ギャルゲロワのなく頃に 想託し編

あれからどれだけの時間が経っただろう。
ホテル『キャッスル・満漢全席』にいるバトルマスターと蟹座氏は未だに戦い続けていた。
開始早々鉈を奪われたバトルマスターは現在『冥加』で応戦している。
これほどまでに戦いが長引いている理由はバトルマスターにあった。
今バトルマスターは固有結界『闘争制覇者-Battle Master』を発動させている。
つまり完全にバトルしている現状でバトルマスターが負ける事は100%ありえない。
だがバトルマスターのコンディションは万全とは言いがたい状態だ。
ここまで彼が現状を維持できているのは、ひとえに目の前の蟹座氏をどうにかしたいという強固な信念のおかげだった。
だがそれももうそろそろ限界に近い。
そろそろなんらかの決着をつけないと自身の身体が危険だ。
だがそれにも増して蟹座氏のほうが危険な状態だった。
蟹座氏は現在蟹見沢症候群絶賛発症中で身体のリミッターが半分外れている状態に陥っている。
一種のトランス状態とでも言うべき状態で暴れまわるとどうなるか。
おそらく遠からず自滅するのは目に見えている。
バトルマスターとしては早期に事態を収拾させたかったのだが――

「蟹座氏落ち着いてくれ! 全部誤解なんだ!」
「殺す♪殺す♪殺す♪殺す♪殺す♪殺す♪殺す♪殺す♪殺す♪殺す♪」

とうの蟹座氏は全く聞く耳持たず。
もう正気があるのか分からないくらいだ。

(まずい。このままじゃ蟹座氏が……
 だがどうする。このまま勝ってもいいが、その後が問題だ。
 誤解を解かないと、またこれの繰り返しになる。
 とりあえず蟹座氏の正気を取り戻さないと……)

そのときバトルマスターの脳裏にあるシーンが浮かんだ。
それはギャルゲロワにも参戦していた「ひぐらしのなく頃に」の一場面だった。

(……しかたないか。
 私が全く悪くないってわけでもないし、賭けてみるか。
 蟹座氏! 君は私――俺が救ってみせる!)

唐突に固有結界が解かれる。
蟹座氏はバトルマスターの体力が限界に来たと思い、鉈を構えなおす。
だがその表情はバトルマスター同様に苦悶の表情だ。
どちらも身体の限界はとうの昔に越えていた。

「バトルマスター……変態……殺す」

渾身の力を込めて鉈を振りかざし、勢いよく振り落とす。
ここまでして蟹座氏は奇妙な事に気づいた。

バトルマスターが無防備な状態で笑っていたのだ。

なぜ?と理由の聞く時間はない。
もう鉈は振り落とされているのだから。
鉈がバトルマスターの頭部を破壊するまで後数瞬。
そのタイミングでバトルマスターは微笑みながら言葉を発した。


「大丈夫だ蟹座氏!! 私を信じろ!!」


「!?」

その決死の行動のおかげか、蟹座氏の思考が若干ながら元に戻った。
だが鉈は無情にも止まらずに――

「……し、しょう……」

バトルマスターは地に倒れ伏し、蟹座氏はその手の鉈で赤い花を散らした。
部屋には久しぶりに静寂が戻ってきた。

「ししょう……ぼく……ぼくが……」

だが静寂はすぐに蟹座氏によって追い払われた。
蟹座氏は気づいてしまったのだ。
己のした事に、これが二度目という事に。

マタコロシテシマッタ

「いや……いやだよ……ししょう、ししょう、ししょうぉぉぉぉぉおおおおお!!!!!」

蟹座氏の慟哭が部屋に響き渡る。
そしておもむろに手元の鉈を首にあてる。

「……みんな、ごめん。これで許してくれる、か、な……」

そして蟹座氏も地に倒れ伏した。
ようやく部屋に長い静寂が戻ってきた。

 ◆

「……終わりですか」

ここは監視室。
したらば孔明は一連の騒動の決着を見届けて息をついた。
自分が画策したことではあったが、それでもご主人様を失ったのは少なからず心が痛んだ。
だが、そんな感情は捨て去るべきだ。
自分の目的はロワの完結。
そのためなら悪魔でも修羅でも……いや、それすら凌駕する存在になる事も厭わない。
だから自分は非情に、冷静に、一切の感情を封印して、ことにあたる。
それがしたらば孔明の役目である。

