黒竜の葛藤

    

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決して人間の立ち入らぬ深い深い山奥にある、ドラゴン達の暮らす里。
そこには無造作に掘られた数多の洞窟が建ち並び、土の上には子を育てるための藁や枯れ木を踏み拉いて作った寝床が敷かれている。
彼らは争うこともなく人間以上にお互いを助け合って暮らしていたものの、代々里を取り仕切ってきた黒いドラゴンの一族にだけは、ある変わった仕来りがあった。
里の長を踏襲するドラゴンが受けなくてはならない1つの試練。
それは人間達の文化を里に取り入れるために、命の契約を結んだ人間と3年間生活を共にすること・・・

ついにこの日がやってきてしまった。
正直言って、私は里の長とやらに興味はない。
だが私がこんな馬鹿げた試練を受けなければならないのは、母の腹から卵が4つも産まれてきてしまった時からすでに決まっていたようだ。
本当なら里の長になることを希望している3匹の兄弟達だけが試練を受ければいいだけのはずなのに、何時の間にか唯一の雌である私までが試練を受ける羽目になっていたとは・・・
第一、私は人間の言葉を理解することはできても話すことができないのだ。
里に住む仲間達の中には人間の言葉を読んだり話したりできる者が何匹かいるが、日常的にその言葉を使う人間達ですら正しい言葉の習得には十数年の歳月を要すというのに、たかだか産まれて5年の私がそんな異種族の言語を話せるようになどなるはずがない。
そんな得体の知れない者達と3年もの間生活を共にしなければならないとは・・・

私は勢いよく里を飛び出していった兄弟達に少し遅れて、暗い面持ちのまま翼を羽ばたいた。
まずは契約の相手となる人間を探すところから始めなくてはならない。
しかも、その上人間達の生活の中へと溶け込まなくてはならないのだ。
ちょっと考えただけでも、それが極めて難しいことであるのは容易に想像がつく。
「仕方ない・・・とりあえず、なるべく人間の少ないところから当たってみよう・・・」
冷たい風を切り裂いていた翼に力を入れ、砂漠とオアシスが点在する亜熱帯の地方を目指す。
そこでならば、長期に渡って少数で暮らしている人間を見つけることができるかもしれない。
やはりドラゴンが人間の生活に入り込んでいくには、極力他人の目に触れない方が得策なのだ。
急激に温度を増した巨大な太陽に背を焼かれながら、私は眼下に広がった砂の海に人影を探して飛び続けた。

暑い・・・
真っ赤に燃え上がった太陽がジリジリと砂の地面を焦がし、ユラユラと立ち昇る陽炎が辺り一面を覆い尽くしている。
僕は腰に下げた水筒を逆さに振って中身が空になったのを確認すると、顔中から汗を噴き出しながらがっくりとうな垂れた。
「ふう・・・水が飲みたいな・・・」
だがこのまま干からびてしまうのではないかという不安に心が挫けそうになったとき、遠い砂丘の先に小さなオアシスが顔を出しているのが目に入る。
地獄に仏とは正にこのことだ。
僕は顔を滝のように流れ落ちる汗を拭うと、乗っていたラクダに声をかけた。
「おい、あそこで一休みしよう!」
ラクダは別にどこか弱っているというわけではなかったが、痩せこけたその華奢な体が側対歩で揺れる度に、ドサリと砂の上に倒れてしまうのではないかと思ってしまう。
ゆっくりとこちらに首を振り向けたラクダの顔に、僕は微かな安堵の色が浮かんだような気がした。

茹だるような熱さに負けて、私は人間探しを中断して日差しの凌げる場所を探し始めた。
白に似た黄色一色の砂の世界に、1箇所だけ鮮やかな緑の映える泉が目に入る。
丁度いい。日除けのついでに、冷たい水で喉を潤すとしよう。
私はバサッと乾いた風を叩いて翼を翻すと、木々に囲まれた小さなオアシスに向けて雲1つない快晴の空の下を滑空していった。

