修学旅行へ生徒2人、先生3人という、まるで家族旅行のような構成で、確かに生徒全員は大家族のようでもあって、授業というよりも一緒に遊んでいる場面ばかりだった。
出会いが極端に限られている小さな山間。大人たちはその閉塞感からどこか不気味な印象も与えていて、子供たちの無邪気さがよりいっそう輝いて見えた。
ラストカットの長くゆったりしたシーンはとてもよかった。いつもながら、映像の中に込められた情報量と、台詞と、役者の動きなんかがとてもバランスがよくって、見ていて飽きないし素直に入っていける演出だ。2008-01-20/k.m
カテゴリー-映画
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