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執筆者 茄

視点…ナス

YDM学園の近くに位置する、蘭学園。学力の差もほとんどなく、互いに仲の良い学園であった。


―――授業の終わりのチャイムが鳴り、教室から大勢の生徒の姿が消えた。そこに1人だけ、浮かない顔をした少年、ナスが外でサッカーをしている生徒を見ていた。
ポケモン勝負がうまいと詠われているが、どうもスポーツは苦手分野でいつも教室でボーッとしているのだった。
何か面白いことはないかな、と思っていた頃

「うっ……」

急に体に刺激が走った。頭を抱え込むように座り込む。誰もいないこの教室。
すると、地の奥底から低い声が頭のなかで響いた。

(お前は選ばれた少年なのだ)

ナスは、重い頭を抱えて教室を見渡す。

「何処にいるんだ……?」

(私は、神フレイム、お前は選ばれし少年)

何を言ってるんだ、と思いも冷静さを欠かさずフレイムに問いかける。

「……で、俺は何をすればいいんだ?」

(YDM学園の選ばれし勇者と協力をし……)

その時、授業の予鈴のチャイムが鳴り出した。廊下を走りだす音も聞こえてきた。もう、フレイムの声は聞こえず、この日の授業は終わった。

迂闊な顔をし、YDM学園を横切り、家に向ったその時。
ふと、神フレイムを思い出した。

家に着いてからも、自分の部屋に閉じこもる。
神や占いなどという非現実的思考を持たないナスだがこの時だけは違った。

「あれは、神の声だ」

そう、神のお告げだ。明日、神に会えたらと思うと胸が高まる。


時計を寝ると、10時。

「明日には、ポケモンの実習練習があるんだっけ」

そう思い学校の準備をすませると、疲れた体を横にし静かに寝息をたててた。