終末への扉(1)

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終末への扉(1)」(2008/07/03 (木) 19:27:43) の最新版変更点

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何処だか知れぬモニタの中で、光点が一つ消滅した。 その鮮明な情報画像を見た読み手は感極まりないといった様子で地面を叩く。 「プー太氏……なんでこんなことに!!」 放送の直後、感電と接触したクマのプー太は消滅した。 その事実は遠く離れたこのラピュタにいる読み手にすら影響を及ぼしている。 「おい! 何故感電がプー太を殺す!? いや、そもそも何でプー太が感電を殺しに行く必要がある!?」 黒衣を翻して読み手が振り向いたその先にはwiki管理人がいた。 紙巻きを噛んで香りを味わうように目を瞑るその様は余裕その一言に尽きる。 もちろんその香りは管理人にだけ落着きを与え、読み手には苛立ちにしかならない。 読み手の感覚は当然だった。 この場所でプー太が管理人に与えられた命令は彼にとってまさしく意味不明なものだったからだ。 おそらく読者よりも情報に疎い彼の地平に立てば、それは理解できるだろう。 彼は感電がこちら側だと未だに思っていたのだから、感電抹殺命令は彼にとって寝耳に水だった。 「ニコニコの方に頼んで感電氏の部屋を強制捜査させてもらいました。  破壊された放送機材は確かに将軍と地図氏の影響を受けてはいましたが……物理的な破壊の痕跡がありました。  十中八九、感電氏が自ら壊したものでしょう。この出奔劇は彼のシナリオだったんですよ。  私は裏切りを楽しみはしますが、許すほど無能な主催者にもなれません。判断は妥当ですよ」 淡々と事実を語る管理人の瞳は感情を映してはいない。それほどまでに彼女が下した命令は当然の処置だった。 だが、結果はご覧の通り。不意打ちで死ぬどころか感電は予期していたようにプー太を返り討ちにした。 なぜ感電が裏切ったかはわからない。だが、事実は事実として受け止める必要が読み手にはあった。 だからこそ、もう一つの理由が分からない。 「感電が最初から向こう側だったとして、プー太を単騎で何故向かわせた!?  奴の能力は発展途上だ。一対一では負ける可能性があったこと位分かっていなかったのか!?」 そう。彼女の命令、その動機は妥当だったが手法に関してはそうとは言えない。 能力封じの武器を持たせてあったとはいえ、プー太は所詮は意志持ちの外れ支給品に過ぎないのだ。 本気で感電を始末したければジョーカーを半分ほど投入して一気に殲滅してしまうのが正しい。 だが現実として、管理人は己の下した判断とそれによって齎された結果に一抹の後悔すら持っていないようだった。 これではまるで、プー太が殺されることが分かっていたかのよう――――――― 「まさか、管理人、お前こうなることが分かって―――――」 その言葉を言い終える瞬間、管理人が読み手の目の前に詰め寄った。 彼の瞳を覗き込むようにして、藤田的イイ笑顔をしながら言う。 「ジョーカーをここに全員招集してください。最後の円卓を開きます」 数分もしない内にジョーカー達は主催者たちのいるコントロールルーム……即ち元感電担当エリアに集結した。 wiki管理人、読み手、そして七人のジョーカー達。それがこの城に生きる生命の限りだった。 円卓といっても今までの会議室ではない。既にあそこは食われている。 「戦力確認」 右手に読み手を控えさせた管理人がだらしなく並んだジョーカー達に尋ねる。 「ニコニコサーバーは地図氏・将軍の双方向攻撃によって六割以上壊滅。  分かっていたことですが、やはり只者ではないですね、地図氏。  あれだけロリスキーといちゃつきながらも、その裏でしっかりとS8pgx99zVs(36進法)方向から思考戦車型のプログラムを飛ばしています。  しかも影の繋ぎ氏のお陰で夜が明けなくなった……負荷は昼の比ではありません。  今はエコノミーで誤魔化していますが、遠からずメンテナンス停止状態に陥りますね」 ガチホモがジッパーを適度に上下させながら言う。 言い回しは相変わらずいい男の余裕を醸しているが、内容に楽観できる要素はない。 