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行為判定

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長い説明が苦痛な人は、最下段に纏めあり(TRPG経験者向け)。
行動の正否、また、成功の度合いの大きさを計る際に用いる判定。
特に記載がない場合、1~10の目が出るダイスを二つ用いる。二つの目の順序は問わない。

使用する技能の判定値を基準に2D10し、判定値以下が出れば技能は成功となる。
『判定値-ダイス目』を成功度といい、判定の種別によっては成功度が結果に影響する。
実際の判定では、判定値のほか、『難度』と『状況』が正否に大きく影響する。

自動的失敗

『ダイス目』の合計が20以上の場合、正否を計る判定は成功度にかかわらず失敗として扱われる。
なお、ダイス目による自動的成功は存在しない。

技能を用いない行動でも、判定は(自動的成功の扱いで)行われているものとみなされる。
そのため、大きな損傷を受けてる、身体に馴れない欠損がある、などの状況下(状況ペナルティがある場合)では、その行動に失敗する可能性がある。そのような場合、判定値を考慮せずに判定を行う。

難度

通常、技能の判定値は、ある程度の熟練者が時折失敗し得る程度の基準で定められている。
簡単な行為では判定値が増加し、熟練者でも難しい行為では判定値が減少する。
判定値の変化
難度 -2 -1 0 +1 +2 +3 +4
倍率 11/7 9/7 7/7 5/7 3/7 2/7 1/7

状況

自身が置かれた状況によって受ける判定への修正。
難度は行為自体の難しさに、状況は行為を行うことの難しさにかかる。
状況の修正は判定値ではなくダイス目にかかり、自動的失敗による判定の失敗率が飛躍的に上昇する。
状況は原則的に、+の値だけを取る。

状況にペナルティを受けるおもな原因は、戦闘における『内部構造』の損傷および『構造限界』の突破、その行動に必要な『部位』の故障や破壊が、また、戦闘外の原因では、時間や物資の不足、自身の悪評などが挙げられる。
・内部構造
生物では臓器や神経系
機械では駆動部分
【状況のガイドライン】
+1 必要部位の故障
+2 必要部位の破壊および分断/複数必要部位の故障 内部構造の損傷(1段階)
+4 複数必要部位の破壊および分断 内部構造の損傷(2段階/累積による)
+6 さらなる必要部位の破壊および分断 内部構造の損傷(3段階/累積による)
+8 部位の夥しい破損 構造限界の突破(内部構造の延長/累積による)

判定の省略(自動的成功)

不可能であると明記されていない全ての行為判定では、判定を省略できる。
その場合にはダイス目を22+状況×4とし、自動的失敗は起こらない。

この基準が厳しすぎるとKPが認めるセッション(卓)では、KPはあらかじめ基準を引き下げることを宣言する。最大で、ダイス目18、状況×3までは想定されている。
その他の(想定外の)セッティングを提案
おお、固定値は裏切らぬ!:ダイス目24、状況×0
うちの卓、熱血系だから!:ダイス目32、状況×-4
学園物とかやりたいよね?:ダイス目14、状況×6
血みどろなのは嫌です><:ダイス目20、状況×1

行為判定の計算順序

  • 技能の判定値
    • 判定値への+修正
      • 難度による修正
        • 判定値への-修正
  • ダイスロール
    • 状況による修正
      • 自動的失敗の判定
  • 成功度の確定
非推奨ながら、KPはセッティングによって、判定値への修正の扱いを変更することを、宣言できる。
+と-の位置を逆転:修正がある場合、判定は非常に成功しやすくなる。
+の位置で-も加算:-の修正が小さくなり、判定が成功しやすくなる。
-の位置で+も加算:+の修正が非常に大きく働く。

説明が長すぎる場合

判定値を基準にした、2D10による下方ロール(D100ではない)。20以上は自動的失敗で、目による自動的成功はナシ。
判定値は『難度』により大きく変わる。また、肉体の損傷などの『状況』によってダイス目が上昇するため、自動的失敗が起こりやすい。いずれにしても、判定自体が何の変哲もない下方ロールであることは同じ。

判定の省略は、ダイスを22+状況×4とみなす。
熟練者の得意分野では大抵の判定を省略できるが、傷を負うと途端に判定を強いられる。
やられるまえにやれ。
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