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「今ここにいる私」(2008/04/07 (月) 06:55:45) の最新版変更点
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D-4にそびえる薄暗いビルの中の一室。
ここに一組の男女……いや違った……二人の性別不明の人物がいた。
熱血王子とお姉さま。共に性別が不明なこの書き手ロワ2ndの参加者である。
何の因果か、性別が未だ不明な二人の人物が行動を共にする事になってしまった。
その原因は熱血王子にあった。
簡単に言えば、熱血王子が誘拐犯で、お姉さまはその王子に誘拐されたという訳だ。
もう少し詳しく言えば、影の繋ぎ師に対する人質という事で連れ去ったという事になる。
「ここまで来れば、一安心かな。あの蝙蝠はもうどっか行ったみたいだな。さすがに疲れたぜ」
「……いい加減降ろしてよ」
「はいはい。ああ、逃げようなんて考えるんじゃねえよっ」
「がぁ!?」
そう言って熱血王子は乱暴にお姉さまを床に降ろした。
もしかしたら逃げれるかもしれないが、熱血王子の手の中の剣がそれを許すまいと光っていた。
その剣はここに来る途中のE-4で拾った何でも切れる剣@サイボーグクロちゃんであった。
「わかっていると思うが、逃げようとしたら人質とはいえ容赦なく殺させてもらうぞ」
「くっ」
という訳で、お姉さまはじっとしている事を余儀なくされてしまった。
ここで下手に動いて殺されるより、機会を待つほうが賢明だと判断したからでもあった。
「それにしても……なんだこの臭いは……まるで腐った死体みたいな――」
熱血王子がそう呟いて辺りを見渡すと、急に声を途切れさせた。
何があったのだろうと思ってお姉さまも首を伸ばすと、それが目に入ってきた。
文字通りゾンビのような死体と普通の死体が部屋の隅にあった。
「ひっ!?」
お姉さまはその有様のあまりのおぞましさに恐怖の声を漏らすが、熱血王子は死体を一瞥しただけですぐさま何かを探し始めた。
程なくして探し物は見つかったようだ。
熱血王子の手には一つのデイバッグが掴まれていた。
それはスパロワ書き手「差」のバッグであった。
熱血王子は早速中身を拝見し始めた。
出てきたものは三つ。
一つ目はマスタークロス。
東方不敗マスターアジアが愛用している布であり、モビルスーツをも破壊できる代物だが、それはマスターアジアあっての事。
マスターアジアのような規格外の超人以外には所詮はただの布切れでしかない。
しかし熱血王子はこれを見てちょうど良いとばかりに、マスタークロスでお姉さまを縛りあげた。
この間お姉さまも抵抗しようとしたのだが、剣をちらつかされてはおとなしくする他なかった。
二つ目はファウードの回復液。
説明書によれば、疲労はもちろん出血や外傷にも効果があると書かれているので早速飲んでみたところ効果は抜群だった。
あれほど酷かった疲労も、全身に負った軽い打撲も、顔面に受けたダメージも、きれいさっぱり回復した。
後二本あるが慎重に使っていきたいな、と思いつつバッグに戻す。
三つ目は仮面ライダー王蛇のカードデッキ。
使い方は説明書に書いてあるので、簡単に把握できた。
実は王蛇のカードデッキと「差」には微妙な共通点があった。
ご存知「差」の姿は東方腐敗。ゾンビ状態の東方不敗である。
そして流派東方不敗で有名な台詞に次のような一節がある。
「流派東方不敗は 王者の風よ 全新系列 天破侠乱 見よ!東方は赤く燃えている!!」
「王者」→「おうじゃ」→「王蛇」
つまりどちらも「おうじゃ」つながりだっ(ry
◇ ◇ ◇
「……なんでこんな事になったんだろう」
そう呟くお姉さまの背中はひどく小さく見えただろう。
お姉さまは先程の事を思い返していた。
自分をめぐって争うパンタローネとルーキー。
自分のために相手を道連れにしようと自爆していったパンタローネ。
故意じゃないとはいえ自分が殺してしまったルーキー。
こんな事になるはずなかった。
こんな事するつもりじゃなかった。
悔恨は後から後から泉のように湧き出てくる。
後悔の泉はその湧き出た水を涙として地表に現われる。
いくら悔やんでも悔やみきれない。
お姉さまは深い悔恨の海の底に沈んでいた。
「なに泣いてんだ? 泣いても助けはすぐには来ないぞ。どこぞのヒーローストーリーじゃあるまいし」
そう言って近づいてきたのは自分を連れ去った熱血王子。
軽い情報交換はここへ来る道中に済ませてある。
情報交換と言っても半分は尋問のような形だったが、そんな事はどうでもよかった。
とりあえずその時は何かを考えるのが億劫だった。
というよりは、何も考えたくなかった。
体の疼きもだんだん酷くなってきたがどうでもよかった。
ただ単に目の前の状況についていくので精一杯だった。
「ま、こっちにしてみれば、そうやっておとなしくされているほうが手間が掛からなくて楽だけどな。
なんたってこの後俺はここにいる書き手を全て殺し尽さないといけないんだからな!」
「え!?」
こいつ今なんて言ったの? ここにいる書き手を全て殺す?
