Laziness killed The Cat


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これは夢なのか、現実なのか……。暑い真夏の朝、過熱した睡眠欲は遂に危険な領域へと突入する――

むせ返るような熱気に包まれた事務所風のとあるビルの一室に、黒い物体が転がっている。
サイボーグのくせに猫の着ぐるみを身に纏ったボンボン系の書鬼だ。おう、首輪もしてんのか。
『世界一器用かつ快楽に溺れやすい猫』と『欲望すらコントロールする王ドロボウ』という相反するキャラクターをメインに動かす書き手である。
だが、その挙動にクールで聡明な泥棒少年の面影を窺うことはできない。
あるのはただ、己の欲望に従い労から逃避する怠惰なサイボーグ猫の本能だけだ。書いた事無いのに。
それが書き手の都合によるものなのか、「ボンボン系」という冠に対する理不尽な呪いによるものなのか、理由を推測するのは恐らく下策であろう……。
そんなわけで彼は今、ロワをほったらかして眠りについている。もしくはロワに置いていかれて。
時折、機械の耳と尻尾をピクリと動かしながら奇妙な姿勢で眠る様はまさに猫そのものと言っていい。
なんか「ぐがー」とかいびきが可愛いぞ。
んじゃ、ちょっと夢の中でも覗いてみようかー。あれ、なんかデイパックから丸いのが落ちた。


 ☆ ☆ ☆


薄暗く怪しい雰囲気の、よくあるキャバレー。もしくはナイトクラブ。
あちこちから女性が官能的に囁く声が耳に入ってくる。
申し訳程度の照明が、辛うじて店内の様子を照らしだす。
男装した将軍のよーな幼女、とろろ芋にまみれた女教師、胸を露わにして酔いつぶれる女性警官……が居るのがわかるだろう。
モビルトレーススーツを着込んだ女子小学生や、シャア専用プラグスーツの女子中学生の姿も見える。
舞台ではボンデージに身を包んだくの一によるSMショーが行われている。
ボンボン系の書鬼はそんな中、カウンターで意識を取り戻した。
ゆっくりと辺りを見まわしてBRAVO、と呟く。
カウンターの内側で棚の整理をしていたマスターが、彼に気付いて話かける。
このマスター、どこかで見たような格好だ。
クローン人間? いいえ、違います。宇宙人でもないです。

「やあ(〒) ようこそ、ボンボンハウスへ。
 この泥水はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
 うん、『ネタ』なんだ。すまない。調子乗ってるって言うしね。
 謝って許してもらおうとも思っていない。でも、この光景を見たとき、
 君はきっと言葉では言い表せない『性欲』みたいなものを感じてくれたと思う。
 殺伐としたアニロワ2ndで、そういった欲望を忘れないで欲しい。
 そう思って、この宴を開いたんだ。――じゃあ、注文を聞こうか」

唐突にまくし立てるマスターを前に、ボンボン系の書鬼は呆気に取られる。
だが、全てを理解すると、こう呟いた。

「牛乳と…エッチなサイン色紙……」

にわかに周囲がざわめく。
「ゲゲッ!? あ…あいつ素人じゃねえ!」
「う…うろたえるんじゃあねえ――っ! レプリロイドはうろたえないッ!
 所詮一夜漬けの“鬼”よ! 生まれながらの真の“鬼”はこの俺だ!」
それにしてもこのマスター、イレギュラーである。チップがいかれているのではないか?

場の空気の濃さに辟易した様子のアンドロイドが、無表情なままピアノを奏でる。
その旋律を耳にした途端、何故か店内の女性達の胸が膨らみ始めた。
幼い者も年が行った者も、大きな物も小さな物も区別無く。大きく大きく。どんどん膨張して……。
そして遂におっぱいは爆発した。 これが世に言うビッグバンである。宇宙はこうして生まれた。
そして数十億年の歳月が経ち、ボンボン系の書鬼は再び目を覚ましたのである。
……プリンをおっぱいに見立てるのはいけないと思います!

