Fate/Another Servant 
         HeavensFeel 2 第三十七話ミニ劇場最終回


一同「「「カンパーーイ!! おつかれさまー!」」」

弓兵「ゴクゴクゴクゴクゴク……ぷっはぁあ! 実に酒がウマイわいガハハハ!」
闘士「いやぁ終わった……ついにASが終わったのだな! めでたいことだ」
剣士「バクバクガツガツバクバク! ゴクゴクゴクゴク! うまいおかわり!」
綾香「あ、すみません給仕さん、わたしにもジュースのおかわりをお願いします」
沙条「なんじゃ綾香よ、こういう宴席ぐらいハメを外してもよかろうて。真面目な娘じゃのぅ」
綾香「いいえお爺様。こんな危険地帯で酔うと何をされるか分かったものじゃないので遠慮します」
魔術「ボクもお願いできますか? せっかくですので日本の緑茶を」
ソフ「ひっく。おいキャスター、そこの未成年の娘はともかくキミも飲まないつもりかね?」
魔術「ええ。一応これでも敬虔な信仰の徒なので酒はなるべく控えているんですよ」
ソフ「やかますぃ~マスラーめいれいらぁ黙ってのめ~(グイグイ!」
魔術「ウボァ!?(ごっきゅごっきゅ!」
遠坂「いやはや我が邸がこれほど賑やかなのは久方振りだ。君達も本日は自由に寛ぎ楽しんで欲しい」
アイ「仇敵の施しを受けるつもりはないのだけれども今日だけは貴方の顔に泥を塗るのは控えておきましょう」
牧師「命拾いしたな魔術師。本来なら異端として処断するところだが今回は空気を読んでやる」
間桐「遠坂邸で打ち上げってのが気に入らないけどこの際我慢するか。
   確かにめでたい席だ、ウチで開催して妖怪爺の面は見ながら酒は飲みたくない」
弓兵「ちゅーか、あの洋館は宴会に似つかわしい空気しとらんぞ。あの洋館で宴会なぞ陰気臭くなるわい」
騎兵「おいホスト、食い物は合格だがファラオに出せる美酒はきちんと取り揃えておるのだろうな?」
遠坂「勿論だ、こういう日の為にずっと寝かせて置いたとっておきワインがある。折角のめでたい宴席だそれも空けてしまおう」
狂戦「おーおー秘蔵の酒を開けるとはやるじゃねぇか小童! おれにも飲ませな! 久しぶりの酒の味が堪能できるぜ」
雨生「バーサーカーは理性なかったから味なんて認識出来なかったもんね」
槍兵「刺身はいずこに? お、あったあった(ひょいパクッ」
アイ「さ、魚を生で食べるなんて……アハトの仰った通りやはりニホンジンは野蛮人なのですね」
ソフ「いやぁたしかに気持ちわるい食文化れはあるが、れも意外とアジは悪くなかったぞ?」
剣士「好き嫌いはだめだぜルゼリウフ。サシミも結構うまいじゃん」
アイ「そもそもホムンクルスの私に食事は必要ありません」
剣士「うわっ、それ人生をとんでもなく損してるぞ?! うまいメシが食えないなんて兵の士気にも関わるじゃないか」
騎兵「おいしかしよくよく見るとこの宴席にはプロローグや途中で死んだ雑魚どもがいるではないか」
牧師「貴様はこんなところで何をしてるのかねトマスタァくん? 部外者は立ち入り禁止だった筈だが?」
トマ「………そこの小娘の爺や志士やら僧兵やらが参加してるんなら自分にだって打ち上げに参加する権利くらいあってもいいじゃないか(ボソボソ」


