ルーベルアラネア
型式 | WCW-G-339 |
全高 | 22,2m |
重量 | # |
武装 |
├アッパー ├ストレート └サークル
├N型弾頭 └D型弾頭
|
特殊装備 | P・A・W:ソウルディバイバー |
レナ=サラマンドラが使用する、赤をベースにしたカラーリングのエンハンスメイル。
重火力、重装甲に比重を置いて開発された。
特に広域或いは、特定エリア内への攻撃を得意としており、カートリッジ交換により、複数種の弾頭を使用可能なマルチプルロケットランチャーや、指向性のエネルギー地雷、スプラッシュマイン等、多様且つ特殊な火器類を多く装備している。
中でも特徴的な武器として、背部に装備された捕縛用電磁結界を発生させるライトニングウェブがある。
これを用いて、敵機に接近される前に動きを制限しつつ、長距離砲撃での殲滅戦や、突撃後に白兵戦やスプラッシュマインによる敵陣突破が主な戦闘スタイルとなっている。
実弾兵装が多く、重量がある為、鈍重なイメージがあるが、脚部にフロートホバー、背部にロケットブースター付きの可変翼を装備しており、陸上での機動力は思いの他高く、ライトニングウェブからの長距離射撃or近接後の地雷設置によるトラップ戦術といった連携の二択にも対応可能となっている。
この様に、元々っやや特殊な運用スタイルを持った本機であるが、搭乗するレナ=サラマンドラのP・A・W:ソウルディバイバーの能力により、各種ロケットランチャーや投擲用ダガーに通常ではありえない複雑な動きをさせたり、地面等に打ち込んだスプラッシュマインに地中を掘り進ませる等、更にトリッキーな戦法を取る事が可能となっている。
尚、ネーミングの由来は、大きく張り出したショルダーカバーと、両腕両脚及び背面のロケットブースターと二基の砲身から、そのシルエットが蜘蛛のように見える事から名づけられた。
ショルダーカバーには、マルチプルロケットランチャーやスプラッシュマインの予備カートリッジを収納可能で、前者なら一基、後者なら三基ずつまで搭載する事が出来る。
武装
ライトニングウェブ
背部右側の砲身から発射される電磁ネット。
敵集団の動きを束縛するのに使用される。
尚、ルーベルアラネア自身には、この電磁結界の中でも行動が制限されぬよう、対ECM処理が施されている。
スローイングダガー
左腕シールド内に仕込まれた投擲用の短刀。
連装パルスレーザー
左腕シールド外側に二門装備されたレーザー砲。
エナジーグレイプ
手持ち型の白兵戦用のナギナタ。
石突部にスプラッシュマインを搭載している。
スプラッシュマイン
槍の石突部分に仕込まれており、地面や壁面に打ち込むことで、その部分からビームの刃が噴出す。
マインの名が示すとおり、地雷兵器の一種で、地面や壁面は勿論、宇宙におけるスペースデブリの類に仕込む事で、即席のトラップ的な使い方が出来る。
爆破のタイミングは、特殊な信号波を用いる事で任意に操作可能。
打ち込んだ面に対して、ビーム刃が垂直に三本吹き上がるアッパー。
打ち込んだ面に対して沿って奔る三本のビーム刃が発生するストレート。
打ち込んだ地点から円弧状に爆心地を中心に見て、※の字に三つの刃が広がるサークルの三種類がある。
マルチプルロケットランチャー
普段は右腕シールド内に折りたたまれている。
カートリッジ交換により、様々な弾頭を発射可能。
ナパーム弾を装備したN型弾頭。
先端がドリル状になっており、硬い装甲や戦艦などの外壁を貫いて爆破するD型弾頭がある
両腕に装備されたシールド。
これといった特徴はないが、それぞれ左腕にはスローイングダガー、連装パルスレーザー。
右腕にはマルチプルロケットランチャーを装備している。
特殊装備
P・A・W:ソウルディバイバー
己の意識を分化し、それを他の物質に宿らせ、自由に操る事の事の出来るビット(端末)にする事ができる。
背部左側より突き出た砲身がそれ。
但し、より大きなものを動かそうとすれば相応の出力を必要とし、細かい操作や服すの物質を操るには集中力を要する。
また、操れるのは無機物に限られ、特定の知生体の意識化にある物(敵機等)は操れない。
それ以外にも、生命体に直接撃ちこめば、精神攻撃としても機能する。
大砲という形をとっているのは、レナのP・A・Wを操る能力が未熟な為、指向性を持たせなければ、分化した精神を十分に宿らせる事が出来ない為。
尚、ビット化した物質が得た情報(視覚、聴覚等)は、パイロットであるレナにも還元される。