タルタロスバックヤード１ - 創作発表板 ロボット物SS総合スレ まとめ@wiki

　目の前には青銅の扉がある。
　君はそのノブに手をかける。
　そして、静かに開いた――

ギィィ……

コラージュ「『バックヤード』にようこそ。」

～『タルタロスバックヤード』～

コラージュ「ようこそいらっしゃいました、『タルタロスバックヤード』へ。こ
こでは『グラインドハウス』本編でもスレでも語れないような裏話をダラダラと
語るだけです。今回のゲストは――」

マコト「主人公やらせてもらってます。マコト・アマギです、よろしく。」

コラージュ「やはり第１回目なので、主人公におこしいただきましたよ。」

マコト「それはそうと、早速ひとつ質問が」

コラージュ「お、協力的だね。なに？」

マコト「この企画、すげーデジャヴを覚えるんだけど、なんでまたやろうと思っ
た？」

コラージュ「物事ってのは何事もバランスが大切なんだよ。本編で暗い話ばかり
やってるから、こっちで明るくしないと――」

マコト「なるほど？」

コラージュ「――中の人のモチベーションが維持できない。」

マコト「スイマセンこれを読んで下さってる方々マジスイマセン(土下座)」

コラージュ「さて、それはさておき最初のテーマは――」

マコト「『グラインドハウスについて』！」

コラージュ「いきなり核心突いてきた感がスゴいね」

マコト「とりあえず、なんで『グラインドハウス』ってタイトルなの？」

コラージュ「説明するよ。『グラインドハウス』とは、エクスプロイテーション
映画や、Ｂ級映画を２、３本立てで上映していた、アメリカの昔の映画館のこと
さ。」

マコト「エクスプロ……？」

コラージュ「『Exploitation』、『搾取』とかそういった意味の――要するに低
俗な映画のこと。」

マコト「へぇ、物知りっすね」

コラージュ「以上、ウィ○ペディアより引用。」

マコト「前言撤回」

コラージュ「ほら、タルタロスって人間の低俗な欲望を刺激して楽しませる場所
でしょ？」

マコト「ああ、だから……」

コラージュ「暴力、マネー、エトセトラ……タルタロスこそ、グラインドハウス
と呼ばれるに相応しいじゃないか。」

マコト「なる。」

コラージュ「あと単純に『グラ』から始まる言葉をタイトルにしたかったという
のもあるね」

マコト「……もしかして、そっちの方がデカイんじゃ……」

コラージュ「ハハッ」

マコト「……じゃあもうひとつ。そもそもなんでこの作品を書こうと思ったんだ
？せっかく前作がいい感じに完結してたのに、下手したら蛇足になるぜ？」

コラージュ「本当はね」

マコト「本当は？」

コラージュ「本当は、前作もこういう展開にする予定だったんだ。」

マコト「……マジで？」

コラージュ「だけどどういうわけか気づいたらあんな展開になってたんだ。軽い
ポルナレフ気分だったよ……」

マコト「ちょっとなに言ってるかわかんないけど、つまり、今回は『リベンジ』
ってこと？」

コラージュ「そうとも言えるね。」

マコト「なるほど……あ、そろそろ時間だ。」

コラージュ「そうだね、じゃあ……」

マコト「えー、ロボット物ＳＳ総合スレの皆さま、いつもグラインドハウスを愛
読していただき、ありがとうございます。」

コラージュ「皆さまの温かい言葉に励まされながら、日々その期待に応えられる
よう努力しておりますので、これからも応援をお願い致します。」

マコト「では、今回はこの辺りで！」

コラージュ「お帰りはあちらです！」

ギィィ……

……バタン