そういえば『シン・レッド・ライン』をまだ見ていなかった。テレンス・マリックの鬼才なイメージばかりが宣伝されていたように思うけど、この作品をみてとても映画的な正しさを貫いている作風に感じた。
ヴェルナー・ヘルツォーク『アギーレ・神の怒り』とか、コッポラ『地獄の黙示録』などを思い出すオープニング。「未開」の地へ入っていくその静けさ、先住民たちの気配、先の見えない閉塞感と突き抜ける広大さの狭間で存在する時間を思う。 2007-04-06/k.m
カテゴリー-映画
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写真は撮るよりも見るのが好きでしたが、FlickrへUPするようになって、カメラ熱上がってきました。
『写真術のためにおどんなお題目が並べられようと、それの主な効果は世界をデパートか壁のない美術館に変えてしまうことで、そこではあらゆる主題が消費物と堕すか、美的鑑賞の対象物に高められる』(スーザン・ソンタグ)。
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