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第13話「お前らの町はきっと俺達が助けてやる!」

アークエンジェルに与えられた次の作戦、それはマハムール・ジブラルタル間の勢力確保及び連合の補給路切断のため、
通称、ローエングリンゲートを突破し、ガルナハンの街を開放せよ、というものであった。

アークエンジェルはマハムール基地の部隊と協力して作戦に当たることになったが、
正面突破作戦が度々失敗していることから、正面から攻撃を仕掛けつつ、
さらに、地元住民しか知らない坑道跡を抜けると、
ローエングリン砲台のすぐ近くに出るという抜け道を突破して奇襲をかけるということになった。

作戦を説明していたアスランがレジスタンスの少女コニールから
その坑道のデータが入ったディスクを受け取るとシンにそれを渡す。

「お前にはインパルスを分離させて坑道を抜け、奇襲を仕掛けてもらう。
 今回はインパルスが作戦の鍵だ、頼んだぞ」

だが、インド洋沖の一件以来険悪な空気が除かれていないシンとアスランである。
ガロードとティファがシンに伝えたものは確実にシンに、自分のことを含めて様々なことを考えさせ、
シンはガロードと少しずつではあったが打ち解けつつあったのだが、
それに対してシンとアスランの仲は完全に冷戦状態であったため、案の定、シンが突っかかった。

「そんな大事ならあんたがやればいいだろ。なんたって英雄様なんだからな」

予想通りといえば予想通りの反応に、レイ、ルナマリア、アーサー、ガロードからため息が漏れる。
他方で、そんな事情を知らないコニールは不機嫌な表情を隠せない。

「隊長さん、こんな奴で大丈夫なのかよ!?」

案の定、この売り言葉に対してシンが買い言葉を放ってしまう。

「こんな奴だと!?お前みたいなお子様が何言ってやがる!」
シンの言葉はガルナハンの街の惨状を知らないから出てきた言葉であったが、
コニールにとっては聞き捨てならない言葉であった。

「あんたに何がわかる!?街は連合の奴らに好き勝手にされて、
 この前の起きた暴動で一体、町の人が何人殺されたと思ってるんだ!
 今度何かあったらあたし達の町は本当に連合に皆殺しにされちまう…」

コニールの心の底から出た叫びであった。
その言葉はシンにインド洋沖で遭遇した連合兵による地元住民の搾取・虐殺の場面、そして、かつてオーブに攻め込んで次々と国を焼き払っていった連合の姿を思い出させるのに十分であった。

「あたし達はもう生きるか死ぬかの瀬戸際なんだ、お前みたいな奴に軽々しく…」
「おい、このデータ、正確なんだろうな?」
コニールの言葉が遮られる。

「そ、そりゃ私達地元の連中が今回のために必死に正確なデータを作ったんだ。当たり前だろ」
「わかった、安心しろよ、お前らの町はきっと俺達が助けてやる!」
そう言ってシンはブリーフィングルームを後にする。
急変したシンの様子に戸惑いを隠せないコニールに、アスランが代わりに説明する。
「彼は自分の国が連合に侵攻されたんですよ、ミスコニール。
 それに先日、我々が交戦した連合の部隊は地元住民を強制的に基地建設に従事させていて
 逃げ出した者に容赦なく発砲したんですが、それを見たあいつはまさに怒り狂ったかのように
 連合の部隊を壊滅させてしまいました。
 きっとそれらの出来事が脳裏に蘇ったんでしょう。人格に難というかムラはありますが実力はありますよ」
そう言ってアスランはブリーフィングルームからコニールを連れ出して行った。

