ルニア戦記@Wiki story Episode-4


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ストーリー Episode-4


Episode 4 - 1 「巨人の住むジャングル」 (巨木のジャングル)

オープニング
エイル「ねぇダイン、飛行船の下の陸地はどこなの? 木が茂ってて地面がよく見えないけど。何があるのかしら?」
ダイン「ここはジェナダン城への道の中程にある原始林です。あのジャングルには巨人族が住んでいると言われています。しかし危険なので、誰も近寄ろうとはしないでしょうね。」
エイル「巨人族?初めて聞くわね。」
ダイン「侍従長が、エイル様は古代史の授業を頻繁に欠席すると心配していましたが、どうやら本当だったようですね。巨人族のトロールについてご存じないとは・・・。」
エイル「ト、トロールのことなら知ってるわよ!死と蘇生を司る神、ジュグレンが作った種族・・・よね?昔のトロールは、強い力と生命力を持っていたけれど知恵がなく、それを見た森の神フォリエルが知恵を分け与えたって聞いたことがあるわ。」
ダイン「おや、ご存知でしたかエイル様。授業で学んだことかはともかく・・・そのジュグレンは、ルニアの女神に知恵を与えるよう頼んだのですが、女神は人間だけが特別な知恵を持つことを望み、依頼を拒否した・・・とされています。」
エイル「ふーん・・・。それでトロールは人間に敵対心を抱くようになったのかしら?」
ダイン「そうかもしれませんね。とにかく、その後人間はトロールとの対立を恐れジャングルに近寄・・・」
兵士「た、大変です!!飛行船が墜落しそうです!禍々しい翼を持った怪物が攻撃してきます!」
ジーク「ふわぁ~・・・ん? なんだ?なんかコゲくさいけど、肉でも焼いてんのか?」
エイル「いつまで寝ぼけてんのよ!落ちるの! 飛行機が!よりによってトロールが住むこのジャングルに!」
操縦士(?)「緊急不時着します!皆さん、どこでもいいのでしっかり掴まって下さい!」
「きゃああ!! くっ! うおぉぉ! 落ちるッッッ!!」

エンディング
ジーク「あっちに小川があるぜ。とりあえず水でも飲んでから道を探すか。・・・なあダイン、小川に沿って進めばジェナダン城に着くって言ってたよな?」
ダイン「ええ、間違いありません。それにしても、腑に落ちませんね。あの空中から襲撃者は、召喚されたガーゴイルのように見えたのですが・・・。」
エイル「そんな!誰がわたし達を狙ったって言うの?誰がそんなことをするっていうのよ!」
ダイン「ダークエルフかもしれないし、我々の知らない誰かかもしれません。いずれにせよ、先ほどの襲撃者は明らかに何者かの手で意図的に召喚された、ということです。」
エイル「確かに、偶然にしてはタイミングが良すぎるわね。怖いわ・・・。一体誰がわたし達を亡き者にしようとしたのか・・・。」

Episode 4 - 2 「水路を辿って」 (亀紋の三角州)

オープニング
ダイン「ゴリラも小川に沿って移動したようですね。」
ジーク「この跡を辿って行けば、何か手がかりがあるかもな・・・。」
エイル「でも、このまま追うのもちょっと怖いわ。気付いたら罠にハマってそうで・・・。」
ジーク「そう簡単にやられる気はないぜ。オレ達が先に黒幕を見つけてやっつけてやるさ!」
ダイン「もちろんそのつもりです。ここを無事に脱出できたら、の話ですけどね。」
ダイン「どうやらこのあたりはトロールの住処のようです。戦うために生まれたような種族ですから、注意して先に進みましょう。」
エイル「もしトロールと遭遇したらどうするの?」
ダイン「一応言葉は通じますから、まずはこちらに戦う意思がないことを伝えなくてはなりません。」
ダイン「そういうわけですから・・・とくにジーク。むやみに戦わないで下さいよ。」
ダイン「向こうから仕掛けてこない限り手を出してはいけません。」
ジーク「オレは巨人族でもゴリラでもかかって来いってとこだけどな。向こうにもそんな熱血漢がいたら、道のはずれでタイマンでもしてるさ。」
ダイン「こんな面倒なポイントに落とされたあたり、やはり偶然ではないようですね。」
エイル「残念ながらそうみたいね。私たちの進む先には暗雲の塊が視えるわ・・・。」

