正体不明のキノコを食べたらドラゴンになっていました 2話~7話

    

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64名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ投稿日:2005/08/08(月)08:51:26ID:Fc8sajpb
    正体不明のキノコを食べたらドラゴンになっていました
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-2話-

とりあえず俺は俺は今まで会ったことをアイツに話しながら食事を取った。
こんな姿になってしまったからには、やっぱり竜語見たいなのになってしまってるかも、と少し不安だったがアイツとは普通に会話することができた。少し安心した。
犬サイズになってしまったが食欲は人間の時以上だ。冷蔵庫に閉まってあった3日分の夜食を数十分で食べきってしまった。
さすがドラゴンってところだな。
話を続けながらもこの体がどうなってるのか色々と調べてみた。どうやら俺の体は全身白い毛で覆われているみたいだ。
自分の手に生えている爪も結構鋭くて、パンを小さく分ける時にナイフみたいに使うことができた。
だが、この爪はとても使いづらい。爪一本一本を動かすことは可能なんだが、物がどうしても掴めない。元々こういう構造になっているのだろうか?
その時は仕方なく犬食いで食べることにしたが、アイツの目の前でこんな食べ方をするのはかなり恥かしかった。だが、食欲と羞恥心を天秤にかけてみたら当然のごとく食欲が勝った。そのくらい腹が減っていた。
尻尾もあるみたいで、意識的に動かそうとするとその通りに動いてくれる。
自分の前まで尻尾を持っていって尻尾の様子を見ようと力を入れてみたら勢いが付きすぎてしまって顔面にぶつかってしまった。尻尾にも毛が生えていて、なんだか抱き枕みたいで気持ちいい。
もっと後ろの方もどうなっているのか知りたかったんだが、どうも頭が回らない。ドラゴンってのも結構大変なんだな。

「・・・・・と言うことだ。責任は取ってもら・・・・」
ようやく話し終え、アイツの反応をいただこうと思ったのだが、様子が変だ。
数秒もしないうちにアイツの体が軽く震え始めた。そういえば話してる最中は一言も喋ってなかったな。
驚きで身動きが取れないのか?それとも俺がドラゴンになったもんで怯えてるのか?
まぁ、こんなチビドラゴンでもドラゴンだ。誰だって引くだろう。
しばらくすると、アイツが顔を上げてきた。もう一度俺の姿を確認するためだろう。
しかし、アイツの様子は怯えているような素振りではない。満面の笑みを浮かべながらキラキラした目でこちらを見ている。
まるで少女マンガの王子様にあこがれるヒロインみたいな目だ。正直きもい。
「マジかよーーーーーー!!」
そんな常人とは思えない反応を示したアイツは、突然声を張り上げこちらに抱きついてきやがった。
「ちょ、痛いって!気は確かか!?」
抱きつかれたことなんて1度もない俺はどうしていいかわからない。爪で引っかいてやろうとも思ったが、あの切れ味だ。大変なことになってしまいそうなのでやめておいた。
後ろ足をバタバタさせてみるが、それでも地面には届かない。人間の時ならまだしも、この状態だ。地面に付くわけがない。
あまりにきつく抱きやがるから息ができない。この姿にした張本人のくせに俺を殺す気か!
「あ、ゴメンゴメン。危うく殺すところだったな・・・。」
ようやく体に巻きついていたアイツの手が取れた。本当に死ぬところだった・・・・こんな死に方はゴメンだ。
それにしても初めて抱きつかれた奴が男だなんて・・・・・俺ってつくづく悲惨だな・・・。
しかし、なんだか本当に漫画みたいな展開になってしまった。実際に起こっていることなんだろうが、アニメを見ているようで実感が湧いてこないぞ。
大体マンガとかだとこういう時に抱きついてくるのは幼なじみの女の子とか知り合いの女の子だろ・・・・。こんな展開は勘弁してくれよ・・・。
・・・・・まぁ、俺に幼なじみどころか知り合いにすらそんなことやりそうなヒロインみたいな女はいないけどな・・・。

抱き合わせが終了したと同時に、アイツは持ってきたカバンの中をあさり始めた。
「何してるn・・・・!」
おいおい、アイツがカバンから取り出したものはさっきのキノコじゃねぇか!あんなモンどうする気なんだ?
ん?あのキノコで元に戻ったってことは・・・・そうか!それをまた食べれば抗体やらなんやらで元に戻れるかもしれないってことか!
流石は大学生、考えることが違うな!
「ストックがあったのか。早速俺にそれを食わしてくれ!」
俺は可愛くなった手を前に出した、だが・・・・
「はぁ?何でお前が食うんだよ?俺が食うの。」
・・・・言ってる意味がわからない。なにをいっているんだ、こいつ?それとも俺が知らない日本語に似た語源でも使って・・・・あ、食いやがった!
「まずっ!こりゃあ最悪の味だn・・・」
そう言いながらアイツは気絶していった。そういやアイツ昔からドラゴンになりたいって言ってたもんな。よく考えたらあいつが旅行地をそこに決めた理由も龍に会いたいってことだったからな。
抱きついたのもそのせいか・・・。自分のあこがれてるものになれるんだからだからそりゃあ食いたいよな・・・・・。でも、今食うなよ・・・orz
アイツが擬態していくのを見ながら、俺はちょっとした絶望を感じながらこれからできるはず同類の姿見ながら尻尾をいじくり回してしていた。


