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アクセルブラッド概要

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da104

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アクセル・ブラッド


概要


血統、血の濃さ、血筋―――
血脈と言う力は、古来より信じられ、伝えられて来た。

在るところに『魔』があった。
ヒトにあらざりヒトに叶わぬ超常を伝える血。

在るところに『人』があった。
魔に坑し、切磋琢磨の研鑽の果てに掴んだ技術は魔を打倒する。

相容れなかった筈の二つの『血』が交じり合う。

ヒトにも、魔にも成りきれない半端者にして、ヒトを超え魔を越えるモノ達。
ヒトと魔、技と異能を併せ持つ超血統(オーヴァー・ブラッド)達の戦いが始まる。

用語


超血統(オーヴァー・ブラッド)


『魔』と呼ばれる超越種と、特定の技術や能力を伝え続けた人間の一族の混血児。
血筋に眠る異能と技術を複合した技能を操る。
唯の人間と魔の混血では、半魔と呼ばれる。
また、魔や半魔が後天的に技術を習得したモノも、同じく超血統とは呼ばれない。
超血統の定義は、生まれもった異能と技術を複合した超技能を扱える存在を指す。
単に能力に技巧を重ねるのではなく、技術と能力を合わせた全く新しい境地を備える者達である。
尚、直系でなくとも先祖帰り的に該当する者もいる。

カテゴリとタイプ


一概に一括りには出来ないが、超血統は幾つかの分類がされている。
人間側の技術を『カテゴリ』
魔の異能を『タイプ』と呼び、更に細かい組分けも為されている。

『カテゴリ』

・達人(マイスター)

武術など、特定の技術を突き詰めた血筋。
剣士(ソードマスター)拳闘士(グラップラー)等に細分化される。

・強化人間(ブーステッド)

肉体強化施術や、特殊な訓練を受けた血筋。
暗殺者(アサシン)等が該当する。

・神秘(アルカナ)

魔術や呪術等、神秘を学問として修め、行使する血筋。
魔術師(ウィザード)呪術者(ブーディスト)以外にも、特定の宗派に属する神意代行者、神職(プリースト)も該当する。

・異能者(イレギュラー)

所謂超能力者の血筋。
基本的に一代限りの突然変異である事が多いが、中には遺伝的に能力を受け継ぐ者もおり、血脈として伝えている家系もある。

『タイプ』

・妖魔(ネイバー)

亜人種や妖精等、人間に近しい血筋。
鬼(オーガ)等もここに分類される。
最も数の多いタイプ。

・精霊(スピリット)

自然や概念を擬人化した存在に連なる血筋。
自然現象等を操る力を持つ。

・神(ゴッド)

神格化された存在やその眷属に連なる血筋。
奇跡に類する力を奮う。

・貴種(ハイロード)

超越種たる生物的に人間を凌駕している血筋。
吸血鬼(ヴァンパイア)人狼(ワーウルフ)が該当。

・幻想(ファンタズム)

幻想に生きるモノ達、世界の裏側の存在に連なる血筋。
常識の埒外にある力を行使する。

真名、家名


多くの場合、超血統の持ち主は、自分の家名を隠して行動する。
これは超血統の力が血脈に依存する為、家名を知られる事は、自分の能力を知られるに等しいからである。
また、者によっては名前自体に特別な意味を持つ事もある。
こうした超血統の持ち主は、偽名やコードネームで真名を隠すのが一般的である。
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