ルニア戦記@Wiki story Episode-2


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ストーリー Episode-2


Episode 2 - 1 「雪花渓谷」 (雪花渓谷)

オープニング
ジーク「エイル?何か幽霊でも見たような顔してんな。」
エイル「違うわよ!ちょっと静かにして…。」
ダイン「ジーク。エイル様の予知魔法が発現する時は、いつもこのような表情になるのですよ。」
ジーク「予知魔法!月と癒しの力以外にも、そんな能力があったのか!」
ダイン「エイル様には生来、ルニア王家に引き継がれる強力な予知の能力が備わっています。残念ながら、不吉な未来に対してのみ発現するのですが…。」
ジーク「なっ…それじゃ、今真っ青になってんのは不吉な未来を予知したせいだってことか!?」
エイル「感じる…。強力な暗黒の影だわ。全てを飲み込む瘴気がわたし達の前に立ち込めている…。」
ダイン「エイル様、その瘴気の先に何か見えませんか?」
エイル「閃光のように去って行ったわ。彼らは…オークではない!?暗くて息が詰まりそうな、強い霊気を持っている存在…。」
ユリア「ダークエルフのようですね。彼らが自ら封印を解いたとは考えづらいです。誰かが開放したんだと思いますが…。」
ユリア「オークやダークエルフ…もしくは他の誰かが、わたし達と同じく石版を探しに来る、ということでしょう。」
ユリア「何が起きているのか正確には分かりませんが、ダークエルフは確かに赤いオニキスを狙っていました…。」
エイル「ダークエルフの目的かぁ…。」
ユリア「石版の文字が読めるのは、以前お話ししたようにエヴァルト家の子孫であるラッチェ様だけです。オーク族と同じ目的であるなら、わたし達だけにかまっているわけにもいかないと思うのですが…。」
エイル「オークとダークエルフ…。どんな関係があるのかしら?」

エンディング
エイル「ハァ…フゥ…。ここから雪女の村までどのくらい残ってるのかしら?」
ユリア「その丘を越えれば、すぐに雪女の里に到着しますよ。」
エイル「ホント!?雪女の村は綺麗だって聞いていたから、一度見てみたかったのよね~!」
ダイン「しかし、雪女は平和なところに住んでいると聞いていましたが…。ダークエルフの動向といい、どうも良くない雰囲気ですね。」
ジーク「それにしても腹減ったぜ…。妖精が自然の露を飲んで生きるみたいに、雪女も雪と氷だけ食って生活しているわけじゃないよな?」
エイル「!見て、あれ!!雪女の…亡骸…!?」

Episode 2 - 2 「雪女との出会い」 (雪花の丘)

オープニング
ジーク「うう~寒い~~!!さっきの雪女も凍え死んでたんじゃねぇか?」
エイル「『北極グマが凍死した』なんて聞いたことがある?雪女が寒さに負けるわけないでしょっ!」
ダイン「あの雪女の亡骸…。何か恐ろしいものから逃げようとしたみたいですね。」
エイル「ダークエルフに襲われたのかしら?でも、雪女にも精霊としての力があるし、あんな一方的にやられるなんて…。」
ジーク「これじゃ、雪女の村に着いたとしても腹いっぱい飯を食べるのはムリっぽいな…。」
エイル「ちょっと、ジーク!こんな状況でよくそんなことが言えるわね!」
ダイン「少し落ち着いて下さい。ジーク…あなたも軽率な発言は控えて。」
ユリア「たしかに不思議です…。相手がダークエルフといえど、無抵抗でやられるほど雪女は弱くありません。」
ユリア「彼女達は数千年もの間、秘密の守護者として生きてきたのですから…。」
ダイン「他に考えられるのは、大量もしくは相当な手練の敵に襲われた可能性ですが…。それにしては辺りに争った形跡が見当たりません。」
ユリア「そうですね…。雪女が抵抗して氷雪の力を使えば、近くの景色や温度に変化があるはずです。」
ジーク「奇襲を受けたんじゃないか?いきなり後ろから襲われたら抵抗のしようがないだろ。」
エイル「違うと思うわ。傷の量や位置からして何度か攻撃をかわそうとしたみたいだし。」
ダイン「『ダークエルフに襲われた』という前提が間違いなのかもしれませんね。襲ったのは、彼らに操られた獣だったとか…。」