-3話-

 アイツの擬態を見てたら、一つわかったことがあった。ドラゴンに擬態していく過程であいつの着ていた服も体に溶け込むように変化していったことだ。
なるほど、自分が着ていた服がドラゴンの色になるってことか。アイツは青いTシャツを着ていたから体の色は青色になるんだろうな。
・・・・って俺は何を分析してるんだ。とりあえずこの状況をどうにかしないといけないじゃないか。
俺は小さくなった体で必死に考えた。それにしても頭も小さくなったって言うのに考えてることは人間の時とあんまり変わってないってのは不思議だな。
ドラゴンに変わったって言うのはもっと不思議だが・・・。
・・・・・ダメだ、どうしても思考が別方向に行ってしまう・・・・。やっぱり想像以上に竜化してるのかもしれないな。
全くまとまらない考えにイライラしていると、その感情につられて尻尾も上下に動いているのに気が付いてしまった。
もう完全にドラゴンだな・・・・。なんだか一気に気落ちしてしまったが、そんなテンションダウンにも俺の尻尾は反応して、下に垂れ下がった。

自分自身と格闘しているうちに、アイツの擬態がやっと止まったことに気が付いた。アイツがいたはずの場所には変わりにプニッとした青色のドラゴンが横たわっていた。
あの能天気バカめ、こんな状況で気持ち良さそうにスヤスヤ眠ってやがる。
だが、青い毛のドラゴンではなく柔らかいのような皮膚になったのは驚いたな。俺と同じならフッサリとしたドラゴンになるはずなのに。
身に着けてるもので変わるのか?あの時俺が身に着けていた物は・・・・白いTシャツと・・・・・白いタオルだorz
俺の毛はコットン100%かよ・・・・・どうせならもっといいもの身に着けておくべきだった・・・・。今日開けたばかりの新しいタオルだったから、汗臭くないだけマシか。
 擬態が終わってから30分位たったが、アイツはいまだ起きない。考えるだけ無駄だと思った俺は、考えるのをやめてアイツの寝顔を見つめることにした。
ドラゴンってのはこれほどまでにかわいいキャラクターだったのか、もう20分近く寝顔を見ているが全然飽きないし、こりゃあハム太郎もびっくりだな。アイツが抱きついたのもわかる気がする・・・・って何言ってんだ、俺は。
なんとなく近寄ってつついてみた。・・・パンも軽く突き通した俺の爪は、あまりにも弾力が強くて、跳ね返されてしまった。神話に出てくるようなドラゴンは頑丈な鱗を持つって言うが・・・・まぁ、これはこれで頑丈だな。
流石に今の気が付いたみたいで眠そうな顔でこっちを見てきた。
「お、おぉ・・・元の大きさに戻ったんだな。よかったよかった。」
コイツ、まだ寝ぼけてやがる・・・・人間とは違ってドラゴンは単純な顔つきだから、顔を見れば一目瞭然だ。
「バカ、お前が縮んだんだよ!」
眠気覚ましのためにも軽く頭を叩いてみたが、なんだかゴムの塊を叩いてるみたいで感触がない。アイツもあんまり痛くなさそうだし。「豪は柔を成す」とよく言うが、正にこのことだな。
それに比べて俺は、火を付けたら一気に燃え上がりそうだ・・・。いい体になりやがって。うらやましいぜ。
「お前のせいでここから出られなくなっちまったじゃねぇか。どうするんだよ!」
温厚な俺もここでは切れた。ここで切れなきゃどこで切れるっていうんだ。
心底心配している俺を尻目に、やつは半分閉じたような目をしながら体を掻いてやがる。このやろう。