「現在ラピュタはDGに侵食を受けている真っ最中だ。あの怪物、手近なロボット兵と部屋を次々と食って規模を拡大化している。  もう殆どの区画が抑えられて、俺の能力で空いた隙間を繋いで移動するのが手一杯だ。  直にここも喰われるだろう。もうこの城は防御拠点としては使えないな」 ナナシが頭を押さえながら言った。 その原因が目の前の人物に集約されるのだから無理はない。 「つまり電子戦は敗色濃厚。防衛線もDG細胞にて破綻している、と」 そう現状を端的に表した管理人が笑顔に顔を綻ばせながらうきうきしていた。 「お前が原因だってのに、何が楽しいんだ……お前らもなんか文句の一つでもあるだろ?」 読み手が泣き出しそうな面をしてジョーカー達に賛同を求める。 「別に。人食いなんてやよクリやRIKISHIに比べればこんなの可愛いものです」 「どうでも。散々酢飯にかき回されたことに比べれば、大した問題じゃない」 そういう奴らだったことを思い出して、読み手はorz状態になった。 「ですが、いい知らせもありますよ。愛媛・超展開はほぼ回復を終えました。愛媛は熱血王子の闇を回収。  ニートの軍勢は流星群を増強して規模拡大。放送を終えたことで人外のデッキに第四放送までの死者が登録されました。  リスクはありますが、プレミアム登録を使えばあと2・3戦は往けます」 「七氏が現在戦況分析に入っている。こちらの戦力を増強する策があるらしい。  名無しも回復。今は眠らせてあるが、起こせば直ぐにでも投入できる。  それと、侵食を受けていた倉庫より数個だけアイテムを確保できた。これも運用には問題はない。こちらも2・3戦だな」 ナナシとガチホモが告げた2・3戦というのは現実に即していた。 初期においてnanasinnを失ったとはいえ、それ以降死者を出さなかったのは遥かな上空から場所を選ばぬ奇襲、 その一つに特化した能力で敵の弱点を突いて掻き乱し、その後即座に撤退を行っていたからだ。 だが、もう全ジョーカーの能力はwikiを通じて明らかにされている。 そしてマーダーを殆ど打ち破り戦意を高揚させている対主催約10人。奇襲一回で殲滅出来るモノではない。 しかも今まで避けていた超チート級を相手にしなければならないのだ。 真っ向からぶつかれば消滅するのはどちらか、言うまでもない。 「で、どうしますか。蟹座氏は元々マーダーにするのは無理がありますし、666は負け前提です。  つまり“余程の手段を使わない限り”どう転んでもこのゲームは対主催勝利で終わります。  何人死ぬか、程度の違いはあるでしょうけどね。後は僕達が消えれば、丸く収まる。全ては貴方の予定調和の中で」 ガチホモの発言に一同はざわと響いたが、直ぐに止む。状況を的確に表していたからだ。 「貴方達はどうしたいですか?」 「今更聞くな。“プー太を殺したのは、そこまで読んでたからだろう?”」 ナナシの冷たい言葉に軽く苦笑する管理人。もう隠す意味もないな、と覚悟をきめる。 「貴方たちを今すぐDGに吸収してもいいんですけどね。ゼスト覚醒まで未だ2・3時間は掛かるんですよ。  実質マーダーはやらせの666しかいない。つまり、幾ばくかの時間稼ぎが必要なんです」 ジョーカー達がにやりと笑った。それは彼らの得意分野だった。 パロロワには、命より価値のあるものがあるということを知っているものの笑いだった。 「主催者として、貴方達に最後の指令を下す。手管は任せます。捨て駒として全力で時間を稼ぎなさい」 「「「「「「「Yes, Your Majesty」」」」」」」 狂気、正に狂気に他ならないやり取りを前にして読み手はつうと汗を垂らした。 キャラ作りの為に食べた激辛マーボーのせいだけではない。 金属質な音の波が収まったとき、彼らは耳を押さえていた。 ネコミミストはゆっくりとミミから手を離し、もう放送が終わったことを確認した。 「うう…まだ痺れが残っている気がします」 「チッ、随分安っぽくなりやがったな。上で何かあったってのか?」 DIE/SOULが放送の内容をメモしながらぼやく。 今までの放送と違い、雑音なりが酷い。聞こえ方も全体的にではなく、中央からの明確な指向性がある。 単純に拡声器をつかったとしか思えない放送だった。 「というよりは、この会場から喋ってたとしか思えないですよ。