タイム・リミット・ボンバー

    
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この世界を破壊しよう。

この腐りきった世界を全て壊してしまおう。

手始めに。

このホテルから。


タイム・リミット・ボンバー


進藤玲子は、自分のバッグの中身を見てニヤリと笑った。
爆弾が入っている。それも、自作のものだ。

東京大学工学部での助教授だった自分も、今日まで。
明日から玲子は、爆弾魔になる。

爆発物の研究をしていた玲子は、世界の爆弾を使用した事件を調べているうちに、その事件に魅せられてしまった。

玲子は、爆弾魔に憧れてしまった。

玲子は、爆弾を造ろうとしてしまった。

玲子は、爆弾を造ってしまった。

玲子は、自分の爆弾を手に取り、頬ずりした。
名前を付けている。「ジェニファー」という。

「ねぇ、ジェニファー?」

玲子は爆弾に語りかける。

「貴女、明日の夜に爆発しちゃうのよ。うふふふふふh」

笑いが長いので省略。
とにかく玲子はちょっとおかしな女だった。

「どこに、セット、しよう、カナ?」

歌うように玲子は言って、爆弾をそっとベッドに置いた。

「クロゼットの中にしようかしら? それとも、洗面所?」

玲子はついには踊りだした。

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