POWER STAGE


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「ら~いどーん しゅーてぃんすた~♪ ここーろーのーこ~え~で~……」

夜明けも近く、色を青白く変化させてより無機質さを増した静かなビル街。
そこを力無い声を零しながらフラフラと歩く一つの小さな影があった。

「お腹が減った~……」

足取りが揺れるたびにその膝裏まで届く長い髪も一緒に揺らしているのは、こなたの姿をした地球破壊爆弾No.V-7だ。

「……さっきのは流石にちょっと力を使いすぎたなぁ」

言いながら地球破壊爆弾はへこんだお腹を抑える。
複数回の変身にアイテムの投影。さらにはスーパーキョンタイム……相手が相手だったとしても、力の使いすぎだった。
最速の人を追って燃え盛るホテルから脱出した後、支給品の中にあったチョココロネをかじってはみたものの、
所詮吸血鬼の身であってはそれは回復の役に立つわけも無く、気持ちを少し高揚させる程度にしかならなかった。
とりあえずは道の隅っこに丸まって休んだおかげで身体の形は再生したものの、減った生命を取り戻そうとする渇きは募るばかりである。

「どっかに可愛い女の子はいないものか……」

とりあえずはこの渇きを癒したい。
できれば、出会ってもガチバトルには発展せず、大人しく血を吸わせてくれる可愛い女の子だといい。
――などと考えながら地球破壊爆弾はビル街をフラフラと彷徨う。

と、何かに気付いたのか地球破壊爆弾が不意に跳躍。そして、近くにあった信号機の上に降り立つ。
前屈の体勢で足元を覗く彼女の足の間――そこには一つの黒い箱があった。

「見えてますか~? 聞こえてますか~?」

黒い箱の前面には真ん丸なレンズが一枚あり、彼女の顔を逆様に反射している。つまり、これは監視カメラだった。
会場内に無数と配置された監視カメラ。それを覗いていている相手が『彼』であることを期待して、彼女はそこに語りかける。

「ぱわーすてーじ。ナイスライブ。ナイス生き様だったよw しかとこの眼に焼き付けたからね。キヒヒ……。
 選曲もグッドチョイス! 次があったら、私はクレイジーサンシャインかブルースドライブモンスターを希望です。
 後、同じ学校の女の子の方のボーカル。彼女いい声してたね~……」

んと、それぐらいかな? そう締めくくると、地球破壊爆弾はくるりと回転し、猫の様に地面へと戻る。

「とりあえずは、朝ごはんだよね~……」

そして、再びフラフラと夜明け前のビル街を彷徨い始めた。


 ◆ ◆ ◆


冷たい道路の上に積み重なる朝靄。それを掻き分け疾走する一つの黒い影があった。
最速の人――神行太保のDIE/SOULである。
その黒く鈍重そうな見た目からは想像もできないような速さで、彼は早朝のビル街を駆ける。

「(ホテルに集まってたやつらは、もう近くにはいないのか……?)」

対アーカードフォーメーション――『孤城の主』を作り上げるために、まずは人集めとあの後より走りっぱなしだった彼だが、
数時間経っても目当ての対主催参加者はおろか、マーダーの一人とも出会うことが出来ずにいた。

「(……地図がないってのは、痛いな)」

市街地であることから、とりあえずはここらへんが中心部――人が集まる場所であるだろうと彼は当たりをつけていたが、
地図が無いことにはそれを確認する術は無い。
パロロワの様式に則れば、まずは地図上に記載された建物へと向うのがセオリーだが、やはりそれも地図あってのものである。

「でっちあげる。……ってのも一つの手か?」

言って、ピタリと最速の人は足を止める。
街の中で周りを見渡せば、無個性なビルだけでなくスポーツジムやコンビニ。カフェや銀行などを見つけることができる。
そしてそれらを丁寧に描写していけば、ここはただの『ビル街』ではなくなっていくという寸法だ。

「(朝時。放送も近いとなりゃあ……食事処だな)」

最速に人は視線をのばし、そこに一軒のファミリーレストランを『見つける』。
対主催チームが放送を前に休憩を兼ねて食事を取りながら情報交換……ありがちな光景だ。
そんなありがちな光景――それが、彼の期待通りにそこに存在した。

