ロリスキーはクールに怯える

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 ――逃げなきゃ    ◆qvvXwosbJAこと『クールなロリスキー』は戸惑いを隠せずにいた。  自分が書いていたバトルロワイアルの参加者の様に知らない場所に集められ、 自分が書いていたバトルロワイアルの参加者の様に人が見せしめになり、 自分が書いていたバトルロワイアルの様に殺し合いがスタートし、 自分が書いていたバトルロワイアルの様に殺されかけていた。  ついでに加えて言うならば、自分が書いていたキャラクターの様に容姿が変化している、ということもある。    ――あ  躓いて、その場に倒れ伏してしまう。  ダメだ、逃げなきゃ――そう思うが体は別人のものの様に動かない。  そこへ見計らったかの様に、ゆったりと歩きながら彼女を追い立てていた狩人が登場する。   「おかしいな……どうしちゃったのかな……?  生き残りたいのはわかるけど、逃げてちゃ……殺し合いの意味、ないじゃない」    異様に湾曲した紫の刀を手に、『熱血王子』と名乗った『男』が現れる。  その刀を男は確か――《破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)》と呼んでいた。   「私の指摘、私の行為……そんなに間違っているかな?」 「~~~~~~~~~~ッ」  恐怖で歯がかみ合わず、碌に声さえ出せない。  そんな『ロリスキー』を冷めた目で見下ろすと、『熱血王子』は右手の刀を上げた。   「《破棄すべき(リスト)》……《全ての手(ブレイカー)》ーーーッ」    言葉と共に振り下ろされる刀は『ロリスキー』の頭に当たって……何故か右手首を吹き飛ばした。  熱した鉄棒を押し付けられた様な……いや、熱した鉄そのものとなった様な『何か』が、『ロリスキー』の体を駆け巡る。  それは既に痛みを通り越している別の何かだった。  しかし、   「おかしいな……どうしちゃったのかな?  手首を断ったのに、元に戻ってちゃ……《破棄すべき全ての手》の意味、ないじゃない」    愕然と右腕を見ると、確かに手首は繋がっていた。そんな、荒れほど痛かったのに……。   「まあ、いいよね。千切れまで全力でやればいいんだから……」  そう言って、『熱血王子』は刀を振り上げ――下ろす。  再び起こる灼熱の痛み。しかし、王子は……、  「全力全開!! 《破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)》ーーーーーーーッ!!」  全く気にせず、再び手首を断ち切った。   「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッ」 「《破棄すべき全ての手》! 《破棄すべき全ての手》!! 《破棄すべき全ての手》!!!  《破棄すべき全ての手》!!!! 《破棄すべき全ての手》!!!!! 《破棄すべき――――」    呻き声すら上げられず痛みに身悶えするロリスキーに構わず、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もその手の刀を振り下ろす。   「――――全ての手》!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!  《破棄すべき全ての手》!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 《破棄すべき――――――」     「――――全ての手》ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  永劫と続くかと思われた灼熱地獄も、一旦は休止された。  しかし、一休みついたら再び永久と感じる拷問が再開だろう。  クールなロリスキーの地獄はまだ終わらない――――   「待て」  いや一声の元、一先ずの終焉を告げた。  振り下ろされる筈だった刀は、ロリスキーの寸前で停止する。   「どうしたのかな?」    銀髪を揺らして王子が声の主を見る。少し遅れてロリスキーもそちらを向く。  視線の先には、角のついた白い仮面の男。  手に持った鉄扇を構えて……ロリスキーを一瞥すると、急に両膝を寄せて前かがみになった。   【深夜】【G-7 市街地】 【熱血王子@漫画ロワ】 【装備:『破棄すべき全ての手』】 【所持品:支給品一式(確認)】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本:手首を狩る 1:目の前の二人に全力全開  ※銀目銀髪の高町なのはの顔に、ウルトラマンレオの体、声は赤木しげるです  ※【『破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)』@漫画ロワ&誤爆スレ】  一話で二人の人間の手首をはねた逸話に由来する宝具。真名を解放しながらの攻撃は、全て手首を斬り飛ばす一撃となる。  ちなみに外見はfateのルルブレ。存在は誤爆スレと漫画ロワ毒吐きを見て作者が勝手に作った 【クールなロリスキー@漫画ロワ】 【装備:江頭2:50のタイツ@漫画ロワ】 【所持品:支給品一式(未確認)】 【状態:恐慌状態、熱血王子への恐怖】 【思考・行動】 1:怖い 2:とにかく怖い 3:死にたくない、怖い  ※上半身裸の柊かがみです ※何故か不死身です     【ギャルゲロワ版最速の人@ギャルゲロワ】 【装備:鉄扇@ギャルゲロワ】 【所持品:支給品一式(確認済)】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:ま……マズい! 2:銀髪をどうにかし、少女を保護する ※まんまハクオロです ※違う意味で最速です |054:[[たこ焼き屋は闇に踊る]]|投下順に読む|056:[[信じる者]]| |054:[[たこ焼き屋は闇に踊る]]|時系列順に読む|056:[[信じる者]]| ||熱血王子|073:[[貫けよ、その仮面で]]| ||クールなロリスキー|073:[[貫けよ、その仮面で]]| ||ギャルゲロワ版最速の人|073:[[貫けよ、その仮面で]]|