エンディング
ダークエルフジェネラル「小僧共が…思ったよりやるようだな。だが、そういつまでもかまってはいられん。またいずれ、オニキスを頂戴することにしよう。ククク…。」
ダークエルフビショップ(?)「あら、「いずれ」なんてあるのかしら?すでに手遅れみたいだけど…フフッ。」
雪女「ああっ!まさか…もう村の方にまで…!!」
ユリア「良くない状況だとは感じていましたが…すでにかなりの雪女達が精神支配の術にかかっているようです。」
ダイン「精霊は、互いの意識を共有する存在…他の雪女に起きた悲劇を感じ取ったのでしょう。」
ジーク「操られた雪女は遠慮なく襲ってくるのに、こっちからは反撃できない…。一体どうすりゃいいんだ?」
エイル「何か方法があるはずよ。雪女を精神支配から解き放つ方法が・・・。それを探さなきゃ!」
ダークエルフジェネラル「フン、あくまで我々の邪魔をするということか?」
ダークエルフジェネラル「だが、すでに次の策は進んでいる。今さら貴様らがどう足掻こうが、すべてはもう手遅れよ…ククク。」

Episode 2 - 3 「危機」 (吹雪の谷)

オープニング
ジーク「ようやく、村の近くまで来たな。ふぅ……」
ユリア「邪悪な呪術の影響で地脈の流れから生気が失われています。生命なき寒さが当たりに広がって…。」
雪女「この付近に囚われた雪女が…、一人、二人…暗闇の中に消えていきます…。」
エイル「大変…早く女王様に会わなきゃ!」
雪女「雪女は精霊なので、互いに生命力を共有しています。」
雪女「雪女の数が減るほど女王様の意識は暴走し、元に戻らなくなるでしょう…。」
ジーク「そうだな、急ごう。オレ達が必ず女王様を救い出してみせる!」
ダイン「ユリア殿と雪女殿は安全な場所へ避難して下さい。諦めてはいけませんよ。」
エイル(女王様…。無事でいて…。)
ジーク「でも、ダークエルフはもう手遅れだと言った…。どういう意味だろう?」
ユリア「考えている余裕はありません。こうしている間にも、囚われた雪女達に何が起きているか…。」
エイル(まさか、雪の女王まで精神支配を受ける可能性も…!?)
ジーク「ユリアが言ったとおり今グダグダ考えるのはよそうぜ!まず囚われた雪女を助け出す。話の続きはそれからだ!」
ダイン「村に入るのは危険です。まずは我々三人で、村の偵察と安全の確保を行いましょう。」
ユリア「わたしと雪女はここで待機しています。どうかご無事を……。」

エンディング
雪女2「ありがとうございます。」
ダイン「いえ、助け出せなかった者達も多い…残念です。」
エイル「もう少し到着が早ければ、全員助けられたかもしれないのに…。」
雪女2「お気になさらず。しかし、どうしたのですか?人間は滅多にここへは来ないはずですが…。」
ダイン「我々は今、重要な任務を担っています。そのために、氷の宮殿まで行かなければなりません。」
雪女「この方々は、女王様の異変を予見したの。ローデシアの宝石と深い関わりを持つ、赤いオニキスを持っているわ。」
雪女2「では、あなた達が…。私たちは女王様の命を受け、オニキスの所持者を迎えにいく途中でした。」
ジーク「そんなら話は早いな。女王様はどこにいるんだ?」
雪女2「女王様は村に残ったままです。他の雪女達には避難するよう指示を出していましたが…。」
エイル「そんな…どうして一緒に逃げなかったのですか?」
雪女2「『絶望と希望が同時に訪れる。私はここで証を持つ者を待たねばならない』と…。」
エイル「証…オニキスを持つ者を待っている…?」