「孔明さん」
「なんですか?」

声を掛けてきたのはコ・ホンブック。
さっきまでは錬金術の勉強を一緒にしていたのだが、監視に戻るにあたって玄関の監視を頼んでいた。
錬金術の勉強のほうはおおよそ終わったので、あとは実践だけという形だ。
とりあえずはだいたい思った通りに進んでくれている事に孔明は満足していた。

「誰か来たのかな」
「うん。仮面ライダーだったよ。影の繋ぎ師って名前なんだって」
「えっと、知り合いですか?」
「違うけど、入る時に大きな声で名前を言っていたよ」

やけに嬉しそうな声なので知り合いかと思ったが、よくよく考えればブックは仮面ライダーというものにかなり依存している。
だからこそ仮面ライダー書き手の真意にも気づかずにいるのだが。

(それにしても入るなり名前を明かすなど、さすがは影の繋ぎ師と言ったところですか。
 あの人はチートを越えたチートといっても過言ではない存在ですから、接触するのは慎重にいきたいところですね)

孔明は『柿テロ猥・R2‐ND』により第2放送までの繋ぎ師の行動は把握していた。
チートゆえにどう接触するべきか考えていたが、すぐにその行動が無駄になった事に気づかされた。

『これは……しっかりしてください!』

VIPルームから繋ぎ師の声が聞こえてきた。
ブックが知らせてからまだ30秒も経っていないはずだが、これもチートの成せる業である。

(速すぎでしょ!)

孔明は思わず心の中で思いっきり突っ込みを入れていた。

 ◆

ここは、ああそうか。
ここは地獄だ。
仲間を二人も殺したからきっと地獄に落ちたんだ。
はは、ボクは人殺し、ギャルゲロワの仲間を二人も殺した最低な奴なんだから当然だね。

「それは違うよ、蟹座氏♪」

誰? なんか初めて見るような人ばっかり……あ、なぜか分かった。
目の前にいる人たちはギャルゲロワの書き手達。
芳乃さくら姿の汚れなき愛。
ネリネ姿の歩く頭脳戦。
ハクオロ姿のギャルゲ版最速の人。
岸田洋一姿のステルス鬼畜。
トウカ姿の永遠のうっかり侍。
東方中国姿のお姉さま。
はは、みんなでボクを罵りに来たんだね。

「それは違うぞ。私たちは君を弄りに――」
「冗談はそれぐらいにしといてくださいね、最速氏。
 でないと、私の首コレクションが一つ増えることになりますよ」
「あの……頭脳戦さんも目がやばいですよ。
 まあ、時間がないから手短にいきます」

なんだろう。
あ、お姉さまが手を上げて――

パァン

え!? 叩かれた?
ああ、ししょうを殺したからだね。
ボクは本当にダメな奴なんだ。
もう死んでいるから何もかも終わったんだ。

「何を勘違いしているのですか、蟹座氏。
 蟹座氏の奮闘はこれからであろう」

……永遠のうっかり侍。

「そうだ。自分に自信を持て。
 俺も自分の姿に自信を持っているぞ」

……ステルス鬼畜。

「にゃはは、蟹座氏はバトルマスターの事が大切なんだよね。
 だったら、その人の気持ちを分かってあげなきゃ」

……汚れなき愛。

「バトルマスターが何であんな行動をしたのか、よく考えてみてください。
 あと、孔明は私をも罠に掛ける程ですから気をつけてください」

……歩く頭脳戦。

「今の君は弄るに値しないな。
 それはなぜか。
 それは君が諦めてしまったからだ。
 勘違いしているかもしれないが、私は君を恨んではいないぞ。
 おそらくバトルマスターも同じはずだ。
 なぜなら大切な仲間を救えたからだ。
 少なくとも私は君を救えた事に満足している」

