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「お疲れ様です、シロタカ副総長。」
シロタカの泊まる部屋の前で、一人の女警備員が挨拶をする。
髪の毛で顔半分が見えないのが特徴だ。
「珍しくない?女の人が警備員なんて。」
「武術に長けていれば、このような事もあります。」
「ふーん、自信有るんだ。」
シロタカは茶化すように警備員の顔を覗き込む。
「セクハラで訴えますよ?」
警備員の方も、茶化す様に言い返す。
「ちぇっ、詰まんないの。」
そう言ってシロタカが部屋に入ろうとすると、一度止められて、
「中で見てください。」
と、素早く紙をポケットに入れられた。
シロタカは一瞬身構えかけたが、何事も無かったかの様に部屋に入っていった。



「話はついたのか?」
黒金は自店の店先に立っている、それほど多くない荷物を入れたバッグを肩にかけているゼロに言う。
「ああ、何とか。」
「で、嘘はどうやって付いたんだ?」
「黒金に武術でも教えてもらってくる、婆ちゃんの家に帰る時は絶対に戻って来る。って言っといたよ。」
「そうか、お前も嘘が下手糞だな。」
「ほっとけ」
ゼロは奥に入って荷物を置いた。
「もうすぐ向かえが来る、奥で待っていろ。」
ゼロは言われたとおりに、奥の和室へと入っていった。



「・・・何だ、コレ。」
それは、黒金からの手紙だった。
「僕に裏切れと?ここを?」
ただの紙切れに書いてある文字の集まりを見て、シロタカはただ絶望するだけだった。
それも仕方無い、何故なら・・・
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