龍の棲む湖

    

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すでに辺りは薄暗くなってきていた。
山は日が暮れるのが早いというけれどまさかこんなに早いとは。
つい1時間ほど前まではまだ明るかったのに、もう5メートル先もよく見えない。
俺は真っ暗なという表現がしっくりくる森を手探りで足早に歩いた。
時々蜘蛛の巣やら小枝やらが体に当たって不快な気分になる。
だが、冷静になって考えてみれば今の俺は遭難してるんだな。はっきり言ってマズイが俺にはどうすることもできなかった。とにかく俺は元来た(と思われる)方向に向かって手探りで進んで行くしかなかったんだ。突然、バサッという音とともに視界が開けた。
空はまだほんの少し明るく、大きな湖が透き通った水を湛えていた。
「今夜はここで寝るか」
もう遭難している事などどうでもいい。
とにかく暗闇の中を歩き回って疲れた体を休める場所が俺には必要だった。
最後の力を振り絞ってテントを張り、寝袋に包まる。
そしてそのまま、5分と経たないうちに俺は深い眠りについていた。

どれくらい時間がたったろうか。
まだ外は薄暗かったが、それでも朝が近い事は感じ取れた。そして何かの気配も。
俺はテントから這いずり出て辺りの様子を伺った。特に風が吹いている様子はなかったが、湖の水面に波が立っていた。まるでつい先ほど大きな何かが水中から飛び出したかのように。
突然俺は背後に何かがいるのを感じて振り返った。
その瞬間何か巨大なもの、大蛇のような鱗のある長いものが体に巻きついた。
いや、むしろ大蛇だったほうがよかったかもしれない。
身動きが取れなくなった俺の目に映ったのは、紛れもなく龍と呼ばれる生物だった。
「ニンゲンヨ、コンナトコロデナニヲシテイル?」
一瞬耳を疑ったが俺の耳には確かにそう聞こえた。
だが、答えようにも体がきつく締め付けられていて思うように声が出せない。

龍はそれを悟ったのか、少し緊縛を緩めてくれた。
「う、俺は・・・ただ遭難しただけだ」
龍はしばし考え込んだ後再び語りかけてきた。
「ヤマヲオリタイノカ?」
「ああ、降りたい。降ろしてくれるのか?」
「イイダロウ・・・ダガワレヲマンゾクサレルコトガデキタラノハナシダ」
「満足?何を言って・・・うっ」
体が再び締め付けられた。そのまま空中へと持ち上げられる。
「アスノヨルマデタエルコトガデキタラヤマヲオロシテヤロウ」
龍はそういうと俺の尻に自分の尾をあてがった。そして・・・
ドスッ
「うあっ」
尾の中腹から突き出た固く太いものが股間に突き刺さった。さらにじわりじわりと深く押し込まれる。
苦痛と不思議な快感が俺の全身を駆け抜けた。
「うわああぁぁああぐがぁあああああ」
龍は俺に巻き付けた体ごと尾を激しく揺さ振り、更なる刺激を送り込んでくる。
「ソノテイドデハアサマデスラモタヌゾ」
挑発的な言葉が度々投げかけられた。だが俺にはそんな言葉を聞く余裕すらない。
ひたすら与えられる苦痛と快楽の荒波にひたすら弄ばれよがり狂うだけだった。
突然、尻に当たっていた尾がくにゃりと曲がり、股の下を通って俺の股間に押し付けられた。
「コレハドウダ?」
そう聞こえたかと思うと、龍の尾が激しく暴れ、俺の股間を擦り上げ、叩き、振動を与えてきた。
「うわあああああああ!」
下半身の2箇所から絶え間なく送り込まれる快感が苦痛を上回った。
やがて龍が熱く滾る精を俺の中にぶちまけると、腹の中に熱湯を注ぎ込まれたかのような感覚が襲ってきた。そして、それがトドメとなった。
俺は半ば断末魔に近い叫びを上げながら激しく射精した。
全身を激しく痙攣させながら龍のとぐろの中で俺は気絶した。

次に目が覚めたのは昼過ぎ頃だろうか。すでに太陽は天高く上り、辺りは爽やかな光に包まれていた。
だが、俺の体は依然として龍のとぐろに捕らえられ、身動きひとつできない状態のままだった。
「キガツイタカ・・・デハツヅキダ」
反論するまもなく、再び地獄の責め苦が始まった。
股間に押し付けられていた尾にはいつのまにか縦に割れ目ができており、その部分がくぱっと開いたかと思うと、すでに擦り切れてボロボロになったズボンから突き出ていた俺のペニスをパクリと飲み込んだ。
「ちょっ・・・やめ・・・」
しかし龍は俺のペニスを尾に飲み込んだまま、再び激しく暴れ始めた。
「ぐあああああひあああああぁぁぁ!」
もはや何も考えられなかった。俺はただひたすら涎を垂れ流しポロポロと涙を流しながら龍の暴虐に耐えるしかなかった。だが、1時間もすると意識が限界を迎えてきた。
今度気を失ったらもう目覚めないかもしれない。そんな不安が頭をよぎった。
そのほうが幸せかもしれない・・・白濁した意識が薄れていく中でふとそんなことを考えていた。

目が覚めた。まだ生きているのか?
辺りはもう真っ暗に・・・いや、何かがおかしい。
体は依然として締め付けられているが、どちらかというとものすごく狭い場所に体が押し込められているような感覚だ。
試しに体を動かそうとしてみると、手足はある程度動かす事ができた。
「なんだ?どうなったんだ?」
突然顔に光が降り注いだ。
「ナンダ?マダイキテイタノカ」
眩しさに顔をしかめながら俺はだまされた事を知った。ここは龍の口の中だ。
俺は気絶している間に丸呑みされたんだ。
「おい!約束が違うぞ!まだ生きてるだろ!ここから出せ!」
自分でもどこにこんな元気が残っていたのか不思議なくらい声が出た。
だが龍はそれ以上なにも答えず、静かに開けた口を閉じた。
再び辺りが闇に包まれる。
「おい!助けてくれ!助けてくれー!!」
翌朝、湖のほとりには置き去りにされたテントと登山用の荷物がポツンと取り残されていた。



感想

  • どうなったんですか?


    -- グタグタ (2010-07-11 17:37:45)
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