、先ほどにも増してガチガチと震え出すこなた。 かがみ(こなた・・こんなに震えて・・) 暖房が一番当たる所に座らせてたけどそれでもまだこなたの震えは止まらないみたいで 私の渡したバスタオルで体を拭いてる動きもをかなりぎこちなかった。 かがみ(無理もないか・・雪が降ってもおかしくない寒さの中でずぶ濡れになりながら     ずっとここを目指してたんだから・・) かがみ「・・あんたなんで無理して雨の中きたのよ。どこかで雨宿りしてから来ればよかったじゃない」 バスタイルをもう1枚持ってきてこなたを後ろから拭いてあげながら聞いてみる。 こなた「かがみに早く会いたかったからねー。この雨いつ止むか分からないし     もしかしたら今日のかがみ達と遊ぶ時間ほとんど無くなってたかもしれないじゃん♪」 かがみ「・・そんな事でっ・・!」 予想外の嬉しくもあると同時に拍子抜けする理由に喜びと憤りが同時に込みあがってきて 私は思わず声を荒げながらこなたを後ろから抱きしめていた。 かがみ「そんな事で心配かけさせるな!!」 こなた「・・・かがみ・・?」 抱きしめてるこなたの体は体温がすっかり奪われてしまっててかなり冷たくなっていた。 かがみ「こんなに冷たくなっちゃって・・」 少しでもこなたを暖めようと、包み込むようにして抱きしめる力を強める。 まだ少し濡れてるこなたの髪が私の服を湿らせてしまってるけどそんな事どうでもいい。 かがみ「・・今度からはちゃんと雨宿りしなさいよね。電話してくれれば傘もって迎えにいってやるから」 こなた「うん・・かがみ・・心配掛けてごめん・・」 かがみ「・・もういいわよ」 こなた「あ、かがみ、ちょっと1回離して」 そう言われて、ちょっと物足りなかったけど抱きしめてた手を緩めたら こなたは正面に向き直って今度は向こうから抱きついてきた。 こなた「かがみ・・暖かい・・」 そう言うながら頭を私の胸にうずめてくるこなた。 かがみ「うん・・」 大好きなこなたを離さない為に・・じゃない!、凍えてる状態を少しでも軽減させる為に 私もしっかりと抱きしめる。 かがみ(こなたってこんな甘い香りがするんだ・・) 私達はしっかりと抱き合ったまま、しばらく無言の時を過ごした。 つかさ「・・・・どんだけ~」 かがみ(ハッ) 不意に廊下のほうから声がして振り向くといつの間にか 顔を真っ赤にしたつかさが私たちを食い入る様に見ていた。 つかさ「え、えーとお風呂沸いたよ(汗)」 かがみ「あ、つ、つかさ!!えっと、これはねっ・・」 慌てて何か弁明しようとしたけど、下着姿のこなたを抱き込んだこの状況を見られたせいで 中々言葉が出てこない。 つかさ「こなちゃんとお姉ちゃん凄く仲良しだねー(汗)」 こなた「ああつかさ、これはかがみが寒いだろうからって直接自分の体で暖めてくれてるんだよー」 つかさ「へーそうなんだぁ、お姉ちゃん優しい~」 うぅ・・つかさに純粋な尊敬の眼差しを向けられて恥ずかしくなってきた(///) こなた「そ、それはともかくお風呂沸いたんだからこなたは早く入ってきなさいよ!」 恥ずかしくなってこなたを引き離そうとするけどしっかりと組み付かれてて中々離れてくれない。 こなた「やだーもうちょっとかがみに暖めてもらってから~♪」 とりあえず無理やり立ち上がったら引き離せるだろうと思って何とか実行したら こなたは両足を私の腰に絡ませて来て私がこなたを抱っこしてるような体勢になってしまう。 つかさ「わ、こなちゃんちっちゃい子みたい」 こなた「ふっふー、かがみお姉ちゃん♪」 かがみ「誰がお姉ちゃんだ!」 こなた「お風呂入るならかがみも一緒に入ろうよぅ」 かがみ「な、何で私まで入らなきゃいけないのよ!!」 つかさ「お姉ちゃんの服もちょっと濡れちゃってるみたいだしそれがいいと思うよ」 体が少し暖まっていつもの調子を取り戻してきたこなたにつかさまで加勢して来る。 そしてこなたはやっと私から降りてくれたと思ったら・・ こなた「むっふっふ~今度は私がかがみの服を剥ぎ取るばんだね」 そう言いながら両手を私のほうに伸ばして指先をワキワキと動かして来る。 かがみ「ちょっあんた何する気!?」 こなた「さっき私の服を剥ぎ取ってこんなあられもない姿にしちゃったのは誰だったかな~?