Episode 2 - 4 「伝説の村」 (妖精の小路)

オープニング
ジーク「雪女のいる村に着いたみたいだぜ!」
エイル「何で分かるの?」
ジーク「ここの空気は妙なニオイがするんだ。」
エイル「…そんなの分からないわよ!?」
ジーク「俺のハナは意外と敏感なんだぜ?」
エイル「ウソ!アンタのそばにいるともの凄い勢いでお風呂が恋しくなるもの!」
エイル「鼻が慣れちゃったせいでそんなに気にならないけど、ちょっと前までは髪の毛抜けるかと思ったわ!」
ダイン「ハハハ…でもエイル様、それは言い過ぎですよ。」
ジーク「ちぇっ、ずいぶん清潔な生活のようで羨ましいかぎりでございますね。」
ジーク「まあ、不潔な王女がいる国ってのもそれはそれで問題だけれど…。「お風呂がないならシャワーを浴びれば?」とか言わないでくれよ?」
ダイン「さ、夫婦漫才はそのくらいにして…あれを見て下さい。」
ダイン「ジークの言う通り、雪女の村に到着したようです。ダークエルフがどんな罠を仕掛けているか分かりません。気をつけて…。」
ジーク「罠ならもう慣れてるさ!」
ダイン「ダークエルフは狡猾で冷酷です。今までの罠とは一味もふた味も違ってくるでしょう。油断しないで下さい。」
エイル「ただでさえ寒いのに、悪寒までするわ…。」
ジーク「戦って体動かせば寒さなんか吹き飛ぶぜ!」
エイル「さすが脳筋!動物みたいな思考回路よね~。」
ダイン「動物は動物でも、百獣を統べる野生の王ですね。ジークはまさに生まれついての戦士ですよ。」
ジーク「え…あ、そ、そう…?ちぃとばかし丈夫に育っただけなんだけどさ~。」
ジーク「言いそびれてたんだけど、故郷でもジークと言えば正義感溢れる傭兵ルーキーとして注目を浴びてたっていうか~。」
ダイン「………………。さ、エイル様。先を急ぎましょう。」

エンディング
雪の女王「うう…い…一体、私は…?」
エイル「女王様…良かった、正気に戻ってくれたわ!」
雪の女王「ありがとう…そして、ごめんなさい。でも、今は謝る時間さえ惜しいわ。ダークエルフは、まだ望みの物を手にしていない…。すぐに戻って来るでしょう。」
ダイン「女王様、我々にも猶予はありません。エルフの森から赤いオニキスを持ってきました。」
雪の女王「赤いオニキス…!ダークエルフが狙っている物…それはまさに、宮殿の鍵であるそのオニキスなのです。」
エイル「氷の宮殿の場所を教えていただけませんか?もう時間がないんです…。」
雪の女王「宮殿の場所…それは、我々の種族に代々伝わる重要な秘密です。あなた達は、オニキスを正しい方法で手に入れたと証明できますか?」
エイル「う…結局、長老には許して貰えませんでした。けど…わたし達は…。」
雪女「女王様!奴らが動き出しました。早く身を隠して下さい!」
「!!」

Episode 2 - 5 「ダークエルフ」 (雪使いの庭園)