「今から出かけるわよー!戸締りとか大丈夫ー?」
下の階から親の声がする。出かけるときはいつもこうなんだよな。もう真夜中なんだから近所迷惑だろうが。
こういう場合は何も言わなくても寝てると思ってそのまま出かけてくれる。ここは穏便に・・・・
ん?いつもと様子が違う。・・・なんだか足音が近づいているような・・・・。
まさか、俺がちゃんと眠っているか確かめに来る気か?マジで勘弁してくれ・・。何でこういうときに限っていらないことをするんだ・・・。
「親が来るぞ!どうするんだよ?」
やばい、ホントにやばい。このままこの姿がばれるとどうなってしまうんだろうか・・・・?
ドラゴンなんて珍しいからやっぱりスクープになるんだろうな・・・・もしかしたら解剖なんてことも・・・・。
ニュースや新聞の一面に映る俺達の姿が脳裏に浮かぶ。
「ドラゴンなんだから翼で飛べばいいじゃん。丁度よく窓が開いてるし。」
・・・・翼?そんなものあったのか?背中に力を入れてみると、翼がバサッといって両脇に広がった。
顔が回らないドラゴンでも翼を見ることができるくらいだからかなり大きいみたいだ。
こうしている内にもどんどん足音が大きくなってくる。
「とりあえず俺ん家に来いよ。早く俺の体を確認したいし、それにあのキノコもあと一個だけ残ってるぞ。」
よし、カバンの中からアイツの家のカギのロングストラップを首にかけて、準備完了だ。
とりあえず窓枠まで飛んでみる、やっぱり最初に飛ぶんだからぎこちなくなるんだろうなぁと思ったが、うまく翼を羽ばたかせることができた。
結構長く飛べる、初めてにしてはすごいんじゃないのか!?と、得意げになっていたが、すごいスピードで俺の横をアイツはすり抜けていった。
「早くしないと置いてくぞ。」
・・・・・まだドラゴンになったばかりだってのになんでそんなに慣れるのが早いんだよ・・・。
俺なんて一時間以上かかったのに・・・・orz
窓のから出るのは正直怖かったが、解剖されるくらいなら地面にぶつかった方がましだ。俺は意を決して窓から飛び立った。
アイツは悠然と飛び立っているのに、俺は目をつぶったまま飛び立った。・・・・かっこ悪いよ・・俺・・・。
目を開けないとぶつかる可能性があるし、危険なので恐る恐る目を開けてみた。
目の前には俺が今まで見たこともないような景色が広がってきた!街頭が回りに照らし出して、夜景を演出しているし、上を見上げれば星空が見えるし・・・・到底言葉では伝えることができない。

こんなに気持ちいいなら、ドラゴンのままでもいいかな、なんて俺は思いながらアイツの後ろを飛行していた。きっと俺の尻尾は左右に振りっ放しだろう。


-4話-

 最初は初めての夜間飛行に戸惑っていたが、長く飛ぶことで自分にも自信が付いてきた。
翼を羽ばたかせても、疲れないで飛んでいられることができる。鳥もいつもこんな感じで飛んでるんだろうな。
それに結構な速さで飛んでいるつもりなのに体にかかる重圧とか、風のせいで目が開けられないとか、そんなことが一切無く、飛んでいることが苦にならない。
夜風が毛をなびかせて、皮膚に冷たい風が入ってきて、とても気持ちがいい。癖になりそうなくらいだ。
だが、そんな俺とは裏腹に、アイツはかなりつらそうだ。あのツルッとした皮膚のおかげで体から汗が出ているのが後ろからでもよく見える。
それに、よく見ると翼が肩幅の少し先ぐらいしか出ていない。俺のより小さいんじゃないだろうか?おいおい、大丈夫か・・・・?
少し前に出て、アイツの顔色を伺ってみた。目を半分閉じながら牙をむき出しにしている・・・・・相当やばそうだな・・・。
「少し休まないか?まだ夜も明けてないから注意していれば見つかることも無いだろうし。」
この姿にした張本人でも、俺の友達だからな。あのキノコも一応好意で贈ってくれたんだし・・・・。
「あ、あぁ・・・・そのほうがいいかもな・・・・。」
声まで苦しそうだ。早く降ろしてやらないと・・・・。
真夜中の空でもドラゴンの目はよく利く。かなり上の方を飛んでいるが下に通っている人がわかる。俺は前までコンタクトしていたくらいの近眼だったのにな。
どこかにいい場所は無いか・・・・あの川沿いの林なんかは誰も来なさそうでいい感じだな。周りに人は・・・・いないみたいだな。
俺は細心の注意を払いながらアイツを林に誘導した。