 ☆ ☆ ☆


「――はっ! オイラ一体何を……?」

(暗い暗い、とにかく暗い。まだ夜なのか? 誰かに見られてるような気がする……。)
どこかからNERV司令の声が聞こえる。

「いやっほーぅ! ガンタンク最高!」

司令の声に呼び寄せられた魑魅魍魎が、ボンボン系の書鬼を見つけるや否や襲いかかってくる。
ロシア人科学者の娘、緑の恐竜、ワイリーロボット、その他諸々だ。
「最低よあんた! やっぱり血も涙も無いロボットね!」「人間のアンタに、オイラの気持ちはわからねーよ」
「なんだ坂! こんな坂! ともさか~!」「で?っていうw」
「エアーシューター!(バビィ)」「ぎょっ! 倒せないよ!」
「おまえの家族もがいるだろう……」「ぷらとーん!」
「ウホッ!いい代用品……」「やらにゃいよ!」
「何この猫」「オイラはおっちゃんじゃねえ!」
「にゃーにゃー! にゃーにゃーじゃないか!」「うるせえな変態覗き魔」
「×××! ○○○!」「……? ――!」

ネタをかわしつつ必死の形相で逃げ続けるボンボン系の書鬼。しかしその時、一筋の光明が!
目に入ったのは黄色い服を着た少年と思しき人物のシルエット。
(あの派手な服はジン……まさか、書風連・その弐さん?)

「助けて! 書風連・その弐さん!」

突然、その姿がはっきりと見えた。その顔は王ドロボウのハンサム顔などではなく…
巨大な、アゲハチョウの幼虫だった。振り向いた“それ”が言葉を放つ。

「あ…? あ…? お前は一体誰だ?」

呆然とするボンボン系の書鬼。その耳から零れ落ちる無数のMS蜘蛛。
「うにゃっ うにゃっ うにゃーっ!! 無(ゼロ)に帰れ!」
半狂乱になりながら手持ちの剣を振り回し、ミサイルを乱射する。
巻き起こる爆風と共に、ボンボン系の書鬼は再び意識を失った。

【ゆめだまにっき プレイ1にちめ おわり】


 ☆ ☆ ☆


寝汗と冷や汗でびっしょりになりながら、ボンボン系の書鬼は目を覚ました。
荒い息を落ち着かせながら辺りを見回す。大丈夫、これは現実だ。
ふと、やけに周りの景色がすっきりしているのに気付く。開いたままになっているミサイルの発射口。
どうやらやってしまったらしい。でもそんなの関係ね(ry
空を見上げると太陽は既にそれなりの位置にあり、うんざりする熱を送り込んできている。
放送を聞き逃した。それはいい。そんな事より――
ボンボン系の書鬼はガトリング砲を右手に装着し、天に向かって砲撃を始めた。
「むかつくんだよ、太陽!」
悪夢を太陽のせいにして撃ちまくる。しかし勿論、太陽を墜とすことなどできない。
ひとしきり乱射して気が晴れたのか、ボンボン系の書鬼は砲撃を止める。
とにかくここを離れよう。ゆっくり眠れる、どこか涼しい、静かな場所へ行こう。
側に落ちている地図に気付くことなく、彼はビルから飛び降りた。

焦土と化したD-5。その中で一本だけビルが生えている。なんだか芸術的だ。
「メッセージくらい遺しておくかな」
そう言うとボンボン系の書鬼は剣を携えビルに飛びかかる。
「うにゃにゃにゃにゃにゃにゃ、うにゃにゃにゃにゃ――!」
猛烈なスピードで、ビル全体に文字を刻み付けていく。その間、わずか3秒。

「ビンゴォ……できたぜ、っと」

『猫の手お貸しできません
         それよりお暇を拝借します
                  NYAN☆NYAN☆NYAN☆
                                  ドロボウ猫』

「うーん、ちょっと捻りが足りないかなー。まあいいや、早く行こう」


【朝】【D-5 どこかのビル】
【ボンボン系の書鬼@アニロワ2nd】
【装備】:ガトリング(残弾:そこそこ)&なんでも切れる剣@サイボーグクロちゃん
【所持品】支給品一式、夢玉@王ドロボウJING×2(本人は未確認)
【状態】:健康。
【思考】基本:やりたい事だけやる。面倒は御免蒙る。
1:全っ然寝た気がしねえ。静かで涼しそうな場所を探そう。
2:誰かにあったら放送内容だけ聞こう。
3:おいらを巻き込むな。


あ、誰か来た。

 ザ ク ッ !

【ボンボン系の書鬼@アニロワ2nd】死亡




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