「ふぅ・・・ふぅ・・・やっと着いた・・・」
ようやく地下からコンコンと湧き出る冷たい泉のほとりに辿りつくと、僕はラクダから降りてしゃがみ込んだ。
両手で水を掬い、まずはバシャッと顔にかけてみる。
じっとりと顔に絡み付いていた汗が洗い流され、冷水が火照った皮膚を冷やしていく。
そして無我夢中で泉に口をつけると、僕はゴクゴクと透き通った水を飲み下した。
「はぁ~生き返った~・・・」
暑い最中にたっぷりと冷たい水を飲み、幸福感にドサッとその場に座り込む。
もう少し、木の陰で休んでから出発するとしよう。
僕は立ち上がるのも面倒になって、そばにあった大きめの木の根元まで這っていくとゴツゴツとした固い幹にそっと背を預けた。
ラクダの方も、しばらく振りの休憩に地面に蹲ったまま気持ちよさように目を閉じている。

バサァッ、バサァッ・・・
「メ、メェェ~~~~!」
だがその時、突然どこからともなく大きな翼を羽ばたくような音が聞こえてきた。
と同時に、大きな影が頭上を過ぎる。
それに驚いて、ラクダはあたふたと立ち上がると僕をその場に残したまま砂漠の方へと走って行ってしまった。
「あぁ!ま、待て、待てったら!」
だが逃げていくラクダの後を追おうと慌てて立ち上がった瞬間、ドオォンという音とともに巨大な黒い塊が僕の眼前に着地した。
「わ!な、何だ!?」
激しく巻き上がった砂煙が収まると、そこには真っ黒な鱗に覆われた1匹のドラゴンが翼を畳んで蹲っていた。
「ド・・・ドラゴン・・・?」
僕の声に反応したのか、ドラゴンがゆっくりと顔を上げる。
そして何かを考えているような表情を浮かべた後、ドラゴンは僕に向かってゆっくりと近づいてきた。
「わわっ・・・・・・」
ドラゴンの無言の接近に驚いて後ずさったものの、すぐに今まで寄りかかっていた大きな木が退路を塞ぐ。
「あ・・・ま、待って・・・」
木の幹にピッタリと背を押し当てて仰け反りながら、僕は迫り来るドラゴンから目が離せないでいた。

私は偶然にもオアシスにいた少年を見つけると、なるべく彼を怯えさせないようにゆっくりと近づいた。
「うあぁ・・・」
だがそれが逆に彼の恐怖を煽ってしまったようで、少年が大きな木に体を押しつけたままこちらを見つめている。
私はなおもそっと少年の間近にまで近づくと、襲われると勘違いしたのか目に薄っすらと涙を溜めながら震えていた彼の顔をグイッと覗き込んだ。
「ひ・・・ひっ・・・」
恐怖と涙に顔をクシャクシャにしながら、時折少年が薄目を開けて私の様子を窺っている。
言葉も全く通じぬというのに、どうやってこの誤解を解いてやればよいというのだろう?
ロクに声も出せずただただ怯える少年を前にして、私は早くも試練の先行きを憂えていた。

「はぁ・・・は・・・あ・・・」
すでに抵抗する気力も勇気も失った少年が、恐怖に息を詰まらせ始めている。
彼を安心させてやるには少し距離を置けばいいだけなのだが、問題はもう1つあった。
互いに命を共有するという命の契約。その儀式のためには、契約者の血が必要になるのだ。
だがこの場で突然私が彼に噛み付いたら、とてもその後の共生など望めないだろう。
だとすれば、少々手荒な方法を取るしかない。
私は更に少年との距離を詰めると、じっと彼の顔を眺め回した。
そして両足で立ち上がり、少年の両肩をガッチリと木の幹に押さえつける。
「う・・・ぁ・・・」
ゴツゴツした鱗が体に触れた拍子に、少年が声にならない悲鳴を漏らした。
ベロッ・・・
そのまま涙に濡れた少年の顔を思い切り舐め上げると、私は大きく口を開けて咆哮を発した。
「ゴオアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
「わ、わああああぁぁぁ・・・」