 動くたびに木屑やらゴミやらが毛に絡み付いてくる。くそ、こんな場所選ぶんじゃなかった・・・。アイツの家に着いたら風呂場貸してもらわないとな。
アイツは林に付いた直後に眠っちまったし・・・・。俺と同じ距離しか飛んでいないのに、それほど疲れていたのだろうか?
いや、よく考えたら俺はキノコを食ってから目が覚めるまで3,4時間位の間があったのに、アイツはたったの30分しか寝ていなかった。それがいけなかったのだろう。
・・・ってことは辛かったんじゃなくて眠かっただけか?・・・・・・何だよ、心配させやがって・・・・。
それにしても、これからどうすりゃいいんだ?ここでアイツが目を覚ますまで待つのもいいんだが、そうしたら必ず夜明けになってしまって空を飛ぶ時にばれてしまうし・・・・。
アイツの家まで運ぼうにもこの手じゃ物を掴めないし・・・・・大体ああなったのもアイツが家でキノコ食っちまうからだろ!自業自得だ、まったく・・・・。もう置いて行っちまおうかな・・・。
「ウウゥゥ~~~」
打開策を考えている俺の耳に、何かが唸るような声が聞こえてきた。
このままじゃ埒が明かないと思った俺は、音がする方向へ顔を出してみることにした。
最悪だ・・・・・俺たち以外のヤツに見つかってしまった。・・・・まぁ、犬だけど・・・。
白と茶色の毛が特徴の大型犬・・・・間違いなくゴールデンレトリーバーだな。首輪もつけているし、毛並みも整ってる。こいつは飼い犬だろう。
そして、このポーズは・・・明らかに警戒してる。見たこともない生き物だ、当たり前の反応だろうな。
このまま逃げようか?いや、ここで逃げればあいつが襲われてしまうかもしれない。追い払うしか・・・。
でも大丈夫か?人間の時ならともかく今はこの体・・・・体格は明らかにあっちのほうが上だし・・・。大丈夫だ、ゲームや神話に出てくるドラゴンは皆強いし・・・・俺も強いはずだ!
 俺が決心を決めたと同時に犬が飛び掛ってきた。俺は反射的に翼を利用して後ろに下がってなんとか回避できた。決心を決める前だったら飛びつかれていたかもしれない。危なかった。
すかさず翼で加速して爪で引っかこうとした。あの切れ味なら犬だってひとたまりも無いはずだ。だが、逆に犬に腕を噛み付かれてしまった・・・・リーチが短すぎたんだ。
必死で抜け出そうとするがあまりの勢いで体が振り回され、力を入れることができない。何だよ、ドラゴンって弱いじゃないか・・・・犬にも勝てないなんて・・・。
だが、絶望する感情とは裏腹に体の中から熱いものがこみ上げてきた。腹の辺りからどんどん熱くなってくるぞ・・・・。振り回されながらもその熱さはどんどんひどくなってくる。
・・・・・ダメだ、我慢できない!俺はその熱さに堪えきれず、腹の中のものを吐き出そうと思わず口を大きく開けた。
腹の中にたまっていた物は、俺の口から炎となって飛び出してきた。俺が想像していたような真っ赤な炎ではなく、青い炎だ。
そういえば小学校の時に授業で本当に火は赤よりも青のほうが熱いって言ってたっけ・・・。
青い炎は上空に飛んでいき、犬には当たらなかったが、見たこともないものに驚いてキャンキャン吠えながら逃げてしまった。
よかった・・・・・なんとか追い払うことができた・・・。俺が炎を吐けてよかった・・・・。
ため息をついた瞬間、一気に脱力感が襲い掛かってきた。体に力が入らない・・・腕の怪我もあるのだろうが、炎を吐くというのは相当力を使うみたいだ・・・中にあるもの全部出し切ったって感じだ。それに、なんだか眠くなってきた・・・・。
さっきの犬のせいで完全に林から抜け出てしまっている。ここで寝ると見つかってしまう・・・・。だが、この眠気は尋常じゃない、キノコを食べた時みたいだ・・・・。
薄れゆく意識の中、俺は林の奥にいるはずのアイツに向かって、ストラップを投げつけた。


 キーボードを叩く音で目が覚めた。・・・・まだ脱力感が残っていて、意識がはっきりしない。それに手足が縛られてしまっているみたいだ。オマケに口も縛られている。
眠い目を凝らすと色とりどりの水槽にガラスで覆われた小さなスペースがいくつかあり、その中で小動物が眠っている。どうやらペットショップのようなところみたいだ。
「こんな・・・・見たこ・・い。きっと高・売れる・・・・。」
かすかに人の声がする。やっぱり俺は捕まってしまったみたいだ。しかもどこかに売るつもりらしい。
俺はどうなってしまうんだろうか・・・・・。


-5話-

 相変わらず俺を捕まえた人間は未だにキーボードをカタカタと打っている。闇取引かなんかで売るんだろうか?それともメディアに報告とか・・・・・。
口が縛られていなければ、日本語でアイツに人間であると話すこともできたのに・・・・って、どの道メディア行きか。これじゃあ火も吐けない。
ちぎろうと腕に力を入れようとするが、犬に噛まれた傷がズキズキと痛んで動かすこと自体辛い。
このままじゃあ、さっき考えた通りの最悪の展開が待ち受けている・・・あぁ、今なら捕まえられた天然記念物の気持ちがわかるよ・・・。
こんなことになったのも少しでもアイツを置いて行こうとした俺に天罰が当たったのかもな。
・・・・そういえば、アイツは大丈夫だったんだろうか?
くそ・・・・眠いわ痛いわで意識がはっきりしない。目の前の景色がグルグル回ってる・・・・・酒を飲んだ時並だ。もしかしたら睡眠薬でも飲まされたのかもしれない・・・・。
ダメだ・・・・眠るしかないみたいだ。次起きた時は研究室かなんかかな・・・・・。


