用語集(ネタバレ

 

 

【ネタバレ情報】

 

 
○WMCとドルチェツァ
 
その真実は、かつてのトリス・メギストスが、
時代の変化による魔道の衰退を恐れて生み出した、
魔道の争いを恒久的に続ける為のシステム。
魔道の力を持ってすれば、あらゆる近代科学は無意味となり、
敵対するものは存在しなくなる。それは即ち世界の平和が保たれる事。
しかし、平穏な時代になれば、魔道の力は無用の代物となる。
争いなくして魔道の繁栄はありえない。
ゆえに、善の組織と悪の組織を創り出し、
それらを定期的に相争わせる事で、魔道の進歩と発展を保とうとした。
現代においては、善の側が「ワイズマンクラブ」、悪の側が「ドルチェツァ」に当たる。
なお、歴代のワイズマン家の当主は、その両方の盟主を兼ねる。

 

 

○虹の雨作戦
 
魔道文明の復興を目論むWMCが立ち上げた作戦。別名『虹の雨作戦』。
地球全土に巨大な『虹の雲』を展開し、
そこから『虹の雨』を降らせ、魔道の素養を持った人類を選別する。
その結果、より魔道に適応した人類のみが生存し、それ以外は淘汰される。
ナタナトスがかつて行った実験は、これを生み出す為の過程だった。
また、これによって、WMC内部の叛乱を起こし、
さらに争いを激化させる事も目的に入っていた。
 
 
○ファンタスマゴリア
 
魔道の理想郷。幻想の集積体。叡智の保管庫。
時空の狭間に存在するとされる、この世のあらゆる情報が集まる場所。
彼の地に至った者は魔道の最奥を極め、世界の頂点に君臨すると言われる。
世界には表と裏があり、陽と陰、秩序と混沌と相反する属性を持つ
ファンタスマゴリアとは、世界の裏面であり、
次元を異にしながらも重なり合って存在するもう一つの世界『背面世界』である。
その世界では、生と死の概念は存在せず、
ただ『情報』のみが蓄積され、混沌を成している。
二つの世界は密接な繋がりを持ち、
表の世界で発生した情報は、全て裏の世界に蓄積されていく。
『情報』こそは万物全ての存在を決定付ける命の本質、
『魂』というべきものであり、
裏の世界での情報の喪失は、表の世界にも影響を及ぼす。
表の世界で言う魔術や奇跡といった事象とは、思念による情報改竄である。
 
この背面世界・ファンタスマゴリアと融合する事で、
世界を支配しようとしたのが、魔道の祖たる初代ワイズマンである。
彼は肉体が死して情報だけになっても、自らの意思を残す術を開発した。
これを利用して、彼は死した後もその意思を残したまま
思念体としてファンタスマゴリアに向かい、
背面世界と融合・侵食する事に成功する。
これによって、彼は背面世界を通じて
表面世界に影響を与え続け、世界をかげながらコントロールし続けた。
現在、ワイズマンの意志はファンタスマゴリアと密接に融合しており、
侵食したワイズマンの思念を破壊することは、情報の喪失、世界の崩壊に繋がる。
ただし、ワイズマン自身も完全にファンタスマゴリアを
支配しているわけではなく、未開拓の部分も残されている。
バラティエやハイデッガーといった反逆者たちは、
そこにワイズマンに付け入る隙を見出している。