ブリーフィングルームを出て、アスランがエレベーターを待っていると、
ルナマリアとそれに連れられたレイが近づいて来た。

「さっすが隊長!上手くシンをその気にさせちゃいましたね!」

作戦前だというのにルナマリアが歳相応のキャピキャピしたオーラを全開にして周囲に発散している。

端から見れば軍の上官と部下というよりは、ハイスクールの部活動の先輩後輩という感じだな。
レイは2人の様子を見てふとそんな感想を抱いた。

「・・・・・人と接するのが苦手なだけだよ、あいつも、俺と同じでな」

ルナマリアの勢いに任せたアタックであったが、
それはさらりとアスランに回避されてしまい、無機質な音を立ててエレベーターの扉が閉まる。

「あたし…もしかして予防線張られた?」

レイは、ルナマリアのあまりに的を得た自分の惨敗結果の分析の感想を求められて凍りつく。

ああ、間違いなく予防線を張られたな。
しかも、こう、同じエレベーターに乗られて密室での接近戦を上手く回避されたかっこうだ。
なるほど、さすがヤキンの英雄アスラン・ザラ。危険を回避する技術も高い。
ルナマリア、お前が以前に射撃訓練の指導を受けたことや
セイバーのコックピットで接近戦を仕掛けた成果はなかったらしい。
とはいえ、ストレートに答えていいものか。もしそう答えてルナマリアの士気が落ちるのもよろしくない。
とはいえ、そんなことはない、と答えるのはあまりに白々しいし、多分俺のキャラではない。
というかこの間は一体何秒だ?
レイの脳内で恐ろしいほどの速度で行なわれたシミュレーションの末、
結局はよくわからん、ということで通すという結論に至った。

「さあな…」

一方、シンがコニールの言葉を聞いてやる気を出した姿は、それを見たアーサーにもインド洋沖での出来事を思い出させていた。
理不尽な暴力に対する怒り、反発、憎しみ。
シンの姿に、アーサーは作戦終了後の惨状が容易に想定できた。

アーサーはブリッジに向かい、作戦の準備を指揮するタリアに進言を行っていた。

「艦長、連合が支配しているガルナハンの町では、我々の作戦終了後、暴動の発生及び連合兵の粛清が行なわれると予想されます。
 ですが、それでは先日と同じです。連合の兵は、連合が行なってきた悪逆非道な圧制の生き証人でもあります。
 彼らを上手く使えば、我々ザフトを、善意の解放軍のように印象付けることができるでしょう。
 ですから、アークエンジェルはローエングリン砲台を破壊後、速やかにガルナハンの町へ向かい、
 制圧部隊による暴動の沈静化を図るべきではないでしょうか」
「…貴方は余計なことを考えてないでいいわよ」
「は…?」
「貴方が言ってたようなことはさっき私が司令に申し上げてきたってことよ。わかった!?」
「は、ハイ!」

インド洋沖での一件はアーサーだけでなく、タリアの中にも大きな衝撃を与えていた。
故に、タリアは、ローエングリンゲート突破作戦後の、ガルナハンの町で起こるであろう事態に手を打ったのだ。
当然、基地司令官や幹部らは当初は難色を示したが、インド洋沖での一件の説明は司令官らに少なからぬ影響を与えたし、
敵兵とはいえ上への報告をするときに連合の兵は残らず地元住民の暴動で粛清されて死にました、
等という報告よりは、捕虜にした方がまだマシであろうとの判断も働いた。

「伊達に黒は着てないのかしらね…」

艦内に作戦準備に関するアナウンスをテキパキ行なうアーサーの姿を見ながら、タリアは、
ミネルバに乗って以来、頼りないという印象しかなかったアーサーの思わぬ進言に、その評価を改めさせられたのであった。

ルナマリアの下からなんとか逃げ切ったレイはザクの整備を終えると、インパルスの下に向かった。
するとそこではシンとガロードが坑道を抜ける飛行シミュレーションを行なっていた。

「精が出るな。俺も何か手伝えないか?」
「お、レイじゃねーか、お疲れ」
「ちょうどいい所に来たな、じゃあ飛行ルートを修正するのを手伝ってくれ」
「いいだろう」

レイが短く答えてしばしキーボードを叩く音が響くが、
何かを思い出したかのようにシンに問いかけた。

「シン、その抜け道を出た後、どうやって砲台を破壊するつもりだ?
 シルエットは置いていくのだろう?」
「ああ、だからライフルとサーベルだけで砲台をぶっ壊すしかない」
「じゃあ手持ちの武器がなくなったらどうすんだよ」
「それは…」

