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《旧い剣(アカシックブレイド)》

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Akashic Blades

《万物の記録(アカシックレコード)》への限定的なアクセス権の所有を証明する剣デュランダルを授かったクロームだからこそ扱える魔法
クロームが与えられた《万物の記録(アカシックレコード)》へのアクセス権――それは“この世に現存していた剣の記録”へのアクセスを許される権限。
この権限を行使することにより、クロームはエーテルを介して《万物の記録(アカシックレコード)》へアクセスし、“現存していた剣”の全てを識ることができる。

材料。
性質。
誕生の経緯。
時代背景。

何より、その剣の記憶――

傷。
痛み。
手にした者達。
赴いた戦場。

その全てを識ることによって、クロームは全ての元素の根源にして万物の起源である第五元素エーテルより、その剣を新生させることができる。
それは再現という次元を超え、過去より現代へと剣を持ち出しことと同義。
一切の劣化も進化もなく、完全に同位体(アイソトープ)である剣をクロームは創造できる。

アカシャは神話を生きた創世神――《万物の記録(アカシックレコード)》は 神話 の時代にまで遡り記録されている。
つまり、神話の時代に現存していた剣さえもクロームはこの世に創造することが可能だ。
その全てを巧妙に運用することによって、クロームの力は絶対的なものとなる。

《旧い剣(アカシックブレイド)》はクロームにとって最大にして最強の魔法であり、彼が勇者であることを証明する証でもある。
神話の時代の武器を無尽蔵に新生できるその力は絶対的なモノであり、例え如何なる敵を相手取ろうと、それを凌駕し得る剣をクロームは《万物の記録(アカシックレコード)》から読み取り扱うことができる。
常に優位に立つことができるというそのアドヴァンテージは、彼の勝利を約束していると言っても過言ではない。


勇者といえば剣、ということでクロームに与えた設定。
登場させた直後に、Fate/stay nightのアーチャーが使う《無限の剣製(Unlimited Blade Works)》に似ている、と作者が思ったのはここだけの話。
参考にした覚えはないのに似てしまっているのは、作者が奈須きのこ氏を愛しすぎているからこそだろう。

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