「あなた何考えているのよ。正気なの!?」
「正気も正気さ。これは俺にとっての復讐なのさ。
俺はな、一話で二人の人間の手首をはねた話を作ったために、掲示板でやれ「手首ブレイカー」だの「銀目銀髪の高(ry」だのと散々言われた挙句に、この書き手ロワでは本当に滅茶苦茶な風貌になっちまったんだよ!
人の姿を勝手に妄想しやがって……だから、だからこそ俺は書き手に復讐するだけの理由があるのさ。
あんたはどうなんだ? お姉さまとか呼ばれて、しかも未だに性別不明で通しているらしいじゃないか。
本当はあんたも何か思うところがあるんじゃねえのか?
どうせここに来てからも碌な目に遭ってないんだろ」
言葉を返せなかった。
本当は「そんなこと間違っている」とか「人殺しなんてだめだ」とか他にも言う事があるんだろうけど、何も言えなかった。
自分は目の前の人に相当するだけの信念を持ち合わせていなかった。
全員で脱出すると理想を掲げ、そのためなら戦う覚悟も決める。
そう決意した……はずだった。
だけど故意じゃないとはいえルーキーを殺した時に心の中の柱が折れたような気がした。
結局私はあの朝倉純一と同じで理想だけの偽善者だったんだ。
覚悟を決めたと言ったところで本当はぜんぜん覚悟なんてできていなかった。
そんな自分が情けなくて目の前の復讐者に言葉を返す事ができなかった。
熱血王子はその様子に満足したのか、少し離れた所で支給品の説明書を読み始めた。
私は寝返りを打ち、顔を反対に向けた。
そして今まで気づかなかったが、自分のすぐそばにもデイバッグがある事に気づいた。
どうやら熱血王子は「差」のバッグに気を取られてこちらまでは気づかなかったようだ。
でも今の私にはそんな事どうだって良かった。
しかし暇なのでバッグからこぼれて見える支給品の説明書を読む事にした。
それは薔薇色の水に関するものだった。
◇ ◇ ◇
(これはなかなか使えるな)
王蛇のカードデッキの性能を把握しつつ、熱血王子は上機嫌だった。
自分には変身能力があるが、それには時間制限がついている。
現に今の姿は銀目銀髪の高(ryではなくてヒビノ=ミライである。
カードデッキは戦略を広げる上でも大いに役に立つアイテムであった。
だが分からないのは、この"CONTRACT"のカードだ。
説明書によればミラーモンスターと契約できると書かれているが、そんなモンスターがこんな場所にいるのか不明だった。
もしかしてあの蝙蝠みたいな奴の事かと思ったが、確証はなかった。
まあ追々考えていけばいいか。
モンスターならベノスネーカーとメタルゲラスがいるし十分かな。
熱血王子はさらなる把握を目指そうとしたが、その行動は予期せぬ乱入者によって中断せざるをえなかった。
それはお姉さま狙ってやって来たミラーモンスターのダークウイングだった。
◇ ◇ ◇
私は本当に理想だけの奴なんだろうか。
分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。
自分の事なのに全然分からない。
なんて情けないんだろう。
思えば自分はロワデビューした時からそんな感じだったかなあ。
初めてギャルゲロワでSSを書いて投下した時は緊張したなあ。
あの時は…………なんだったかなあ、うまく思い出せないや。
でも感想をもらった時は本当にうれしかったな。
あれから色々あった。
批評スレに出向いて自分の改善点を指摘してもらったり、誤字脱字がいつまでも直らなかったり、お姉さまって素敵な名前をつけてくれたり…………
え!? ……素敵な名前……うん、きっとそうよね……たぶん。
本当に色々あったなあ。
あ、そっか。
私はロワが好きなんだ。
アドバイスをくれるみんなが好き。
感想をくれるみんなが好き。
お姉さまお姉さまって囃し立てるみんなが……好き……たぶん。
まあ時には辛い事も言われるかもしれないけど……でもそれでも私はロワが好き!
この気持ちに偽りはないはず。
ならこの気持ちを支えにこれから行動していったらいいのかなあ。
分からない。
でも、うじうじ悩んでいてもしょうがない。
歩みを止めたらそこで道は終わってしまうから。
だから私は――――
ゴォォオオオオオオオオン――――!!
気づくと大きな蝙蝠が私に襲い掛かってくるところだった。
◇ ◇ ◇
(くそっ! なんで来るんだよ!