「――ビンゴ!」

にやりと顔を歪める最速の人の視線の先。ガラスウィンドゥの中に目当ての集団が見える。
確認できるのは四人。……ハクオロ。……ゼロ。……柊かがみ。……そして、

「(……あの後ろ姿は梨花ちゃんだろうか? だとしたらステルスの可能性もあるが)」

まぁ、それでもあれが対主催のチームであることには変わらない。
最速の人はそう考えると意を決し、彼らと出会うべくファミリーレストランの入り口へと足を向けた。


 ◆ ◆ ◆


「レトルト……って知っちゃうと、ちょっと味気ない気がしないでもないけど。
 誰が作ってもそれなりにってところはありがたいわよね。私、料理は得意じゃないし」

ファミリーレストランの中、窓際の四人掛けのボックス席の中で柊かがみの姿をしたロリスキーはそんなことを言う。
彼女の目の前、テーブルの上には湯気をあげる人数分のカレーライスが並べられていた。
同伴するマダオ。ギャルゲロワ版最速の人。ウッカリデスと彼女の分。合わせて四皿である。

先の言葉の通り、ファミレスの中でこれを見つけて調理(レンジでチン)したのはロリスキーだ。
調理するにあたってそこにあったエプロンを身に着けているため、今は全裸にタイツという姿からは脱却している。
最も、このファミレスにあったエプロンは実用性よりも見栄えを重視しているため、ヒラヒラで身体を覆う面積は少なく
チラチラとそこやあそこが覗く様になった分、むしろエロティシズムは大幅に上昇していた。

「さぁ、食べましょう。……うん。悪くない味ね♪」

みんなを促しながら、口へとスプーンを運びロリスキーはその味に舌鼓を打つ。
彼女の隣りに座っている最速の人も同じ様にし、そして同じ様にその味に舌を喜ばせていた。だが目の前の二人は……、

「どうしたんだ食べないのか? 中々うまいぞ」

カレーに手をつけない二人を訝しがって最速の人が声をかける。何故、彼らは食べないのか?

「それが……、仮面が外れないんで……食べれません」
「吸血鬼だからな。食物よりも血液の方がありがたいんだ。……できれば、この後病院を探してくれると助かる」

そうか。と、最速の人とロリスキーは納得した。だが、マダオはともかくウッカリデスの方は少しアレだ。

「仮面が外れないって、あんたこの後どうすんのよ。二日三日も飲まず喰わずですごすわけ?」
「……まぁ、水とかならストローを使えば隙間からなんとか。僕も後でコンビニによってゼリーとか探します」
「ふーん……。まぁ、それなら大丈夫そうね――って、お客さんがきたわよ」

ロリスキーの視線の先。自動ドアを潜って神行太保のDIE/SOULがその巨躯をファミレス内へと滑り込ませてくる。
描線が多く黒く描き込まれた鉄と筋肉の塊は、現代社会をモチーフとした舞台の上ではかなり異質な存在だ。
あまりの風体の恐ろしさにロリスキー達は身構えるが、近づいてくる彼には一切物怖じする様子はない。

「対主催チームかと思ったが……、ハクオロとかがみがカレーを食ってるってことは、おまえら自殺志願者の集まりか?」

いきなりかけられた男の言葉に、言われた内のロリスキーの方は頭に?マークを浮かべている。
だが、もう一方の最速の人は違った。

「君が言いたいことは解るよ。カレーは死亡フラグ……だろ?
 だが、『それがイイんだ』。ディモールトにね。私はこのフラグという『試練』を乗り越えるつもりなのだから」
「……なるほど。だったら、俺は失礼なことを言ったな。非礼を詫びるよ」
「って、あんた解ってて私にカレーを作らせたのっ! ていうか、私もうカレー食べちゃったじゃない!」
「うっかり食べなくてすんだのはよかったけど。アイデンティティー的にどうなのかなこれは?」
「あえて困難を呼び込む……。フフフ、これはよい熱血」

