【元ネタ】イングランドの民話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】トム・サム
【性別】男
【身長・体重】5cm・6g
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。


【固有スキル】
動物使役:D
 生き物から好かれ、心を通わせる才能
 トムに従う動物たちの士気を向上させる。
 ただし敵意を持つ動物には無効

魔術:B
 特に束縛と光に関する魔術を得意分野とする。

単独行動:A
 妖精の女王の加護。マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。


【宝具】
 『拇指の騎士(トム・サム』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
 妖精の女王により与えられた、形定まらぬ影の如きトムの肉体そのもの。
 トムが自己を人の形で認識しているため、通常は人の形に固定され、自身の力では制御出来ない。
 妖精の女王より授かりし、4つの秘宝の何れかを使用する事で不定形の能力を行使可能となる。
 透明の指輪の使用で、影の如き姿へと溶け込み、A+ランクの気配遮断スキルを得る。
 知恵の帽子の使用で、周囲の空間と一体化しレンジ内の状況を知覚可能。
 変化の帯の使用で、自己の姿を望んだ形へと肉体を再形成する事が可能。
 千里の靴の使用で、周囲に溶け込み自己の位置を一端不定とし、
 レンジ内の任意の位置で肉体を再形成する事で疑似的な空間移動を可能とする。
 しかし肉体を複数の性質を持って再構成することはできないので、一度に一つずつしか使用できない。


【Weapon】
『無銘・針剣』
 針で作られた、刺突用の剣。
 常人には小さすぎるが、トムにはちょうどよいサイズである。

『小人の戦車』
 トムが騎乗する一人乗り用の車体。非常に小さいので羽根のように軽い。
 そのため鼠や蝿やカブトムシなどにも牽引させる事が出来る。


【解説】
 イングランドの民話における小さな英雄。
 アーサー王に仕えた円卓の騎士のひとり。
 子宝に恵まれなかった山のトーマスたち百姓夫婦が魔術師マーリンに助言を乞い、
 妖精の女王より授けられ、彼女から祝福と加護、そして名を贈られ誕生する。
 生れ出でたそのときより、生涯父親の親指ほどの大きさであり、
 その体はときに長所となり、ときに短所となり数々の冒険・試練をトムに招き寄せた。
 食べ物も飲み物も、空気も光もなくても生きていられる能力を持ち、
 このお陰で箱の中に閉じ込められた時や、牛や巨人の胃の中でも生きていられた。
 いたずら好きな幼少期から立派な若者に成長して父親からまかされた仕事をこなしていたとき、
 大ガラスに攫われ、巨人グランボーに飲み込まれ、海中に吐き出されたところを大きな魚に飲み込まれる。
 漁師に捕えられた魚がアーサー王の宮廷に贈られ、料理番が割いた魚の腹から飛び出したトムは、
 アーサー王に気に入られ、王に仕える廷臣となる。
 一時、王の怒りを買い処刑されそうになるものの、和解したのち、
 「サー」の称号を与えられ、勲爵士トーマス・サムとして騎士に命じられる。
 王の恩寵を受け、宮廷内でも多くの人々に愛され、王国内での名声が絶頂と達したトムは、
 彼の名づけ親でもある妖精の女王から知恵の帽子、姿を消す指輪、姿を変える帯、千里の靴の
 四つの秘宝を贈られ、それらを駆使しつつ、大猫や巨人ガラガンチュアとの問答合戦、
 小人王トワッドルとの馬上槍試合などで勝利を収めるなど、いくつもの冒険を繰り返しながら、
 幸せな日々を送る。
 妖精の女王に連れられ妖精の国で幾年も過していたあるとき、宮廷を懐かしく思ったトムは、
 妖精の女王に伺いを立て宮廷へと赴く。
 アーサー王の時代からサンストン王の時代へと時が過ぎたその宮廷でも、
 サンストン王に黄金の御殿や六匹引きの鼠車などを賜るほど気に入られる。
 王からの恩寵に嫉妬したお妃の計略により殺されそうになるも、紆余曲折を経て和解、
 再び恩寵を受け宮廷で人気を得て可愛がられる。
 しかし、ある日のこと、一匹の大きな毒蜘蛛と交戦、毒気に中てられ気絶し、
 体中の血を吸われてその生涯を終える。
 王達は酷く悲しみ、トムの為に立派な大理石の記念碑を作り、その下に亡骸を埋葬した。

【イメージイラスト】