とりあえず一撃目は外したみたいか。
ところで人質は……いない? あいつどこに行きやがった)
それは熱血王子に生じた僅かな隙だった。
しかしその僅かな隙を突いて行動した者がいた。
「取った!」
「貴様ーーー!!!」
さっきの衝撃でマスタークロスの呪縛から解き放たれたお姉さまが熱血王子からウルトラリングを奪っていったのだ。
その目はさっきのものとは違い、本当に覚悟を決めた目だった。
「少し、頭冷やそうか……」
「!?」
悲鳴も上がらなかった。
逃げる背中に何でも切れる剣による袈裟懸けを一閃。
傷自体は浅いが動きは鈍った。
このまま捕まえて――
だがそれは叶わなかった。
ダークウイングが再び攻撃を仕掛け、その余波で壊れた壁から落ちるお姉さまの姿が見えた。
ウルトラリングとデイバッグを抱えたまま、そのまま地上へと落下していった。
「助からないだろうな。
計画が台無しだ。あいつらが来た時、なんて言おうか。
……その前に試してみるか」
熱血王子は割れたガラス片にカードデッキをかざす。
すると銀のベルトが現われて、彼の腹に巻きつき、
「変身」
その言葉と共にベルトにデッキをはめた瞬間、そこには毒々しい紫の鎧を身に纏った戦士がいた。
そしておもむろに"CONTRACT"のカードを取り出した。
そして熱血王子は目の前のダークウイングに集中していて気づけなかった。
部屋の隅に仄かに薔薇の香りを残す容器が落ちている事に……
◇ ◇ ◇
キィィィィィン……キィィィィィン……
何の音だろう……
キィィィィィン……キィィィィィン……
私に目覚めろって言っているの……
◇
どれくらい気を失っていたのだろう。
そんなに長い時間じゃなかったような気がする。
「……生きている。
あの高さから落ちたのに死んでいないなんて、あの液体ってかなりすごい代物だったんだ」
そう言ってお姉さまは車の上から地上へと降り立った。
あの時、ほとんど反射的に動いたのが良かったのか、蝙蝠の襲撃で目立った怪我もする事なく運良く布の束縛も外れた。
そして行動するに先駆けて、まずは保険として部屋に放置してあったバッグからある物を使用させてもらった。
それは漫画ロワに出てきた「生命の水(アクア・ウイタエ)」であった。
飲むと、髪の毛・瞳が銀色になる、身体能力が約5倍に向上する、5年に1回しか歳を取らなくなるといった効能がある万能の霊薬である。
それを事前に飲んでいたおかげで自分は後ろから斬りかかられても、ビルから車の上に落ちても大丈夫な身体になったようだ。
だからといって不死身という訳でもないようだが。
血を流しすぎたり、人生に満足すると死ぬようだが、とりあえずは死に難い身体という認識で十分だろう。
「まさか生きているとはなあ。正直驚いたぜ」
声のしたほうを見ると見覚えのない紫色をした者がいた。
姿は見覚えがないが、声で誰だかすぐに分かった。
紛れもない。目の前にいるのは熱血王子だ。
「さあ、リングを返してもらおうか」
ウルトラリングを奪ったのは正直勢いでやった事、
これさえ取り上げておけば、熱血王子も復讐する事が困難になると思っての事だった。
しかし実際は違った。
リングを取り上げても熱血王子は決して復讐を止める事はないだろう。
ならどうする。
決まっている。
ここで熱血王子を倒すしかない。
ここで目の前の復讐者を見逃せば、他の書き手がその毒牙にかかるだろう。
そんな事は絶対にさせない!
今私がやらなきゃ誰がやるというのだ!
「渡せない。それが返答よ」
「そうか、じゃあ仕方ないな。
人質がいなくなるが、まずは貴様が最初の犠牲者になれ!」
―――ADVENT―――
その電子音が響いた瞬間、先程自分を襲ってきた蝙蝠が姿を現した。
「早速だが使わせてもらうぜ。あんまり時間がないんでね」
(まずい。
こっちの武器は青龍偃月刀のみ。
しろがねになった影響で母乳弾幕はもう使えなくなったようだし、ディーもいない。
もしかして私ピンチ!?
でもこんなピンチぐらい乗り越えなくてどうする!?
最後の最後まで諦めたりするもんか。私は……朝倉みたいには死なない。
みんなでここを脱出して、もっと腕を磨いて最高のSSを書くんだから!!)
キィィィィィン……キィィィィィン……
再びあの音が響いている。
何だが自分を呼んでいるような気がする。
それはビルで手に入れたバッグから自分を呼んでいた。
誘われるままにバッグに手を入れると、自然と音の正体を探り当てる事ができた。
それはベルトだった。
黒色の外観に所々には金や赤の装飾が施されている。
中心部には独特なデザインの携帯電話が収まっている。
名を「オーガドライバー」、別名帝王のベルトの一つ「地のベルト」と呼ばれるものであった。
それを掴んだ瞬間、理屈は分からないが使い方が自然と分かった。
自分は試されているのだろうか。
このベルトがとんでもない代物だという事は分かった。
一歩間違えれば、自分の人生はここでジ・エンドだ。
だけど何もしないで死ぬよりは、限界までこの状況に抗うほうが余程意義のある事だ。
もう私に迷いはない。
決意を固めベルトを腰につける。
「やっぱり抵抗するのか。楽に殺されてくれよ」
「いやよ、私は決めたんだから!
みんなでここを脱出して、もっと腕を磨いて最高のSSを書くって!」
「みんな? けっ、俺は除外かよ」
「出来る事なら本当にみんなで脱出したかったわよ。
でも私にはそこまでの事をやるだけの力はない。
だけど、せめて私の目に見える範囲の人は救ってみせる。
でもあなたみたいな人は倒すわ。これ以上の血を流させないために!