次の瞬間、私の手の中で少年がガクリと気を失った。
限界を超えた恐怖のためか、顔に憔悴の色がありありと浮かんでいる。
「ふう、少しかわいそうなことをしてしまったが・・・今の内に・・・」
私はグッタリと弛緩した少年の体をそっと木陰の地面の上へと横たえると、彼の腕にプツリと尖った爪の先を少しだけ突き刺した。
そして傷口からじわりと真っ赤な血が滲み出したのを確認し、急いでその血を舐め取っていく。
ペロッ・・・ペロッ・・・
5分程舐め続けていると、やがて爪を突き刺した傷口はほとんど見えないほどにまで小さくなっていた。
よし・・・後は、彼が起きるのを待つとしよう・・・
私は少年の横に身を沈めると、小さく上下する彼の胸の上に頭を乗せてしばしの間眠りに落ちた。

「う・・・ん・・・」
暗闇の中で意識を取り戻し、僕はしばらく目を開けずに自分の身に起こった事を思い出していた。
僕は確か・・・大きな黒いドラゴンに襲われて・・・あれ・・・?まだ生きてる・・・のか?
砂の上に寝ているようだけど・・・胸の上に何か重いものが乗ってるような・・・
考えるのが面倒になり、僕は思い切って目を開けてみた。
だがその途端、僕の胸の上に顎を乗せて眠っていたドラゴンの姿が目に飛び込んでくる。
「う、うわああ!」
その悲鳴に驚いたのか、ドラゴンがパチリと閉じていた眼を開いた。
そして、地面から首だけを起こした体勢の僕と目が合う。
「う・・・ぅ・・・」
だがドラゴンはそのままスッと首を持ち上げると、僕から少し離れたところに静かに蹲った。

「ぼ・・・僕を殺さないの・・・?」
きっと言葉などわからないのだろうけれど、僕は不可解なドラゴンの行動についそう聞かずにはいられなかった。
しかし意外なことに、ドラゴンが僕の問に大きく頷く。
「僕の言葉・・・わかるの?」
もう1度、ドラゴンが頷く。
でもだめだ、頷くだけじゃ言葉を理解している証拠にはならない。何かを否定させてみる必要がある。
「・・・本当は僕を食べるつもりなんでしょ?」
だが、今度はドラゴンが顎を横に振った。
あくまでゆっくりと、だが力強く、ドラゴンが僕の質問を否定する。
それを見て、僕はようやく安堵の溜息とともに体を地面に横たえた。

「ああ・・・僕のラクダ・・・どこかに行っちゃったな・・・」
気を失っていた時と同じように仰向けで寝そべったまま、突然少年がポツリと漏らす。
その言葉に、私はここに降りてくる前に1頭のラクダがどこかへ逃げていくのが見えたのを思い出した。
恐らく、この少年が砂漠の移動に使っていたのだろう。
そのラクダに逃げられてしまい、彼はもはや灼熱の砂漠の真っ只中に放り出された無力な存在でしかなかった。
だが命の契約を結んだ以上、彼にこんなところで野垂れ死にされるわけにはいかない。
何しろ、少年の死はこの私の死をも意味するからだ。
ラクダの代わりに、私がこの少年を運んでやるより他にないだろう。
私は仕方なく、少年にクルリと背を向けると身を低くして屈み込んだ。

「グルル・・・」
「え・・・?」
ドラゴンの漏らした唸り声に驚いて、僕は顔を上げた。
見れば、ドラゴンが僕に背を向けて蹲りながら首だけをこちらに振り向けている。
「の・・・乗っていいの?」
僕がそう聞くと、ドラゴンがコクンと小さく頷いた。
さっきのような分かりやすい肯定でなかったのは、人間を背に乗せることに抵抗があるからなのだろう。
黒鱗で覆われたドラゴンの顔に輝く2つの蒼い瞳が、複雑な心境を映し出している。
それでも僕はゆっくりと立ち上がると、恐る恐るドラゴンに向かって近づいていった。

