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種族

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人間とその安定性変異種である『狭義の人類』と、それ以外の生物が限定的な人権を得た『広義の人類』に大別される。
狭義の人類の精神性は人間とほぼ同じだが、現在のところ唯一の広義の人類である猫は、基本的な部分で異なる。

狭義の人類

  • 現代人
この世界での普通の人間。生物としては、世界災害以前とは比べものにならないほど生命力に溢れ、少々のことでは死なない生物。心臓や脳を潰されても適切な処置を受ければ後遺症なく再生するほどだが、精神的には以前とほとんど変わらないため、精神面が命取りになることが多い。
確実に殺すには灰にしてしまうしかない、といわれるものの、2014年の大侵攻では、単なる負傷が原因で死んだと思われる例が夥しくあり、現在調査が進められている。なお、実際には致命傷を受けたまま放置された場合の生存率はごく低い。

能力的にはごく平均的ながら、魔術への適正は、現代人、不死者、小神族、猫の四種の中で最も高い。

  • 不死者
現代人に輪をかけて頑丈な人類。現代人並みの生存性に加えて、傷口が見る間に閉じるほどの強力な再生力を有する。さらには人間では死に至るほどの出血、低温環境下などでも、仮死状態となることで死を免れることさえ可能である。
正気を保つために人間の血が必要で、世界各地で吸血鬼と呼ばれて迫害されている。日本にいる大部分は、猫をも受け入れる日本に亡命/密航し、そのまま居座った者達である。多くが不法滞在ではあるが、目下のところ大規模な逮捕や送還は行われていない。

能力的にはかなり肉体に振れている。ただし、普段は呼吸をせず、酸素を利用しないため、反射の遅れが目立つ。

  • 小神族
異能系の中二病が本当に力を持っていたら……悪夢のような仮定が現実に。見た目や性質からは現代人と全く区別が付かず、現代人と同様に平均的な能力を持つが、現代人に比べて全体的に低調である。彼らは普通、いわば現代人の落ちこぼれとして見られている。
しかし彼らの多くは、内に秘めた力を十代の前半に開花させる。そうなると能力的にも特定の一分野に秀でるようになり、さらには、魔術に似た強力な力を、ほとんど代償なしで行使できるようになる。この力は、制御されない場合や意図的な悪意をもって使われた場合、極めて危険になり得るため、彼らの中でも特に力を持った者は、共同体に監視されている。

不安定ながら、彼らの力は神々の防御を易々と打ち砕く性質を持つ。ただし、単体では初歩の解呪や守護の魔術にさえ阻まれるため、本来天敵である魔術師の援護を必要とする。もっとも、それで神を殺せるかは別の問題。

広義の人類

  • 猫(人猫/猫人)
身長140cmの猫背で立ち歩く生き物。猫の安定性変異種であり、普通の猫から数年かけて変異する。当初は他の変異体と同様に狩られ、キレて日本と戦争までする始末。結局は講和して里山生活うまうま。
人間社会にいる一部は、時間への無関心のせいで色々と不始末をやらかしがち。でも気にしない。好きなものは人間ごっこと歌。特に普通の猫時代から合唱が好きで、何千年前の話まで歌になっている。本質は140cmの猛獣であり、生命力は現代人以上に優れる。

極めて肉体に振れた能力に加え、過去の出来事を歌った歌を聴く『反響《リフレイン》』、同族と共に合唱することで時間と空間を超えた歌を歌う『共鳴《レゾナンス》』の能力を持つ。
猫だけにほとんどの道具、特に武装を扱えないことが最大の弱み(とはいえ、電子レンジ程度なら苦もなく扱える)。
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