……今ならさっきの質問に答えられるわ」
そう「本当はあんたも何か思うところがあるんじゃねえのか? どうせここに来てからも碌な目に遭ってないんだろ」という問いに。
「確かにここに来てからは碌な目には遭ってないわね。
性別不明だし、身体は変な事になるし、嫌な事もされたけど……それでも私は書き手を恨む事はないわ」
「たいした詭弁だな」
「今のあなたには分からないでしょうね。
私は……私はロワが好き。
アドバイスをくれるみんなが好き。
感想をくれるみんなが好き。
お姉さまお姉さまって囃し立ててくれるみんなが…………好き。
時には辛い事も言われるかもしれないけど……
それでも私は、ロワが、書き手が、読み手が、ロワに関わってくれているみんなが好き!
この気持ちは確かなもの。
だから悲しいけど、ここであなたを倒すわ! みんなのために!!」
言ってやった。
もしかして私、かなり恥ずかしいこと言っちゃったのかな。
まあ誰も聞いてないし、いいか。
「長々と御託を並べやがって、イライラするんだよ。
さっさとくたばりやがれ!」
「くたばるのは、あなたのほうよ!」
携帯を手に取り、ボタンを押していく。
0、0、0。そして最後に左上の大きなボタン。
―Standing By―
無機質な電子音声と共に鳴り響く待機音。
「変身」
-Complete-
携帯をベルトにはめ込むと、電子音と共に装甲が形成されていく。
黒の身体は決意の象徴か。
張り巡らされる金色のフォトンブラッドは熱き血潮の象徴か。
そして瞳の赤は覚悟の象徴か。
「私覚悟してますから! 全力で!」
【夕方】【D-4ビル街のどこか】
【お姉さま@ギャルゲロワ】
【装備】:青龍偃月刀、胸と背に穴のあいたチャイナ服、オーガドライバー(オーガストライザー付属)@ライダーロワ
【所持品】:支給品一式×3、首輪(ボイド@漫画ロワ)、ウルトラリング
【状態】:新たな決意、若干の精神疲労、しろがね化、仮面ライダーオーガに変身中
【思考・行動】
基本行動方針:殺し合いに乗ってる人間を止め全員での脱出(可能な範囲で)。
0:熱血王子を倒す。
1:戦う覚悟。
2:ハクオロの姿をした参加者……候補のロワは三つ(ギャルゲ・葉鍵・アニロワ1st)か。
※容姿は銀の長髪でスレンダーな美少女。というかまんま東方の中国(銀髪銀眼ver)w
※性別は未だ不明。
※ディーにより東方キャラに変わる力を得ました。何に変わるかはディーの気分次第。確率的には咲夜が高い。
やばすぎる能力には制限がかかってます。
※胸はパッドです。ただいまルーキーの手の中に握られています。
※ディーも性別については知りません。
※しろがねになった影響でカレーの侵食及び母乳弾幕の能力がなくなりました。
【熱血王子@漫画ロワ】
【状態】:健康、お姉さまに対する怒り、仮面ライダー王蛇に変身中(オーガより先に変身が解けます)
【装備】:『破棄すべき全ての手』、ミニ八卦炉@LSロワ、何でも切れる剣@サイボーグクロちゃん、
王蛇のカードデッキ@仮面ライダー龍騎
【所持品】:支給品一式、ファウードの回復液×2@アニロワ2nd、PS2ソフト「スーパーロボット大戦OG外伝」&PS2本体
【思考・行動】
基本:手首と言わず全ての首を狩り尽くし、復讐を果す。
1:お姉さまの手首そして全ての首を狩り取り殺す。
2:影の繋ぎ師とディーに関しては後から考える。
3:666とネコミミストと会ったら今度こそ手首そして全ての首を狩る。
4:逃げていった最速の人達をもう一度見つけ出し、手首そして全ての首を狩る
※変身後の姿は銀目銀髪の高町なのはの顔に、ウルトラマンレオの体、声は赤木しげるです。
※変身前は、ウルトラマンメビウスのヒビノ=ミライの様な容姿です。
※第一回放送の前半を聞き逃しました。
※【『破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)』@漫画ロワ&誤爆スレ】
一話で二人の人間の手首をはねた逸話に由来する宝具。
真名を解放しながらの攻撃は、全て手首を斬り飛ばす一撃となる。
ちなみに外見はfateのルルブレ。存在は誤爆スレと漫画ロワ毒吐きを見て勝手に作った。
ブラスターモード『破棄すべき全ての首(ネック・ブレイカー)について:
このモードは『破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)』の強化版。
真名を解放しながらの攻撃は、相手の首と名のつく場所、つまり両足首・両手首・両乳首・首の合計7箇所に高速無比の斬撃を同時に繰り出す。
乱発すると身体がもたないので、最後の切り札的な位置づけです。ちなみに発動直前に0.1秒の隙があるようです。
※【『ウルトラリング(書き手ロワ特別バージョン)』】
透明な麻雀牌がついた指輪と、レイジングハートがついた指輪の二つで一つ。
この二つを合わせる事により、戦闘形態へと変身を遂げる。
戦闘形態ではウルトラマンレオの能力が使える。
現在お姉さまに奪われています。
※王蛇のカードデッキにある”ADVENT”のカードはベノスネーカー、メタルゲラス、ダークウイングの3枚です。