オープニング
雪の女王「ダークエルフ…高い知能を持つ彼らと正面から戦うのは危険です。あなた達はすぐに逃げなさい。ここから東の方へ進めば、脱出口が見つかるはずです。」
エイル「女王様は?」
雪の女王「一族をここに残し、私だけ逃げるわけにはいかないでしょう?あなた達も、いたずらに命をさらす必要はありません。行きなさい。」
雪女「女王様…ダークエルフがすぐそこまで追っています。」
ジーク「オレは騎士だぜ?女王を守るのが役目ってもんだ!」
ダイン「そもそも、宮殿の場所を聞かずして、あなたを置いていくわけにもいきませんしね。」
雪の女王「疑問や駆け引きから言うのではありません。私はただ…。」
エイル「そうよ、ダイン。女王様はわたし達の命を心配してらっしゃるのに、なんてこと言うの!」
ダイン「…エイル様、雪女が滅び宮殿への道が失われると、我々の命どころか世界が危ないのです。」
雪の女王「しかしそれは、オニキスを持つあなた達が倒れても同じ事。それでも命を顧みず、宮殿へ行くというのですか?」
ジーク「おいおいアンタら。人を助けるのに条件が必要なのか?いいから任せときな!」
雪女「ダークエルフが、すぐそこに!」
雪の女王「仕方ありませんね…では、雪女達を転送地点まで誘導してください。急ぎましょう!」
「了解!!」

エンディング
エイル「全員助けることは出来なかったのね。頑張ったのに…。」
雪の女王「でも、皆さんのおかげで数多くの雪女を救出できました。感謝しています。」
ジーク「で、オレらはこれからどうすりゃいい?」
ダイン「我々に宮殿の場所を教えて下さい。これ以上遅らせるわけには…。」
雪の女王「宮殿の所在を知るため私を助けたのか?」
エイル「いいえ…でも、このまま運命を流してしまったら、もっと恐ろしいことが起きてしまいます。」
雪の女王「その表現…そうか、そなたには未来が見えるのか…。」
ダイン「我々を信じて下さい。」
雪の女王「分かりました、あなた達を信じましょう。これから立ちはだかる困難を乗り越えられることを願って…。」
雪の女王「ダークエルフがすでに宮殿の入口まで迫っているようです。急がなければ!」
ダイン「ダークエルフが…一体どうやって?」

Episode 2 - 6 「氷の宮殿へ」 (雪原の大地)

オープニング
エイル「あっ、見て!あの木の向こうにダークエルフが!どうやって先回りを…!?」
雪の女王「宮殿の場所は、雪女にも秘密のはず。彼奴らが先に来たということは、私が正気を失っている間に聞き出したのかもしれません。」
ジーク「ったく、ウンザリだな。しつこいやつらめ!」
エイル「待って、また何か視える…。暗い…漆黒の闇…彼らはそこに…ああ、何か…恐ろしいことが起きる…!」
エイル「彼らが力を手に入れたら…かつてない殺戮と血が…!絶対に石版を読ませてはいけない!!」
ジーク「あ~もう、暗い話ばっかでムカツクな。もっと明るいモノは視えないのか?」
エイル「ええそうよ、わたしはムカツク女よ!わたしもそんな自分が嫌い、だからこの旅へ出る決意をしたわ!でも、結局…」
ダイン(エイル様…。)
ジーク「…ダークエルフに石版を解読されるわけにはいかないな。世界に危機が訪れるより先に、エイルの寝覚めが悪くなっちまう。」
ジーク「悪かったよ、エイル…ごめん。」
ダイン「エイル様…お気になさらず。」
エイル「いいわよ、もう。こうなったらタダじゃおかないんだから!ダークエルフのアジトはどこ?全滅させるわ!行きましょ!」

エンディング
雪の女王「私が案内できるのはここまでです。この洞窟の奥にはまだ、古竜ドレイクケルトンが棲みついてるはず。警戒を解いてはなりません。」
ジーク「ドレイク!?」
雪の女王「そして…石版を解読できれば、ローデシアの宝石にまつわる秘密を知ることができるでしょう。その時まで、鍵となる赤いオニキスをしっかり守り通して下さい。」
ダイン「ローデシアの宝石…。」

Episode 2 - 7 「謎の部屋」 (古代の迷宮)