エンディング
トロール「トロールが亀に乗って人間を滅ぼしに行く日を楽しみに待っていろ。」
ダイン「人間とは関わりを持たず暮らしているジャングルのトロール族が、なぜ人間に復讐をしようとしてるんだ?戦争をするつもりなのか!」
トロール「お前たち人間がトロール族にしてきたことを思い出してみろ。」
ダイン「人間がしてきたこと?何をしたっていうのですか?」
トロール「お前たちはトロール族の一番大事なものを奪ったのだ。」
トロール「過去の悪行を棚に上げてとぼけるつもりか?なんと卑怯な種族だ。」
エイル「あのトロールからは何も聞きだせそうに無いわね、ダイン」
エイル「トロールが人間との戦争を仕掛ける理由を調べないと。彼らの本拠地に忍び込んでみるのはいい手かしら?」
ジーク「そうだな。でも負傷した兵士もいるんだぜ。オレらはジェナダン城への道を探そう。」
ダイン「ジークの言うとおりですね。トロールの本拠地に乗り込んで彼らの秘密を探るには仲間の数が少なすぎます。今は負傷した兵士を救うのが最優先です。」
エイル「でもトロールが人間に復讐する動機。それがわからないと種族間戦争は避けられないのよ。」
エイル「一体どんな理由が・・・。」

Episode 4 - 3 「トロールの罠」 (夢幻の熱帯林)

オープニング
ダイン「トロールの兵士に会った。彼らは人間との戦争を企むほど人間に対する復讐心に燃えていた。そちら何かつかめましたか?」
兵士「はい。大きな収穫がありました。この近くに海賊のアジトがありなかなかいい船を何艘か持っているようです。」
兵士「彼らには気の毒ですが首尾よく船を奪えば水路に沿ってジェナダン城へ帰ることができるはずです。」
エイル「それは朗報ですね。まずはここを脱出しなければ。それもできるだけ早くね。今頃きっとトロール兵が我々を探しているでしょうからね。」
ジーク「だろうな。あいつらの大事なかわいい亀を退治したからな。」
兵士「それから、これを つたが伸びて道を塞いでいた野生植物の種です。これも何かの役に立つかもしれません。」
エイル「それ、前にジークが食べた種じゃない?」
兵士「ああ!トロールの群れが攻めてきます!危ない!!」
ダイン「それほど早いとは!直ちに全兵士に身を隠すように伝えなさい!」
兵士「すでにトロールの襲撃にそなえて飛行船の近くにバリケードを張っています。ダイン様。エイル様をこちらへお連れ下さい!」
ジーク「ちぇっ、オレの心配をしてくれる人は誰もいないのかよ!」
ジーク「べつにいいもんね。オレは無敵のジーク様だ!トロールどもめ、かかって来い!オレ様が全部まとめてぼっこぼこにしてやる!」
エイル「ちょっとジーク早く来なさいよ!私がいないとすぐ迷子になるくせに。えらそうなこと言わないの。ほんと自信家なんだから!」

エンディング
ジーク「うーん、どうなってるんだ・・・。」
エイル「ま、まさか。」
ダイン「トロールの・・・、ワ・・・ナに。」
トロール「グハハ!とうとう捕まえたぞ。この2人は結構身分が高そうだな。我らの宝石を盗んだ犯人と繋がりがあるかもしれないから生かしとけ。徹底的に取り調べてやる!」
トロール「連れて行け!」
ジーク「何だと・・・。また宝石がらみの話か。今度は何の宝石だ?」

Episode 4 - 4 「意外な協力者」 (ジュルウェ)