|229:[[これが超展開と言うものだ!]]|投下順に読む|231:[[傷だらけの天使たち]]|
|229:[[これが超展開と言うものだ!]]|時系列順に読む|231:[[傷だらけの天使たち]]|
|225:[[もってかれた!お姉さま]]|お姉さま|236:[[White Trick]]|
|225:[[もってかれた!お姉さま]]|熱血王子|236:[[White Trick]]|
D-4にそびえる薄暗いビルの中の一室。
ここに一組の男女……いや違った……二人の性別不明の人物がいた。
熱血王子とお姉さま。共に性別が不明なこの書き手ロワ2ndの参加者である。
何の因果か、性別が未だ不明な二人の人物が行動を共にする事になってしまった。
その原因は熱血王子にあった。
簡単に言えば、熱血王子が誘拐犯で、お姉さまはその王子に誘拐されたという訳だ。
もう少し詳しく言えば、影の繋ぎ師に対する人質という事で連れ去ったという事になる。
「ここまで来れば、一安心かな。あの蝙蝠はもうどっか行ったみたいだな。さすがに疲れたぜ」
「……いい加減降ろしてよ」
「はいはい。ああ、逃げようなんて考えるんじゃねえよっ」
「がぁ!?」
そう言って熱血王子は乱暴にお姉さまを床に降ろした。
もしかしたら逃げれるかもしれないが、熱血王子の手の中の剣がそれを許すまいと光っていた。
その剣はここに来る途中のE-4で拾った何でも切れる剣@サイボーグクロちゃんであった。
「わかっていると思うが、逃げようとしたら人質とはいえ容赦なく殺させてもらうぞ」
「くっ」
という訳で、お姉さまはじっとしている事を余儀なくされてしまった。
ここで下手に動いて殺されるより、機会を待つほうが賢明だと判断したからでもあった。
「それにしても……なんだこの臭いは……まるで腐った死体みたいな――」
熱血王子がそう呟いて辺りを見渡すと、急に声を途切れさせた。
何があったのだろうと思ってお姉さまも首を伸ばすと、それが目に入ってきた。
文字通りゾンビのような死体と普通の死体が部屋の隅にあった。
「ひっ!?」
お姉さまはその有様のあまりのおぞましさに恐怖の声を漏らすが、熱血王子は死体を一瞥しただけですぐさま何かを探し始めた。
程なくして探し物は見つかったようだ。
熱血王子の手には一つのデイバッグが掴まれていた。
それはスパロワ書き手「差」のバッグであった。
熱血王子は早速中身を拝見し始めた。
出てきたものは三つ。
一つ目はマスタークロス。
東方不敗マスターアジアが愛用している布であり、モビルスーツをも破壊できる代物だが、それはマスターアジアあっての事。
マスターアジアのような規格外の超人以外には所詮はただの布切れでしかない。
しかし熱血王子はこれを見てちょうど良いとばかりに、マスタークロスでお姉さまを縛りあげた。
この間お姉さまも抵抗しようとしたのだが、剣をちらつかされてはおとなしくする他なかった。
二つ目はファウードの回復液。
説明書によれば、疲労はもちろん出血や外傷にも効果があると書かれているので早速飲んでみたところ効果は抜群だった。
あれほど酷かった疲労も、全身に負った軽い打撲も、顔面に受けたダメージも、きれいさっぱり回復した。
後二本あるが慎重に使っていきたいな、と思いつつバッグに戻す。
三つ目は仮面ライダー王蛇のカードデッキ。
使い方は説明書に書いてあるので、簡単に把握できた。
実は王蛇のカードデッキと「差」には微妙な共通点があった。
ご存知「差」の姿は東方腐敗。ゾンビ状態の東方不敗である。
そして流派東方不敗で有名な台詞に次のような一節がある。
「流派東方不敗は 王者の風よ 全新系列 天破侠乱 見よ!東方は赤く燃えている!!」
「王者」→「おうじゃ」→「王蛇」
つまりどちらも「おうじゃ」つながりだっ(ry
◇ ◇ ◇
「……なんでこんな事になったんだろう」
そう呟くお姉さまの背中はひどく小さく見えただろう。
お姉さまは先程の事を思い返していた。
自分をめぐって争うパンタローネとルーキー。
自分のために相手を道連れにしようと自爆していったパンタローネ。
故意じゃないとはいえ自分が殺してしまったルーキー。
こんな事になるはずなかった。
こんな事するつもりじゃなかった。
悔恨は後から後から泉のように湧き出てくる。
後悔の泉はその湧き出た水を涙として地表に現われる。
いくら悔やんでも悔やみきれない。
お姉さまは深い悔恨の海の底に沈んでいた。
「なに泣いてんだ? 泣いても助けはすぐには来ないぞ。どこぞのヒーローストーリーじゃあるまいし」
そう言って近づいてきたのは自分を連れ去った熱血王子。
軽い情報交換はここへ来る道中に済ませてある。
情報交換と言っても半分は尋問のような形だったが、そんな事はどうでもよかった。
とりあえずその時は何かを考えるのが億劫だった。
というよりは、何も考えたくなかった。
体の疼きもだんだん酷くなってきたがどうでもよかった。
ただ単に目の前の状況についていくので精一杯だった。
「ま、こっちにしてみれば、そうやっておとなしくされているほうが手間が掛からなくて楽だけどな。
なんたってこの後俺はここにいる書き手を全て殺し尽さないといけないんだからな!」
「え!?」
こいつ今なんて言ったの? ここにいる書き手を全て殺す?
