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「ひらきこもり」のすすめ


  • 「ひらきこもり」のすすめ/デジタル時代の仕事論
  • 講談社現代新書
  • 渡辺浩弐
  • \680

インターネットという手段を得て、僕らの生活は確実に変わりつつある。その瞬間、その感情をプレゼンしておく。そして発信される。同時にストックされる。全ての情報が等価に並べられる。時系列や感情の優劣に関わらず、キーワードによって検索される。そしてある時発見されることによって、別の組み合わせが発生する。何度もヒットする内に付き合いがはじまる。これらどれもに大きな可能性が含まれている。

この著作はネットを利用しているあらゆる人にポジティブな思考を与えるだろう。誰もが想像し得る世界はすぐそこにあるが、誰もがそれに気づくまでにはまだ何段階かのステージを踏む。ひらかれたデジタル時代の活きる術を教えてくれる著者の語りようはあまりにも清々しい。

生活がそのままクリエイティブな行為となる。それがインターネットによりもたらされた。自己表現を繰り返し、他に変えられない自分を発見していく。覚醒された個人はおおきくひらかれたこの世界を再度見渡し新たな価値観を見つけていく。

そうやって楽しんで行く人ほど強いのだと思う。楽しさこそ最大のクリエイティビティーを発揮するからだ。だから楽しんでいる人を見つけると悔しい思いをする・笑。自分はまだそこまで楽しめていないから。仕事や生活の領域に明確な境界がなく、すべてがゆるやかに連続している楽しさこそ目指すべき状態ではないか。興味の対象がどこまでも繋がっていくシークエンスが日常を豊かにしているのだから。

k.m 2002.12.15


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カテゴリー-ネット新書社会


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