不良少女モニカ


  • 1952年
  • 監督 イングマール・ベルイマン
  • 出演 ラーシュ・エクボルイ 、ハリエット・アンデルセン 、オーケ・グリュンベルイ 、ベント・エクルンド

気持ちのよい元気さで、青春映画の鮮やかさがあふれている前半、どのように破滅していくのかすでに予想している自分がいた。いつだって青春映画には破滅がつき物だ。そこへ人間社会の縮図を見て何かを学んだ気分にもさせてしまう。

けれど予想以上に痛く切ない展開で、モニカの叫び声が悲痛に響いていた。ここには格差社会や都市の殺伐感が描かれていて、今の日本と変わらない切迫した部分も見えるようだった。2007-08-16/k.m


カテゴリー-映画

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最終更新:2009年06月01日 09:50