 ――逃げなきゃ    ◆qvvXwosbJAこと『クールなロリスキー』は戸惑いを隠せずにいた。  自分が書いていたバトルロワイアルの参加者の様に知らない場所に集められ、 自分が書いていたバトルロワイアルの参加者の様に人が見せしめになり、 自分が書いていたバトルロワイアルの様に殺し合いがスタートし、 自分が書いていたバトルロワイアルの様に殺されかけていた。  ついでに加えて言うならば、自分が書いていたキャラクターの様に容姿が変化している、ということもある。    ――あ  躓いて、その場に倒れ伏してしまう。  ダメだ、逃げなきゃ――そう思うが体は別人のものの様に動かない。  そこへ見計らったかの様に、ゆったりと歩きながら彼女を追い立てていた狩人が登場する。   「おかしいな……どうしちゃったのかな……?  生き残りたいのはわかるけど、逃げてちゃ……殺し合いの意味、ないじゃない」    異様に湾曲した紫の刀を手に、『熱血王子』と名乗った『男』が現れる。  その刀を男は確か――《破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)》と呼んでいた。   「私の指摘、私の行為……そんなに間違っているかな?」 「~~~~~~~~~~ッ」  恐怖で歯がかみ合わず、碌に声さえ出せない。  そんな『ロリスキー』を冷めた目で見下ろすと、『熱血王子』は右手の刀を上げた。   「《破棄すべき(リスト)》……《全ての手(ブレイカー)》ーーーッ」    言葉と共に振り下ろされる刀は『ロリスキー』の頭に当たって……何故か右手首を吹き飛ばした。  熱した鉄棒を押し付けられた様な……いや、熱した鉄そのものとなった様な『何か』が、『ロリスキー』の体を駆け巡る。  それは既に痛みを通り越している別の何かだった。  しかし、   「おかしいな……どうしちゃったのかな?  手首を断ったのに、元に戻ってちゃ……《破棄すべき全ての手》の意味、ないじゃない」    愕然と右腕を見ると、確かに手首は繋がっていた。そんな、荒れほど痛かったのに……。   「まあ、いいよね。千切れまで全力でやればいいんだから……」  そう言って、『熱血王子』は刀を振り上げ――下ろす。  再び起こる灼熱の痛み。しかし、王子は……、  「全力全開!! 《破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)》ーーーーーーーッ!!」  全く気にせず、再び手首を断ち切った。   「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッ」 「《破棄すべき全ての手》! 《破棄すべき全ての手》!! 《破棄すべき全ての手》!!!  《破棄すべき全ての手》!!!! 《破棄すべき全ての手》!!!!! 《破棄すべき――――」    呻き声すら上げられず痛みに身悶えするロリスキーに構わず、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もその手の刀を振り下ろす。   「――――全ての手》!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!  《破棄すべき全ての手》!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 《破棄すべき――――――」     「――――全ての手》ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  永劫と続くかと思われた灼熱地獄も、一旦は休止された。  しかし、一休みついたら再び永久と感じる拷問が再開だろう。  クールなロリスキーの地獄はまだ終わらない――――   「待て」  いや一声の元、一先ずの終焉を告げた。  振り下ろされる筈だった刀は、ロリスキーの寸前で停止する。   「どうしたのかな?」    銀髪を揺らして王子が声の主を見る。少し遅れてロリスキーもそちらを向く。  視線の先には、角のついた白い仮面の男。  手に持った鉄扇を構えて……ロリスキーを一瞥すると、急に両膝を寄せて前かがみになった。   【深夜】【G-7 市街地】 【熱血王子@漫画ロワ】 【装備:『破棄すべき全ての手』】 【所持品:支給品一式(確認)】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本:手首を狩る 1:目の前の二人に全力全開  ※銀目銀髪の高町なのはの顔に、ウルトラマンレオの体、声は赤木しげるです  ※【『破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)』@漫画ロワ&誤爆スレ】  一話で二人の人間の手首をはねた逸話に由来する宝具。真名を解放しながらの攻撃は、全て手首を斬り飛ばす一撃となる。  ちなみに外見はfateのルルブレ。存在は誤爆スレと漫画ロワ毒吐きを見て作者が勝手に作った 【クールなロリスキー@漫画ロワ】 【装備:江頭2:50のタイツ@漫画ロワ】 【所持品:支給品一式(未確認)】 【状態:恐慌状態、熱血王子への恐怖】 【思考・行動】 1:怖い 2:とにかく怖い 3:死にたくない、怖い  ※上半身裸の柊かがみです ※何故か不死身です     【ギャルゲロワ版最速の人@ギャルゲロワ】 【装備:鉄扇@ギャルゲロワ】 【所持品:支給品一式(確認済)】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:ま……マズい! 2:銀髪をどうにかし、少女を保護する ※まんまハクオロです ※違う意味で最速です |054:[[たこ焼き屋は闇に踊る]]|投下順に読む|056:[[信じる者]]| |054:[[たこ焼き屋は闇に踊る]]|時系列順に読む|056:[[信じる者]]| ||熱血王子|073:[[貫けよ、その仮面で]]| ||クールなロリスキー|073:[[貫けよ、その仮面で]]| ||ギャルゲロワ版最速の人|073:[[貫けよ、その仮面で]]| ----

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