喧々諤々と内輪喧嘩をはじめたロリスキーと最速の人に、黒鉄の男はボリボリと頭を掻く。

「そうやって和気藹々とするのも死亡フラグの一つなんだが……、まぁいいか」

テーブルの上に余っている二人分のカレー。腹も減ったし自分も貰うか……と、手を伸ばした時彼はそれに気付いた。

「――て、てめぇ! なんで此処にいやがる――ッ!」

突然の怒声にファミレス内は静寂に包まれる。
黒鉄の男、そして他の全員から視線を浴びせられているのはロリカードことマダオだった。

「初対面のはずだが、どうやら人違いをしているらしい……」

立ち上がり優雅な所作で通路へと出たマダオの前に立つ黒鉄の男は、すでにその巨大な鉄塊を構え戦闘体制に入っている。

「ステルスたぁ、らしくねぇなアーカード。さっきの今だが、出会ったからには仕方がねぇ――殺すッ!」
「(アーカード……。なるほどなるほど――キャラが同じなのか。これは後に同キャラ戦を期待してもよいのだろうか)」

剣呑な気配を吹き付けてくる男を前にしてもマダオは至極冷静だ。
誤解フラグによる対主催同士の殺し合いというのは普通避けたいものだが、彼女にとっては逆にそれがよい。

人違いから始まる戦闘――その中で解ける誤解――深まる友情――共に戦う戦友――壮絶な別れ。そして、受け継がれる遺志。

「うむ。素晴らしくよいぞ。では闘争だ――と言いたいが、ここは手狭だな。場所を移そう」

マダオはその愛らしい童顔に獰猛な喜色を浮かべ、警戒する黒鉄の男を伴い自動ドアを潜ってどこかへと姿を消した。
そして、ロリスキー達前回の被害者達がファミレス内へと残される……。

「あれ、どうにかしないと集まった仲間が全員満身創痍ってことになりかねないわよ」
「うーむ。それはそうだが、我々の実力ではいかんともしがたいしなぁ……」
「……ですよね。できることと言ったら、せいぜいあの大男さんが無事に帰ってくるよう祈るぐらいのものです」


 ◆ ◆ ◆


「ぴんぽんぴんぽ~ん♪ お一人様ですよ。ウェイトレスさん~……」

二人がファミレスより姿を消していばらく後、3人が食事を終えドリンクバーのジュースを混ぜて遊んでいる頃に彼女はやってきた。
自動ドアを潜ったところで(〓ω〓.)<こんな顔をしてぼーっとしているのは、カレーの匂いに釣られた地球破壊爆弾である。

「いらっしゃいませーって、あら? こなたじゃない。あなたは何処の書き手さん?」

ウェイトレスと呼ばれたからか、パタパタとフリルいっぱいのエプロンを翻してロリスキーが出迎える。
徹夜明けっぽい気だるげな表情の地球破壊爆弾だったが、目の前に現れたのが裸エプロンのかがみんだと気付くと――、

「かがみんだーッ☆ いっただきま~すッ♪」

――ルパンダイブよろしく服だけをその場に残してロリスキーに飛び掛り、あっと言う間に組み伏せるとぱくりと彼女を噛んだ。


 ◆ ◆ ◆


かぷっ――という気の抜ける効果音と共に首筋を噛まれたロリスキーだったが、その次に来たのは魂が抜けるような快感だった。

「――あっ! ……っ! ひぁ……」

溢れる快感に思考を根こそぎ持っていかれ、何がどうなっているのか解らなくなる。
解るのは裸のこなたに抱きつかれ、噛み付かれている。そして、そこから血を吸われているということだけ。
後の全部は、今までに感じたことのないえもいわれぬ快感。あまりにも艶かしい感触。

「はぁっ……うぁあ……、んぁ…………!」

ぴたりと首筋に張り付いた、しっとりとしていて小さく弾力のある唇の環。その中に篭る桃色の熱い吐息。
まるで初めからそこに挿し込まれる孔があったかの様にスムーズに入り込んだ白く長い犬歯。
肉を掻き分け動脈までに達したその牙の隙間から血が吸われる度に、頭が真っ白になる様な快感に襲われる。
孔の淵から零れた血を掬う小さな舌が肌を掠める瞬間、太腿の付け根から足の指先まで電流の様な感触が走る。

「あぁ……ん…………ぅ、…………ひぃ、……ぁ!」

重なりあった白い肌はまるで上等な絹の様な滑らかさで擦りあわされ、その感触を求め合い互いに身体を絡めあう。
程無くして互いに全身が薄紅色に上気し、浮かんだ汗やその他のものが潤滑油となって交合を促進する。
ぬるりぬるりと光を反射する濡れた身体を、まるで隙間に埋め込みあうように押し付けあう姿は非常に官能的だ。
全身を強張らせ、時折びくりと跳ね上げさせながら二人はまるで一つの生物であるかの様にお互いを重ね合う。

