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ここは数多の板が散在する場所、2ch。
ネット上の事とはいえ、人と人の会話である以上イタコザが起こるのは必須。
それはその些細なイタコザを描いた作品である。



―…ああ、もう朝?
そう思いながら、私は目を開ける。
周囲を見てみると、見慣れたベッドに目覚まし時計、着替えの服などが散在している。
実に見慣れた風景よね、そう思いながら私は体を起こす。

「ふぁ~ぁ…」

脳が酸素を欲しているのか、自分の意志とは無関係に欠伸が出る。
ちょっと恥ずかしくなったが、回りには誰も居ないから特に問題ない。
そうどうでも良いことを考えながら、私は地面に立つ。
目を擦りながら、リビングへと向かう。

「おはようございます、ロボットさん」
「おはよう。いつも思うけど、敬語はいらないって…」

姉のロボゲーと会話をする。
ロボゲーは私と比べ物にならないほどしっかりしているし、私より数倍…いや、数十倍は強い。
胸の大きさも又然り。私は視線を自分の胸へ落としながら溜息をつく。

「どうしました?ロボットさん」
「ああ、いや、その…。ロボゲーっておっぱい大きいよね…」
「なっ!?」

ロボゲー驚いたように声を上げる。
いつも思うけど随分とからかいがいがあるよね、この人。

「ねぇ、ちょっと触らせてよ。いいでしょ?」
「あ、ちょっと…ふぁっ」

甘ったるい声を上げる。
私より大きいのに感度も良いのか。だんだん悔しくなってきた。
ええんかここがええんかちくしょう。力を入れて揉みしだく。

「ちょ、まっ…やぁっ、はんっ…あんっ!」
「ああくそええんかここがええんか畜生!」

おっといけない、つい本音を出してしまった。
あっちも本気で感じちゃってるようだし、一旦手を離す。

「はぁっ、はぁ…な、何をするんですか」

声を荒げながら返事をする。心なしか顔が紅潮している。
しかも涙目で上目遣いと来たものだ。誘ってるのか畜生。
しかし私はこの程度で挫けない。けどやっぱり悔しい。
ロボゲーの胸をもう一度揉みしだき、私は外に出た。


「あ~あ、私もあんな大きくなりたいなー」

と、とても人には聞かれたくないような独り言を歩きながら言う。
どうせこの道は私と軍事のおっさん以外ほとんど通らない道だ。聞かれることはないだろう。
そうどうでも良いことを考えながら、ボケーッと歩いていく。

―その時だった。

「!?」
「キサマヲ ツカマエロ ト マスターカラノ メイレイダ」

え!?なにこの唐突な展開!?
私は捕まれた腕を振り払おうとグーで叩く。
しかし…まったく動じる気配はない。なんだこいつ本物のロボットかよ。私もだけど。
そんなどうでも良いことを考えている私って結構危機感無いのかな?
そう思っていた時。

「スコシ ネムッテイテ モラウ」
「え?」

何か粉っぽい物が顔の前に降ってきた。
これはやばい…!私は何とか脱出しようと試みるが、時既に遅く。

「いやぁーっ!!」

最後の力を振り絞って、大声を出す。
ってそうだ、この道は軍事のおっさんくらいしか通らないんだ…
甘かったよ…
そう思った矢先、私の意識は沈んでい…って……

「ホカク カンリョウ」
「コレヨリ テッタイスル」

―――

「む?先程の悲鳴は?」
「おなごの悲鳴は良い。まったく性欲をもてあます。そうは思わないか軍事?」
「いい加減にせんか貴様は!あと上官を呼び捨てるな!」

ハリセンを一閃。兵器の頭は軽く地面にめり込む。
さすがは元グリーンベレーの自衛隊隊長、といったところか。
年を取っても力は若者以上だ。

「痛いではないか軍事」
「呼び捨てにするなといっている!」

一方、さっきハリセンで叩かれたのは兵器。
グレネードやミサイルを背負って、銃も所持している。接近戦も難なくこなせる、軍事の名パートナーだ。
しかしどこか抜けている。理由はわからん。

「軍事のおっちゃんおいすー」
「お…VIPか。久しいな。」
「おう、久しぶりだお」
「軍事、こやつは何者だ?」
「儂の旧友のVIPだ。決して敵ではないから攻撃せんようにな」
「了解した」
「ところで、ちょっと教えて欲しいんだが」
「なんだ?」
「ここの計算式がわからないんだお」
「ふむふむ…、ここはこうやってだな…」


