TOUCH ~触れ合った人々の些細な問題~内検索 / 「何の変哲の無いただの一日(1)」で検索した結果

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    ◆メニュー トップページ メニュー コンセプト ◆シナリオ 何の変哲の無いただの一日? ◆おまけ 作者の秘密の部屋
  • HOTEL twelve施設紹介
    1階施設案内 フロント チェックイン・チェックアウトはこちらで。 ロビー 広い空間で、ごゆっくりおくつろぎ下さい。 喫茶室「シエスタ」 広い中庭に面したカフェで、優雅なひとときを。 2階施設紹介 レストラン「ヴァルキューレ」 世界の料理を、リーズナブルなお値段で堪能できます。 和食「蒲公英」 一流料理人の、こだわりの一品を召し上がれ。 コンビニエンス「MiNi STORE」 開いてて嬉しい、24時間営業のお店。 3階から11階までは客室がございます。 最上階施設案内 バーラウンジ「Red Circle」 深夜3時まで営業。オリジナルカクテルもございます。 地下施設 駐車場 3百台収容できる、巨大地下駐車場です。 他にも、様々な施設がございます。 詳しくは、フロントまたはお部屋のパンフレットを。
  • Panic Life
    「もう12時だな」 俺は腕時計を見て言った。あくびが出る。 横を見ると、悠太もあくびをしていた。やっぱりこんな時間は眠いものだ。 もう4時間、このフロントにいる。先にメシは食ったから腹は減ってないが、無性に煙草が吸いたい。1時になれば休憩になるので、それまでの我慢だ。 「今日のナイトは誰だっけ」 悠太だ。その辺の資料は俺が持っていたので、シフト表を見る。 ナイトマネージャー:小林 洋一 「小林さんだ」 そう言った後で、ふと思い出した話があった。 「そう言えば、小林さんなんだけど」 「うん?」 悠太が聞き返す。 「そろそろ子供産まれるらしいぜ」 「マジで?」 「女の子だってよ。奥さん綺麗だから、奥さん似だったらいいなぁ」 小林さんの奥さんは、すっごい美人だ。万里江の大学の先輩にあたる。 産まれた女の子を抱いて、満面の笑みを浮かべる小林さんの姿...
  • タイム・リミット・ボンバー
    この世界を破壊しよう。 この腐りきった世界を全て壊してしまおう。 手始めに。 このホテルから。 タイム・リミット・ボンバー 進藤玲子は、自分のバッグの中身を見てニヤリと笑った。 爆弾が入っている。それも、自作のものだ。 東京大学工学部での助教授だった自分も、今日まで。 明日から玲子は、爆弾魔になる。 爆発物の研究をしていた玲子は、世界の爆弾を使用した事件を調べているうちに、その事件に魅せられてしまった。 玲子は、爆弾魔に憧れてしまった。 玲子は、爆弾を造ろうとしてしまった。 玲子は、爆弾を造ってしまった。 玲子は、自分の爆弾を手に取り、頬ずりした。 名前を付けている。「ジェニファー」という。 「ねぇ、ジェニファー?」 玲子は爆弾に語りかける。 「貴女、明日の夜に爆発し...
  • 長い夜、長い朝
    「もう12時だな」 有馬浩之がそう言って、あくびをした。日下部悠太は有馬のあくびを貰ってしまい、慌てて口元を押さえる。 二人のホテルマンは、フロントに立って4時間になる。さすがにこの時間になると、フロントに訪れる客はほとんどいない。ロビーにだって客はまばらだ。 「今日のナイトは誰だっけ」 日下部が訊く。有馬は手元の資料を見て、「小林さんだ」と言った。ナイト担当の小林マネージャーは、今はまだ仮眠室で夢の中だろう。彼のシフトは1時からである。 「そう言えば、小林さんなんだけど」 「うん?」 「そろそろ子供産まれるらしいぜ」 「マジで?」 「女の子だってよ。奥さん綺麗だから、奥さん似だったらいいなぁ」 確かに小林マネージャーの奥さんは美人で、大学時代では学内のミスコンで2年連続グランプリに輝いたという話だ。 「あー、俺も子供ほしーなー」 有馬はそう言って椅子に座った。日下...
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