「――ッ、うわぁあ! あぁッ! はぁん――ッ! あっ、あっ……」

挿し込まれた長い牙が、角度を変えそしてより深く突き立てられる。
その先端が当たる場所が変わり、新しくより深未知の感触に身体が慄き、同時に歓喜に震える。
拡げられた孔からは更に多くの血が零れ、忙しく動き回る舌の感触に今までにない痺れが全身を走る。
嬌声を吐き出すばかりで全く役割を果たさない肺のせいで、意識に靄がかかりさらに現実感が奪われてゆく……。

「…………ッ! …………、………………――! ――! …………」

どこもかしこもヌトヌトで、まるで全身が熱い泥と化した様だと覚える。
絡み合う身体の何処を何処までが自分でそして相手なのか、隙間を流れる液体が汗なのか涙なのか涎なのかも、もう解らない。
ただお互いの心臓が奏でるドクンドクンと響く二重奏と、首筋に重ねられた相手の激しい息の音だけがはっきりと聞こえる。
上も下も時間も無く、何もかもが曖昧でそれでいて快楽だけが溢れていて……溺れ……沈んで……――。


 ◆ ◆ ◆


「……ふぅ。ごちそうさまでした」

一つになっていた身体が離れ、覆い被さっていた小柄な方がぬらりと立ち上がる。
全身も、そして床につきそうなぐらい長い髪のその先端までもが熱く濡れており、まるで油の風呂から上がってきたかの様相だ。

「かがみ汁は最高だなぁ……。元気100倍になったよ」

妖しく笑う地球破壊爆弾の足元では、同じ様に全身を濡らしたロリスキーが意識を失いびくりびくりと身体を揺らしている。
所々に紅い、そして場所によっては白い濁りを交えた琥珀色の液体は、どこからこんなにという程の量で床にも大きく広がっていた。
そして、その床の先に黒く濁った血を零す二つの身体が横たわっていた。
テーブルと椅子に突っ込み、身体を不自然な形に歪ませているのは彼女達の食事を邪魔した無礼な男二人である。

「とりあえずは、場所を移そうか……。ここだとそろそろ不味いし」

視線を窓の方へと移せば、外は白み始めそろそろ夜が明けるといった風情である。
吸血鬼である地球破壊爆弾にとって、致命的ではないにせよ太陽の光はあまり気分のよいものではない。

「かがみんゲットだぜ☆ っと――!」

ぬるぬると滑るロリスキーの身体を小さな身体で器用に持ち上げると、地球破壊爆弾はそのままの姿で其処から姿を消した。


 ◆ ◆ ◆


「――…………ヘルメットが無ければ即死だった」

言いながらウッカリデスはその身体を真っ二つに折れたテーブルの隙間から抜き出す。
仕切りの板三枚にテーブル二つと、椅子四つを破壊して壁に突き刺さっていたウッカリデスだったが、
どれも頭から突っ込んだことと被っていた蝶高性能ヘルメットのおかげで、なんとか気絶するだけに済んでいたのだった。

「カレーに手をつけなくて正解だったな。っと、最速の人は無事かな……?」

あの人はカレーを食っていたなと思い返しながらウッカリデスは彼を探すが、それに労力は全く必要なかった。
床に零れた大量の血が彼の居場所を教えていてくれたからだ。

「うげぇ……酷いなこれは。……あっ、でもまだ生きているぞ」

サラダバーの真ん中に卍の様な体勢で突っ込んでいた最速の人だったが、幸か不幸かまだその息はあった。
全身ボロボロであったが、元々頑丈なのか辛うじて命だけは繋ぎ止められている。

「血かと思ったらそうじゃないし……。そう言えば血は鉄の匂いだっけ?」

床に広がった赤黒い液体は血――ではなく、ぶちまけられたトマトとドレッシングの混ざっていたものだった。
周囲に漂っているのもヘモグロビンに含まれる鉄の匂いではなく、胡麻とサラダ油の匂いである。