オープニング(ジーク編)
ジーク「ここから出せ~!腹減ったぞ!この扱いはあんまりだ~!捕虜にだって飯食う権利はあるぞ~!」
トロール「お前本当にうるさいな。どうせ明日までの命なんだ。飯を食う必要なぞないわ。この愚か者め!」
ジーク「ふざけんな、オレはまだ死ぬわけにゃいかないんだ!」
ジーク「ゆくゆくは龍をも倒す予定のジーク様が、そう簡単にくたばってたまるか!」
トロール「人間はルニアの女神の祝福を受け賢さを手に入れたと聞いたが、これほど空気の読めない人間がいるとは・・・。1人で騒いでいろ、馬鹿者!明日を楽しみにしてろ・・・。」
ジーク「くっ、腹が減り過ぎて戦う気力も出ねぇ。参ったな・・・。」
ジーク「・・・」
ジーク「ああ、どんどん腹が減る・・・。外に出たら蛇でも馬でも蛙でも・・・いや、今ならリンゴの皮でも食べられそうだぜ。うう・・・。」
ティア「ちょっと・・・!」
ティア「静かにこっちを向いて。ブツクサ言ってる間に扉を開けといたから逃げなさい。まだボウヤなのに明日までの命ってのも、ちょっとかわいそうだしね。」
ジーク「えっ!出れるの?超ラッキー!ていうか姉ちゃんチョー美人じゃん!もしかしてこれ・・・夢?」
ティア「あら、けっこう言うじゃない。体つきもいい感じだし、あと2、3年で完成しそうね。私がたくさん稼いだら雇ってあげるわ。それまでにもっと強くなりなさい。傭兵のタマゴちゃん!」

オープニング(エイル編)
エイル「ここはどこ?」(←表示が一瞬なので不正確)
トロール「どうやらただ者では、ないようだな?」
エイル「あら、ごめんなさいね。それはともかくそこの丸っこいあなた、私はどれくらい眠っていたの?」
トロール「怖いもの知らずだな。お前は、4日間も眠っていやがったんだぞ。」
エイル「私をどうするつもりなのよ?私はまだ若いんだからね!まさか、命を奪うなんてことはないわよね?」
トロール「お前たちが宝石を盗んだんだろう。明日お頭が直接お前たちに宝石の行方を問い質すだろう。足や腕の一本や二本は、覚悟しな。ふはははは!明日が楽しみだな。」
エイル「宝石ですって?そんなの知らないわよ!私の人生はこれからなのに!こんなところで死にたくないわ!わぁ~ん!!」
エイル「・・・」
エイル「あ~、時間ばっかり過ぎて行くわ。このまま明日になったら、この世にいないかもしれないのに。今夜をどうやって過ごせばいいのよ?」
ティア「ちょっと、そこのお嬢さん!これはこれは、ルニア王国の王族の方じゃない!これは失礼。」
ティア「とにかく、死ぬ前の日の過ごし方なんてどうでもいいのよ。死ぬ瞬間まで生きるためにもがき続けるべきよ。」
エイル「えーと、あなたは誰?エルフなの?どうしてここに・・・?」
ティア「静かにしたほうがいいわよ。トロールに気づかれたら私も困るの。とりあえず鍵は開けておいたからさっさとお逃げなさい。高貴なお姫様にここは似合わないわよ。」
エイル「あなたは何者なの?あの門だってそう簡単には開かないはずよ。」
ティア「うふふ。鳫のように自由で雲のように掴みどころのない存在とだけ覚えておいて。」
ティア「じゃあね~。」

オープニング(ダイン編)
トロール「ふん。人間め、やっと目を覚ましたか。よくも俺達の宝石を盗みやがったな。お頭の命令が無かったら今すぐにでも・・・。ちくしょう!」
ダイン「一体何の事です?我々がトロール族の宝石を盗んだと?何かの間違いでは?」
トロール「黙れ!どのみちお頭が尋問すれば全て分かる事だ。まあ、尋問というより拷問だがな。ククク・・・。せいぜい明日まで大好きなルニアの女神にでも祈っておくんだな。」
ダイン「・・・」
ダイン「くっ、この状況では動けない・・・。チャンスは尋問の時か。それまであの2人が大人しくしていてくれればいいのですが・・・。」
ダイン「 !! 誰だ!?」
ティア「シッ、静かにして!あなた、人間よね?」
ダイン「見ての通り、人間ですが・・・?」
ティア「トロールが戻ってくる前にお逃げなさいな。門は開けておいたからね。」
ダイン「ありがとうございます。・・・あなたはエルフのようですが、何故助けてくれたのですか?」
ティア「そうね、ルニアの女神がご加護を与えたと思えばいいわ。私はハーフエルフ、半分はルニアの女神の祝福を受けて生まれたのよ。」