♪」 かがみ「そ、それはこなたが濡れた服で風邪ひくといけないから・・」 こなた「私も大好きなかがみに風邪ひいてもらいたくないもん♪つかさ、ちょっと手伝って」 つかさ「う、うん、お姉ちゃんごめんねぇ」 こなたから逃げようとする所をつかさに背後から組み付かれて身動きが取れなくなってしまった。 こなた「さあさ、かがみん。全てを私に委ねるのだぁ!!」 かがみ「わ、分かったから!!私も一緒に入るから!!!ふ、服は自分で脱ぐから!!!お願い許してー!!!!」 結局私の叫びもむなしく衣服は下着もろとも全部こなたに剥かれてしまい つかさ「いってらっしゃーい」 と言うつかさの見送りの元、今までの人生で一番恥ずかしい入浴を体験する事になった。 ……まあ、こなたとの洗いっこは結構面白かったけどね。 -[[「バトンタッチ」 2話>http://www13.atwiki.jp/oyatu1/pages/386.html]]へ続く **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3)
かがみ「ちょっとこなた!?あんたずぶ濡れじゃない!」 つかさ「こ、こなちゃん大丈夫!?」 真冬の冷え込みが激しいある日曜日、私は玄関先に立ってるこなたを見て唖然とした。 私達の家に遊びに来る途中に予報になかった大雨にやられたみたいで上着の中まで全身グッショリになって震えてたからだ。 こなた「うー・・天気予報じゃ雨が降るなんて言ってなかったのに・・」 つかさ「わ、私お風呂沸かしてくるね」 そう言って浴室へトテトテ走っていくつかさ。 かがみ「こなたも早くあがって服全部脱いで!そんなの着てたら風邪ひくから!」 こなた「ぜ、全部脱ぐの!?かがみ・・私が可愛いからって変な気を・・」 かがみ「ふざけてる場合か!・・私はこなたが心配なだけで・・」 こなた「へぇ~かがみ優しいんだぁ~」 かがみ「う・・」 思わずいつもみたいに言い返しそうになったけど よく見るとこなたは口ではいつも通りに軽口を言ってるけど寒さでガチガチ震えてる。 さすがにこんな時までこれ以上意地張って言い合う気にはなれなかった。 かがみ「そ、そうよ心配だもん!!悪い!?」 こなたの事だからまたからかって来るだろうと覚悟した上でそう言ってやったんだけど 意外にも何も言わないでキョトンとした顔で私を見つめていた。 かがみ「ほ、ほら、早くしなさい!」 こなた「はぅ!」 これ以上こなたを寒い玄関先にずぶ濡れで立たせてたくなかった私は こなたの腕を引っ張って暖房の効いた居間に連れてくと、下着以外の服を一気に剥ぎ取ってやった。 こなた「ひゃっ・・ううう・・(ガクガク)」 濡れた体が空気に触れて、先ほどにも増してガチガチと震え出すこなた。 かがみ(こなた・・こんなに震えて・・) 暖房が一番当たる所に座らせてたけどそれでもまだこなたの震えは止まらないみたいで 私の渡したバスタオルで体を拭いてる動きもをかなりぎこちなかった。 かがみ(無理もないか・・雪が降ってもおかしくない寒さの中でずぶ濡れになりながら     ずっとここを目指してたんだから・・) かがみ「・・あんたなんで無理して雨の中きたのよ。どこかで雨宿りしてから来ればよかったじゃない」 バスタイルをもう1枚持ってきてこなたを後ろから拭いてあげながら聞いてみる。 こなた「かがみに早く会いたかったからねー。この雨いつ止むか分からないし     もしかしたら今日のかがみ達と遊ぶ時間ほとんど無くなってたかもしれないじゃん♪」 かがみ「・・そんな事でっ・・!」 予想外の嬉しくもあると同時に拍子抜けする理由に喜びと憤りが同時に込みあがってきて 私は思わず声を荒げながらこなたを後ろから抱きしめていた。 かがみ「そんな事で心配かけさせるな!!」 こなた「・・・かがみ・・?」 抱きしめてるこなたの体は体温がすっかり奪われてしまっててかなり冷たくなっていた。 かがみ「こんなに冷たくなっちゃって・・」 少しでもこなたを暖めようと、包み込むようにして抱きしめる力を強める。 まだ少し濡れてるこなたの髪が私の服を湿らせてしまってるけどそんな事どうでもいい。 