魔術「いやはやまさか完結するとは当時は思ってませんでしたよねぇ」
剣士「オレも絶対頓挫すると思ってた!」
綾香「2008年の9月に予告編みたいなものを投下して、本編を投下したのが10月。
   だけど実際は何話分かの書き貯めしてたから執筆開始は6月頃ね。
   ………びっくり。丸三年の長距離マラソンをきちんと完走しちゃったわ」
槍兵「ついにやり遂げたんでござるな(しんみり」
騎兵「俺様のルートを作っておけばこの三分の一の量で終わらせられただろうに。
   ふん、ファラオの扱いが悪い天罰だ天罰!」
狂戦「つーかよぉ、うpろだとして使ってた斧にまだFateAS第一話目のテキストが残ってンぞ……」
雨生「それ本当バーサーカー? わおっ斧ってば長持ち過ぎるでしょ」
牧師「本当に残ってるな……なつかしいものだ。
   連載開始当時はせいぜい多くて二十人程度に読ませる為に書いていたつもりだったのだが。
   まとめサイトのカウンター見るとROM専入れたら少なくとも五十人くらいは見てたなこれは……。
   その隠密性の高さを見込んで聖堂教会の斥候やらないか?」
代行「異端と殺し合いしたりスパイしたりするだけの簡単なお仕事さ! 我々と青春の血の汗を流してみないか?」
闘士「随分と血生臭い青春があったものだ…」
遠坂「それにしてもセカンドオーナーとして無事に?第二次聖杯戦争が終わって良かったよ」
間桐「あまり無事に、とは言えないと思うがねえ」
雨生「正直なトコ無事じゃないよな? 幕府軍と維新軍の斥候は全滅で後で騒ぎになるだろうし」
間桐「職務怠慢だろ遠坂、それでよくもまあ土地管理者なんて息巻いてられるもんだね」
遠坂「派手な無差別破壊と無差別殺人をやらかしてくれた君達が言うな!
   君らの後始末にどれだけ私が手を焼かされたと思っている!?」
アイ「それを黙ってこなすのが管理者の役目ではなくって? アインツベルン家は聖杯儀式で出した損失を我々の懐から補填していてよ」
ソフ「そういえば彼女の生家アインツベルンの財力は途方のなかったのだったね」
弓兵「うぬぅ・・・なんという金銭格差じゃい…!」
剣士「ルゼリウフの実家ってすっげー金持ちなんだな。アスフォルトの家くらい持ってそうだ」
綾香「ちょ、ちょっと待ってよセイバー。アストルフォはどれだけ富豪だったの?」
剣士「ん~? アイツんち下手するとシャルル王より金持ちっぽかったぞ?
   オリヴィエ達が言うにはアストルフォは他のパラディンを凌駕する圧倒的財力とよくわかんねえけど各地の諸侯へのこねくしょん?を見出されてドゥーズペールの一角を担ってるんだってさ。オレたちの遠征の軍費はアストルフォが出してだぞ?」
闘士「く、国の軍費を一貴族が持ってただって…? どれだけ大富豪なのだ……」
綾香「呆れた…アストルフォが他の面々よりも弱っちぃのに十二騎士の一人でいられたわけよね……お金の力って凄いね」


間桐「で、なんでアンタらがいるわけ?」
教授「私が居ては不都合なのかね? これでも出番の回数はダントツだが。むしろ君達より多いくらいだ」
弟子「そうです酷いです! ある意味先生が一番の被害者なんですよ! だって言うのになんて言い草ですか!」
アイ「それは基本的に貴方に原因があるんじゃなくて?」
弟子「あれ? そうでしたっけ?」
槍兵「くぬぅ、下手をすると序盤で脱落してしまった拙者よりも出番がありそうなのが、くやしい…!(ビクビクッ!」
弟子「で、出たぁあ! 久方振りの敏感侍ネタがキターー!」
槍兵「あ、いや、あの……解説はやめて欲しかったり。
   さり気なくやった冗談に真面目に反応されるとこっ恥ずかしいでござるからな……(ぽりぽり」
騎兵「してなんのようだ貴様? この前俺様の出番を散々カットしてくれた無礼、まさか忘れたと思うてか」
教授「待ちたまえ。君の出番をカットしたのは君のマスターだろう」
騎兵「…………………そういえば(じーーー」
牧師「…………………スタタタ!(牧師は華麗に逃げ出した」
騎兵「あ!! こら逃げるな牧師ッ!」
教授「まあ私はただお祝いの言葉を言いに来ただけだ。
   これでも君らの顛末を最初から最後まで見守ってきたのだからね」
弟子「先生ってば普段ずっと嫌々言ってるのにすごく律儀だと思いません?」
槍兵「なるほどのう。これがつんでれってやつでござるか」
闘士「ほうほう、これがツンデレというヤツなのか? 奥が深いな」
弓兵「しかしワシ的にゃキレイなネーチャンならともかく野郎のツンデレは嬉しくもなんともないわなあ(鼻糞ホジホジ」
剣士「これツンデレなのか? なあオードは!? オードはツンデレなのか!?」
綾香「オードさんのどこにツンの要素があったのよ?? 二十四時間デレデレじゃないあの人。
   ツンってセイバーを指先でツンツンするくらいしか思い浮かばな──」
剣士「ぐはっ! イイ、それスゴクイイぞアヤカ!(鼻血) オードオレだ結婚してくれーーー!」