エンディング
エイル「一体、人間が何を盗んだって言うのよ!無実の罪で殺されたらたまらないわ!」
トロール「古代、シカン族との戦争でも人間は卑怯な手でシカンを滅亡させ、他の種族を貶(おとし)めたではないか!」
トロール「エルフ族長老エルルンの宝石を盗んだのはお前たちだ。トロールの宝石を盗んだのもお前たちに決まっている。卑怯で身勝手な人間どもめ。とぼけるな!」
ジーク「何言ってんだ?トロールの宝石なんて盗んでどうすんだよ、まったく。だいたい宝石は、何か役に立つことがあるのか?」
ダイン「あの宝石の使用方法は存じませんが、神々が各種族をお創りになった時に分け与えた宝石のようですね。ローデシアの宝石がシカン族にもたらされたように、」
ダイン「トロール族にも宝石が与えられたはずです。彼らがあのように宝石のことで苛立っているのもきっとそのせいでしょう。しかし人間がトロールの宝石を盗んだとはね。私たちの知らない誰かの陰謀かもしれませんね。」
エイル「あっちからもトロールの一団が押し寄せて来るわ。逃げましょう。ティアさんですよね?あなたも一緒に逃げましょう。」
ティア「そうさせてもらうわ。」
ダイン「ローデシアの宝石を盗んだ者がトロールの宝石も盗んだ可能性が高そうですね。それが誰かわかれば・・・。」

Episode 4 - 5 「トロールの村」 (ミヌウェ)

オープニング
ダイン「ティア・・・と名乗られましたか。ハーフエルフとのことでしたが、隠者の森から来られたのですか?」
ティア「ずいぶん好奇心旺盛ね、魔道師らしいわ。どこから来たかは秘密。父が人間の貴族とだけ言っておこうかしら。」
ティア「あなたたちが父と同じ種族だったから助けただけよ。あまり深く関わるのはお互いによくないと思うわよ。」
エイル「そうですね。ただわたしたちは一刻も早く仲間の兵士の行方を探さないといけないの。だがどこへ向かえばいいのか・・・。もし何かご存知なら教えて頂けないかしら。」
ティア「そうね、心当たりはあるわ。さっき出くわしたトロールの族長は弟で別の村に兄の族長がいるのよきっとあなたの仲間の兵士はそこにいるはずよ。」
エイル「詳しい位置を教えてもらえないかしら?」
ティア「別にいいわよ。私もそこに用があるから。」
ジーク「セクシーな姉ちゃん、あんたは何をしに行くんだ?なんならオレが、手を貸そうか?」
ティア「かわいいわね。ジーク君ったら。折角だからお願いしようかしら?」
ジーク「任せてよ。姉ちゃんは命の恩人だからな。オレの力を遠慮なく使ってくれ。」
ティア「実は私は、父の遺品を探しに兄の方の族長に会いに行くの。弟が遺品を持っていると思って襲撃したんだけどね。どうやら兄のほうが持ってるみたいなの。」
エイル「一緒に行きましょう!」
ティア「いいけど。絶対に私の行動を邪魔しないでね。約束よ!」

エンディング
ティア「何しに来たの?ここは私1人で大丈夫よ。」
ジーク「水臭いなー。こんな時はにっこり笑って「アリガト」って言えばいいのさ!」
ティア「ふふっ。でも私が、そんなこと言って似合うかしら?」
ダイン「遺品はありましたか?」
ティア「当然見つけたわ。最後のほうで少しトラブルがあったけどね。」
エイル「ティアさん!お父上の遺品がどうしてトロールの手に渡ってしまったんですか?」
ティア「実は私も詳しいことは、分からないの。父がこの近くで行方不明になったから父はトロールに殺されたって考えたこともあったわ。」
ティア「でも父はトロールに殺されたんじゃないみたい。族長はこの剣を遺跡の近くで拾ったと言ってたわ。トロールは正直者だから信じても問題ないはずよ。」
エイル「そうですか・・・。その剣はルニア王国の貴族が持つ剣のようですが・・・。ともかく詳しい話は後にしましょう。ここは危険だわ。もっと安全な場所に早く移動しないとね。」
ダイン「貴族の剣か。それに遺跡とはこの近くのジャングルにあるシカンの遺跡?飛行船を襲撃したもの、トロールの宝石を盗んだ者。何か関連が・・・?」