シンが言葉に詰まる。

「んなら敵さんから奪うっきゃねーな」

そこにガロードが口を挟む。

「要は砲台をぶっ壊しちまえばいいんだろ?なら敵さんからいただいちまえよ。
 使えるもんはなんだって使わねーとな」
「ほう、なかなかユニークなアイディアだな。なるほど武器がないなら頂くか、考えもつかなかった」
「なんつってもMSなんてそれ自体が爆弾みたいなもんだからな。
 まあライフルやサーベルは規格が違って使えねー可能性はあっけど」
「駄目じゃねーかよ、それじゃあ」

そんなやり取りをしていると、艦内にアーサーの声が響き、作戦開始時刻の接近が知らされた。
「おとりは俺達ががっつりしてやるから頼んだぜ?」
「シン、お前ならできる。自信を持て」

ガロードとレイは口々にシンを激励して自分達の機体の下に向かっていった。
他方でシンは目を閉じてコアスプレンダーの中で自分に問い掛けていた。

連合の連中にこれ以上好き勝手をさせちゃいけない。
町の人達の命の行方は今、自分の腕に掛かっている。
俺みたいな奴をこれ以上増やしちゃいけないんだ。
だから絶対に成功させるんだ、それにガロードやレイも協力してくれたんだ、大丈夫。
何よりもこれくらいのことができないようじゃ、フリーダムを倒すなんて夢のまた夢だ。
俺はできる、いや、やってやるんだ!

自分が今、何をしなければならないか。なんのために戦うのか。
できないようなことか、否。自分ならできる。
自問自答し、決意を新たに、集中力を高め、己を鼓舞する。

やがて発進命令が下り、シンはコアスプレンダーを発進させた。
「シン・アスカ、コアスプレンダー行きます!」
そしてそれに続いて、GX、セイバー、紅白のザクと基地から借りたディンやバクゥが出撃していった。

ガロード達の任務はおとりである。
連合にも名前が売れているアークエンジェルを正面からぶつけて、
有名人の迎撃のために通常より大目に出てくるであろう迎撃部隊を引き付ける。
その隙にシンがインパルスで砲台を破壊する、これがザフトの側の作戦であった。

アークエンジェルの接近を感知した連合も、ローエングリン砲台を防衛すべく迎撃部隊を出撃させる。
出てきたのはダガーLとウィンダムの混成部隊であるが、連合の強みはその物量であり、
敵はアークエンジェルとあってか、その数はアークエンジェル側のMSの倍以上はあった。
するとタリアはここで迎撃機の数を減らしと、砲台を防衛するMAの実力試しを兼ねて
艦両舷にあるローエングリンの機動を命令する。

「ローエングリン照準、目標、敵MS部隊及び敵基地砲台、撃てえぇぇ!」

タリアの声と同時に、アークエンジェルの両舷から陽電子砲が放たれる。
だが、発射を予期していたMAゲルズ・ゲーは味方部隊の前に出ると、
放たれた陽電子砲を正面から受け止め、弾き飛ばしてしまう。
そして、ゲルズ・ゲーがローエングリンの射線軸上を離れる。

「敵のローエングリンが来るわよ!回避して!」
「了解!」
「高エネルギー反応アリ!来ます!」

爆煙を切り裂いて砲台から陽電子砲が放たれる。
アークエンジェルは地上スレスレの所を、
艦左舷をやや下に向けて移動させ、その風圧で砂を吹き飛ばしながらローエングリンを回避する。

