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056 幻想水滸伝 ティアクライス

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2009-01-10 16:31:33 (Sat)  -
幻想水滸伝 ティアクライス レビュー。


いわゆる「仲間」は108人


幻想水滸伝シリーズを本格的にプレイするのははじめてで
期待に胸を膨らませでプレイしはじめた。

だけど
DSというハードの制約があるだろうと予想していたので
据え置き機で発売されている
これまでのナンバリングタイトルほどのボリュームは期待してなかった。

ところが
ゲームを進めていくうちに、仲間はきちんと108人登場することがわかり
全体的なボリュームも思っていたよりも随分おもかった。

とはいえ
仲間になる108人のうち、いく名かはサポートキャラクターとして戦闘に参加し
直接コマンドをしていするようなことは出来ず
さらにいく名かはパーティーに加わりすらしない。
それでも十分な人数だ。


イベントは声つき


一番関心したのは
イベントシーンに限られるものの登場キャラがよく喋ることだ。

あいまあいまに入るイベントシーンでは
主人公やそのイベントでの主要人物がぺらぺらとよく喋る。

詳しくはわからないが
担当している声優も非常に上手く、物語への感情移入がしやすいように感じた。


移動がめんどくさい


ティアクライスは特に難しいシステムも取り入れていないし
ストーリーも素直な作りになっている。
なので基本的にサクサク遊べるライトなゲームに仕上がっているのだが
それ故にゲーム進行のテンポが悪いと非常にストレスを感じる。

町やダンジョン間の移動はワールドマップ画面で移動することになる。
世界全体の羊皮紙風のマップが表示され、各地に表示されているアイコンを選択し
町やダンジョンへ移動する。

町Aから町Bへの移動には3日かかる
といったような移動日数の要素がとりこまれているが
この日数の要素が活かされている場面は全くなかった。

ワールドマップ上で離れた町の間を移動する場合には
マップ上のキャラがいちいちルートを歩いていくアニメーションがあるため
この時にかかる時間は単にゲームのテンポを悪くしている。

また
ストーリー上そのルートは今通るとまずいんじゃないの?
といったようなルートも平気で歩いて移動するので妙な違和感も生み出してしまっている。

物語がある程度進行すると
仲間の拠点となる城を持つことになるのだが、この城内の移動も非常にめんどくさい。
メインストーリーに進行がある場合は必ずといっていいほど
この城内をイチイチ行ったり来たりさせられる。

この拠点内の移動に関しては、今作最大の欠点かもしれない。


戦闘がつまらない


戦闘に参加するメンバーは4人。加えてサポートととしてあと1人。
単純なコマンド選択式の戦闘システムだが
難易度が異常に低く、ボス戦でも全滅するようなことはまずない。

ストーリーを進める間は戦闘がただの作業になりがちで
おもしろみを感じることが出来なかった。

多数の仲間がいるのに戦闘時の個性はほぼない。
どのキャラもレベルが適正であれば同じように活躍してくれる。

自分のお気に入りのキャラクターを気軽にパーティーに加えられるのはいいのだが
メンバーを選定するおもしろさは全く無いといっていいだろう。


まとめ


DSでここまで王道のRPGを楽しめるとは思っていなかった。
ボリュームも十分あるし、グラフィックもサウンドも申し分ないだろう。
それ故にテンポを悪くしている要素が非常に惜しい。

その部分が改善されてよりスッキリ遊べる続編に期待したいと思う。

幻想水滸伝 ティアクライス

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