Episode 4 - 6 「侵略の海岸」 (侵略海岸)

オープニング
ダイン「ティアさん、あなたの父は貴族の剣を所持していた。この事は、一連の事件の突破口になるかもしれません。彼が何故この地に来たか知っていますか?」
ティア「私もそれが知りたくてここに来たのよ。」
エイル「自己紹介するわね。わたしはルニア王家の王女、エイルよ。彼は宮廷付きの魔法使いダインよ。お父さんについての情報を教えてね。私が知っていることがあるかもしれないわ。」
ティア「私も父についてあまりよく知らないの。」
ティア「わかっているのはルニア王国の貴族だったってことくらい。エルフの母とは、周囲の反対を押し切って結婚したらしいわ。」
ティア「だけど・・・、母は私が幼少の頃に異国の地で亡くなったの。」
エイル「そうなの・・・。」
ティア「父は私をすごくかわいがってくれたわ。私がお母さんによく似てるって・・・。そんなふうにルニア王国で何不自由なく暮らしてたわ。」
ダイン「それが、なぜ?」
ティア「ある日父は、とてつもない危機が迫っているようだから調べに行くと、家を出たの。しばらくして、王宮から来たやつらが家に押し入り火をつけたの。私は乳母と命からがら逃げ出したってわけ。」
エイル「まさか、ありえない!誰がそんなことを・・・。」
ティア「父は大臣で、国民に尊敬されていたらしいわ。乳母は濡れ衣を着せられたに違いないって言ってたわ。それで、父の持ち物を全て取り戻せば、何があったかわかるはずだって・・・。それで私はこうやって・・・。」
エイル「王国の大臣ですって?思い出したわ。確か逆賊の疑いをかけられ地位を剥奪されて行方不明になった人がいるって聞いたことがある。かなり昔のことで詳しくは覚えてないけど。王宮に帰れば、詳細がわかるはずよ。」
ダイン「では急いで王宮に戻りましょう。あなたはこれからどこへ行かれるのですか?」
ティア「これまでの調査から、父が最後に向かった場所がわかったの。海賊のアジトになってる骸骨岩の洞窟の横にあるシカン族の遺跡よ。もっとも一人として生きて帰ったものはいない所らしいけどね。」
ダイン「シカン族の遺跡に海賊のアジト、この上なく危険な場所ですね。」
ティア「でも絶対に父の痕跡を見つけるわ!そうすればきっと父が濡れ衣を着せられたってことが、はっきりするはずよ。」
ジーク「オレ達も海賊の船を借りてジェナダン城まで帰るつもりなんだ。海賊のアジトまで一緒に行こう!」
ティア「そうさせてもらうわ。ジーク。骸骨岩の洞窟までは、一緒に行きましょう。でも負傷者の捜索は、後にしてもらえるかしら?負傷者がいたらお荷物になるからね。」
ティア「それからジークちゃん!海賊がそう簡単に船を貸してくれるわけないでしょ。奪うって表現が正しいんじゃない。」

エンディング
ティア「ここでお別れね。私はまっすぐ遺跡に向かうわ。あなたたちは海賊船を奪いに行くんでしょう?向こうに見えるのが海賊のアジトよ。幸運を祈ってるわ。」
ジーク「もう行くのか?もっと手伝って・・・。」
ティア「ふふ。どのみちこれは私がすべきことなの。誰の助けも要らないわ。」
ダイン「怪我をされていますが、大丈夫ですか?」
ティア「ふふ。見てのとおりピンピンしてるわ。私より、これから海賊から船を奪う」
ティア「あなたたちの方が大変よ。気をつけてね!じゃあ、さよなら!」
ダイン「彼女の父・・・、推測ですが彼の名誉を傷つけるような事実が明らかになるのを恐れて我々とは一緒に行けないと言ったのかもしれませんね。」
ダイン「仕方がありませんね。1人で行かせましょう。我々は海賊船を手に入れましょう!」
エイル「いずれ再開するような気がするわね。とにかく海賊たちがこれほど必死に抵抗する理由を調べないとね。」
エイル「でも分からないことが多すぎて、どこから手をつければいいのか見当も付かないわね。」