それにしても……」 死者の内容に関してのリストを見ながらバトルマスターは目を細めた。 大凡の死者に関しては情報交換によって明らかにされている。 彼らが重要視していたのは、彼らが終結してから亡くなった者たちだった。 「熱血王子が死んだか。あれだけしぶとかった奴も、死ぬときゃ死ぬんだな」 「煩悩寺さんが死んだのが気になりますね……でも、これで殆どのマーダーが倒れました。これなら…」 「いや、そうとも言えない。だったらコロンビーヌさんが死ぬのはおかしい」 マスターは冷静に状況を判断していた。 熱血王子と煩悩寺は魔王や地図氏達が対処していたはずである。 ならば、比較的安全であったはずのコロンビーヌが死ぬ理由が無い。 いや、それ以前にチート級のコロンビーヌを殺せる存在など、数が限られている。 「黒猫、か」「でしょうね」 ダイソウとマスターが目配せをして同意を示す。 「あの……そういえば、まだ聞いていなかったんですけど、黒猫って誰なんですか?」 ネコミミストの素朴な疑問にダイソウは目を見開き、バトルマスターは口の中で僅かに舌打ちをした。 「なんだお前、まだアレにあった事がねえのか? 大半の参加者はきっと会ってるだろうぜ」 「本当に会ってないんですってば。いったい黒猫って何者なんです?」 「とりあえずそうだなあ……真っ黒な奴だ。真っ黒な羽までつけてよ、水銀燈かっつーの。  服は何だったかな……おお、お前の服と同じよう「ダイソウ!!」 バトルマスターの怒声に、さしものダイソウもびくりと肩を震わせた。 ネコミミストが怯えたような表情を向けて、彼は後悔するように唸る。 「どうした、バトルマスター?」 「あ、いや……」 バトルマスターは二の句を今になって考え始めた。ネコミミストは黒猫の正体を知らない。 ダイソウはネコミミストと黒猫の関係を知らない。 それら全てを知っているのは、wikiを覗いたことのあるマスターだけだった。 これをネコミミストに伝えていいものだろうか、彼は迷う。 今は猫の手も借りたいような状況。一人でも戦力が欠けることあれば致命的である。 もし、この情報がネコミミストに渡れば……彼女は本当に潰れてしまうのではないかと思わずにはいられなかった。 バトルに特化している彼はこういうところでの判断が付かなかった。ともかくお茶を濁すしかない。 「と、とにかく今は時間が惜しい。速く蟹座氏を探しましょう。コロンビーヌが落ちたとあっては、彼女の身も――――」 「僕が、何だって?」 まるで彼の言葉に誘われるように、昼夜を失った闇の中から一人の少女が現れた。 「蟹……座氏」 「ひどいなあ、ししょー。僕がこうして出向いてあげたってのにさ」 蟹座氏はくすりと笑うが、その眼に浮かぶのは悲しさばかりだった。 その手にはきつく鉈が握られている。 「おい、バトマス。話が違うじゃねえか」「なんか、やる気まんまんなんですけド……」 蟹座氏が放つ敵意を敏感に感じ取り、今までの疑問を一時納めて剣を握る二人。 話によればコロンビーヌに解放されていたはずの彼女が殺気を滾らせてこちらを睨んでいる。 そして放送で告げられた名前。最悪の結末を脳裏に過らせた二人は戦闘態勢へと体を切り替えた。 だが、二人を遮るようにバトルマスターの腕が伸びた。 「どういうつもりだ」 「悪いですが、ここは僕に任せてもらえませんか。下手に疑心を持てば、覆る運命も覆りません」 圭一としてのなりきりに引っ張られたマスターの気迫に二人は暫く悩んだものの、 ダイソウは馬鹿がと言うように大きく、ネコミミは自分に言い聞かせるように小さくため息をついた。 剣を納めるとはいかないまでも地面に垂らした二人をみて無言で頷き感謝を示したバトルマスターは三歩前に歩み寄った。 「蟹座氏。無事でしたか」 「無事? しらじらしいこと言わないでよ。素直に残念だっていったらどうなのさ」 既にバトルマスターの中である種の予想が形成されていた。恐らくダイソウ達の予感は半分当たっている。 だが、彼は敢えて無刀のまま彼女に近づいた。そして、聞かねばならない核心に切り込む。 「………彼女は、コロンビーヌはどうしました」 「僕が殺したに決まってんじゃん」 後方に控えたダイソウとネコミミがビクンと反応した。 だが、それよりも大きかったのはバトルマスターの持っていたパソコンだった。 その蓋を強く抑え、勢いが収まったことを確認した後言葉を開く。 