弟子「だけど長かったですね、全三十七話ですか」
教授「AS本編のテキスト容量1,83MB超え(V&F sideを除く) ミニ劇場と鯖講座を合わせて480KB。
   諸君、よぉく見ておくといい。これをマジ吉という!」
狂戦「単純計算しても一レス内にビッチリ文字書いて一スレ分の容量か。
   しかもそれが本編じゃねえってどういうことなンだよ……本編だと四スレ分は使ってる計算になンのな」
教授「自分でもビックリだね。α版程度のつもりで書いてたのに」
魔術「α版!? まさかβ版があるとでも言うんですか!?」
間桐「じょ、冗談じゃねえぞ?! 死ね!」
教授「いや落ち着きたまえ、まだ書いてもいないし確定でもないんだが。
   エクストラ、ゼロ、コンマテ2・3が出ていくつか聖杯戦争についての新情報も出たことだしちゃんと原作設定との整合性を合わせて、初期の頃のヘッタクソな文章を修正して、
   全体的に不要で冗長な部分を丸々カットして、必要な部分継ぎ足して、完成度を高めたいなぁという希望はあったりする。
   連載停止したならともかくまさかの完結を果たしちゃったからなぁアッハッハッハ。
   まあとは言っても燃え尽きちゃったから暫らくその予定はないが、機会と時間があればやるかも程度の与太話さ」
闘士「ゴール出来た故の欲か」
遠坂「まあ確かに初期の頃の文章は今読み直すと我ながら読み難いと思ったな。
   書いてる当時はそうでもなかったのだが……読者にこんなの読ませてたのか?(ガクブル」
牧師「書き方が分かってない感が物凄い。処女作で群像劇風な難易度の高いもの選択するからそうなる」
弟子「だって全員の活躍を平等に書きたかったんだもん……。
   貴方達には分かるまい! 本編裏での活躍が尽くカットされてたランサー兄貴の悲しみが!
   ヘラクレスVSクーフーリンとか小次キャスVSヘラクレスとかすごく見たかったのにッ、キンニクぶる~んぶるん!」
教授「そういう画面に映らない舞台裏も見たいんだよコノヤロー!なコンセプトもあったからな。
   一つの物語内で主人公を設定すると主人公を軸に話が進めざる得なくなるしね」
綾香「でも主人公は設定した方が絶対書くのは楽よね」
弟子「…………ハイ仰る通りでございます(しみじみ」
剣士「次はオレ主役な!」
騎兵「つまらぬ寝言を。人気を考えよ、俺様がぶっちぎりではないか」
闘士「ハリウッド的にはアクション物なら筋肉が一番らしいぞ?」


教授「僕鯖スレでみなでペルセウスを作り始めて一度挫折し、皆鯖スレが立ち上げられ、それ以降多くの笑いと怒りと情熱と嘆きと知恵と速度によって産み落とされた数々の皆鯖。
   そしてその内の七騎を登場させて生まれた物語がこのFateASだ。
   AS内の時間では一月程度の短いものだが、現実では三年もの時間が経過した。
   三年といえば親戚に中学生や高校生がいる者ならその子が卒業しちゃったくらいの長い時間だ。
   そんな長く貴重な時間の一部をわざわざ割いてこの物語の終わりまで付き合ってくれた事をとても嬉しく思う。
   ましてや物語など書いたこともないド素人の処女作だ。文章も構成も読み易いとも言い難いものだった筈である。
   しかし諸君は最後までそんな物語の顛末に興味を抱き、応援し、読み続けてくれた。
   一同を代表して読者に感謝を述べたい。ありがとう、そしておつかれさま」
弟子「ありがとう、そしてありがとう!」
剣士「なあせっかくだしアンタが最後のタイトルコールやってくれよ。ある意味影の功労者だしさ!」
弟子「今ローランさんが良いこと言いました! 見直しましたよ俺!」
教授「私がか? ああわかった、ではやらせて貰おうか」
教授「────命を賭けるに値する願い。賭けた命の見返りを求める戦い。
   それが聖杯戦争。
   そしてその闘争は希望であり同時に絶望でもある。
   椅子は初めからただ一つ。最強を証明した者だけに与えられるただ一つの癒し。
   踏み潰してきた多くの祈りと生命。その果てに辿り着いた結末は──────。
   FateAS第三十七話。14日目『聖杯降りし最初で最後の聖夜』其の参。
   長き時を経て第二次聖杯戦争ついに決着。
   そして、Fate/Another Servant Heavens Feel 2 完結────!!」