「あなた何考えているのよ。正気なの!?」
「正気も正気さ。これは俺にとっての復讐なのさ。
俺はな、一話で二人の人間の手首をはねた話を作ったために、掲示板でやれ「手首ブレイカー」だの「銀目銀髪の高(ry」だのと散々言われた挙句に、この書き手ロワでは本当に滅茶苦茶な風貌になっちまったんだよ!
人の姿を勝手に妄想しやがって……だから、だからこそ俺は書き手に復讐するだけの理由があるのさ。
あんたはどうなんだ? お姉さまとか呼ばれて、しかも未だに性別不明で通しているらしいじゃないか。
本当はあんたも何か思うところがあるんじゃねえのか?
どうせここに来てからも碌な目に遭ってないんだろ」
言葉を返せなかった。
本当は「そんなこと間違っている」とか「人殺しなんてだめだ」とか他にも言う事があるんだろうけど、何も言えなかった。
自分は目の前の人に相当するだけの信念を持ち合わせていなかった。
全員で脱出すると理想を掲げ、そのためなら戦う覚悟も決める。
そう決意した……はずだった。
だけど故意じゃないとはいえルーキーを殺した時に心の中の柱が折れたような気がした。
結局私はあの朝倉純一と同じで理想だけの偽善者だったんだ。
覚悟を決めたと言ったところで本当はぜんぜん覚悟なんてできていなかった。
そんな自分が情けなくて目の前の復讐者に言葉を返す事ができなかった。
熱血王子はその様子に満足したのか、少し離れた所で支給品の説明書を読み始めた。
私は寝返りを打ち、顔を反対に向けた。
そして今まで気づかなかったが、自分のすぐそばにもデイバッグがある事に気づいた。
どうやら熱血王子は「差」のバッグに気を取られてこちらまでは気づかなかったようだ。
でも今の私にはそんな事どうだって良かった。
しかし暇なのでバッグからこぼれて見える支給品の説明書を読む事にした。
それは薔薇色の水に関するものだった。
◇ ◇ ◇
(これはなかなか使えるな)
王蛇のカードデッキの性能を把握しつつ、熱血王子は上機嫌だった。
自分には変身能力があるが、それには時間制限がついている。
現に今の姿は銀目銀髪の高(ryではなくてヒビノ=ミライである。
カードデッキは戦略を広げる上でも大いに役に立つアイテムであった。
だが分からないのは、この"CONTRACT"のカードだ。
説明書によればミラーモンスターと契約できると書かれているが、そんなモンスターがこんな場所にいるのか不明だった。
もしかしてあの蝙蝠みたいな奴の事かと思ったが、確証はなかった。
まあ追々考えていけばいいか。
モンスターならベノスネーカーとメタルゲラスがいるし十分かな。
熱血王子はさらなる把握を目指そうとしたが、その行動は予期せぬ乱入者によって中断せざるをえなかった。
それはお姉さま狙ってやって来たミラーモンスターのダークウイングだった。
◇ ◇ ◇
私は本当に理想だけの奴なんだろうか。
分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。
自分の事なのに全然分からない。
なんて情けないんだろう。
思えば自分はロワデビューした時からそんな感じだったかなあ。
初めてギャルゲロワでSSを書いて投下した時は緊張したなあ。
あの時は…………なんだったかなあ、うまく思い出せないや。
でも感想をもらった時は本当にうれしかったな。
あれから色々あった。
批評スレに出向いて自分の改善点を指摘してもらったり、誤字脱字がいつまでも直らなかったり、お姉さまって素敵な名前をつけてくれたり…………
え!? ……素敵な名前……うん、きっとそうよね……たぶん。
本当に色々あったなあ。
あ、そっか。
私はロワが好きなんだ。
アドバイスをくれるみんなが好き。
感想をくれるみんなが好き。
お姉さまお姉さまって囃し立てるみんなが……好き……たぶん。
まあ時には辛い事も言われるかもしれないけど……でもそれでも私はロワが好き!
この気持ちに偽りはないはず。
ならこの気持ちを支えにこれから行動していったらいいのかなあ。
分からない。
でも、うじうじ悩んでいてもしょうがない。
歩みを止めたらそこで道は終わってしまうから。
だから私は――――
ゴォォオオオオオオオオン――――!!
気づくと大きな蝙蝠が私に襲い掛かってくるところだった。
◇ ◇ ◇
(くそっ! なんで来るんだよ!