「って馬鹿ー!」
「テラビバッチェ!何だお軍事のおっちゃん!心臓が止まったお!」
「どうした軍事」
「先程悲鳴が聞こえてきただろうが!今でも遅くない、調査に行くぞ!」
「誘拐と聞いて黙っていられるVIPPERではないお、行くお!」
「了解した軍事」

―――

「マスター ロボゲー ヲ トラエテ キマシタ」
「おお、よくやった…って馬鹿者が!これはロボットじゃ!
 ロボゲーを連れてこいと言っただろうが!」
「…」
「シカシ マスターカラ ツタエラレタ ジョウホウデハ コレガ テキゴウ サレマシタ」
「馬鹿者が!巨乳と貧乳の区別も付かぬのか!」
「最初から儂に任せてくだされば良い物を。
 機械になど任せるからこうなるのです」
「ぐっ…それはいいのだ!
 ロボゲーも妹が攫われては黙ってはおるまい…。
 お前には来るべき時に活躍して貰う」
「しかし、一体ハングル殿は何が目的なのです?
 世界が欲しいのならば我々だけで十分というのに…」
「わしの夢はそんなちっぽけな事ではない!
 ロボゲーのあの放漫な胸を揉みしだくのがわしの夢だ!」
「わかったら口出しするな日本史!」
「…」

―――

「ロボットー、どこへ行ったのですかー?」

おかしい…、ロボットはいつも昼飯までには帰ってくるのに。
姉のロボゲーはそう思いながら、足を速めた。
妹を心配しながら、しばらく走り続けた所…

「なっ!?」
「のうわっ!」

VIPと出くわした。というかぶつかった。
その衝撃でVIPはロボゲーに馬乗りする状態になった。

「あ、あの…」
「こ、これはかなりの美人だお…!おっぱい!おっぱい!」

ロボゲーは身の危険を感じた。
しかし、後ろから飛んで来た声がロボゲーを安心させることになる。

「何をしておるかVIP!」

ハリセンを軍事が投げる。まるでスマブラを彷彿とさせるような放射角を描いて飛ぶそれは、VIPへと向かい…

「オフッ!」

バシ、という心地良い音を上げて当たった。
VIPが吹っ飛ぶ。そのまま川に落ちた。
ストックが-1される。VIPは上から白い床に乗って降りてきた。

「何するお!このフラグ台無しにされたら困るお!」
「フラグも何もあるか!儂らは悲鳴のある方向へ向かっておるのだぞ!」
「う~む、性欲をもてあます」
「お前はもう良い!帰れ!」

軍事が怒っている。
この人胃が凄く痛くなりそうだ、とロボゲーは思う。
しかし今はそれどころではない。悲鳴が聞こえたと言っていたが、それはもしかしたらロボットの物なのではないだろうか。
だとしたら危険だ。ロボゲーは声を上げる。

「悲鳴が聞こえてきたって、どこからですか!?」
「おぅ、あ、それはあっちじゃ。儂らも今そこへ向かおうとしていたのじゃが…」
「私が乗せていきます!背中に乗ってください!」
「こんな美人に乗る…ハァハァ」
「性欲をもてあます」
「貴様らは走れ!走りたくなければ黙っていろ!」

この二人も走るのは嫌なのか、今回は大人しく指示に従う。
一体なんなのやら。

「…乗りましたか?では、きちんと掴まっていてくださいね」
「ああ、わかっている。」

声が帰ってくる。ロボゲーはブースターを吹かした。

「全速力で…行きます!」

―――

…一瞬だった。
実質1秒かかるかかからないかくらいの時間で、その場所に着いた。

「…さすがはロボゲー殿、恐ろしき加速…」
「いいえ、そんなことはどうでも良いんです。
 悲鳴はどの方向から聞こえましたか?」
「ああ。あれはここから…西に向かってか。」