「僕の、せいですか」 「あたりまえだ!! 僕に止めを刺すためにあの女を残したんだろ!?  あの時攻撃しなかったのも、僕を確実に殺すためだったんだよね!!!  何がバトルマスターだ。こんな写真まで取って、みんなで拠って集って僕を笑い物にして!!」 蟹座氏が突き出すように見せつける10枚の写真を見て、バトマスは確信を抱いた。 あの写真を持っていた人物、死んだコロンビーヌ、そして誘導された蟹座氏。 全ては一人の悪魔を置けば見事なまでに説明できる。 だが、バトルマスターは俯くだけだった。それをどうやって蟹座氏に説明する? 否。今自分が何をのたまった所で、こちらが嘘になるだけだ。 何より、コロンビーヌを一人残して安全と思い込んだ自分の責任が無いわけではないのだ。 「何とか言えよ!! 信じてたのに、僕はししょーを信じてたのに!!」 蟹座氏の呪詛は針のように彼の心を穿っていた。 ただただそれに耐えるバトルマスターの姿を見て、益々蟹座氏は喚き散らす。 「こんなの、こんなのって……もう、見ていられない! 止めてきます!!」 あまりに茶番すぎる悲劇に耐えられないといった様子で割り込もうとしたネコミミスト。 しかしその手がダイソウに掴まれ、それ以上は進めない。 「手を出すんじゃねえよ、ボケ」 「離してください! こんなの、二人が辛すぎるだけじゃないですか!!」 「だからこそ、だ。もうこれ以上辛くならねえように、ここで後腐れなく膿は出し切らなきゃいけねえ」 自分の手をつかんでない、反対側のダイソウの手を見てネコミミストは気づいた。 握りしめた拳に力が入りすぎて爪が肉に食い込んで血を流していた。 我に帰ったネコミミストはネコミミをシュンと垂れさせて手を放す。 ヘン、と鼻を鳴らしたダイソウは再び眼前の茶番に見入った。 「それに、まだどうしようもなくなったと決まったわけじゃねえ」 「え? ど、どういうことですか?」 「蟹座ってやつは恨み事を散々口にしちゃいるが、それにしちゃまだ手を出してこねえ。  話を続けているってことは、向こうさんも殺し合い以外の別の落とし所を探してるんじゃねえのか?」 それに、とダイソウは続けようとしたが頭を掻いて揉み消す。 (それに、お前なら言うだろうな……それこそが熱血展開だと) 一方的な口論が漸く止む。蟹座氏は息を切らし、そして罵り言葉のレパートリーが尽きたのか言葉を止めた。 バトルマスターは目と唇を強く瞑り、そのすべてに耐えきっていた。 「は、はあ、はあ……言い訳一つしないんだね、ししょー。ししょーらしいよ」 馬鹿にしたようでもありながら、羨望のようでもあるように蟹座氏は卑しく笑った。 なんだよそれ。まるで僕が言い訳して欲しかったみたいじゃないか。 そうかもしれない、とそう思った。言い訳をしてくれれば、納得できたかもしれないのに。 何かの間違いであってほしい。間違っているのは自分であってほしい。 そう思う心を、蟹座氏は否定できなかった。そうであれば、どれほど楽であるか。 だが、だからこそあり得ないのだ。自分が信じるししょーは、言い訳などをする様な人でないことを知っているから。 何かに急き立てられるように、鉈を両の手で握る。 これしかないのか。そうさ、もうこれしかない。 「ししょー、最後にもう一度だけ聞くよ。ごめんなさいって謝ったら許してあげる。  自分のしたことを全部、全部、全部謝ったら、少しは考えてあげる」 最後通牒を開く蟹座氏。だがそれはどちらにとってのものなのだろうか。 淡い心を春風に乗せて飛ばしたようなそれを受けて、彼女が信じたがった男は。 「謝りません。私は、罪を背負いはしても、押し潰されるような男には在りたくない」 そう、一言だけ言った蟹座氏が目を見開いた。 猛るように自分を追い立てるように叫び、鉈を振り上げて近づく。 それをコマ送りでみるような心持で、バトルマスターは覚悟を決めた。 自分に嘘は付けない。そしてここまで彼女を追い込んだことにも背を向けられない。 ならば、もう手段はこれしかあるまい。死を以て彼女の呪縛を解き放つよりは―――― ―――――死なないでちょうだい。私はまだ、あなたと蟹座氏の物語を見ていたいから 蟹座氏の足払いがバトルマスターを倒す。素早く腰と手を膝でホールドして馬乗り。 その手の鉈を高く掲げた蟹座氏の断罪の一撃が今。 