オープニング
エイル「なんか寒気がするわ。イヤな気分…。」
ダイン「すでにダークエルフが侵入しているのかもしれません。ずいぶん先行されてしまいましたからね。」
ジーク「ダークエルフじゃなくてフツーの人間に会いたいぜ。付き合いきれねぇ。」
ダイン「そうですね。ただ…ここらには間違いなく『住んだ』跡があります。」
ジーク「氷の宮殿の場所はずっと秘密なんだろ?どうして、ここにそんな痕跡が?」
ダイン「この地に流れ着いた者達が、たまたまここに住み付いたようですね。この荒れた様を見るに、宮殿の重要性も理解していないでしょう。」
エイル「そうね。洞窟の奥まで進んでも赤いオニキスがなかったら古代の秘密を解くことはできないものね。」
ジーク「とにかく、一度会ってからだな。どうしてこんな寒いところに住んでるのか、聞いてみたいぜ!」

エンディング
エイル「やっと抜け出せた…。このまま『混沌界を彷徨ふ王女』になるところだったわ。」
ダイン「あの魔法書も、最初は単なる貴重な宝物かと考えていましたが…この封印具合を見るに、我々の予想を超えた…」
ジーク「何かが隠されている!ってことだよな?それってつまり、オヤジにもらった手紙もやっぱすごいワケありってことだと思うけど…。」
エイル「そうね…。実際、ここまで来たのも、成り行きだけじゃないもの。」
エイル「でも、悪い予感もするわ。視えた災いに抗い続けても、そのうちわたし達だけじゃ解決できなくなるんじゃないかって…。」
ジーク「らしくねぇなあ!オレ様の腕前は充分見てきたろ?」
ダイン「では、お言葉に甘えましょうか。私はこれからこの洞窟を調べます。古代文字を解読する間、しっかり護衛をお願いしますよ。」
エイル「気をつけて…。」
ジーク「古代の遺物か…面白くなってきやがったぜ!」

Episode 2 - 8 「無抵抗の敵」 (地下墓地)

オープニング
ジーク「かなり下ってきたな…。まだ先があんのか?」
エイル「またこれを上るのかと思うと気が滅入るわねぇ~。健康的すぎて足が太くなっちゃいそう!」
ジーク「この、氷の洞窟…。いつ誰が、何のためにつくったんだ?」
エイル「ダイン、さっき壁の古代文字を調べてたけど、何か分かった?」
ダイン「あくまで私の分かる範囲で、ですが…この洞窟は古代戦争の直前につくられたもののようです。」
ジーク「古代戦争…って、何だ?」
エイル「昔のこととかホントに興味ないのねぇ…。ルニアに住む国民なら常識中の常識よ?」
ジーク「まあ、オレは過去は振り返らないタチだからな。歴史は自分でつくるもんさ!」
ダイン「まあまあ、そうは言っても知っておいて損はしませんよ。古代戦争とはつまり、シカン族盛衰の歴史です。」
ジーク「ああ、シカン族なら聞いたことあるな…。野蛮で獰猛、他の種族を襲いまくったとか。」
ダイン「そのとおり。そしてそれを憂いた人間が仕える月の神ルニア、エルフが仕える森の神フォルエル、オークが仕える平原の神ウィルドールが…」
ダイン「猛るシカン族を封印し、その後お互いに和平の協定を結んだのです。」
エイル「この氷の洞窟はその戦争より前に作られたってこと?」
ダイン「そうですね。魔法書を解読できれば、おそらく全貌が見えてくるはずです。もう少しだけ頑張りましょう。」

エンディング
ダイン「どうやら、ようやく我々は氷の宮殿の中心部に到達したようですね。」
ジーク「何のために、ここまで来たのかあやうく忘れそうになるぜ…。ずいぶん奥まで来たけど、ようやくこれで謎が解けるのか?」
エイル「でも、まだラッチェさんと魔法書は見つかってないし、本当に解決するのか不安だわ…。」
ダイン「きっと我々は正しい未来へと進んでいます。信じましょう。」
エイル「あ…歌が…これは死者の声?」
ジーク「なんだ!?いきなり死者の歌声って…。」
エイル「闇の波動をとても強く感じるわ。体の震えが…怖い…。」
ジーク「心配すんな。今まで数多の強敵を打ち破ってきたんだ。オレ達の力を信じろ!」
エイル「そう…ね。ありがとう。少し落ち着いたわ…。」
ダイン(……。)

