ロストセンチュリー ネタバレ設定

 
終盤に入るに当たって、ストーリーの根幹に
関わる部分のネタバレ設定を載せてみます。
まだ草案レベルなので、話の推移にしたがって
変更が加わる可能性は多分にあります。










○修正力と崩壊力

世界に存在する正と負、陰と陽、創造と破壊を司る両極の力。
修正力は、生命を生み、世界を修復し、調和と安寧を保つ力であるが、
崩壊力は、生命に死を与え、世界を壊し、混乱と災厄を生む力である。
本来二つの力は拮抗しており、表立って世界に影響を及ぼす事は無い。
その存在意義は、宇宙の死と新生を司る事にあり、
一つの世界が、文明の消失や生態系の絶滅によって
これ以上先の無い“終わり”を迎えた時、
世界は崩壊力によって死を迎え、
その後に修正力によって新たに生まれ変わる。
あらゆる宇宙は、この破壊と創造のサイクルを
繰り返すことで、永続性を保ってきた。

前述の通り、普段は両極のバランスが拮抗している事に
よって世界に害を及ぼす事は無いが、
時空の歪みや並行世界の交叉などが起こると、
そのバランスが崩れ、世界に悪影響を及ぼすようになる。

具体的には、世界の終焉の加速。
元来ただ世界の調律するシステムであるはずの崩壊力が、
世界を滅ぼすという意思を帯びるようになり、
ある特定の人間を寄り代としてその力を現出するようになる。
その力で各地に破壊と殺戮を巻き起こし、世界のバランスを歪め、
最終的には、文明がまだ滅びていなくとも、
世界を構成する次元そのものを崩壊させて世界を終焉に導く。

このような現象は、過度な並行世界からの行き来が原因で起こるとされ、
次元の狭間を通り抜ける際の人々の意思が、
本来無色透明であるはずの崩壊力に影響を与え、
意志を持つ存在へと変えてしまう。

比較的次元が安定していたロスト・アースに、
過剰な異世界からの流入が起こった事で世界に歪みが生じ、
それが“次元の狭間に巣食う怪物”や、“世界の死の加速”に繋がったとされる。

しかし、世界の歪みによってその意思を現出するのは崩壊力だけではなく、
世界の調和を維持する修正力もまた意思を帯びるようになり、
世界の崩壊を食い止めるために影響を及ぼすようになる。
それらはビムラーやハイリビード、アニマスピリチアなどと呼ばれるエネルギーであり、
崩壊力の影響で生まれた邪悪な眷属に対し絶大な効果を及ぼす。


○契約者

修正力や崩壊力が、その意思を現出させる際に、寄り代として選ばれた人間。
彼らは世界そのものに影響を及ぼすほどの超絶的な力を得るが、
やがて個人の意思はかき消され、修正力や崩壊力と同一化していく。
崩壊力の契約者は、葉山翔だったが、後に深虎が選ばれる。
修正力側にも契約者は存在し、それが夏彪胤である。


○鍵

修正力や崩壊力の束縛から逃れ、
また、それら両極の力に影響を及ぼす事の出来る特別な力や存在。
両極の門を開くことが出来る事から、『鍵』と呼ばれる。
これらの存在は、修正力や崩壊力によって影響を受けず、
逆にそれらの力を変化させる事さえできる。

例としては、深虎が持ち出した白家の秘宝、
クロノス星の至宝たる剣狼と流星、使徒、プロトデビルン、
またティファの未来を予知するニュータイプ能力や、
ベラアニマの力もそれに該当するといわれる。
システムの形を取るものもあり、アルテミスの次元転送技術や、
黒歴史の遺産であるシステム・メイガスもその一つである。


○L.O.S.T.(エルオーエスティー)

次元の歪みが原因で生み出された超常存在。崩壊力の化身。
“全にして一なるもの 一にして全なるもの”とも呼ばれる。
次元の狭間に巣食い、その際に接触した葉山翔を
契約者に変え、世界への干渉を目論んだ。
だが、彼の意思は強く、また修正力の影響もあってか、
思うように意思を乗っ取る事が出来なかった。
しかし、続けて次元の扉を開いた高エネルギー存在・ネオネロスを
吸収することでさらに力を得、その場にいた深虎を新たな契約者に仕立て上げる。
破壊と殺戮を求める深虎の意思は翔以上に崩壊力と合致し、
以後崩壊力の尖兵として何度もロスト・アースへの侵攻を行うようになる。
それでもなお修正力の影響は根強く、やはり思うようには行動できなかったが、
ロスト・アースでの戦いによって次元の歪みが加速し、
それに呼応して崩壊力の影響も増していった。
破壊を求める深虎の意思はますます肥大化し、
自らの意思を残したままで、崩壊力の意思と合一化することになる。


○夏彪胤

度々G・K隊を助けた彼の正体は、修正力によって選ばれた契約者であり、
崩壊力による世界終焉の加速を食い止めようと行動していた。
黒歴史の直後・・・即ち、最後の死と新生が起こった後に誕生したとされる。
不老の肉体を持ち、変身能力を持つなど、
人間離れしているという点では深虎・魔人態と共通している。


○ハイリビード

クロノス星系の伝説に残る超エネルギーであり、
ギャンドラーはこれを狙って地球に来た。
その本質は、修正力が凝縮したもので、
正のエネルギーの塊。ある程度の意思を持つ。
プロトカルチャーの遺産の一つであり、
地球の遺跡に数十万年に渡り封印されていたが、
『鍵』である剣狼と流星が共鳴する事によって覚醒し、
プロトカルチャーの遺跡を浮上させた。
崩壊力による世界の終焉を食い止めるための最終手段であり、
彪胤は、これを託すに値する正しき心を持つ者達を探し求めていた。
だが、これを手に入れた者が己の欲望の為に使えば、
不老不死などの超絶的な力を得る事もできるため、
妄りに立ち入れぬ場所へと封印されていた。
解放するには、『鍵』たる存在である剣狼と流星、
そして、異種族間で生まれた人間の遺伝子が必要となる。


○世界の崩壊に対し、各勢力の対応

ギャンドラー:ハイリビードの力でプロトデビルンと同様、
次元を超える超常存在となって崩壊を免れる。
プロトデビルン:元より超常存在であるが故に影響を受けない。
目的はスピリチアファームの実現のみ。
ネオバディム:黒歴史再臨計画。地球全土散布した月光蝶のナノマシンと、
タイムマシンであるメイガスを呼応させ、巨大な時空転移を発生させ、
世界を黒歴史の時代に巻き戻す。
やがて、再び崩壊の時が訪れれば、再び時間を巻き戻し、
永遠に闘争が続く世界を持続させる。
ゼーレ:人類補完計画。世界のあり方そのものを変質させる。