「…………で、ください」 ビタリと鉈が止まる。踏み込みかけたダイソウ達の足が止まる。 掠れたような弱弱しい声だった。それを確かに彼女は聞いていた。 「負けないでください……自分の心なんかに。勝つべきは己自身。イメージするのは、最強の自分ですよ」 バトルマスターはハッキリと言った。澄み渡るような清々しさで。 コロンビーヌの言葉に、自分の物語を思い出した。 「出来ないよ……そんなの、もう。僕、真黒になっちゃったから……」 死んで彼女を正気に戻すなんて、ありがち過ぎて詰らない!! 「出来ますよ。必ず勝つ。この私が保証します。忘れたんですか? 貴方は」 目指すべきはたった一つ。何も欠けることない、最高の結末!! 「僕の、バトルマスターのたった一人の弟子なんですから」 こんな下らない惨劇なんて、ひっくり返してやるわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!! カラン、と音が鳴った。鉈が道路に落ちる音だった。 そしてマスターの頬を温い何かが伝う。蟹座氏の涙だった。体中から黒い影が追い出されるようにして排出されていく。 「し、しょー………ししょー、ししょー、ししょー!!!」 覆いかぶさるように胸元に顔を埋める蟹座氏。 困ったようにバトルマスターが頭を撫でると、堰を切ったように泣き出した。 (……孔明は拗ねるかも知れませんが、許してくださいね。まだ僕には、彼女を見届ける義務があるようです) |278:[[第四回放送]]|投下順に読む|279:[[終末への扉(2)]]| |278:[[第四回放送]]|時系列順に読む|279:[[終末への扉(2)]]| |274:[[混沌体験~感電はクールな能力がほしい~]]|神行太保のDIE/SOUL|279:[[終末への扉(2)]]| |274:[[混沌体験~感電はクールな能力がほしい~]]|バトルマスター|279:[[終末への扉(2)]]| |274:[[混沌体験~感電はクールな能力がほしい~]]|ギャグ将軍|279:[[終末への扉(2)]]| |274:[[混沌体験~感電はクールな能力がほしい~]]|衝撃のネコミミスト|279:[[終末への扉(2)]]| |275:[[対面]]|蟹座氏|279:[[終末への扉(2)]]| |276:[[最終二部作2 日々の未来]]|速筆魔王LX|279:[[終末への扉(2)]]| |276:[[最終二部作2 日々の未来]]|影の繋ぎ師|279:[[終末への扉(2)]]| |277:[[決意の夜に]]|地球破壊爆弾No.V-7|279:[[終末への扉(2)]]| |277:[[決意の夜に]]|クールなロリスキー|279:[[終末への扉(2)]]| |271:[[カウントダウンツ・ヘブン]]|派手好き地獄紳士666|279:[[終末への扉(2)]]| |274:[[混沌体験~感電はクールな能力がほしい~]]|読み手|279:[[終末への扉(2)]]| |273:[[汝の名は――なり]]|wiki管理人|279:[[終末への扉(2)]]| |274:[[混沌体験~感電はクールな能力がほしい~]]|裸になってすぐアッー~殺意のqwglOGQwIk~|279:[[終末への扉(2)]]| |266:[[主催者ジョーカーの事情]]|愛媛の0RbUzIT0Toは大変な演説をしていきました|279:[[終末への扉(2)]]| |266:[[主催者ジョーカーの事情]]|人外アドベンチャー~OZbjG1JuJMのウォーゲーム~|279:[[終末への扉(2)]]| |266:[[主催者ジョーカーの事情]]|C.M.超展開はデフォなのか?|279:[[終末への扉(2)]]| |274:[[混沌体験~感電はクールな能力がほしい~]]|HN「七氏」|279:[[終末への扉(2)]]| |274:[[混沌体験~感電はクールな能力がほしい~]]|HN「ナナシ」|279:[[終末への扉(2)]]| |260:[[貫き通すは『ギャグ』と『愛』]]|HN「名無し」|279:[[終末への扉(2)]]| |278:[[第四回放送]]|R-0109(感電)|279:[[終末への扉(2)]]|

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