西と言えば、悪者連合研究所がある所。
妙に胸騒ぎがする。早く行かなければ。
ロボゲーはそう思いつつ、声を掛ける。

「もう一度加速します!しっかり掴まっててください!」
「了解ッ!」

―――

「…ここね。」
「しっかし…いつ来ても面妖な場所だな」
「ああ、そうだな軍事」
「はひぇ~、加速しすぎだお…」

一人は加速時のGで伸びてしまっている。が、他の三人はほぼ気にしていない。さすがはエキスパート。

「では、扉を破ります。皆下がってください」
「了解した。皆下がれ!」
「了解」
「ふひ…下がるのかお…?」

「全員下がりましたね、では…。行きます!」

先ずはロボゲーが腕を構える。
その刹那、ロボゲーは口から言葉とならない音を出す。
その口から出される音は次第にプログラムを作り上げては、腕に吸収される。
その時間約3秒間。ロボゲーが音を発するのが止まった時―
―光は、放たれる。
その光は闇を全て切り裂き、白日の下に晒す。
ロボゲーは反動を上手く吸収している。それにより、反動の衝撃は胸が少し揺れる程度まで減らされていた。
…いくら扉が鉄製とはいえ、桁違いの質量と熱量を受けては無事ではない。
ロボゲーが放った光を中心に、大きな穴が空いていた。

「ふぅ…」
「さすが、腕は鈍って折らぬようじゃのう」
「乳揺れ…性欲をもてあます」
「( ゚д゚ )」

各々が思い思いに言葉を放つ。
そして、4人は動き出す。

「では、行きます」
「フッフフ、腕が鳴るわい」
「油断は禁物だ」
「こ、怖いお…」

―――

―扉の中に入った刹那、声が聞こえた。

「我らはこの扉を守る番人、残念だがお帰り願うことになる」
「シンニュウシャ ハイジョスル」

「ならせめて、ロボットは返して頂きたいです」
「誘拐を許すわけには行かぬな」

「残念だが、それは出来ぬ。主の命は絶対故」
「ムリダ」

「ならば、実力行使を!」
「おう!行くぞ兵器!」
「了解した大佐!」

「馬鹿目が…」
「テキ ハイジョスル」


まず攻撃を仕掛けたのはロボゲー。
左手から伸ばしたビームソードで横薙ぎに二人を斬りつける。
…しかし、そう簡単に当たりはしない。ジャンプして回避された。

「甘い!」
次に攻撃を仕掛けたのは日本史。
三尺を悠に超える長刀を持ち、ロボゲーへと飛びかかる。
「ぬぅんっ!」
そして一閃、もの凄い質量を伴って振り下ろす。

「…させるかッ!」
兵器が二人の中に割り込む。
銃のグリップの部分で、刃を受ける。
そして、懐から大型銃を持ち出し、撃つ。

「ガォォンッ、バギューンッ、ドギャンッ!」
乾いた音を出して銃弾は放たれる。しかし、その程度で動じる日本史ではなかった。
キィン…と、ガラスを思い切り叩いた時のような音が響く。
それが3回鳴り…、銃弾は、地に落ちた。