……ギャルゲロワ版最速の人。

「蟹座氏、私達があなたを恨んでいるなんてそんな事ないわ。
 でもあえて言うなら自分の犯した事から目を背けないでほしい。
 罪から目を背けずにしっかり受け容れて。
 罪という事実は消えないかもしれないけど、それを許す事はできるわ」

……お姉さま。

ギュッ
お姉さまに抱きしめられた。
すごく優しくて温かくて安心する。

「だからね、蟹座氏。
 辛くて嫌な事があるかもしれない。
 報われない事があるかもしれない。
 裏切られる事があるかもしれない。
 だけど負けないで! 挫けないで! 最後の最後まで生き抜いて!
 もう簡単に死のうとしないで!!」

お姉さま……ごめん。ボクもう死んじゃったから。
あれっ? ボクが死んでいるなら、もしかしてここにいるみんな……
だめ……眠くなってきちゃった……
……まだ……みんなと……話したい……のに…………

「起きたら忘れているだろうけど、最後にひとつだけ言っておくね。
 どうか私達の分まで、私達の想いの分まで、懸命に生きてね」

 ◆

影の繋ぎ師がこのラブホテルに来るきっかけとなったのはハッキングしたスパイセットが関係していた。
ハッキング能力によって偶然このホテルで争っている映像を見る事ができた。
残念な事はそれ以外の情報は知れなかったという事だが、それでも向かう理由には十分だ。
だが、今目の前に広がる光景は自分が遅かったと思い知らされるものだった。
床に力なく倒れ伏す二人。
そしてそれに群がる蟹の大群。

「これは……しっかりしてください」

無駄とは分かっていても、声を掛ける。
しかし、二人はまだ死んではいなかった。
よく見ると、バトルマスターのほうは頭から血を流しているが、致命傷には至っていない。
実はあの時、蟹座氏の身体は限界で鉈は思ったより力が入っていなかったのだ。
直前に正気に戻りかけたのも生存できた要因の一つである。
そして蟹座氏のほうはというと、ただ気絶しているだけだった。
バトルマスターを殺してしまったと思い込み、そのショックと首に鉈をあてた事で意識が飛んだというのが事実だ。
そんな事はチートな繋ぎ師でもさすがに分からないが、このままの状態が続けばまずい事ぐらいは分かる。
なんにせよこのままでは遠からず二人は本当に死んでしまう。

「くっ、なんとか治療を――」
『あの!! 聞いてくれませんか!!』

気づくと蟹の大群に囲まれていた。
しかもしゃべっている。
どうやら周りが見えていなかったようだ。

「なんだ、こいつらクライシス帝国……いや、wiki管理人の手先か!」
『違います! 私たちはバッド・カニパニーです』

そう彼らは蟹座氏を母と慕う蟹の集団バッド・カニパニー。
彼らは二人の争いが誤解だと分かっていたが、愛する母のために最初こそ蟹座氏の援護をしようと試みていた。
だがあまりの激戦で全く入り込む余地がなかったので遠巻きに見ていることしかできなかったのだが、
それが災いして二人を危険な目に遭わせてしまった。

『早くこれを二人に飲ませてください』
「これは……汁?」
『それは私達のエキスです。簡単に言うと回復液です。
 あんまり多くは取れませんが、これくらいならギリギリ許容範囲です。
 そんな事よりも早く!』
「わ、わかった」

バッド・カニパニーの勢いに若干押されてコップに入った液体を二人に飲ませていく。
すると程なくして二人の顔色は良くなり、傷も癒えてきた。
まだ完全とは言えなさそうだが、これなら大丈夫そうだ。
ふと目を遣ると、蟹の大群はエキスを作った影響なのかぐったりしていた。