Episode 2 - 9 「古代の回廊」 (亡者の洞窟)

オープニング
ジーク「いよいよ最深部か…。ここには何があるんだ?」
ダイン「雪の女王は、ドレイクがいると言っていましたね。」
ジーク「ドレイク?」
エイル「ジークがいつも言ってる赤龍クセイドンの『いとこ』ぐらいの強さのドラゴンじゃない?」
ジーク「そうか。早く剣を会わせてみたいな…。」
エイル「いい加減最後だと思ってたのに、まだ奥があるなんて…もう歩きたくない~。」
ダイン「さすがにあの扉が最後でしょう。もうひと頑張りです!」
エイル「きゃあ!あ、あれは…!」
ダイン「先ほどエイル様が感じた闇の波動の正体ですね。太古に没した兵士達…そして死の歌を奏でる者。」
ジーク「かああ~~~ッ!生き物だけじゃなく幽霊まで相手にしなきゃなんないのか?まったくいい修行だぜ!」

エンディング
ジーク「さすがに苦労したな。だが、さすがは無敵のジーク様ってとこか!大丈夫か、エイル?」
エイル「うん、もう強い闇は感じないわ。もともと死んでいる幽霊を倒せるとは思えないけど、これで成仏するかしら?」
ダイン「成仏できるかは本人次第ですが、しばらくは出てこないでしょう。」
エイル「亡者の放つ腐臭と恐怖の感情はもう二度とごめんだわ!そういえば、アシュタール…って言ったわよね、なんでダインはあの幽霊の名前を知ってたの?」
ダイン「アシュタール…。現ルニア文明が栄えるはるか昔より伝え聞く伝説の英雄です。」
ダイン「魔術師にとって、古代の伝承とは魔力の根源を研究するうえでの基盤ですからね。よく知っています。」
エイル「伝説ではどんな人物だったの?さっきは『呪われた』って言ってたけど…。」
ダイン「愛する女性アニタを生き返らせるため、呪いを受けることを承知で禁術を使い、自ら骸骨の亡者となったそうです。」
エイル「あら、意外にロマンチックな幽霊なのね…。」
ジーク「なあ、古い伝承の時代って、なんで終焉を迎えたんだ?」
ダイン「一般に、ローデシアは太古の神によって創造され、太古の神が消えた後は現世の神々が自分に属する種族をそれぞれつくった…とされています。
    ここまでは良いですか?」
ジーク「ああ。それが現存する種族なんだろ?」
ダイン「そうです。つまり、争乱の原因であるシカン族を除いた現世の種族は、古代戦争後に協定を結びました。
    それ以前の混沌時代は記録物がなく、まさにそこまでが伝承の時代と呼ばれています。」
ジーク「う~ん、分かったような分からなかったような…。やっぱオレは勉強より、ドラゴンでも倒してるほうが性に合ってるか!」
ダイン「さ、着きましたよ。どうやらここが本当の宮殿最深部のようです。」

Episode 2 - 10 「氷の宮殿の秘密」 (氷の宮殿)

オープニング
ジーク「ドレイク…いよいよ決着をつける時が来たな!」
エイル「ジークはずいぶん元気ね。戦いが始まる前は、ホント楽しそうに見えるわ。」
ダイン「…ふむ…古代文字の表現がずいぶん難しくなってきました。シカン族に関する話のようですが…。」
ジーク「シカン族はなんで滅んじまったんだろうな。別のもっと強い種族と戦争でもしたのか?」
ダイン「しかし、伝承上にはシカン族より優れた種族の記録はありません。滅亡の理由には多くの謎が隠されたままですね。」
エイル「わたしは、古代戦争の最中に彼らの住んでいたアスース島が海中へ沈んだせいだ、って教わったけど…。」
ダイン「今の地形や生態系を見ると、その説が最有力ですね。ただ、アスース島沈没の原因は未だ不明です。神の介入かもしれませんね。」
ジーク「とにかく、その謎にオレが持ってる手紙が関係ありそうなんだろ?」
エイル「そうかもね。ラマンチャの魔法書もこの宮殿の石版も…」
ダイン「伝承時代に関する遺産は、シカン族に降り注いだ滅亡の力につながるようです。」

