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短編23

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「ますたー・・・もうでんちないです」
「流石に100円ショップの電池だと1日も持たないな・・・」
未来技術はロボットを両手で持ち上げるとポケットの中に入れた
ロボットはポケットの中から未来技術を見上げている
「ごはん・・・」
「すぐあげるよ、大丈夫」
電池が切れたら記憶が全部切れてしまう
家のコンセントから充電できるようにしてみたが、あまり美味しくないらしい
未来技術はポケットに手を入れて小さなロボットの頬を撫でた
撫でられてロボットは嬉しそうに笑う
電気屋につくと未来技術は電池のコーナーへ向かった
沢山の電化製品をロボットはポケットから顔を出して眺めるのが大好きだ
いや、ロボットは全てのことに興味を示す
学校の勉強だって教科書はすべて暗記してしまったらしい
「どれにしようかな・・・」
金はあるが、そんなに高いものばかり買うわけにいかない
マンガン電池は使えないことが解っているので、アルカリ電池じゃないといけないのだが
「・・・あっ8本で150円か・・・」
その8本150円の電池を3つ手に取ると未来技術はさっさと会計を済ませる
外に出て誰もいないベンチで電池の封を切ってひとつ取り出した
「ほら」
ポケットの中に電池を入れてやるとロボットは嬉しそうに電池の+を吸っている
そんなロボットを見て未来技術はのんびりと歩きながら家への道を歩いていった