Episode 4 - 7 「骸骨岩の要塞」 (骸骨岩の砦)

オープニング
エイル「ジーク、気をつけて!ここの海賊には私たちの常識は通用しないわ。魔法でモンスターを作るなんて普通じゃ考えられないわ。」
ダイン「あれはかなり修行を積んだ魔法使いでも使いこなすのが難しい魔法ですよ。」
エイル「それにしてもおかしな話だわ。海賊なんて泥棒と大差がないはず。王立騎士団の名を聞いただけで震え上がるはずじゃない。完全に何かが麻痺しているのか、あるいは奥の手があるのか・・・。」
ジーク「確かに変だ。まあ頭領に会えばはっきりするさ。」
ダイン「さっそく海賊が現れましたね。厳しい戦いになるでしょうから準備を怠らないで下さい。」

エンディング
エイル「誰にそそのかされたの?わたしたちがここに来る前に話していたのは誰なの?答えなさい!」
海賊「好きにするがいいさ。どうせ死ぬ身だ。質問に答えてやるつもりはないぞ。」
ジーク「お前はバカなのか?命は何よりも大切だ。そっちが攻撃しないならオレたちだって戦うつもりはなかったぞ!」
ダイン「あなたたちは利用されただけでしょう。なぜ庇(かば)うのですか?雇い主を教えてくれれば、これ以上攻撃しません。また約束された報酬を同額渡しましょう。」
海賊「海賊稼業に対する罪の免除。それと俺らが今後腰を据えて生活するための資金が報酬だ。仕事は5年間ここに居座り、王立騎士団が来たら叩き潰すこと。そういう契約だった。」
ダイン「やはり黒幕が、いるのですね。一体誰ですか?」
海賊「詳しくは知らん。黒い影が現れては消えるだけだからな。高位の魔法使いなのは確かだ。泥からモンスターを作る方法もそいつから教わった。」
エイル「ならガーゴイルを呼んで飛行船を墜落させたのも、そいつの仕業ね。」
ジーク「本当に5年間も、ここで待ってたのか?」
海賊「シカン族の遺跡。長い間、この遺跡に足を踏み入れた者はいない。入れたとしても、戻らせない仕掛けがあるからな。」
ダイン「昔この遺跡に入った人がいると聞いたのですが?」
海賊「1人だけな。しかもその男も戻ってはこなかった。そいつが残したノートがこれだ。」
ジーク「ティアの父親のノートなのか?」

Episode 4 - 8 「巨大な海蛇」 (流砂の庭園)

オープニング
エイル「ねえ、ダイン。ノート最後の部分は文字じゃなくて記号みたいよ?私には読めないわ。彼が何か重大な発見をしたってことは、なんとなくわかるんだけど。一体何を発見したのかしら?」
ダイン「遺跡に入ればきっとわかるでしょう。かなり困難なようですが・・・。兵士たちも船に乗せて一緒に行ったほうがいいでしょう。」
ジーク「ティアは無事かな。前に探検したシカン族の遺跡は凄い仕掛けだらけで超危険だっただろ?その上ティアは1人だ。きっと大変な目に・・・。」
エイル「ティアさんは身軽で隠れるのもうまいから私たちよりも簡単に先に進んでるはずよ。」
ダイン「それでも危険なことには変わりないでしょう。我々の命を狙う黒い影がこの件に深く関わっているようですからね。」
エイル「そうね。そいつが海賊に5年間も遺跡を見張らせてたってことは、ここには何か知られたくない秘密があるはずよ。それ絶対にあばいてみせるわよ!」
ジーク「ってことは王立騎士団以外でも遺跡の秘密について探る者なら誰も危険な目に会う可能性があるのか?」
エイル「気になるわね。これほど厳重に隠す秘密って何かしら?ダイン、そのノートをもっと詳しく読んでみてくれない?この先にある危険がわかれば対策を練れるはずよ?」
兵士「全員船に乗り込みました。直ぐにジェナダン城へ向かえます。」
ダイン「シカン族の遺跡へ向かいます。ジェナダン城への帰還は遺跡の探索の後です。」
兵士「そこから生きて帰った者は1人もいないのでは!ご冗談ですよね?遺跡に行くのは自殺行為です。姫様に何かあったら・・・。」
エイル「ダインの言うとおりして。絶対無事に戻ってみせるわ。」

