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【赤頭巾ちゃんとおばあさんに化けたオオカミさん】


『若いやわらかそうな小娘だ。この子は油がのっていてさぞや美味しいことだろう。おばあさんと一緒にぺろりと食べたら腹も膨れていいだろう。』
そこでオオカミさんは赤ずきんちゃんにこういいました。
「赤ずきんちゃん、そこに咲いている綺麗なお花を見てごらん。あの中から一番元気の良いお花を探してそれを花束にしておばあさんに持っていってあげたら、きっと喜ぶだろ う。」
「それは良い考えねおおかみさん!じゃあ私頑張って探すね! まだ時間もあるし間に合うかな。」
「きっと間に合うよ。さあ、探しておいで。」
赤ずきんちゃんは、夢中でお花探しを始めました。
ところが、この間に隙を狙って、オオカミさんはすたこらすたこら、おばあさんのお家へ
駆けていきました。
そして、トントントンと扉を叩きました。

「おや、どなたです?」
おばあさんは聞きました。
「あー…赤ずきんちゃんだよ!お見舞いに、お菓子とぶどう酒を持ってきたの!」
オオカミさんは赤ずきんちゃんの真似ッこをしました。
「だから、ここを開けてちょうだい?」
おばあさんは言いました。
「取っ手を押して入ってきなさい。起き上がれそうにないからね」
オオカミさんは取っ手を押して中に入りました。オオカミさんはすぐにおばあさんの
ところへやってきて、一口に呑込んでしまいました。
それから、おばあさんの着物を着て、おばあさんの頭巾をかぶって、おばあさんのお床にごろりと寝て、ばれてしまわないようにカーテンを引いておきました。