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ナイロビの蜂

  • 監督:フェルナンド・メイレレス
  • 主演:レイフ・ファインズ/レイチェル・ワイズ

グローバリゼーションなどと言って、実際は富める国が第三世界の貧しい国を食い物にするという構造が、世界の隅々にまで行き渡っている現在。社会の構造そのものが暴力的なのだということ。

少数の富める者が政治的にも経済的にも実権を握って国中の富を独占しているのに対して、大多数の人々が教育からも医療からも見放されているという状況がある。そんな第三世界に生きているメイレレス監督が「シティ・オブ・ゴッド」の次に描いたのは、アフリカでの薬物実験、製薬会社と官僚との癒着。

けれどこの映画の凄いところは、ハンディカメラでの生き生きした映像や音楽の組み合わせが軽やかに繋がっていること。まるで社会派なんて呼ばれてしまうことから逃避していくようにテンポよいリズムにはまっていること。中心はあくまでも美しいラブストーリーであること。大地の描写、近景での人間像がそれだけで素晴らしいと思えること。2006-11-26/k.m


カテゴリー-映画