一方、アークエンジェル上空でウィンダムの大部隊と交戦していたガロードとアスランであったが、
連合の数にモノを言わせた戦術に苦戦を強いられていた。
厳密に言えば押されている訳ではないのだが、次から次へと向かってくるウィンダムやダガーLに精神力を徐々に削り取られていく。
2人とも、言うまでもなく相当程度の実力を有するスーパーエース級の実力を有している。
だが、2人は中々連携が取れず、本来であればGXのディバイダーで敵機を散開させた上で
確実に叩き落していくという戦法が取れるはずなのだが、
ガロードが放つディバイダーのビームは空中迎撃用にも配備されているゲルズ・ゲーに弾かれてしまう。
一方でアスランはセイバーの機動力を生かして敵を敵の戦闘能力を奪うという行動に出るが、
ウィンダム部隊のビームライフルによる弾幕を張られてしまい容易に接近することができないでいた。

「くっそおおお!全然前が見えないじゃないか!一体誰だ、こんな作戦考えた野郎は!?」
その頃、シンは坑道を進んでいたが、光がほとんど入っておらず、飛行ルートはデータ頼りというなんとも恐ろしいものであった。
たまに機体の一部が壁をかすめてバランスを崩してしまうが、それをなんとか建て直しつつ進む。
レイやガロードとシミュレーションを重ねておいたおかげであろう。
正確なルート飛行を徹底的に頭に叩き込み、精密機械の如く進行ルートを計算したレイと、
複雑な地形等での力の加減や、姿勢の建て直し等、現場思考の色彩が強い飛行動作をアドバイスしたガロード、
この2人の対照的なアドバイスを上手く使い分けてシンは暗闇の中をギリギリのバランスで進んでいく。
そして、しばらく進むとやがてデータが目的地到達を知らせてきた。

「よし、着いた!?行っけええ!!」

コアスプレンダーからミサイルが発射され、岩盤を爆破する。
崩れる岩の隙間から光が差し込み、青空が視界に入ってくる。
そして爆煙の中からコアスプレンダー、チェスト・レッグフライヤーが飛び出してゆく。

突然、ローエングリン砲台付近で起きた爆発で基地司令部は騒然となった。
「何だ!?何が起こった!」
「ロ、ローエングリン近辺で爆発が発生!戦闘機が飛び出して・・・合体。
 こ、これはインパルスです!」
「どういうことだ!アークエンジェルのMSはゲルズ・ゲーとウィンダムが押さえているんじゃないのか!?
 いや、今はそれより迎撃だ。残っているMSはインパルスの迎撃を急げ。
 それと迎撃部隊を呼び戻せ、陽電子砲を破壊させるな!」

アスランとガロードが相手をしていたゲルズ・ゲーとウィンダムの大軍は、基地からの命令を受け後退を始める。
今、基地近辺にいるのはシルエットを装着していないインパルス一機である。
ここにいる部隊が戻らせてしまっては、インパルスは袋叩きになってしまう。
ここでガロードは秘策を思いつく。

「おい、アスラン!手を貸してくれ。このままあいつらを戻らせる訳にはいかねぇ」
「そんなことはわかってる!だがどうすればいいと言うんだ、何か秘策があるのか!?」
「だから手を貸してくれって言ってんだろ!」

セイバーがGXの背後に回り、GXはディバイダーのビームを発射する。
「今だ、いっけええぇアスラン!」

発射されたディバイダーのビームが発射されつくしたと同時に、
セイバーがサーベルを引き抜いてゲルズ・ゲーに向かって切りかかっていく。
ゲルズ・ゲーは後退を始めていたウィンダムの前に立ち塞がり、ディバイダーのビームを受け止める。
これまではウィンダム部隊が、ゲルズ・ゲーに直接攻撃をしかける機体に対してビームの弾幕を張っていたが、
インパルスの出現により後退を始めていたことが仇となった。
ビームを受け止めるため動きを止めていたゲルズ・ゲーにセイバーが急速に迫る。
ゲルズ・ゲーのパイロットがセイバーの接近に気付いたときには既に遅く、
紅い機体がゲルズ・ゲーの横を通り過ぎた次の瞬間にはゲルズ・ゲーは上下2つに分断されていた。

