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執筆者 Ice.D

視点…氷天 颯

「……颯の家でいいよな」

ライラが問う。

皆も賛成した。颯の親は出張していて、今は家に颯しかいないのだ。

それにしてもフライムとか何の話だ。神なんぞこんな所に降りてくる訳がない。

僕も皆も、少し可笑しくなってしまったのだ、昨日は幻覚が見えたのだと思いながら颯は共に家へ向かう。

「おい、何処いこうとしてるんだ、もう着いてるぞ」

颯はコリーの声に気づきはっとし、家に入る。

やはり可笑しくなったのだ……何もなければいいが……皆が帰ったらとっとと風呂に入って寝よう、と思いつつ。

「んで、何をするんだ?」

「ゲーム」とか、「クライムについて話すんだろう」
などの声が飛ぶ。

「……勉強会」

颯が空気を読まずに言う。

「空気読めや、マジメ野郎。クライム・・・じゃなくてフライムの話でいいだろう」

全く幻覚を信じる奴達ばかりだ。まあいいかと思いつつ、ノートパソコンを持ってきた。意見をまとめるためだ。

「んで……フライムを信じる人は挙手」

颯も今回は空気を読み、手を挙げる。

「よし、全員信じるんだな」

「って……何でラエクルが全体指揮をとってるんですか」

ラエクルの顔が、一瞬赤くなったような気がした。

「う……うるさい!さっき手を挙げた俺が言うことじゃないけど、正直アイツはいないと思う」

「な……何でだよ!」