 ふあぁ、よく寝た・・・なんでこんなとこにいるんだ?こんな草原いたもんだから、体が痒い。よく痒い時は掻くなって言うが、そんなものは気にしない。
青い皮膚がプニプニと指に当たってきて気持ちいい。そういや、触っている指も、爪に変わってるな。まるで人形みたいだ・・・・
って、俺ってドラゴンになってたんだっけか。さっきは眠すぎてよくわからんかった。
それにしてもすごいな。本物のドラゴンだ!尻尾も付いてるし、翼も生えてるし、しかも俺好みのプニ竜だし・・・
ホント、旅行地をあそこにしてよかったって思うよ。
尻尾とか、翼とか、とにかくあらゆる部分を触ってみる。夢じゃないよな・・・・・?顔をつねってみようとしたが、ほっぺたがうまく掴めない・・・・・うまく行かないってことは現実だよな?
あいつは嫌がってたけど、ドラゴンすばらしさが今にわかって・・・・・・ってアイツがいない。
ちょっと見回してみるが、高い草が邪魔してよく見えない。もうちょっとよく見えるところまで移動してみようかな。
最初は手で草を掻き分けようとしてみたが、どうもドラゴンの姿では無理みたいなので頭から草に突っ込むことにした。
それに四つん這いになったほうが歩きやすいし。俺はもうドラゴンなんだから、自然体に行けばいいや。
 しばらく歩くと草が完全に生えてないところまで出れた。その先はちょっとした広場になっていて、きれいな芝生に整えてある。
何もさえぎるものが無いので川沿いの土手を一通り見回せることができたが、人っ子一人見当たらない。当然あいつの姿も見えなかった。
日は昇っていないものの、辺りが完全に明るくなっている。むしろ誰もいないのが不思議なくらいだろう。
いったいどこへ行ったんだ・・・?あいつとは長い付き合いだ。慎重なあいつが、この姿で明け方に目立つ場所に出るとは到底思えないんだが・・・。
・・・ん?なんだかよくわからんが、あっちから知ってる臭いがする・・・・・ような気がする。
ちょっと興味をそそられた俺は、臭いがするほうへ行ってみることにした。臭いは俺がさっきいたところから少し離れた場所から出ていた。
臭いの元は、俺の家のカギだ。なんだ、あいつじゃなかったのか。そういやあいつがこのカギを持っていたような・・・・・・気がする。
まぁ、どの道家入るとき必要だからな。もって置かないとな。
俺はカギのストラップを口にくわえた。あいつの臭いとは別に強烈な臭いがしてくる。あまりのひどさに思わず口から投げ出してしまった。
なんだよ、この臭いは・・?こんな臭い嗅いだこと無いぞ。一体なんの・・・・・。
よく見ると、緑色のストラップに赤々とした液体がこべり付いている。それも、普通では考えられないぐらいマゼンタレッドな色だ。人間の血でもここまで赤くないぞ・・。ってことは・・・・あいつの血か!?
でも俺にはあいつとこの臭いだけしか感じないぞ?犬とか、嗅覚がめちゃくちゃ発達したならその辺の川の臭いとかの臭いもしてくるよな・・?
・・・もしかして、あいつが危ないってことか?動物には自分に危険が襲い掛かった時何かの方法で仲間に危険を伝えるって言うよな。もしかしたら臭いがドラゴンの緊急サインなのかもしれない。
もしかして、誰かに連れて行かれたとか・・・?臭いがする時点でまだ死んではいないのかもしれないが、臭いが強いところを見ると結構危険な状態なのかもしれないなぁ。
まぁ、巻き込んだのは俺のせいだし、助けないわけには行かないよな。
とりあえず臭いは先まで続いているので、人に見つからないように進むことにした。
臭いは線のように川の道を、空を飛んでも臭いを感じ取ることは出来そうだ。見つからないためにも、空を飛んで偵察をしよう。