 ◆

「……ん? 私は……生きてるのか」

目を覚ますや自分の生死を疑うバトルマスター。
当然命が助かる保障は0に近いと覚悟していただけに、生きている事は僥倖だった。

「よかった、気がついたんですね」
「あなたは?」
「俺は影の繋ぎ師。
 闇を切り裂き、光をもたらす仮面ライダーです」

目の前の人物が命の恩人である事は状況から見て間違いないだろう。
なによりここまで正義が似合いそうな奴もそうそういない。

「私はバトルマスター……そうだ、蟹座氏は!?」
「彼女ならあなたの隣ですよ」

見れば自分の隣で蟹座氏が気を失っている。
見たところ顔色も大丈夫そうで一安心だ。

「バトルマスターさん。実は聞いてもらいたい事があります」

そうして繋ぎ師が話した事はこのロワの根底に関わる重大な事実だった。


【夕方】【G-4/ホテル『キャッスル・満漢全席』-VIPルーム】

【影の繋ぎ師@ライダーロワ】
【装備】:サタンサーベル@ライダーロワ、リボルケイン@ライダーロワ
【道具】:カラオケマイク@現実
【所持品】:支給品一式
【状態】:腹部に大ダメージ、全身に切り傷、クライシス帝国への激しい怒り
【思考・行動】
基本:殺し合いには乗らない。
1:どこまでも ぶ っ ち ぎ る ぜ !!
2:他の参加者にディーから聞いた事を伝える。
3:熱血王子を倒す。
4:逃げたクライシス帝国の手下を見つけて倒す。

※変身体が仮面ライダーBLACK SRX@書き手ロワ2に進化しました。
 キングストーン二つの融合により更なる可能性を得たかもしれません。
※RXの全変身系統の能力が二倍以上にアップし、シャドームーンの武器と技も使用可能です。
 何より性能差をももろともしないシャドームーンの卓越した戦闘技能を強化されたRXが得たことが一番大きいでしょう。
 加えて太陽光・月光の両方を取り込めるようになったので、昼夜問わずぶっちぎれます。
 名前からしてスパロボのSRXの技も使用可能かもしれません。詳しい能力・技は以降の書き手にお任せします。
 原作設定すらぶっちぎるぜい!
※ついでに首輪が取れちゃいましたが、どこまでもぶっちぎりです。


【バトルマスター@ギャルゲロワ】
【状態】:胸に抉り傷、内臓の一部に破損、頭部に切り傷、疲労(以上回復中)、両腕に削り傷(処方済)、尻に猛烈な痛み
【装備】:永遠神剣「冥加」
【道具】:支給品一式、コイン、名簿、不明支給品×2
【思考】:
 基本:コインの表が出た――だから徹底的に抗う。
 0:…………孔明が!?
 1:蟹座氏とはできるだけ穏便に済まし、仲間としたい。
 2:そういえば、放送はどうだったんだろう?
 3:対主催として仲間を探し、殺し合いに乗った輩を倒す。

 ※容姿は前原圭一@ひぐらしのなく頃にです。
 ※自身の精神が、キャラの影響を受けていることに気付きました。
 ※【闘争制覇者-Battle Master】
   発動させることで、決して『バトル』に負けない固有結界を張ることができます。
 ※管理人・したらば孔明と『強く結ばれました』
 ※影の繋ぎ師からディーの話を聞きました。


【蟹座氏@ギャルゲロワ】
【状態】:蟹見沢症候群発症(抑制化?)、へこみLv2、顎部に痒み、『蟹座じゃないもん』覚醒 、疲労(回復中)、気絶中
【装備】:体操着(ブルマ)、バットカニパニー、鉈
【道具】:支給品一式、蟹座の黄金聖闘衣、最高ボタン、カードデッキ(シザース)@ライダーロワ
【思考】:
 基本:どうしようか……?
 0:…………
 1:……ししょう……
 2:『あいつ』に逢ったら殺す。
 3:ギャルゲロワの仲間とは会いたくない……けど。
 4:敵とは戦う。ギャルゲロワ以外でいじめてくる人はみんな敵。
 5:子供の面倒はきちんとみます。