そして、ゲルズ・ゲーという壁がなくなったウィンダムの部隊にGXが追撃を仕掛ける。
「あの蜘蛛野郎がいなけりゃ手前らなんてちょちょいのちょいだぜ!くらいやがれえ!」
GXは再びディバイダーを展開してビームの雨を降らす。

ウィンダムが次々とGXのディバイダーのビームやビームマシンガンに貫かれ、爆発していく音をBGMにして
セイバーが地上で交戦している部隊へ向けて突撃し、シールドを上空に放り上げ、
両手でサーベルを構えると、地上部隊の攻撃を防いでいたゲルズ・ゲーに向けてサーベルを頭上から振り下ろす。
セイバーが、左手に構えていたサーベルのビームを消して収納し、
腕を伸ばして上空から落ちてきたシールドを装着すると同時に、
2機目のゲルズ・ゲーは5体バラバラになって崩れ落ち、大きな音を立てて爆発した。

シールドを構えたインパルスは、立ち塞がるダガーLを手にしたライフルで撃ち抜き、邪魔となる砲台を破壊していく。
岩場の段差をジャンプして上りながら陽電子砲との距離を縮めて行くが、
陽電子砲は徐々に地下へと沈んでいく。

「くそ、このままじゃ…」

シンの中に焦りが生まれる。
このままライフルで敵を撃破しながら進んでいたのでは間に合わない、そうシンの本能が告げる。

インパルスはシールドとライフルを投げ捨てると、対装甲ナイフを両手に構えて突っ込んでいく。
目の前のダガーLが発射するビームを、上半身を屈めて回避し、コックピットにナイフを突き刺して動きを止める。
そして、そこに切りかかって来る別のダガーLに向けて、
ナイフが突き刺さったままのダガーLを力任せに投げつけて岩場から突き落とす。
さらにダガーL2機が落下して起こった爆発の爆風の勢いを借りて、インパルスは一気に
陽電子砲まですぐそこという距離までたどり着いた。

しかし、既に陽電子砲はその姿をほとんど地下に沈めてしまっており、
ライフルを捨ててしまったことが激しく悔やまれた。
だがその時、ガロードの言葉がシンの脳裏に蘇った。

なんつってもMSなんてそれ自体が爆弾みたいなもんだからな

そこに陽電子砲を守る最後のダガーLがインパルスに向かって来る。
だが、インパルスは左腕に持ったナイフを投げつけて頭部を破壊し、怯んだ隙に再びナイフをコックピットに突き刺した。
さらに、さっきと同じように動けなくなったダガーLを、陽電子砲を収容するべく閉じていく隔壁に向けて投げ付ける。
そして、挟まり、閉じていく蓋に押しつぶされそうとなったダガーLに向けてインパルスが胸部のチェーンガンを放つ。
チェーンガンの掃射を受けたダガーLは、小さな爆発をしながら陽電子砲に向けて落下して行き、
大きく爆発すると、その爆発が陽電子砲、そして基地施設に誘爆を広げていった。

ブリッジではアークエンジェルに、ガルナハンの町の開放が完了したとの連絡が入っていた。
ローエングリンゲート攻略にアークエンジェルのみを当てて、
基地に残った飛行が可能なMSと歩兵部隊をガルナハンの町へ
同時に向かわせて速やかに町に突入させたことが功を奏したのである。

格納庫では帰艦したシンが、レイ、ガロードとハイタッチをして喜びを分かち合っている。
「シン、見事だったな。お前があの町を救ったんだ」
「やったなシン。俺なんて蜘蛛野郎に苦戦しちまったぜ」
「いや、レイたちがシミュレーションに付き合ってくれたからだよ、俺1人の力じゃない。
 それに最後はガロードのMSは爆弾って台詞があったおかげで陽電子砲をぶっ壊せたしな」
「そうか、ならば食堂でスペシャルランチ全部乗せの大盛を食べに行こうか」
「じゃあ俺はカツ丼の特盛でいいぜ」
「ゲ!マジかよ…今月まだ給料日前だってのに…」
「気にするな、俺は気にしてない」

こうして3人は大きな声で笑いながら食堂に向けて歩いていった。
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