 こんな状況でこんなことを言うと、あいつに怒られてしまうかもしれないが、俺は今、嬉しさと楽しさで興奮していたりする。現に今、俺の顔は少しにやけている。
俺は人間の中では内気で通っていたし、俺もそのことを否定しようとは思わなかった。
親が厳しすぎて外で遊べなかったってのもそうなんだけど、大体の人が子供時代に体験する冒険ってのが俺には体験できなかったから、こういうのには心躍る気持ちになる。
そのせいでドラゴンって物を求めていたのかもしれないなぁ。自由を求めて・・・・って、まぁ、どうでもいいことだけど。
 臭いを辿って川沿いを飛んでいくと、途中で建物の中に入っていく場所に行き当たった。
なんだか古めかしくて小汚い。しかも看板すら飾っていない。なんかドラマで麻薬密売なんかの場面で使いそうな、かなり怪しい場所だ。
ここに捕まったのか?いかにもって感じの場所だな・・・。前からは入れそうにないし・・・・裏に回ってみるか。
裏には案の定ドアがあった。こういう場所にはたいてい裏口があるものだ。
取っ手を掴んで・・・・・って、やっぱり無理か。ちょっと汚いけど口で開けるか。
牙で取っ手を挟み、顔を横に曲げてみる。・・・よし、うまく回せた。そのまま前に押し出して、おし!入れたぞ。
ドアが閉まる時にでかい音がするが、確かめに来るような人間は来ない。
裏口の玄関を抜け、フローリングの廊下を進む。外と比べて中は意外ときれいだ。
どんどん臭いがひどくなってくる。どうやらあいつに近づいているようだ。さすがの緊張感で尻尾も逆立ってきた。
廊下から出るとすぐにでかいダンボールが目に入ってきた。どうもあそこから臭いがしてくる。あの中にあいつがいるっぽいな。
てか普通、生き物をダンボールに入れるか?売るにしてもなんにしても、ダンボールは明らかに場違いだろ。こういうやつは常識がないって言うかなんていうか・・・・全くあきれるよ。
しかもパソコン見ながらMP3かよ・・・・通りでドアの音がしても気が付かないわけだ。
さっさとあいつをさらっちまうかな。人間はパソに夢中だし、どうせ気が付かれないだろ。
俺は勢いよく翼を広げ、ダンボールに向かって飛び出した。
その中にはよく物の梱包などに使われる発泡スチロールの梱包材が敷き詰められていて、その中にあいつがちょっといやらしい格好で眠っていた。生き物を何だと思ってるんだ、このDQNめ。
手では掴めないとわかっていたので足の爪であいつの肩を掴んでみる。4つの爪があいつの肩に見事フィットした。我ながらナイスアイディアだな。
このまま出て行くのが一番なんだろうが、なんかむかつくな。・・・・驚かせてやるか。
あいつを掴んだまま、あの最悪DQNの前を滑走する。もちろん人間は盛大に驚いた。ざまぁみろだ。
お次は人間の目の前で大きな声で驚かそうとした。本当は「ばーか!」といったのだが、なぜかものすごい雄たけびに聞こえてくる。さすがドラゴンだ、こういう声も出せるなんて・・・自分で少し興奮する。
もちろん自分でも驚いたが、こういうときに起こる偶然っていうのは嫌いじゃない。現に人間もめっちゃ驚いてるし。あー、すっきりした。
そういや、出る時のことは考えてなかった。どうしようか・・・・お、目の前に窓があるな。あそこから出よう。
翼でスピードを付け、そのままガラスに突っ込んだ。見事にガラスが割れてものすごい音がする。少しくらい切れるかと思ったが、自分には傷ひとつ付かない。やっぱドラゴンは硬いな。これならあいつも大丈夫だろう。
腰が抜けてる人間を尻目に、そのまま上空に上がって飛び上がる。このまま俺の家まで飛んでいってしまおう。

 次にあいつが目覚めるのは俺のうちの中かな。あいつ、今頃どんな夢を見てるんだろう?解剖実験の最中とかか?
あいつが怖がる姿を想像すると、ちょっと面白くなって笑ってしまった。


-6話-

 ・・・・・うぉ!!?・・・・・あぁ・・・・夢だったのか・・・。
今までキノコ食ったらドラゴンになって、親からも逃げ出して、犬にも襲われて、更に人間に捕まって解剖実験される夢を見ちまったよ・・・。
「夢だったのか・・・。」
俺は確かめるように言葉に出してみる。うん。いつもの声だ。安堵のため息が胸を付く。ホントにリアルな夢だった・・・。
てか、そんなマンガみたいな出来事あるわけないよな。第一ドラゴンだよ?伝説の生き物なんかに俺が成れるわけないじゃん。
こんな夢を見るなんて・・・・アイツのドラゴンへの情でもうつったかな・・・。
いつもと違う雰囲気に気が付いて、辺りを見回してみる。・・・・ここ、アイツの家じゃん・・・・まさか・・・・。
「多分夢じゃないと思うぞ。」
青いドラゴンが急に俺の視界に飛び込んでくる。うわ!人形のようにも見えるけど、紛れもなく本物のドラゴンじゃないか!
確か俺の夢の中だとこのドラゴンは・・・・・そう、アイツだ!ってことは・・・・・
自分の手を恐る恐る確認してみる。白い毛包まれたかわいらしい腕に、爪が三本生えている。腹も足も白い毛だらけだ・・・・・。やっぱり俺もドラゴンだ・・・・orz
今までの夢は現実だったと知り、頭の中が真っ白になってしまった・・・。夢の中だけだったら、いい夢だったのに・・・・。
「お前の寝顔、ちょっと変だったぞ。相当ありえない夢だったんだろうな。あ、この状況も相当変か。」
そういいながらアイツはいやらしく笑った。元々憎たらしい顔つきだ。ついでにわかりやすいドラゴンの顔なんだから、もうぶん殴ってやりたくなるほどむかつてくる。
こっちがどんな思いをしたかわかって・・・・って、確か俺は人間に捕まったはずだ。
アイツが助けてくれたって言うのか?っていうか、なんで場所がわかったんだ?
俺の心はむかつく気分から一転して疑問で満ち溢れた。
「おい、あの人間から、俺をどうやって助けたんだ?」
何もひねらず、率直に聞いてみる。アイツも聞かれることを予想していたのだろう。笑いから一気に待ってましたという感じの顔つきになっている。相当誇らしい助け方だったんだろうな・・・。