とりあえず一撃目は外したみたいか。
ところで人質は……いない? あいつどこに行きやがった)
それは熱血王子に生じた僅かな隙だった。
しかしその僅かな隙を突いて行動した者がいた。
「取った!」
「貴様ーーー!!!」
さっきの衝撃でマスタークロスの呪縛から解き放たれたお姉さまが熱血王子からウルトラリングを奪っていったのだ。
その目はさっきのものとは違い、本当に覚悟を決めた目だった。
「少し、頭冷やそうか……」
「!?」
悲鳴も上がらなかった。
逃げる背中に何でも切れる剣による袈裟懸けを一閃。
傷自体は浅いが動きは鈍った。
このまま捕まえて――
だがそれは叶わなかった。
ダークウイングが再び攻撃を仕掛け、その余波で壊れた壁から落ちるお姉さまの姿が見えた。
ウルトラリングとデイバッグを抱えたまま、そのまま地上へと落下していった。
「助からないだろうな。
計画が台無しだ。あいつらが来た時、なんて言おうか。
……その前に試してみるか」
熱血王子は割れたガラス片にカードデッキをかざす。
すると銀のベルトが現われて、彼の腹に巻きつき、
「変身」
その言葉と共にベルトにデッキをはめた瞬間、そこには毒々しい紫の鎧を身に纏った戦士がいた。
そしておもむろに"CONTRACT"のカードを取り出した。
そして熱血王子は目の前のダークウイングに集中していて気づけなかった。
部屋の隅に仄かに薔薇の香りを残す容器が落ちている事に……
◇ ◇ ◇
キィィィィィン……キィィィィィン……
何の音だろう……
キィィィィィン……キィィィィィン……
私に目覚めろって言っているの……
◇
どれくらい気を失っていたのだろう。
そんなに長い時間じゃなかったような気がする。
「……生きている。
あの高さから落ちたのに死んでいないなんて、あの液体ってかなりすごい代物だったんだ」
そう言ってお姉さまは車の上から地上へと降り立った。
あの時、ほとんど反射的に動いたのが良かったのか、蝙蝠の襲撃で目立った怪我もする事なく運良く布の束縛も外れた。
そして行動するに先駆けて、まずは保険として部屋に放置してあったバッグからある物を使用させてもらった。
それは漫画ロワに出てきた「生命の水(アクア・ウイタエ)」であった。
飲むと、髪の毛・瞳が銀色になる、身体能力が約5倍に向上する、5年に1回しか歳を取らなくなるといった効能がある万能の霊薬である。
それを事前に飲んでいたおかげで自分は後ろから斬りかかられても、ビルから車の上に落ちても大丈夫な身体になったようだ。
だからといって不死身という訳でもないようだが。
血を流しすぎたり、人生に満足すると死ぬようだが、とりあえずは死に難い身体という認識で十分だろう。
「まさか生きているとはなあ。正直驚いたぜ」
声のしたほうを見ると見覚えのない紫色をした者がいた。
姿は見覚えがないが、声で誰だかすぐに分かった。
紛れもない。目の前にいるのは熱血王子だ。
「さあ、リングを返してもらおうか」
ウルトラリングを奪ったのは正直勢いでやった事、
これさえ取り上げておけば、熱血王子も復讐する事が困難になると思っての事だった。
しかし実際は違った。
リングを取り上げても熱血王子は決して復讐を止める事はないだろう。
ならどうする。
決まっている。
ここで熱血王子を倒すしかない。
ここで目の前の復讐者を見逃せば、他の書き手がその毒牙にかかるだろう。
そんな事は絶対にさせない!
今私がやらなきゃ誰がやるというのだ!
「渡せない。それが返答よ」
「そうか、じゃあ仕方ないな。
人質がいなくなるが、まずは貴様が最初の犠牲者になれ!」
―――ADVENT―――
その電子音が響いた瞬間、先程自分を襲ってきた蝙蝠が姿を現した。
「早速だが使わせてもらうぜ。あんまり時間がないんでね」
(まずい。
こっちの武器は青龍偃月刀のみ。
しろがねになった影響で母乳弾幕はもう使えなくなったようだし、ディーもいない。
もしかして私ピンチ!?
でもこんなピンチぐらい乗り越えなくてどうする!?
最後の最後まで諦めたりするもんか。私は……朝倉みたいには死なない。
みんなでここを脱出して、もっと腕を磨いて最高のSSを書くんだから!!)
キィィィィィン……キィィィィィン……
再びあの音が響いている。
何だが自分を呼んでいるような気がする。
それはビルで手に入れたバッグから自分を呼んでいた。
誘われるままにバッグに手を入れると、自然と音の正体を探り当てる事ができた。
それはベルトだった。
黒色の外観に所々には金や赤の装飾が施されている。
中心部には独特なデザインの携帯電話が収まっている。
名を「オーガドライバー」、別名帝王のベルトの一つ「地のベルト」と呼ばれるものであった。
それを掴んだ瞬間、理屈は分からないが使い方が自然と分かった。
自分は試されているのだろうか。
このベルトがとんでもない代物だという事は分かった。
一歩間違えれば、自分の人生はここでジ・エンドだ。
だけど何もしないで死ぬよりは、限界までこの状況に抗うほうが余程意義のある事だ。
もう私に迷いはない。
決意を固めベルトを腰につける。
「やっぱり抵抗するのか。楽に殺されてくれよ」
「いやよ、私は決めたんだから!
みんなでここを脱出して、もっと腕を磨いて最高のSSを書くって!」
「みんな? けっ、俺は除外かよ」
「出来る事なら本当にみんなで脱出したかったわよ。
でも私にはそこまでの事をやるだけの力はない。
だけど、せめて私の目に見える範囲の人は救ってみせる。
でもあなたみたいな人は倒すわ。これ以上の血を流させないために!