間近で見るドラゴンの背中は、大きめの黒い艶々した鱗で一面覆われていた。
背中の左右からはこの巨体を宙に浮かべる大きな翼が生えているが、今は小さく畳まれて背の横へと垂れている。
微かに左右に振れる太い尻尾を踏まないように気を付けながら、僕はそっとドラゴンの背中に手を触れてみた。
長い間ジリジリと焼けつく太陽に熱せられているというのに、鱗はほとんど熱を持っていない。
しかも鱗の繋ぎ目がとても滑らかで、目を瞑って触ればまるで1枚の平たい鉄板を触っているような感触だった。
一通りその不思議な感触を味わった後、いよいよドラゴンの広い背中に攀じ登り始める。
そして苦労しながらドラゴンの首にまで到達すると、僕はドラゴンの首の周りに腕を回して掴まった。

全く・・・この私が人間などを背に乗せねばならぬとは・・・
いや、たった3年の間だけだ・・・これからの数百年という長い生涯を考えれば、3年間など物の数ではない。
私は少年が完全に背に跨ったのを確認すると、少年を振り落とさぬように静かに立ち上がった。
ところで、乗せたはいいがどこへ行けばいいのだ?
目的地を尋ねるように、私は再び小さく唸り声を上げてみた。
「グル・・・」
「あ、ごめん・・・西の方に行きたいんだ。小さな村があるはずなんだけど・・・」
唸り声だけでよく私の意図を察するものだ。この様子では、意志の疎通に言葉など必要ないのかもしれぬな。
私は少しだけ人間を見直すと、なおも照りつける熱い日差しの中を西へ向かって歩き始めた。

もうどのくらい歩いたのだろうか・・・?
雲1つなかった空はすでに朱に染まり始め、緩やかな地平線の遥か彼方まで私の足跡が続いている。
少年は安心したのかそれとも疲れてしまったのか、私の背の上でスースーと寝息を立てていた。
時折丸まった背中から少年がずり落ちそうになるのを翼や尻尾で支えながら、地平線から半分だけ顔を出した太陽へと目を向ける。
空を飛べれば楽なのだろうが、生憎私は少年を背に乗せたまま飛ぶことができるほど器用ではなかった。
それに、万が一少年を取り落とせば私まで死んでしまうかもしれないのだ。
徐々に沈んでいく夕日を睨みつけながら、私はひたすらに足を前に出し続けた。

さらにしばらく歩き続けると、やがて朱に染まっていた空も星の瞬きを映す漆黒の闇に覆われてしまった。
砂漠の夜・・・熱を溜め込む力のない砂の地面は太陽が沈むと同時に放熱を始め、深夜になれば昼間とは打って変わって気温が氷点下にまで落ち込むことがある。
私も寒さにはあまり強い方ではなかったものの、本当に心配すべきは少年の体の方だろう。
これまでは吹き荒ぶ風や寒さを凌ぐために何らかの道具を持っていたのだろうが、荷物は全て逃げたラクダに括りつけてあったせいで、少年は今完全に手ぶらの状態だった。
「まずいな・・・どこか休める場所はないものか・・・」
視界の中には、ゴツゴツと大きな岩がいくつか姿を見せ始めている。
オアシスも見つからない以上、今夜はどこかの岩陰で夜風を凌ぐ他ないだろう。
私は見える中でも1番大きな岩の連なりに目を止めると、砂に取られていた足を再び前に出した。

ようやく風に当たらない岩陰に到着すると、私は少年を起こさないようにそっと砂の上へと降ろした。
今まで熱を含んでいた乾いた風が、身に沁みるほど冷たくなってきている。
日射病を避けるためか少年は日光を遮るためにそれなりの厚着はしていたものの、
それらはすでに大量に流れ出した汗でグショグショに濡れていた。
まずは、服を脱がせなくてはならぬのか・・・
私は地面に寝かせた少年の体をくまなく眺め回すと、ようやく服の端を見つけ出した。
そして薄布を破かぬように、そっと服を剥ぎ取っていく。
一体、なぜ私はこんなことをしているのだろう?
自分では何もせずただ眠っているだけの少年に、なぜ私がこれほどまでに気を遣わなくてはならぬのだ?
試練だということはわかっているが、考えれば考えるほど私はこの少年が憎らしくてたまらなくなってきた。
命の契約さえ結んでいなければ、今すぐその体へ牙を突き立てて新たな契約の相手を探しにいきたいところだ。