 アイツから俺をどうやって助けたかを教えてもらった。あまりに大胆すぎて、と言うかあきれすぎてしばらく物が言えない。殴りたいなんていう気持ちは当の昔に消えてしまっていた。
「・・・・・それ、まじか?」
やっとこの言葉が言えた。それが本当なら、当に俺たちの存在が人間に知れてしまったことになる。つーか、そんな馬鹿らしいこと、信じたくない。
「大マジだよ。あの人間の顔、お前にも見せてやりたかったぜ。」
そういいながらまた笑いだした。・・・・そんなことしてよく笑っていられるな・・・・。
俺たちの立場を本当にわかっているのか?このやろう・・・。
「そんなことをしたら完全に俺達がばれちまったってことになるじゃねぇか!どうするんだよ!」
今までばれないように苦労していたのが完全に水の泡になってしまう・・・・こんなことなら親にばらしておくべきだったかもしれない。そのほうが数倍安全だと思ったし、それなら家にい続けることもできたと思うし。
ここまで能天気なやつだったとは・・・一度でもお前を褒めた俺が馬鹿だったよ!俺の感情に比例して尻尾が地面を叩き続けている。
「あんなやつのいうことを信じるやつなんていないって。それに巻き込ませちまったのは俺だしな、これぐらいはやっておかないと罰当たりそうでな・・・。」
そういいながら照れくさそうに笑った。ドラゴンは感情を出すのが得意なのだろうか。その笑った仕草が本当に照れくさく、そして可愛く見えた。なんだ・・・・・普通に笑えるじゃん・・・。
それなりに罪悪感を感じてるみたいだし、ここは許してやるか。
「まぁ・・・・・助けてくれてありがとな・・・。」
ん・・・?俺は許してやるって言おうとしたのに、ありがとうに・・・・・本当は俺がそう思ってるっていうのか?
ホント本能に従ってるって感じだ・・・。こりゃあ嘘は付けねぇな・・・・。
 二人とも照れくさくしている間に、俺は大事なことに気が付いた。そう、キノコ!キノコを食べるためにここに来たんだ!
「そうだ、キノコはどこだ?」
これを食べればこのドラゴンの体ともおさらばできる。
「あぁ・・・・・ほら、これだよ。」
アイツはそういいながら足で旅行バックの中のキノコを掴み、俺の前に置いてくれた。
やっと元に戻れる・・・・今考えると短いが長い一夜だった・・・・。あ、そういえば・・・・
「お前はどうするんだ?これ一個しかないんだろ?」
考えるより先に言葉が出た。きっとそれほど心配してるんだろうな。
「俺はこのままでいるつもりだ。ドラゴンにはずっとなりたかったし、それにそのキノコは後ひとつしかないからな。」
そういいながらアイツはまた笑った。今度は、なんだか寂しそうに・・・・・・。
能天気なアイツでも、やっぱり一人になるのは寂しいんだろうな・・・。なんだか一人で戻るのも気が引けるな・・・。ドラゴンの体も意外と気に入ったし・・・。このままいてもいいと思った・・・。
でも、やっぱり俺は元に戻りたい・・・・・元々ドラゴンに特別な感情なんてない俺には、人間に戻るのをとめるような決定打は存在しない。
お前には悪いが、元に戻るからな・・・・お前の世話は絶対俺がしてやるから・・・・!
いざキノコを食おうとした前に俺は一言漏らしてしまった。
「ごめんな・・・・・。」
そういった瞬間、アイツの目は涙ぐんで来た。何でこんなこと言っちまったんだ・・・・。アイツの目から、アイツの体の色と同じ色の物が少し出てくる。
そんな目で俺を見るなよ・・・・・食えないじゃないか・・・・!
最初の時ときにアイツがした目と似たような感じがした。だが、あの時とは違い、俺は本当にヒロインを見るような感覚に陥っていた・・・。