エンディング
エイル「あぁ、気持ち悪い。本当に嫌だわ。」
ダイン「残念なことにノートにはあの遺跡の中にはさらに手強いヘビがいると書いてありますよ。」
ダイン「そのヘビはその昔シカン族が飼いならしていたという古代のモンスターで頭が5つある海蛇のようです。これと1人で戦うのは・・・。」
ジーク「なんて事だ!オレたち三人でも大変なのにティアは1人でそんなヘビと戦うなんて。ぐずぐずしてる場合じゃない。急ごうぜ!」
ダイン「それに何があってもティアにこのノートを渡さないと。」
ダイン「このノートを見ないと、彼女の父がなぜ濡れ衣を着せられたのかわからず、実の父を心のどこかで疑うことになります。」
エイル「このノートに書いてあるの?なぜ濡れ衣を着せられたのか?」
ダイン「ええ。それから我々が王宮に戻ってから調べなければならないことも書いてありましたよ。」
エイル「そう。それならわたしたちもティアも絶対無事に戻らないとね。」
エイル「トロールが人間との大規模な戦争の準備をしてるようだし、この陰謀を王宮にいる人間にしらせないとね。」
エイル「海賊まで使うなんて一体何を企んでいるのかしら。」
ジーク「まだ手遅れじゃないよな?無事でいてくれよ、ティア。」

Episode 4 - 9 「深淵の迷宮」 (深淵の迷宮)

オープニング
エイル「とうとう遺跡に入ったようね?以前行ったシカン族の遺跡もそだけど一体どういうことなの?古代史では海の底に沈んだことになっているのに。」
ダイン「前回の遺跡はシカン族の宝石を封印した場所で、海底に沈んだ中心部とは別です。そしてここは辺境の遺跡です。正確には辺境の神殿だったようです。」
エイル「辺境の神殿?つまり、衛星みたいに中心の神殿を守る建物だったってこと?」
ダイン「そこまでは不明です。何のための神殿だったのかはわかりませんが・・・。」
ジーク「ノートの内容は?何か新しい事は出てきた?」
ダイン「この遺跡の中心にシャーマロックが住んでいると書いてあります。シャーマロックは水中でも陸上でも生きられる種族です。」
エイル「え~?まるでカエルね!」
ダイン「シカン族の遺跡が水に沈んだ後に、シャーマロックが住み着いたようですね。」
ジーク「さて、そろそろ行こうぜ!シャーマロックって強いのか?もっともどんなに強敵だったとしてもびびったりしねー。絶対ティアを助けるぞ!」
エイル「そうね。シャーマロックより神殿自体が迷路になっていて一度迷ったら抜け出せないって書いてあるわね。」
ジーク「迷路・・・、苦手なんだよな。」
エイル「ジークなんか期待してないわよ。」
ダイン「2人とも、こっちです。さあ出発しましょう。時間がありません。」

エンディング
エイル「もう、ああいうのと戦うのはうんざりだわ。せめて毛のある獣と戦いたいわ!」
ダイン「エイル様はドロドロした泥もお嫌いでしたね。しかしエイル様の性格は変わりましたね。すっかり丸くなられましたね。」
ジーク「そうだな。以前のエイルならもっと当り散らしてたよな。大分マシになったよ。」
エイル「何よ2人して。もう!ところでダイン。ノートには他になんて書いてあるの?どうすればティアに会えるの?」
ダイン「あまりいい情報はありません。これまで同様、ひたすら戦うことになるでしょう。それにしてもこの神殿には一体どんな秘密があるのでしょうかね。シカン族がこれほどまでに厳重に封印するとは余程のことです・・・。さあ行きましょうか。」
ジーク「そんな大変なのか。ティアは無事かな?早くティアを見つけ出さないと。」

Episode 4 - 10 「海底神殿」 (水没した神殿)