 ◆ ◆ ◆


「……で、どうしましょう? 最速の人さん」
「ツツ……、そうだな。とりあえずマダオ氏の帰りを待つというのがベターだとは思うんだが……」
「まさか僕たちだけでロリスキーさんを助けに行くとか、そんな死亡フラグを立てようって考えているんじゃあ――?」
「うん。それも考えたんだがな……。その、なんだ……随分汚れたし、えーと……」
「――下着を替えたい?」
「うむ。とすると君もか?」
「ええ、恥ずかしながら……」
「…………」
「…………」


突然現れたこなたの姿をした何者かが張り巡らしたピンク色の固有結界――桃色オーバーロード(過負荷)。
その中で始めちゃった二人を引き離し、仲間であるロリスキーを救い出そうとした二人ではあったものの、
『何故か』ちょっと時間がかかって……、でも二人は『TIME OF SAGE(賢者の時間)』を利用して結界内に踏み込んだのだ。
しかし、勇気を振り絞って化物に向かい合った二人であったものの、力及ばずパンチ二発でそれぞれぶっ飛ばされ
現在に至ると言う訳である。

兎も角として、その過程で『何故か』二人とも下着が汚れて気持ち悪くなってしまったのだ!



【早朝】【F-6 ファミレス店内】
【ギャルゲロワ版最速の人@ギャルゲロワ】
【状態】:疲労(大)、全身に打ち身、所々に切り傷、右手骨折、肋骨にひび、股間がかなりガビガビ
【装備】:なし、褌一丁
【道具】:支給品一式
【思考】:
 1:褌を洗いたい!
 2:後、ドレッシング塗れの身体も洗いたい……
 3:マダオ氏の帰りを待とう

 ※容姿はハクオロ@うたわれるものです。
 ※違う意味で最速です(向こう岸が見えるくらい果ててます)
 ※マダオの吐息に股間が反応しまくりです
 ※もしマダオとあんなことできるかと思うと……


【忘却のウッカリデス@アニロワ2nd】
【状態】:疲労(蝶)、首を捻挫、腰痛、股間がかなりガビガビ
【装備】:ゼロの仮面(蝶高性能)@アニロワ2nd
【道具】:なし
【思考】:
 1:パンツを洗いたい!
 2:ロッカーに換えがあると助かるんだけど……
 3:マダオ氏の帰りを待とう

 ※ロリスキーを見ると、胸が高鳴ります
 ※ロ、ロリスキーのを……見てしまった……

 【ゼロの仮面(蝶高性能)@アニロワ2nd】
 銃弾から魔法、科学兵器、核に至るまであらゆる攻撃を防いでしまう恐ろしい仮面。
 ただし、守られるのはあくまで仮面に覆われた部分(頭部)のみ。
 視界は蝶良好で窒息の恐れもなし、ただし一度被ると死ぬまで外す事ができない。


 ◆ ◆ ◆


「……………………う、寒……」

暗がりの中で白い身体が芋虫の様にそもそと動いていた。地球破壊爆弾に連れ去られたロリスキーである。
しばらくは冷たいエナメル質の床の上でそうしていたが、意識がはっきりしたのか緩慢ながら数分程で起き上がった。

「何これ……? 気持ち悪い……、それになんか身体も痛いし……」

馴れてしまっているため、裸になっていたことにはあまり驚かなかったが、
全身がぐっしょりと粘り気のある液体で濡れているのは、彼女にとっても気持ちのよいものではなかった。
それに全身の筋肉が悲鳴を上げている。まるで、ものすごく激しい『運動』をした後のような…………。

「(――あああああああああああああああああああッ!)」

先刻のアレを思い出しロリスキーの顔が真っ赤に染まる。
意味が解らないが、突然こなたに噛み付かれその後アレな感じになった……ということを彼女は今思い出した。

「(今は一体どういう状況なんだろう……?)」

周りを見る限り、どうやら何かのお店の中らしい……。照明は点いていないが不思議とそれに不便さは感じない。
棚の上に並べられているのは、蝋燭、鞭、首輪、目隠し、手錠、張型、ローション、避妊具……etc.etc.――。

「――ってぇええええぇっ!」

どう見ても成人向け玩具屋さんなそれに、ロリスキーの中の危機感が膨れ上がる。生命的にではなく主に貞操的な部分の。
棚の上でその異様を誇らしげに主張している色んな凸凹……。もしこの切先が自分に向けられたら――!

