雷切(らいきり)


主人公機。パイロットは橘 絢音
警視庁が、鬼獣や異星人といったアンノウンに対抗して造られたロボット。
機体色はアイボリーに、紫のラインが入っている。

動力源はプラズマドライブエンジン。また、霊電体質の放つ電磁波を
機体の電力と混合させるシステム、ソウルプラズマコンバーターを搭載している。
それにより、霊電体質を持つ者が搭乗すれば、電撃に霊的な効果を付加し、
鬼や霊と言った外法の存在に対してより有効な打撃を与えることが可能となる。
故に警視庁所属で唯一霊電体質を持つ、橘絢音の専用機と化している。
いかなる戦局にも対応できるよう、機体のサイズは抑えられ、
足部に搭載したプラズマホイールによって小回りの良さと高い機動性を実現している。
また、絢音の得意分野を反映して、二本のブレードを主兵装とする。


<武装>

捕獲用プラズマネット弾
肩部電磁砲(レールキャノン)×2
超電導ブレード「道雪」「宗茂」

<技>

紫電一閃(しでんいっせん)

二刀を用いた、眼にも止まらぬ速さの居合抜き。

電光切華(でんこうせっか)

レールキャノンで牽制しつつ敵の懐に飛び込み、二本のブレードで敵を切り刻む。



雷切(鬼神形態)


橘絢音が霊電体質のリミッターを外した時に発動する、雷切の真なる姿。
頭部および両肩の装甲が展開し、電撃発生装置が露出、
そこから通常の十倍近い、膨大な電流が迸る。
頭部から天に向かって伸びる二条の電流は、鬼の角のように見える。
その戦闘力はまさに鬼神の如し。雷を思わせる超高速で移動し、
高圧電流を纏った刃でいかなる敵も粉砕する。
ただし、この状態はパイロットの殺意や闘争心を際限なく上昇させ、
長く続ければ敵味方の区別無く刃を向ける『鬼』と化す危険性をはらんでいる。
故に絢音と同様、システムには厳重なロックを施されている。


<技>

雷神斬舞(らいじんざんぶ)

頭部から伸びた雷を双刀に纏わせ、雷の速さで進撃。
四方八方から斬撃を加えた後、二つの刃を組み合わせ、振り下ろす。
降り注ぐ天からの雷で、大地ごと対象を塵滅する。




+...

雷切(飛電装備・強化型)


リミッター解除による暴走への改善策として、
霊鞍アザミが改修を施した雷切の進化形。
まず、リミッター解除時に発生する膨大な余剰電力の受け皿として、
背部にブースターユニット『飛電(ひでん)』を装備。
これにより、機動性の向上および飛行が可能となった。

その真価は、絢音のリミッター解除時に発現される。
これまでは、全身から無差別に放出していた電力を、
背部のブースターとブレードに収束させることで、
搭乗者の脳への負荷を下げ、暴走を阻止することに成功した。

ただし、『飛電』がもたらす超加速と、
莫大な電力を帯びた二本の刀を備えたこの状態での操縦は困難を極め、
もし使いこなせなければ、
最悪、操縦者は膨大な電気の逆流によりショック死してしまう。

しかし、それも心身両面の修行を乗り越えた絢音によって、
その性能を100%発揮できるようになる。

絢音の剣技と体術の向上に伴い、コクピットをモビルトレースシステムと同じものに変更。
彼女が手にした、酒呑童子の首を刎ねた童子切安綱と
玉藻前を封印した殺生石を加工した刀の霊的効果を受け、
更に電力と性能が底上げされ、鬼や妖魄へより効果的な攻撃が出来るようになった。


<武装>

ハイプラズマランチャー

『飛電』に搭載された高出力電撃砲。
『飛電』の放つ推進用の電力を、
背部ではなく敵に向けて放出すれば、強力な電撃砲と化す。


双極閃刃・雷切の太刀(そうきょくせんじん・らいきりのたち)

リミッター解除時、全身から放たれる電流を、全て二本の刃に纏わせる。
電流を纏った刃は、二本の鬼の角のような大太刀と化す。
その後、雷の速度で懐へと飛び込み、十字に切り裂き、消し炭へと変える。