執筆者…茄
視点 氷天 颯
(科学的に言うと、僕のポリゴンZはもっと強くなれる)
そう心の中で思った。近くの本を手に取り、椅子に腰を掛け本を読み始めた。
(ライラ達には悪いことをした……でも、強くなっていつかは行く)
科学の本。
それを読んでいた。母親には土曜日くらい、外にいったらどうなのと言われたが、気にもしれいない。
(ミッションに参加しないのか)
(フライムなのか)
心の中で呟く。
―――反応がない
「気のせいか」
独り言を言うと、本の方に目を移した。その時、急に胸騒ぎがして来た。
(お前は、ミッションになぜ参加いない)
フライムから話かけてきた。怒っている?いや、神のことだ、すべてお見通しだろうな。
「僕のポケモンはまだまだ強くなる。ミッションには、まだ参加出来ない!」
キッパリと答えると、フライムは、そうかと告げると、胸騒ぎが収まった。このままでいいんだろうか。そう思いもしたが、今の僕に何もできない。
ふと、携帯を取ると、ライラに電話した。
「……」
電話が繋がらない。圏外にいるということだ。そして、ベットに寝た。
「今頃、何をしているのかな」
そういうと、眠りこんだ。
最終更新:2008年02月28日 17:03