「ああ、かがみん起きた? お風呂沸いてるから、かがみんも入ってきなよ」
「――うひぃ!」

棚の間からヌッと現れたこなたに、短い悲鳴を上げてロリスキーは後ずさる。
風呂上りだからなのか、このなたの姿は頭の上に髪を纏め上げてくくったバスタオル以外は全裸である。
上気した頬と緩んだ表情。そして、全身から立ち昇る湯気がそのことを証明していた。

「あ、あ、あんたっ! なんで裸っていうか、どこのこなたなんだっていうか! せ、説明しなさいよッ!」
「んー、私はアニロワ1stの地球破壊爆弾No.V-7です。
 どの部分を切り出しても名前として使いづらいのがネックなんだよねー。地球とか爆弾とか、一般名詞すぎるから。
 まぁ、呼びづらいって思った時はその時のキャラ名でもいいよ。今だったら『こなた』だね。
 ……それと、裸に関してはもうそういう仲だからいいじゃん? ね、かがみん☆」

ふざけた対応だったが、今まで会ったのはどれも変人ばかりだったのでロリスキーは取りあえず納得した。
解ったことは彼女が地球破壊爆弾であると言うことと、どこのロワにも変態書き手の一人や二人はいるってことだ。

「……まぁ、いいわ。私はクールなロリスキー。漫画ロワ出身の書き手よ」
「ロリスキー……。クールなロリスキー……」
「うっさいな! 名前を繰り返すな! ……そ、それよりも、そういう仲って……その、どういう仲よ?」
「んー……? 解ってるでしょう? かがみん☆」
「かがみんって言うなよ……」

床の上に垂らしたままだった腕を上げて、ロリスキーは手を首筋へと移動させる。
はめられた首輪より少し下の部分。そこに空いた二つの深い傷孔……それはつまり……――、

「わたし、吸血鬼になっちゃったってこと……?」

――そういうことだった。
夜族の世界へようこそとこなたの小さな唇が動き、最後ににやりと半月の形に歪んだ


 ◆ ◆ ◆


「まぁ、吸血鬼の身体にはおいおい慣れていくと思うから、今は休むとよいよ。
 あとさ、このお店衣装がすっごい豊富だから後で選びあいっこしようね☆」
「あんたがマスターで、わたしがスレイブ……?」
「うんそうだよ。けど、あんまり上下の関係とか気にしないから大丈夫、大丈夫。仲良くやっていこう」
「…………はぁ。……とりあえずお風呂入ってくるわ。気持ち悪いし」
「いてらーノシ」

主人に見送られてロリスキーは店内を奥へと進む。
そこには確かに彼女が言うように様々な衣装が取り揃えられていた。
オーソドックスな学生服やナース服などの各種制服から、体操着、レオタード、スク水など、さらにはゴシック系の派手なもの、
ウェディングドレスや着物の様な冠婚葬祭系、エナメルのボンテージ衣装。更にはアニメや漫画のコスプレまでもが……。

「(あ、らき☆すたのセーラー服だ……)」

それら多種多様な衣装を取りとめも無く見ながら、ロリスキーは通路を進みカウンターの向こう側にあるバスルームへと入った。
何故こんな店のこんな場所にバスルームがあるのか。それは取りあえず考えないようにしながら……。



【早朝】【/E-6 地下街-大人の玩具屋さんの中】
【地球破壊爆弾No.V-7@アニロワ1st】
【状態】(〓ω〓.)、つやつやの元気100倍☆
【装備】なし、全裸
【道具】支給品一式、未定支給品×1(本人確認済み)
【思考】
 基本:闘争をかがみん(ロリスキー)と一緒に愉しむ
 1:かがみんが風呂から上がったら衣装の選びあいっこをする
 2:お腹が減ったら、かがみんから血を吸う
 3:かがみん用の血を探す(他の参加者か、輸血用血液)

 ※基本的に中身はアーカードで、CVは平野綾です
 ※変化する姿に7つのバリエーションがあるらしいです。
 【1:地球破壊爆弾】【2:アーカード】【3:長門有希】【4:泉こなた】
 【5:銃撃女ラジカル・レヴィさん】【6:?不明?】【7:?不明?】
 ※クーガーの早口台詞が言えます!
 ※鎖鎌、鳳凰寺風の剣、ソード・カトラスが投影可能です。
 【スーパーキョンタイム】
 地図氏以外の者はゆっくりとしか動けなくなります。一度使うとそれなりの時間使用不可能です。


