「鬼っていると思う?」
クラウンの不思議そうに首をかしげる仕草を見ながらVIPは考えた振りをする
鬼なんかいるわけないとは言い切れないが、今のところ鬼は見た事がない
あの戦っている相手が鬼だというなら見た事があると言えるが
「鬼ってどんなのだろ?」
お菓子を食べながらクラウンは足をバタバタさせる
真夏の太陽のせいで焼けた細い足がバタバタとVIPの頭の後ろで暴れてる
VIPはクラウンの寝ているソファーを背にして机の上の宿題を片付けていた
「バタバタすんな」
バチンと音を立ててクラウンの尻を叩いたVIPは溜め息を付くとまた宿題にとりかかる
クラウンは拗ねた顔をして寝転んでいたが急に起き上がって
「VIPお兄ちゃん、ゲームしよ」
「んー」
「スマブラしよ」
「やるやる」
勉強を投げ出してゲームの電源を入れた時だった
床がどすんと音を立てて揺れる
「 勉 強 は ? 」
ラウンジが仁王立ちをしながら腕を組んで二人を見下ろしながら言い放つ
「「ひぃ・・・ごめんなさい」」
鬼は近くにいた・・・
クラウンの不思議そうに首をかしげる仕草を見ながらVIPは考えた振りをする
鬼なんかいるわけないとは言い切れないが、今のところ鬼は見た事がない
あの戦っている相手が鬼だというなら見た事があると言えるが
「鬼ってどんなのだろ?」
お菓子を食べながらクラウンは足をバタバタさせる
真夏の太陽のせいで焼けた細い足がバタバタとVIPの頭の後ろで暴れてる
VIPはクラウンの寝ているソファーを背にして机の上の宿題を片付けていた
「バタバタすんな」
バチンと音を立ててクラウンの尻を叩いたVIPは溜め息を付くとまた宿題にとりかかる
クラウンは拗ねた顔をして寝転んでいたが急に起き上がって
「VIPお兄ちゃん、ゲームしよ」
「んー」
「スマブラしよ」
「やるやる」
勉強を投げ出してゲームの電源を入れた時だった
床がどすんと音を立てて揺れる
「 勉 強 は ? 」
ラウンジが仁王立ちをしながら腕を組んで二人を見下ろしながら言い放つ
「「ひぃ・・・ごめんなさい」」
鬼は近くにいた・・・