……今ならさっきの質問に答えられるわ」
そう「本当はあんたも何か思うところがあるんじゃねえのか? どうせここに来てからも碌な目に遭ってないんだろ」という問いに。
「確かにここに来てからは碌な目には遭ってないわね。
性別不明だし、身体は変な事になるし、嫌な事もされたけど……それでも私は書き手を恨む事はないわ」
「たいした詭弁だな」
「今のあなたには分からないでしょうね。
私は……私はロワが好き。
アドバイスをくれるみんなが好き。
感想をくれるみんなが好き。
お姉さまお姉さまって囃し立ててくれるみんなが…………好き。
時には辛い事も言われるかもしれないけど……
それでも私は、ロワが、書き手が、読み手が、ロワに関わってくれているみんなが好き!
この気持ちは確かなもの。
だから悲しいけど、ここであなたを倒すわ! みんなのために!!」
言ってやった。
もしかして私、かなり恥ずかしいこと言っちゃったのかな。
まあ誰も聞いてないし、いいか。
「長々と御託を並べやがって、イライラするんだよ。
さっさとくたばりやがれ!」
「くたばるのは、あなたのほうよ!」
携帯を手に取り、ボタンを押していく。
0、0、0。そして最後に左上の大きなボタン。
―Standing By―
無機質な電子音声と共に鳴り響く待機音。
「変身」
-Complete-
携帯をベルトにはめ込むと、電子音と共に装甲が形成されていく。
黒の身体は決意の象徴か。
張り巡らされる金色のフォトンブラッドは熱き血潮の象徴か。
そして瞳の赤は覚悟の象徴か。
「私覚悟してますから! 全力で!」
【夕方】【D-4ビル街のどこか】
【お姉さま@ギャルゲロワ】
【装備】:青龍偃月刀、胸と背に穴のあいたチャイナ服、オーガドライバー(オーガストライザー付属)@ライダーロワ
【所持品】:支給品一式×3、首輪(ボイド@漫画ロワ)、ウルトラリング
【状態】:新たな決意、若干の精神疲労、しろがね化、仮面ライダーオーガに変身中
【思考・行動】
基本行動方針:殺し合いに乗ってる人間を止め全員での脱出(可能な範囲で)。
0:熱血王子を倒す。
1:戦う覚悟。
2:ハクオロの姿をした参加者……候補のロワは三つ(ギャルゲ・葉鍵・アニロワ1st)か。
※容姿は銀の長髪でスレンダーな美少女。というかまんま東方の中国(銀髪銀眼ver)w
※性別は未だ不明。
※ディーにより東方キャラに変わる力を得ました。何に変わるかはディーの気分次第。確率的には咲夜が高い。
やばすぎる能力には制限がかかってます。
※胸はパッドです。ただいまルーキーの手の中に握られています。
※ディーも性別については知りません。
※しろがねになった影響でカレーの侵食及び母乳弾幕の能力がなくなりました。
【熱血王子@漫画ロワ】
【状態】:健康、お姉さまに対する怒り、仮面ライダー王蛇に変身中(オーガより先に変身が解けます)
【装備】:『破棄すべき全ての手』、ミニ八卦炉@LSロワ、何でも切れる剣@サイボーグクロちゃん、
王蛇のカードデッキ@仮面ライダー龍騎
【所持品】:支給品一式、ファウードの回復液×2@アニロワ2nd、PS2ソフト「スーパーロボット大戦OG外伝」&PS2本体
【思考・行動】
基本:手首と言わず全ての首を狩り尽くし、復讐を果す。
1:お姉さまの手首そして全ての首を狩り取り殺す。
2:影の繋ぎ師とディーに関しては後から考える。
3:666とネコミミストと会ったら今度こそ手首そして全ての首を狩る。
4:逃げていった最速の人達をもう一度見つけ出し、手首そして全ての首を狩る
※変身後の姿は銀目銀髪の高町なのはの顔に、ウルトラマンレオの体、声は赤木しげるです。
※変身前は、ウルトラマンメビウスのヒビノ=ミライの様な容姿です。
※第一回放送の前半を聞き逃しました。
※【『破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)』@漫画ロワ&誤爆スレ】
一話で二人の人間の手首をはねた逸話に由来する宝具。
真名を解放しながらの攻撃は、全て手首を斬り飛ばす一撃となる。
ちなみに外見はfateのルルブレ。存在は誤爆スレと漫画ロワ毒吐きを見て勝手に作った。
ブラスターモード『破棄すべき全ての首(ネック・ブレイカー)について:
このモードは『破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)』の強化版。
真名を解放しながらの攻撃は、相手の首と名のつく場所、つまり両足首・両手首・両乳首・首の合計7箇所に高速無比の斬撃を同時に繰り出す。
乱発すると身体がもたないので、最後の切り札的な位置づけです。ちなみに発動直前に0.1秒の隙があるようです。
※【『ウルトラリング(書き手ロワ特別バージョン)』】
透明な麻雀牌がついた指輪と、レイジングハートがついた指輪の二つで一つ。
この二つを合わせる事により、戦闘形態へと変身を遂げる。
戦闘形態ではウルトラマンレオの能力が使える。
現在お姉さまに奪われています。
※王蛇のカードデッキにある”ADVENT”のカードはベノスネーカー、メタルゲラス、ダークウイングの3枚です。
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