ブツブツと文句を呟きながら少年の服を全て脱がせてやると、汗に濡れた皮膚が露わになった。
そのじっとりと湿った少年の腕や足を、ペロペロと舐めてやる。
だがその途中で、私は少年の股間から生えた小さな肉棒に気がついた。
雄のドラゴンなどとは比べ物にならない、皮を被ったままの卑小な性器。
私はその情けない人間のモノに蔑みを感じながらも、少しだけ舌の先で舐め上げてみた。
ショリッ・・・
「う・・・」
快感に反応したのか、少年が小さく呻く。
と同時に、萎んでいたはずのペニスがムクムクと膨らんできた。
垂れ下がっていたはずの性器が固さを増し、まるでそれ自身が意思を持っているかのように立ち上がる・・・
その不思議な光景に、私は思わずじっと見入ってしまっていた。

な、何を馬鹿なことを考えているのだ私は・・・相手は人間・・・それも、まだ年端も行かぬ小僧なのだぞ?
突如胸の内に湧き上がってきた屈辱的な欲望に、私はグッと牙を食い縛って耐えようと試みた。
だが私を嘲笑うかのように少年の肉棒が左右へと揺れ、その度に雌としての本能がドラゴンとしてのプライドを打ちのめしていく。
「う・・・く・・・」
ついに耐えきれなくなり、私はパクッという音とともに少年の小さな肉棒を口に含んでいた。
そのまま、ジュルジュルと水音を響かせながら舌を巻きつけた肉棒を激しく吸い上げる。
そして膨張した肉棒の根元を牙を立てぬように軽く噛むと、私は少しだけ口を引いて少年の弱所を扱き上げた。

「うあ・・・あっ・・・!」
眠っているところに流し込まれた強烈な快感に、僕はガバッと飛び起きた。
見れば、ドラゴンが僕のペニスを咥えて一心不乱に吸い立てている。
「な、何を・・・あっ・・・やめ・・・ああんっ・・・!」
抵抗しようにも、絶え間なく与えられる刺激が僕の四肢から力を奪い去っていく。
初めは何とか体を起こそうともがいていたものの、やがて僕は快楽にまかせてグッタリと地面に倒れ込んでいた。
ジュルッ・・・ショリショリ・・・レロ・・・レロレロ・・・
「ああっ・・・も、もう我慢できないよ・・・やめてぇ・・・」
ビュビュ~~・・・
産まれて初めて味わう激しい責めに、僕は成す術もなくドラゴンの口の中へ精を放った。
しかも熱い精が尿道を迸っているというのに、ドラゴンがなおもペニスを吸い立ててくる。
「あぅ・・・ぅ・・・き、気持ちいい・・・よぉ・・・」
どうしようもない快感にギュッと拳を握って耐えていると、ようやくドラゴンが僕の股間から口を離した。
「うぅ・・・う・・・」
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
僕は半分涙目になって快感に震えていたが、ドラゴンの方は荒い息をつきながらまだ僕のペニスを凝視していた。
自分のしてしまったことが信じられないという放心にも似た奇妙な表情が、ドラゴンの顔に浮かんでいる。
今度は何をされるのだろうと思って、僕は声も出せずにただただドラゴンの様子を窺っていた。

ポタ・・・ポタタ・・・
不意に聞こえた水滴の滴るような低い音。
その音に気付いて、私は反射的に己の股間へと目を向けていた。
パックリと開いた秘裂から欲情の証である桃色がかった愛液が溢れ出し、乾いた砂の上へと滴り落ちている。
こんな・・・人間などに・・・私は・・・私は・・・
雌としての本能に屈服してしまった屈辱に、私はゆっくりと顔を上げた。
呆然とした表情でこちらを見つめている少年の視線が、私の股間へと注がれている。
人間ごときに見られてはならぬ秘所を暴かれて、私はこの上もない羞恥と、それ以上の昂ぶりを感じていた。
もはや我が火所を見られようとも構わぬ。私は・・・もうこの疼きを抑えてはおれぬのだ!
「グオアアアッ!」
私は大きく一声咆哮を上げると、完全に力を失って横たわっていた少年へと躍りかかっていた。