 ※容姿は蟹沢きぬ(カニ)@つよきすです。
 ※最高ボタンを押すと、『いやっほぉぉぉおおおう、蟹座のONiぃ様、最高ーーーーーっ!!!!!』という台詞が、
  ハクオロの声で流れます。シークレットボイスにも何かあるかも?
 ※自分の心がキャラに影響されていることに気付きましたが、キャラに抵抗するため無駄な努力をしています。
 ※身体能力は本気を出せば倉成武ぐらいの力が出ます。通常はカニ。
 ※蟹見沢症候群について。
   へこみのLvが5になったとき、発祥します。発症した場合、自分を苛めたり辱めたりした者を優先的に殺します。
   基本的な症状は雛見沢症候群と同じです。発症中は蟹座氏のチャット状態の特徴により、語尾に♪がついたりします。
 ※言霊『蟹座じゃないもん』に覚醒しました。
   強い意志で蟹座であることを否定することにより、文字通り蟹に縁のあるアイテムから、
   『蟹座じゃないもん』つまり『蟹座じゃないもん(者、物)』の力を引き出せます。
 ※『バッド・カニパニー』が召喚されました。
   蟹座氏の言う事を聞く、千余りの蟹の古参兵達です。幾何学模様を描く隊列は美しいです。強さは蟹です。
  幾ばくかの回復効果のあるカニのエキスが出せます。でも多くは出せません。


孔明が影の繋ぎ師を発見してから5分程度が経過した。
しかしその間に事態は思わぬ方向へ進んでいった。
バトルマスターと蟹座氏、両名の生存。
カニのエキスによる幾ばくかの回復。
そして、暴露話。

(なぜだ……なんであいつは私の事を……)

まだ繋ぎ師は孔明の目的まで話していないとはいえ、この状況は非常にまずい。
自分はあくまで内密にことを運ぶ気でいた。
仮面ライダー書き手はあの性格なのでばらす可能性は低いと考えたので話したが、極力自分の事は話さないでいこうと考えていた。
それなのにこれでは台無しだ。
どういう経緯かディーから聞いたとは言っていたが、この際どうでもいい。
問題はこれからだ。
今まで通りにいくなら、ここで彼らを始末するほうがいいに決まっている。
自分の事がこれ以上ばれたら今後の行動に支障が出る。

だが安易にその選択肢は取りづらい。
何といっても相手は最強チートの能力を持つ影の繋ぎ師。
今の自分の装備では心許ない。
自身の頭脳やまだ使っていない力を使えばあるいは可能かもしれないが、確証はない。
そして何より――

(……私が、躊躇っている!?)

そうなのだ。
さっきご主人様と見込んだバトルマスターが無事だったと知った時、不覚にも安心してしまったのだ。
そんな感情など抱くはずないのに、抱いてはいけないのに、安心してしまった。
非常に徹して、冷静にことにあたらなければならないのに、どうにも心がざわつく。

(ご主人様……あなたは私とってのなんですか?
 私は必要とあれば、あなたが死ぬのは仕方のない事だと思い続けていました。
 だけど、あなたが死んだと思い、そして実は生きていると知った時のこの感情はなんですか!?
 ご主人様……あなたは私をどうしてこうも惑わすのですか!?)

捨て去ったはずだった。
キャラの性格などとっくに捨て去ったはずだった。
ではこの胸を締め付けるような感情は何ですか。
ご主人様の事を考えれば考えるほど心が波立つ。
さっきまでご主人様が死んだと思うまではこんな事なかったのに。
いったい私はどうしちゃったのでしょうか。