-7話-

 食うに食えない、そんな雰囲気が辺りを流れている。正直言うと、人間に戻ってもやりたいことなんて全くない。
俺は高校卒業後、やりたいこともないのでフリーターとしてやってきた。まぁ、典型的なニート予備軍だ。
そんなことだから別にドラゴンのままでもいい・・・・・って、何考えてるんだ!もう「ゴメンよ」なんて言ってしまった以上、雰囲気的に食うしかないじゃないか。
しかもアイツを泣かしている。ここで食うのをやめたら漢じゃない!アイツはいまだこちらを見ているが、もう俺は決めたからな。食うぞ!
俺は勢いよく口を開けた。犬サイズになっても、これくらいを一口で食べるのは容易な大きさだ。
そのまま地面に置いてあるキノコにかぶりつき、飲み込みやすいように顔を上に上げた。
いざ噛み切ろうとしたその瞬間、俺の中に何か熱いものがこみ上げてきた。この感覚、どこかで・・・・
前起きたことを考える前に、俺の口から真っ赤な炎が吹き出た。
吹き上げたのが終わった後、ようやくあの感覚が炎を巻き上げる時の感覚なのを思い出した・・・。もちろんキノコは、欠片すら残さないまま炭となって消えた。
前に炎を吹いた時は気絶するくらいだったのに、何故か今回は少し疲れたくらいだった。以前より火力が低かったおかげだろうな。まぁ、そんな低火力でもキノコは簡単に燃えてしまったが・・。
涙目のアイツがまだこちらを見続けている。さっきの悲しそうな顔ではなく、キョトンとした顔で。
ある意味さっきより気まずい雰囲気だ。燃えてしまった物はしょうがない。むしろすっきりした気分だ。一応、今の状態ではドラゴンになることが一番やりたいことなんだし。結果オーライだよな。
場を和ませるためにも、俺はアイツにちょっとふざけた感じで言ってみた。
「ごめん。燃やしちゃった・・・・。」
ちょっとふざけすぎたかな・・?現にアイツは下を向きながら少し震えて・・・・・ってこれもどこかで・・・・。
アイツが顔を上げてきた。・・・ってさっきより涙目になってるじゃねぇか・・・。もはや泣いてるといっても遜色無いくらいだ。
顔を上げたまま、俺に抱きついて、本当に泣き始めた・・・・・。
「ごめん・・・・・・ありがとう・・・!」
他にも色々言ってたような気もするが、泣きながらだったのでよく聞き取れなかった。
最初に抱きつかれた時ははっきり言ってきもいとしか思わなかったが、今は・・・・・・悪くはないかな。
アイツの涙のせいで、俺の白い毛はしっとりと光沢感を帯びていた。こりゃあ後で風呂に入らないとな・・・。

 泣き疲れたのか、アイツはようやく泣き止み俺の顔を見て笑った。
「これで俺たち道連れだな。これから死ぬまで一緒にいなきゃいけないんだ。仲良くやろうぜ。」
あんなに泣いておいていきなりそれかよ・・・・不謹慎って言葉を知らないのか・・・ったく・・・。
「そうそう、俺のよく行く掲示板に俺たちのことを書いておいたんだ。あ、どうせネタにしか思われないから大丈夫だからな。」
そういうことよくやるな・・・・・ドラゴンに成れたのを少しでも他の人に自慢してやりたいんだな・・・。
その掲示版の名前は、【竜】萌えよドラゴンBreath14【龍】だ。竜好きが集うところかよ・・・・これじゃあ本当にネタとしか捕らえられないな・・・。
「なんて書いたんだ?」
別にどうでもいいことだが、一応なんて書いてあるか気になるからな。
「これだよ、これ。」
そういってアイツは爪であるレスを指差した。そこにはこう書いてあった。


64 名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage]投稿日:2005/08/08(月) 08:51:26 ID:Fc8sajpb
正体不明のキノコを食べたらドラゴンになっていました


あれから結構な時間が経った。
アイツの家は一人暮らしということもあって、今のところ誰にもばれていない。家の金も全て払い終えていた。アイツの家が金持ちで助かった・・・。
今ではドラゴンの姿は人間の時よりも気に入っている。っていうか、もう人間に戻る気も全くない。今じゃ空を飛ぶのが生きがいみたいなもんだし、それに花火なんかも常に特等席で見れるしな。
ただ、食事の量が今までの2,3倍になっちまったからお金がかかる、そのくらいかな。
それと、今は2人でネットショッピングを始め、その収入源で生活をしている。パソコンというのは本当に便利だ。人と顔を合わせなくても仕事ができるのもコイツのおかげだ。
最初はほとんどキーボードを打つことができなかったが、使っているうちにだんだん打てるようになり、今では人間の頃となんら変わりなく使うことができるようになった。
最初の頃はほとんど売れなかったが、最近は軌道に乗っている。
その商品自体の値段が結構高いし、原価もほぼ0なのでこれだけでも十分利益が出る。
何を売っているかって?それは・・・・・

終わり

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