石版解読中の会話
石版1
ジーク「あの石版が・・・本物か?」
エイル「ん~ダメ全然わかんない。勉強してないわたしじゃ古代文字は読めないわね。」
ダイン「太古の神・・・消えたのち・・・ローデシアの新しい神が舞い降り・・・」
ダイン「それぞれの種族を創造した・・・。ふむ、新事実はありませんね。」

石版2
エイル「また違う石版・・・ダイン~!こっちに来て、読んでみて!」
ダイン「ソルディンに仕えしシカン族・・・の暴虐・・・に関する内容ですね。」
ダイン「神々はアスースの核を分け合い各種族に分配したが・・・」
ダイン「シカン族の分は封印した・・・と書いてあります。」
ダイン「比較的分かりやすい古代文字で書いてありますね。」
ジーク「他に何かないの?」
ダイン「分かたれたアスースの核を集めれば、太古の神のように・・・」
ダイン「現世の神々も没するであろう、という予言のようですが・・・」

石版3
ダイン「三番目の石版ですね。」
ダイン「洞窟の奥に封印されし秘密は、この世を破滅へと導くであろう・・・」
ダイン「よって、森と雪の精霊に・・・」
ダイン「封印の番を託すこととする・・・。」
ジーク「そのままにしておかなくちゃダメってことか。」
ジーク「悪の手から石版を守らなきゃな。急ごう!」

エンディング
ジーク「さすがにシンドいぜ…。石版はどこだ?」
エイル「!」
エイル「あれだわ!最後の石版!」
ダイン「何か手がかりがあれば良いのですが…。」
エイル「何て書いてあるの?」
ダイン「なっ…これは!!」
ダイン(この内容は…いや、そうすると…よし。)
ダイン「…エイル様、ジーク、ダールが狙った魔法書の効力、その一部が判明しました。彼はシカン族の力を復活させ自分のものとし、ローデシアを支配する計画を立てているようです。 そして、その脅威の力を宿す媒体は、シカン族の秘法であるローデシアの宝石。彼はそれを手に入れるため、アルハンムラ神殿へ向かっているはずです。 私はこれから、『伝達』の魔法を使ってこのことをリゲル魔法師団長に伝えます。魔法師団と騎士団の派遣も要請しましょう。」
ジーク「オークめ、そこまでとは…。すでにもう駒を揃えつつあるってことか?」
エイル(アルハンムラ神殿…ローデシアの宝石…。)
ジーク「よし、アルハンムラ神殿だな?オレ達も早く出発しようぜ。早くオークを食い止めないと!」
ダイン「ダール…オーク族にこれほど高い知能と野心があるとは意外でしたね。シカン族の力を利用することで世界征服を目論むとは…。」
ダイン「リゲル様への報告と増援要請は終わりました。我々も急ぎましょう!」
ジーク「あっ!だけど…魔法書なしでダールを止められるのか?」
エイル「そうだわ、ラッチェさんもどんな被虐を受けているか…。」
ダイン「ダールが魔法書の記述を理解するには、ラッチェ殿が自主的に本を解読する必要があります。まだ無事だとは思いますが…。」
ダイン「もしシカン族の力を手に入れる方法が分かったとしても、その力を発現させる術は石版を呼んだ我々しか知りません。」
エイル「それじゃ、まだ間に合うってことね!」
ジーク「やっぱ謎の解明よりも、こういう展開のほうがオレ向きだな!」