孔明は知らなかった。
その胸の内に宿った小さな感情の名前を……


【夕方】【G-4/ホテル『キャッスル・満漢全席』監視室】

【管理人・したらば孔明@アニロワ2nd】
【状態】:不死者(アニロワ2nd準拠)、健康、衣服に若干の血痕、バトルマスターに対する複雑な感情
【装備】:スタンガン@アニロワ1st
【道具】:支給品一式×2、ゲイボルグ@アニロワ2nd、オールオーバー@ライダーロワ、携帯電話@現実、首輪(まとめキング)、
     閃光弾、不明支給品(元書風連・その壱のもの)×1
【思考】:
 基本:書き手ロワ2ndを完結させる(基本的に恋姫†無双の孔明を演じる)
 0:この感情はいったい……
 1:VIPルームへの対処を画策する。
 2:ロワ完結に向けて策略を巡らす。
 3:あの蟹は邪魔っけだ!
 4:危険人物は徹底排除☆

 ※容姿や言動は様々な作品の孔明のMIXですが、基本は恋姫†無双の孔明の姿と言動です。
 ※頭脳はジャアントロボの孔明。力は水滸伝の孔明。(……他にもあるかもしれません)
 ※バトルマスターに対して複雑な感情を抱き始めました。
 ※【メタモルフォーゼ】
   容姿を恋姫†無双の孔明から、ガチムチな孔明へと変化させることができます。
   但し、効果は1時間前後。また使用後2時間は、激しい疲労感と眠気に襲われます。
 ※バトルマスターと『強く結ばれました』
 ※携帯電話に『柿テロ猥・R2‐ND』が機能として追加されました。
  見る事ができる項目は「ロワ本編」「最終登場時刻」「参加者名簿」「死亡リスト」の4つ。
  更新は6時間毎の放送毎に行われる。
  4つの内容は書き手ロワ2nd@wikiとほぼ一緒。違う所もいくつかあります。


(……孔明さん)

したらば孔明が悩んでいる様子をブックはこっそりと見ていた。
自分のために一生懸命に術を教えてくれた孔明さん。
書き手お兄ちゃんにも孔明さんにもお世話になってばかりな自分。
何とか恩返しがしたいな。


【コ・ホンブック@アニロワ2nd】
【状態】:若干の不安、仮面ライダー書き手への依存
【装備】:ビッグ承 、エドワード・エルリックの衣装@アニロワ2nd 、賢者の石@アニロワ2nd
【道具】:なし
【思考】:
基本:もう諦めない。
1:したらば孔明と錬金術の勉強をしつつ書き手お兄ちゃんの帰りを待つ。
2:書き手お兄ちゃんと孔明さんに恩返しがしたい。
3:仮面ライダー書き手と共に仲間を集める。
4:自分の恰好に一抹の不安。

※不死者化、酢飯細胞の効果が切れました。
 また、浄解により負の感情も治まりました。
 その影響で錬金術が使えるようになりました。
 他にも何かあるかはお任せします。
※首輪は外れたままです。


241:封印一度 投下順に読む 243:第三回放送
241:封印一度 時系列順に読む 243:第三回放送
239:そのチートに賭ける!! 影の繋ぎ師 246:蟻地獄な僕たち
221:したらば孔明の陰謀 コ・ホンブック 246:蟻地獄な僕たち
221:したらば孔明の陰謀 蟹座氏 246:蟻地獄な僕たち
221:したらば孔明の陰謀 バトルマスター 246:蟻地獄な僕たち
221:したらば孔明の陰謀 管理人・したらば孔明 246:蟻地獄な僕たち
237:―――&Black Joker お姉さま 276:最終二部作1 孤高のスタンドプレイヤー
239:そのチートに賭ける!! ギャルゲロワ版最速の人 286:どんな時でも一人じゃない
219:Blitzkrieg――電撃戦 (後編) 永遠のうっかり侍 286:どんな時でも一人じゃない
179:それぞれの意地ゆえに ステルス鬼畜 286:どんな時でも一人じゃない
109:学校屋上戦争 歩く頭脳戦 286:どんな時でも一人じゃない
106:すごく……誤解です 汚れなき愛 286:どんな時でも一人じゃない

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2008年07月22日 16:18
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。