オープニング
エイル「ところでダイン、納得いかないことがあるわ。わたしたちは、大量のモンスターに苦労してるのに、先にいるはずのティアがモンスターと戦った痕跡がないのは、どういうことなの?」
ダイン「きっとティアさんは1人なので、極力戦闘を避けて、遺跡の奥へと進んでいると、考えられます。」
エイル「なるほどね。わたしもヒーリングや予知能力じゃなくて敏捷力や身を隠す能力を下さいってお祈りすればよかったわ。いちいち敵と戦っていたら体が持たないわ。ティアがうらやましいわ。」
ダイン「そんなにうらやましいですか?以前はリル様の魔法を羨ましいと言われていましたが、今度はティアさんですか。お忙しいですね。」
ジーク「他人が羨ましいだなんて、エイルって変わってるな。オレなんて剣一筋だぜ。剣を握ってないと体がムズムズしちまうのにさ。」
エイル「そんなのジークだけよ。本当に体しか鍛えてないみたいね?よく言えば生粋の戦士ってことかしら。生まれも育ちも違うんだから、剣のこと以外考えていないジークと一緒にしないでよね。」
ジーク「そのえらそうな口調再発したのか?ここは空気が澱んでいるけど・・・。」
ダイン「久々の口げんかですね。とにかく、神殿の中心部に着いたようですね。」
ジーク「右の方にモンスターの亡骸があるってことは、ティアは右の道を進んだようだな。」
ダイン「ノートには左へ行けと書いてあるのですが・・・。ティアは右に行ったようですね。ノートの記載とは逆方向ですが、ティアさんを追い掛けましょう!」
エイル「まさかティアは既に海蛇の所に着いたんじゃないわよね?」

エンディング
エイル「あっあれかも!あおの碑石に何が書いてあるの?私には読めない文字よね?」
ティア「これが父さんの捜し求めていた碑石・・・。」
エイル「ダイン、何が書いてあるの?」
ダイン「各種族と宝石についての関係が書いてあります。それぞれの宝石とその意味についての説明のようです。重要なのは最後の部分です。宝石と宝石を合成する方法について詳しく書いてあります。」
ティア「私にも読めるわ。父に教えてもらったことがあるわ。最後の一節には「全ての種族の宝石を集めて合成したとき、シカン族は復活するだろう。」って書いてあるわね。」
ジーク「宝石!ダールが狙っていたようなやつが種族の宝石なのか?あれを集めたらシカン族が復活する?どうなるんだ?」
エイル「一斉にしゃべらないでよ!ダールが狙っていた宝石も盗まれたままね。つまり2つの宝石が行方不明になってるわ。これってかなり大陸全体が危機的状況ってことじゃないの?」
ダイン「きっとエルフも人間だけでなく、全ての種族が無事ではすまされないでしょう。消えたローデシアの宝石とトロールの宝石はシカン族の復活のために盗まれたということですね。あ!ティアさん、ここの文章の解読はできますか?暗号のようなのですが、私には読めないのです。」
ティア「私と父だけがわかる暗号なの。子供の頃、遊びでエルフと人間の言葉を半分ずつ混ぜて作ったのよ。」
ティア「『ティアに会いたい。私が発見したこの重大な事実のせいでティアを守ることができなくなった。もしこれが君の手に渡ったなら、この秘密は宮廷の誰にも言ってはいけないよ。まだ黒幕が誰なのかわからないからね。ティア、愛しているよ。君を守りたかった。』」
ダイン「黒幕は王宮の権力者とつながっているようですね。ティアさんの父上もあなたがこれを読んだら自分のように危険にさらされることを心配して2人だけがわかる暗号でこれを書かれたのですね。」
ジーク「犯人は王宮にいるのか?ティアを泣かせるのはどこのどいつだ!絶対許さねー!」
ダイン「私たちもすでに狙われていますよ。飛行船が墜落したのもその黒幕の仕業に違いありません。」
エイル「ティア・・・かわいそう。」
ティア「父さんの優しい笑顔。忘れたことはなかった・・・。父さん・・・。」
ダイン「ティアさん、王宮へ行きましょう。そこで犯人を捕まえるのです!狙いがシカン族の復活なら、指をくわえて見ているわけにはいきません!」
エイル「ティア、落ち込まないでね。お父さんは本当に立派な方だったわ。命を懸けて陰謀を阻止しようとし、あなたを守るために全力を尽くしたのよ。次は私たちの番よ。」
ティア「行くわ、王宮へ。奪われた父の名誉を取り戻すわ。父に濡れ衣を着せた卑怯者を捜して真実を明らかにするわ。」