虚空寺 裂舟(こくうじ れっしゅう)
性別 | 男 |
年齢 | 65 |
搭乗機 | ゴクガラン |
所属 | グール・レギオン |
ICV | 大塚芳忠 |
逆立った白髪に浅黒い肌をもち、紫色のコートで身を包んだ老戦士。
古くから夜天蛾公爵家に使えてきた武人であり、家への忠誠心は並々ならぬものがある。
かつては連邦軍に所属し、愛機『ゴクガラン』と共に幾多もの戦場を駆け抜けてきたが、
現在は引退し、その武術の腕を買われ、統一政府の武術教官の職についている。
彼に武芸の指導を受けた軍人は多く、
また、幼少期の皇鬼と灯馬に武術の手ほどきをした人物でもある。
いかなることがあろうと揺るがぬ確固たる信念と
凄まじい武術の腕を併せ持つ生粋の武人。
軍内部にも、彼の教え子を始め彼を尊敬の目で見る者は多い。
しかし、夜天蛾公爵家に使える身として、
霊道率いる『グール・レギオン』に所属しており、
密かに霊道の野望のため暗躍している。
これも、「如何なることがあろうと夜天蛾公爵に絶対の忠誠を誓う」という、
彼なりの信念ゆえなのである。
霊道に仕える前は夜天蛾十風斎の従者であり、
年が近い事もあり主従を越えた親友関係だったが、
友情よりも自身のルールを重んじるため、
今は夜天蛾霊道に忠誠を誓っている。
日本拳法をベースとした我流の拳を操るが、
その拳の最大の特徴は彼が使役する“風”の力にある。
彼は風の精霊と契約をかわしており、周辺の大気を意のままに操ることができるのだ。
裂舟はある時は自らの剣となり、またある時は自らの盾となる風のことを
“朋友(とも)”と心得ており、強い信頼関係で結ばれている。
ちなみに一人称は「儂(わし)」。