ドサッ
「う、うわっ・・・何するの・・・?」
突然巨大なドラゴンに飛びかかられ、僕は震えながらそう尋ねた。
まさか殺されはしないだろうが、ドラゴンの眼がどこか正気を失っているようにも見える。
そしてそのまま両肩をズッシリとした体重で地面へと押しつけられると、僕はパニックになって叫んでいた。
「ああっ・・・お、重いよ・・・やめて・・・」
体を動かそうともがいてみるが、僕の体を押し潰さんばかりに預けられた体重の前に成す術などあるはずがない。
「グルルル・・・」
「うぅ・・・」
僕の顔を覗き込みながら低く唸るドラゴンに、僕はただただ身を固めて震えているしかなかった。

ジュプッ・・・
本能の赴くままに少年の体を砂の上に組み敷くと、私は依然としてそそり立っていた少年の肉棒を自らの膣へと呑み込んだ。
「はああっ・・・あ・・・あぅ・・・」
高圧電流のように体を駆け巡った尋常ならざる快感に、少年が身悶える。
だがそんなことにもお構いなしに、私は少年の肉棒を咥え込んだ腰を激しく前後へと揺り動かした。
ズシュッヌチュッグチュッグリュッ・・・
「あ、ああっ・・・はあああんっ・・・!」
激し過ぎる初体験に、少年が思い切り体を仰け反らせた。
その力強さに、この私の体までが一瞬少年に持ち上げられる。

自我も理性も捨てて人間の少年を無理矢理犯しているという事実に、膣壁に肉棒が擦りつけられる度に感じる快感が数十倍にも膨れ上がっていた。
「だ、だめだよぉ・・・お、お願い・・・止めてぇぇぇ・・・」
「グル・・・グ・・・ゥ・・・グルオォ・・・」
少年がそうであるように、私の方も限界が近かった。
背徳の先にある絶頂が、すぐそこまで迫ってきている。
「はぁぅ・・・ま・・・また・・・う、うわああ~~~~!!」
「グゥ・・・グオオオオオーーーーー!」

悲鳴にも似た嬌声と咆哮が重なり合って、ドラゴンと少年は同時に果てていた。
ガクガクと射精の快楽に痙攣する少年のペニスに、収縮した膣壁と溢れ出した大量の愛液が襲いかかっていく。
グシュッズブシュッグギュッ・・・
「あ・・・が・・・ぁ・・・」
もはや自分の意思とは無関係に腰を振り続けるドラゴンの責めを味わい、やがて少年は到底御し難い快楽の奔流に小さな呻き声を残してクッと意識を失ってしまった。

「・・・はっ!?私は一体何を・・・?」
しばらくして、私はグッタリと動かなくなった少年を体ごと揺すっていた腰の動きをピタリと止めた。
「ああ・・・私は命の契約を交わした者になんということを・・・」
慌てて、私は少年の顔に自らの鼻先を近づけた。まだ息はある。
もっとも少年が死んでしまえば私もともに死んでしまうのだから、生きているのはわかっている。
だが火照った体にかいた汗が冷たい気温によって冷やされ、今や少年の体はひどく冷たくなっていた。
このままでは、遅かれ早かれ凍死してしまう可能性もある。
私はバッと大きく翼を広げて少年を岩の隙間に吹き込んでくる風から守ると、灰色の毛皮に覆われた腹をその小さな体に密着させた。
朝まで・・・いや、少なくともこの少年が目覚めるまで、私が温めてやらなくてはならない。
熱を生むようにスリスリと柔らかい腹を擦りつけながら、私はひたすらに少年の顔をペロペロと舐め上げていた。

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