「…この儂を倒したいならば、核でも持ってくるが良い!」
「…チッ!」
「どけい兵器!儂が攻撃を掛ける!」
「了解した軍事!」

兵器が体を反らすと同時に、軍事の持つ軍刀の切っ先が日本史の腹を捕らえる。
だが、日本史は体を捻って避ける。

「ちっ!鉄砲玉か!」
「フフ…儂を只のおっさんだと思うな!」

どこからか取り出したサバイバルナイフを左手、軍刀を右手と持つ。
それを見て、日本史は一歩下がる。
それと同時に、軍事は構えを取る。

緊迫した空気が流れ―

「りゃあっ!」
―先に仕掛けたのは、日本史だった。
長刀の居合で、軍事を薙ぎ払う。

「ぬぅっ!」
しかしそれに動じる軍事ではなく、難なくナイフで防御する。

「セッ!」
軍事は右手の軍刀で突きをするが、鞘で防がれる。
日本史は素早く刀を戻し、体を捻りつつ軍事の背後に回った後、上から刀を振り下ろす。

「ちっ!」
軍事はそれをナイフをかざして防御する。
そして体を捻り体制を整えた後、防御の構えをする。

「やりおるな!ならばこれではどうだ!」
日本史は刀を左手に持ち変え、刀で突く。

「何をッ!」
軍事はそれを軍刀の刀腹で防御し、ナイフと交差させて日本史の刀を挟み込み、上から地面に挟み付ける。

「甘い!」
日本史は素早く刀を引き右手に持ち替え、上から振り下ろす。

「当たるかッ!」
軍事は咄嗟に体を捻り回避し、蹴りで足払いをする。

「だが…甘すぎるわっ!」
しかし日本史は地面に差した刀を支点にジャンプしながら回し蹴りを放つ。

「グゥッ!」
それに当たった軍事は、かなりの距離を飛び、壁に叩きつけられた。

「これでトドメよ!」
日本史は脇から脇差しを一本取りだし、投げつける。

「ぐはっ!」
それは軍事の足に刺さった。
全体の傷から見れば大した物ではないとはいえ、これ以上戦闘を続けるのは危険だろう。
そう判断した軍事は、命令を下す。

「兵器よ、儂では駄目だったようだ…。貴様の出番よ、行け」
「了解」

兵器は冷たい声で言い放つ。


「…若造、貴様に儂の相手が務まるとは思わんな」
「そういったセリフは 勝ってから言うんだな!」
「ならば良い…。覚悟を決めよ、若造!」
「ショウタイムだ!」

「…ところで貴様、さっきは「儂を倒したいなら核でも持ってくるが良い」と言ったな?」
「それがどうした」
兵器がおもむろに鞄から何かを取り出す。
全長一メートルほどの細長い円筒だ。
「もしや貴様…」
「…これは核並の破壊力を持つミサイルだ。命が惜しければ敗北を認めよ。さもなくば爆発させる」
「馬鹿目が!このような場所で爆発させれば味方がどうなるのか自明の理!何をする気だ!」
「…ヘッ、残念だったな。ここに瞬間移動の出来るアイテムがある。一回きりだがな。」
「…馬鹿な!」
「なら試してみるまでだ!うおおおお!!」
「ぐっ…近寄るな!」

日本史は刀で兵器を斬りつける。が、その足は止まらない。

「ぬうおおおおおおおっ!!」
「ぐっ!貴様…!」

兵器が日本史に接触する。
―刹那、兵器と日本史の姿が消えた。
それと同時に、遠くで爆発音が聞こえる。
…どちらとも、無事ではいないだろう。

「…馬鹿者が…」

軍事が哀しげな声で言う。
この程度で死ぬとは思っては居ないが、少なくとも無事ではないだろう。

「…」

そのまま、軍事は黙りこくってしまった。

―――

一方、こちらはロボゲーと機械工学の戦い。
双方無言のまま、目にもとまらぬ速さでの戦闘が繰り広げられている

ロボゲーがビームを撃つ。
機械工学は一瞬にして避ける。
機械工学がレーザーを横薙ぎに放つ。
ロボゲーは宙返りして回避する。

それをとうに何十回も繰り返していた。
しかし、その攻防も今、当に終わろうとしていた。

機械工学が一気に距離を詰め、右腕から光を形状化させたものを伸ばし、上から打ち落とす。
ロボゲーは左腕から光を形状化したものを伸ばし、その攻撃を受ける。
鍔迫り合いが数秒続き両方が弾かれた時、亜高速戦闘が始まった。

機械工学は変形して飛行機のような形状となる。
ロボゲーは背中のブースターの出力を上げる。

刹那、二人の姿は無くなる。否、見えなくなる。
聞こえるのは風を切り裂く音と、弾が爆発する音のみ。
人間が視認できるレベルではない。


ロボゲーが実剣を抜くと、機械工学は先端の部分に光を纏わせる。
ロボゲーが剣を振り下ろすと、機械工学も先端を上から下ろす。
その衝撃で二人は弾かれ、数Mの距離を下がる。

それを数回繰り返した後、ロボゲーが剣を戻しつつ距離を取る。
そして両手を前にかざし、空手の連続突きの要領で無数の光球を放つ。
しかしそれを難なく避ける機械工学。そして機械工学は一瞬止まり、腹の部分からバルカンを放つ。
それはロボゲーに向かって直進し、命中する…かと思われたが、爆発はしない。
ロボゲーは一瞬のうちにその弾薬の全てを肩からのバルカンによって撃ち落としたのだ。

―刹那、今度はロボゲーが距離を詰めた。
右腕に銃を持ち、それをほぼ零距離で連射する。
しかし機械工学はその時に変形をし、それによって生じた隙間へ全ての弾を滑り込ませる。
直後、機械工学は肩のパーツを前に押し出す。それは一瞬のうちに熱を帯び、武器となる。
それをロボゲーに向け振るが、それは当たらない。
ロボゲーは先程の銃の銃身の部分でそれを受け、防御する。
そして右拳に光を溜め、それを放つ。
不意を突かれた機械工学はそれをもろに受け吹っ飛ぶが、それは本人にとってはさしたるダメージではない。
一瞬にして壁を蹴り、もう一度距離を詰め、零距離でバルカンを放つ。
不意を突いたと思った瞬間に不意を突かれたロボゲーはそれをもろに受ける。
が、バルカン程度ではアンドロイドに傷は付かない。アーマーが僅かに凹む程度だ。
そしてもう一度距離をとり、また攻撃を開始する―


