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ベレッタM1951

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Pietro Beretta Model 1951

ガンマが使用する自動式拳銃(オートマチック)。
作動方式はショートリコイル(シングルアクション)。
9mm口径。実包(カートリッジ)には9mm×19ルガー・パラベラム弾が使用される。装弾数は単列弾倉(シングル・カラム・マガジン)による8+1発。
全長194mm。銃身114mm。重量1300g。
発射速度は349m/s。
リゾーマタにおいて一般的に普及している銃器であり、その気になれば簡単に手に入れることができる。
また、実包(カートリッジ)も広く流通しており、比較的入手し易い。
ガンマの使うベレッタは魔術が施されているわけでもなく、特別な改造も成されていない。徹頭徹尾、普通の銃である。
ガンマの射撃能力の高さならば、それだけで十分な武装と成り得るが、《魔族(アクチノイド)》や魔物に対して有効的とは言えない。
《魔族(アクチノイド)》の《結界》《障壁》、魔物の硬い表皮を普通の銃弾で貫くことは不可能だ。
事実、ガンマがベレッタを用い“人間ではない何か”を倒したことはない。
しかし、それは決して彼が非力ということではなく、彼は数々の戦いに於いてメンバーの勝利を仕立て上げている。
戦いでのガンマの役割は、元よりサポートだ。メンバーが戦いやすい戦場、戦局を用意し、戦闘を有利に運ぶため動くのが彼で役目であり、倒すことはメンバーへと任せている。
ガンマにとっての戦闘は「倒すこと」ではなく「倒させること」――如何にすればメンバーが確実に目標を倒せるか、緻密な計画を迅速に練り上げ因子を蒔くことが彼の主題だ。
故に、彼が求めるのは破壊力の高い武器ではなく、前衛の動きを阻害しない武器だ。
戦陣の混雑を避けるために接近戦が主体となる武器はまず選ばない。また攻撃の規模が大きいものも、前衛の戦いを邪魔するモノになる。戦場を多角的に見て、行動するためには重量のある武装も避ける必要がある。
そこで彼が拳銃を選ぶのは当然の帰結と言えるはずだ。
魔術を施しやすい単純な構造の弓を選ばず、複雑であるが故に魔術による強化が難しい銃を選ぶのも必然。弓矢では狙いが定まらず、味方がその軌道上付近にいるだけで危険が及ぶ。狙った場所を的確に撃ち抜くことができる銃がサポートに向いている。
彼の生き様がよく分かる武器と言えるだろう。

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