魔眼の使い魔 39


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トリスティン魔法学院の朝は早い。
敷地内の一角にあるコルベールのハンガーで、メドゥーサとエミヤは暗緑色と明灰色に塗り分けられた旧ソ
連の複葉戦闘機I-153チャイカのエンジンを試運転させていた。
「最近大人しいと思ったらこんなもの持ち込んでたのね」
ルイズは警戒心剥き出しである。
「コルベール氏の許可は得ているが?」
「あんたが此処にいることが問題だっていってんの!」
カウリングを外した星型空冷エンジンのあちらこちらをドライバーで突きまわすエミヤに鋭い視線を向け
るルイズ。
「それなら問題ありません、ティファニア嬢の新呪文『ブレインウォッシュ』で記憶を改竄したガリア王と
タバサ嬢の和解が成った今、私とエミヤはマヴなのです」
コックピットに収まったメドゥーサがスロットルを開けたり閉じたりしながら言う。
「詳細は夏コミ発行の『魔眼の使い魔外伝・ハサンの冒険』をご覧下さい」
「無論ウソだ」
すかさずエミヤのフォローが入る。
「つれないですね、ここは調子を合わせて『ハリウッドで映画化決定!』と言うべきところです」
「誰がカネを出すというのかね?ダリル・ザナックか?」
「ここはあえてプロデユーサー・伊藤誠、シリーズ構成・上江洲誠でNice boat.から始まる二人
の恋のヒストリーで行きましょう。クライマックスは二段覚醒した超イザベラ様2がタバサ嬢を“くぱあ”
して『中に誰も―――
「や―――め―――ろ―――――っ!」
ガオンッ!
右手に虚無を纏わせたルイズのシャイニングフィンガーをひょいと避けるメドゥーサ。
削り取られた分だけ縮んだ空間に引っ張られ、空中を飛翔した一斗缶がルイズの顔面にクリティカルヒット
する。
「さて次いきましょうか」
ハンガーの奥にはガリア国内から回収したオーパーツ-P-400エアラコブラ、ブリストル・ボーファイ
ター、CA―12ブーメランといった微妙な飛行機-が、あるものは新品同様、あるものはスクラップ寸前
といった状態で並んでいる。
「こんなもの集めて何をやらかすつもりよ?」
「愚問だな、この世に修理できぬ機械など無いこのエミヤと!」
「この世に騎乗できぬマシンなど無い私が手を組めば!」
バロムクロスで唱和する二人。
「「東方義勇軍とて恐るるに足らず!!」」
「今度は『ゼロ戦才人』にケンカ売る気か…」

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