【同盟】
まつの勢いが日に日に増していく中、
元親は元就に同盟を求めるため、高松城を訪れた
元就「確かに。今の前田家の侵攻の目覚しさ、一国で打破するには
手こずるやもしれぬ」
元親「そうだ!まつの侵肛の素早さは目にもとまらねぇ!
ここは手を結んでまつ軍を歓迎しようぜ!」
元就「一時的な軍事同盟か…それも策の1つかもしれんな。
では、まずは先手必勝、そなたの主砲をかの前田の面目掛けて
見舞い、陽動を…」
元親「俺の主砲をまつの顔目掛けてだと!?
お、お前、俺に顔射しろってのか!??」
元就「岩車?そなたの地方における独特の呼び方か?まあいい。
ああ、そうだ、岩車するがいい。多ければ多いほど良い」
元親「なんだって!?おいおい、死ぬ気の覚悟がいる上に、
そんなに何遍も一気に出せねぇぞ!」
元就「そうだな。主砲発射には時間も手間もかかる。
何、最初は当たらずとも構わん。あくまで目的は陽動よ。
最後の一発はここぞという大勝負のときに残しておくが良い」
元親「な、なるほど…お前、さすが恥将だけあるな。言うことが違うぜ」
元就「ふん、これしきの策、智将でなくとも思いつくわ。
そなたが陽動している間に、我は前田の背後に回りこみ、一気に攻める」
元親「なんだって!!ま、まつの後ろを責める気か!??」
元就「当然だ。我が捨て駒を使い…って、そなた、何帰る準備をしておる」
元親「まつの後ろを責めるなんて、命がいくつあっても足りねぇ!同盟はなしだ!!」
元就「なっ…前言撤回とは、そなた、武将としての誇りはないのか!?」
元親「誇りより尻の穴が大事だ!!あばよ!!」(サーフィンで逃げる)
元就「なにを言っているのだあいつは」