この間約1秒。
これが亜高速戦闘のスピードなのだ。

それを見ながら、VIPは一言漏らした。
「ぜ 絶対敵に回したくないお」と。

VIPは周りを見回すと、一つの大きなドアが目に入った。
あれが親玉の部屋かお?と思いつつ取っ手に手を掛ける。

その頃、後ろで爆発音がした。
後ろを振り向く。ロボゲーの勝利に終わったようだが、ロボゲーはエネルギーを使い果たしたのか、へなへなと座り込んでしまった。
今なら襲う絶好のチャンス、と思いつつも最後の理性がVIPを引き留める。
ここでロボットを救い出したなら俺の大手柄、貧乳と巨乳が手に入る!と思いつつ、VIPは気を奮う。

けど、これ以上強い奴がいるのかお?だとしたら遠慮しておきたいお…。
VIPは念のため、中の様子を探ろうとして戸に聞き耳を立てる。
そうしたら、何やら喘ぎ声らしきものが聞こえる。
それに気付いたVIPは、無意識のうちにドアを開けていた。

そしてVIPが見た光景は、想像を絶するものだった…!

―――

「あーそこ、もっと力を入れて」
「は、はいロボット様」
「あっいい、あんた結構上手ね」
「あ、あの、ちょっと休憩を…」
「駄目駄目。ロボゲーに胸揉ませてくれるよう説得してあげないよ?」
「ひいいっ、それだけはー」
「じゃ、もっと力入れなさい」
「はい…」

「…何をしてるんだお?」
「あ、VIP」
「で、出おったな!わし自ら息の根を…」
「マッサージ!」
「ひゃい!」

明らかに尻に敷いている。
なんだったんだよ今までの苦労は。
あー兵器報われねーなー、と思いつつ声を掛ける。

「ロボット、早く帰るお!ロボゲーが心配していたお!」
「あ…そうか…。うん、もう行かなきゃね。ハングルさん、マッサージ気持ちよかったよー」
「は、へぇ…」
「じゃ、行こうか。」

しばらく進む。
と、先程まで戦闘をしていたロボゲーが倒れていた。

「あれお姉ちゃん、エネルギーが尽きちゃってる…。
 しょうがないや、私のエネルギー分けてあげないと」

と言うと、おもむろにロボゲーの唇に口付けた。
いきなり何をするお?百合道って奴かお?とVIPが混乱していると、すぐに返事が返ってきた。

「私たちは口からエネルギーを得るタイプだからね、無くなった時はこうするのよ」
「そうなのかお…」

「…あれ?」
「あ、起きた?」
「あ、ええ…」
「じゃ、行こうか」
「はい」


またしばらく進むと、軍事のおっさんが包帯を巻かれた状態で倒れていた。
その隣には、兵器が眠っていた。

どうしたんだ兵器、日本史を道連れに爆発したんじゃなかったのか。
ってアレか?瞬間移動できるアイテムが実は一往復分だったとか?

まぁいいか、兵器を起こす。

「おい兵器、起きるお」
「…」
「おい、とっとと起きないと田代砲止まらないお」
「!」

一気に目を覚ます。
やっぱり田代砲の経験がある奴はこの言葉には敏感だな、と思いつつ。
あの後どうなったかを説明する。

「なるほど、つまりはレズか。性欲をもてあます」
「何処を聞いていたんだお!」

軍事のおっさんに変わって突っ込みをする。

「…まぁいいか、これからみんなで家に帰るお」

と、VIPの一声でみんな歩き出した。
兵器は軍事を背負っているが、さして苦しそうでもない。さすがは軍人、か。


…ま、たまにはこんなスパイスの効いた日もあってもいいお。
まぁ、たまにだけれど。
毎日こんな事が続いていちゃ身が持たない、死んでしまうお

…と、VIPはそう思いつつ歩みを進めていった。
ああ、後ろの日差しが温いな、とそう思いながら。
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