【クールなロリスキー@漫画ロワ】
【状態】:不死者、吸血鬼、疲労(大)
【装備】:なし、全裸
【道具】:支給品一式、未定支給品×?(本人未確認)
【思考】
 1:とりあえずお風呂に入ろう……
 2:何がなんだか……

 ※容姿は柊かがみ@らき☆すたです
 ※何故か不死身です
 ※ギャルゲロワ版最速の人に心惹かれています
 ※地球破壊爆弾No.V-7に血を吸われ、彼女の下僕になりました


 ◆ ◆ ◆


「人違い……ってなら、最初に言えよ。この糞野郎」

神行太保のDIE/SOUL。彼の状態を一文字で表すなら『大』。
アメリカのカートゥンよろしく、彼はその形でアスファルトの中に埋まっていた。
子一時間に及ぶ死闘の末の結果がこれである。

「しかし、拳を交わしたことで何かが芽生えたとは思わないか?」

そう言いながら、マダオはその小さな身体には似合わない怪力で彼を引き上げる。

「夕焼けが定番ではあるが、朝焼けの中で拳を交わすのもまたよいものだったな」
「そんな風にいい顔をして言われても、よけいムカつくだけなんだが……。クソッ、身体が痛ぇ……」

ぶつぶつと文句を言う傷だらけの巨漢と、吸血鬼としては似つかわしくないがその幼い姿にはよく似合う爽やかな笑顔の少女。
全く逆の存在ではあったが、不思議とお似合いな雰囲気ではあった。

「『孤城の主』か――中々に面白そうだ。是非とも協力させてもらうよ」
「それはありがたいが、お前もアーカードってことには変わらないんだからな。ヤツの次はお前だって事を忘れるなよ」
「それもまた燃え展開さ!」
「言ってやがれ……」

そんな二人が昇ったばかりの太陽を真正面に受け、静かな街中を歩いている。



【早朝】【F-5 路上】
【ミスターマダオ@漫画ロワ】
【状態】:疲労(小)、額に切り傷、強い決意、強い仲間意識
【装備】:パニッシャー@トライガン(機関銃:残り弾数100%、ロケットランチャー:残り10発)
【道具】:支給品一式、未定支給品×1~2(本人確認済み)
【思考】:
 基本:対主催! 殺し合いには乗らないが、マーダーは犬の餌
 0:いい仲間がまた出来た!
 1:さぁ、ウッカリデスのところへと戻ろう
 2:友情! もっと仲間を探すぞ!
 3:努力! 首輪をどうにかするぞ!
 4:勝利! 見ていろよ主催者!

 ※容姿はアーカード(ロリ状態)@ヘルシングです
 ※押し倒したウッカリデスを気に入りました


【神行太保のDIE/SOUL@アニロワ1st】
【状態】:疲労(中)、胸部にダメージ、全身に打ち身
【装備】:竜殺し@ベルセルク、ガッツの装備一式@ベルセルク
【道具】:支給品一式、拡声器
【思考】
 基本:アーカード(地図氏、マダオ)は殺す。
 1:仲間を集めて『孤城の主』を実現させ地図氏を打倒する
 2:それまではマダオと協力関係を結ぶ
 3:地図氏を始末した後はマダオを始末する

 ※容姿はガッツ@ベルセルクです。
 ※神行太保・戴宗の神行法(高速移動)が使えます。
 ※ラディカルグッドスピード腕部限定は、腕だけが速く動きます。



123:アーカードVSガッツ!? 投下順に読む 125:支給品の末路
123:アーカードVSガッツ!? 時系列順に読む 125:支給品の末路
105:新しい朝が来た、対主催の朝だ ギャルゲロワ版最速の人 149:書き手の誓い
105:新しい朝が来た、対主催の朝だ 忘却のウッカリデス 149:書き手の誓い
105:新しい朝が来た、対主催の朝だ クールなロリスキー 147:仕事
123:アーカードVSガッツ!? 地球破壊爆弾No.V-7 147:仕事
105:新しい朝が来た、対主催の朝だ ミスターマダオ 145:キバヤシ考察はパロロワの華
123:アーカードVSガッツ!? 神行太保のDIE/SOUL 145:キバヤシ考察はパロロワの華




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