かがみ「・・今度からはちゃんと雨宿りしなさいよね。電話してくれれば傘もって迎えにいってやるから」 こなた「うん・・かがみ・・心配掛けてごめん・・」 かがみ「・・もういいわよ」 こなた「あ、かがみ、ちょっと1回離して」 そう言われて、ちょっと物足りなかったけど抱きしめてた手を緩めたら こなたは正面に向き直って今度は向こうから抱きついてきた。 こなた「かがみ・・暖かい・・」 そう言うながら頭を私の胸にうずめてくるこなた。 かがみ「うん・・」 大好きなこなたを離さない為に・・じゃない!、凍えてる状態を少しでも軽減させる為に 私もしっかりと抱きしめる。 かがみ(こなたってこんな甘い香りがするんだ・・) 私達はしっかりと抱き合ったまま、しばらく無言の時を過ごした。 つかさ「・・・・どんだけ~」 かがみ(ハッ) 不意に廊下のほうから声がして振り向くといつの間にか 顔を真っ赤にしたつかさが私たちを食い入る様に見ていた。 つかさ「え、えーとお風呂沸いたよ(汗)」 かがみ「あ、つ、つかさ!!えっと、これはねっ・・」 慌てて何か弁明しようとしたけど、下着姿のこなたを抱き込んだこの状況を見られたせいで 中々言葉が出てこない。 つかさ「こなちゃんとお姉ちゃん凄く仲良しだねー(汗)」 こなた「ああつかさ、これはかがみが寒いだろうからって直接自分の体で暖めてくれてるんだよー」 つかさ「へーそうなんだぁ、お姉ちゃん優しい~」 うぅ・・つかさに純粋な尊敬の眼差しを向けられて恥ずかしくなってきた(///) こなた「そ、それはともかくお風呂沸いたんだからこなたは早く入ってきなさいよ!」 恥ずかしくなってこなたを引き離そうとするけどしっかりと組み付かれてて中々離れてくれない。 こなた「やだーもうちょっとかがみに暖めてもらってから~♪」 とりあえず無理やり立ち上がったら引き離せるだろうと思って何とか実行したら こなたは両足を私の腰に絡ませて来て私がこなたを抱っこしてるような体勢になってしまう。 つかさ「わ、こなちゃんちっちゃい子みたい」 こなた「ふっふー、かがみお姉ちゃん♪」 かがみ「誰がお姉ちゃんだ!」 こなた「お風呂入るならかがみも一緒に入ろうよぅ」 かがみ「な、何で私まで入らなきゃいけないのよ!!」 つかさ「お姉ちゃんの服もちょっと濡れちゃってるみたいだしそれがいいと思うよ」 体が少し暖まっていつもの調子を取り戻してきたこなたにつかさまで加勢して来る。 そしてこなたはやっと私から降りてくれたと思ったら・・ こなた「むっふっふ~今度は私がかがみの服を剥ぎ取るばんだね」 そう言いながら両手を私のほうに伸ばして指先をワキワキと動かして来る。 かがみ「ちょっあんた何する気!?」 こなた「さっき私の服を剥ぎ取ってこんなあられもない姿にしちゃったのは誰だったかな~?♪」 かがみ「そ、それはこなたが濡れた服で風邪ひくといけないから・・」 こなた「私も大好きなかがみに風邪ひいてもらいたくないもん♪つかさ、ちょっと手伝って」 つかさ「う、うん、お姉ちゃんごめんねぇ」 こなたから逃げようとする所をつかさに背後から組み付かれて身動きが取れなくなってしまった。 こなた「さあさ、かがみん。全てを私に委ねるのだぁ!!」 かがみ「わ、分かったから!!私も一緒に入るから!!!ふ、服は自分で脱ぐから!!!お願い許してー!!!!」 結局私の叫びもむなしく衣服は下着もろとも全部こなたに剥かれてしまい つかさ「いってらっしゃーい」 と言うつかさの見送りの元、今までの人生で一番恥ずかしい入浴を体験する事になった。 ……まあ、こなたとの洗いっこは結構面白かったけどね。 -[[「バトンタッチ」 2話>http://www13.atwiki.jp/oyatu1/pages/386.html]]へ続く **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - (≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-01-08 14:15:23)

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